
ここの顧客は皆、脳はコンピューターのハードディスクのように動き、中身を保存でき、将来的には寸分たがわず再生できると確信している。
「人格でさえ脳が覚えているのだから、年老いた体をいつまでもとっておく必要なんてありません」と語るのは、同社のダニラ・メドベージェフ社長。彼は顧客に、「脳だけを冷凍保存する方法が安上がりで、安全で、回復もおそらく早い」と説明している。
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将来生き返ることを目的に行われる人体冷凍術は、ほとんどの国が違法行為と見なしている。2005年創業の同社は、米国以外では初めて、同サービスを提供している。





料金は、頭部が1万ドル(約90万円)、全身だと3万ドル(約260万円)で、前払い制なんだそうだ。


だが、ソ連時代から続くウクライナの人体冷凍研究所に勤める科学者らは、こうしたサービスに異論を唱える。研究所の所長は、「例え健康な人体を生きたまま冷凍したとしても、解凍したら、生きてはいないでしょう。現在でも、臓器でさえ凍らせてから生き返らせることには成功していません。可能なのは細胞だけです」と述べた。
KrioRus社は極めて繊細な倫理規範を踏み越えてしまうこともある。同社のサービスを利用する人にとっては、死の定義は「心臓が止まった時」ではない。メドベージェフ社長は、「脳が(新鮮さを失って)ドロドロになった時」だと言う。
人体冷凍術に賛成する人は、したがって、「法的な死亡」後、あるいはその直前に、できるだけ早く脳を冷凍することを望む。時には、本人の意思に反して遺族が冷凍処理を依頼することもある。
メドベージェフ社長は、永遠の命を与える冷凍保存は、愛する者を失った人にとっては心の慰めになると語る。冷凍保存を考えている人にはこう言っている。「(必ず生き返ると)保証をするものではありませんが、試してみないのは愚かなことではないでしょうか」
コメント
1.
なんか言ってる事があいまいだが、もし蘇生できなかったら金払って死んでるって事だよな。
2. (´・ω・`)
自殺みたいなかんじに思えたお(´・ω・`)
維持費とか倒産したときとか考えたら不安になりそうって思ったお(´・ω・`;)
3.
しかし...倉庫ボロすぎ!
4. かんたむ
これ、永遠の命というのとはまた違う気が。
たとえ蘇生して元通りになったとしてもそこからまた老化のカウントが始まるわけだし。
もしも老化を止める真の不老不死メソッドが確立したとしても、かなり遠い未来になりそうな気がするし、
もしもそうなら自分だったらジェネレーションギャップで鬱になって死にそうな気がする。
5. てつろう
永遠の命を手に入れられる前に文明が先に崩壊してそうだw
6. ・
脳細胞は死滅して破壊され、一部は分解も進んでいるというのに
どうやって再生させるんだろ。もうワケワカラーーーン。
7.
#5
いや、文明より先にこの倉庫の方が崩壊するww
8. y
食品とか解凍したら汁が出ると思うんだけど、
人間で想像したらなんとグロテスク・・・ヒィ
9. もち
バカすwww
10.
法的には生きてっることなのかな?住所はもちろんロシアか。
11. かへ
夢とかは見ないし、眠らされてすぐ起きたら何百年〜未来ってことだよな
12. aaa
>>6
まぁ脳を生き返らせるのは無理だとしても、
記憶や人格がシナプスのつながりあいで形成されているという仮説が仮に正しいとすれば。
凍らせた脳を薄切してスキャン、シナプスの結合をコンピューター上で再現すれば
脳細胞を生き返らせずに再生は可能だよ。
現時点じゃ、脳の完全スキャン、脳細胞のシュミレート、共に不可能な技術だけどね。
将来的に可能かと聞かれれば、現技術の延長線上にある技術なんで可能と予測するのは間違いではない。
13.
こういうのはさ、「墓」と同じなんだわな。古代エジプトでも、似たことを期待して当時最高の科学技術を結集してミイラの作成に託した。日本の墓であっても、わざわざ「死後の戒名」をつけて(別の世界ではあるが)生き続けることを期待する。このロシアの奴も、生き返る(と期待する)先は、結局は知人友人が死に絶え自分が馴染んだ世界ではない「別の世界」だ。
要は「今、死を看取った知人友人のための処置」が大半であるということ。肉体とともに魂が消滅するというのが「感覚的に腑に落ちる」時が来るまでの一時しのぎをし、場合によってはその権威と威厳を保つ「生き残っている人たちのための心の処理」だ。そして、死にゆく人の「生きている間の心の平安を保つための処理」でもある。
そういう「心の処理」を施すのに、宗教的見地が役立つ文化圏もあれば、宗教を廃止し唯物的なものが役立つ文化圏もある。その1つの形が「これ」ということなのだろう。
14.
盛大な葬儀とか宇宙を始めとするナントカ葬、エンバーミングやミイラと明確にどこが違うと言えるかね
無邪気に生き返りを信じはしないが、バカにするのはお門違いってもんだな
>将来生き返ることを目的に行われる人体冷凍術は、ほとんどの国が違法行為と見なしている
でもこれが初耳過ぎてびっくりした。既に法律が存在するんだなあ
15. GoN
生き返った後の時代にヴォトカが無かったら悲劇だな。
16. 安すぎないか?
蘇生可能の時が何年後になることか
現時点でのこの会社の関係者が生存している間に可能となることは先ず無い
それにしてもこの価格では安すぎではないか?
17. あ
これが欠陥とわかっても、本人はすでに死んでるから文句は言えんな
ブラックジャックの話でも似たような話があったな
18.
年老いた体を捨ててって言うけど、脳も年老いてるがな!
19.
メディアに取材されるときくらい倉庫掃除しとけよ
ガラクタ置き場かよ
さすが詐欺師
20. ash
※15
ちょっと納得
21.
イメージは映画デモリションマンを見れば分り易いかな?まるごと瞬間冷凍だけど
22.
維持費の支払いが滞れば、廃棄とまではいかなくても普通の埋葬ででもカタをつけて
それで終わりなんだろうか?
しかし漫画のガンツの「メモリーシステム」からの再生(記憶のあるクローンと同じ)があれば、「今の、この自分自身」でなくてもやるんだろうな。
須賀原洋行の「うああ哲学辞典(事典だっけ?)」にも氷漬けと、物質転送機で「同じ人間が複数」はあったけど
俺なら日光を浴びたら、死ぬDEATH&死体も残らないけど「石仮面」をかぶるのを選ぶぞ
23. 猫目。
馬鹿らし。死んだら終わり。生きてる事を全力で楽しめ。以上。
24.
世の中のどれだけの人が
自分がいつか本当に、絶対に、確実に死ぬって事を明確に自覚してるのか疑問だな
あの世とか来世も無いって事をどれほど覚悟してる人がどれだけいるのだろうか
25. sage
肉を冷凍させて解凍すると、肉汁が出るのは
凍結により肉の組織が破壊され、中の水分が出るから
つまり、単に冷凍したところで、細胞内の水分が膨張し
脳細胞や血管、体の隅々の細胞を破壊するから、解凍して生き返るのは理論的に無理
全身の細胞を修復するにはタンパク質やアミノ酸が必要になるけど
腸も肝臓も壊れてるから分解・吸収が不可能
死体を全身丸ごと培養液に浸しておいたところで、臓器が死んでる以上
勝手に細胞が修復されるわけじゃないから生き返らない
医学の基礎知識が無いバカが
医学の基礎知識も無いオカルト団体に詐欺られてるだけの話
26. おそロシア
アルプスの氷河で見つかったミイラは、歴史上、最古の人類のものであることが判り
関係者はこれを「アイスマン」と名づけることにした。
このアイスマンはよみがえることができただろうか・・・?
どうせやるならCAS凍結にしてくれ
ただし、冷凍時に支払った費用(死体の保存・管理費)よりも
解凍するときに膨大な費用がかかる場合(500万くらい)この会社は支払うだろうか?w
当然応えはNOである
大赤字だからだ
つまり、解凍に費用がかかる場合、死体を買い取って解凍してくれる人がいなければ
誰も解凍する人はいないのである
この会社は明らかに無計画であり、あからさまな詐欺団体である
27. メドベージョフ
メドベージェフ社長の頭の形が気になる・・・
頭大丈夫かな〜・・・
28. あ
※26
ミイラは無理じゃない?
気になるの冷凍と解凍の料金を含んで1万砲覆里・・・
29. がっさ
※28
見る限り詐欺団体なんだからどーせ日向ぼっこでもさせて解凍するんだろ
実質安楽死料金で1万ドルだよ
30. アイーガ
っていうか歴史的に価値がある人じゃなきゃ誰も再生してくれないでしょ…
31.
黒鷺死体宅配便を思い出した
32.
※25
そして、基礎知識だけを得た者が見当はずれの突っ込みをするわけですね。
現代では実現は無理だけど、これに水の膨張は関係ない。
まあこの会社はインチキだろうけど。詳細は自分で調べてね。
33. 無名のひと
※32
相当昔の話だけど、冷凍人間を特集したTV番組を見た事がある。
遺体の血液を抜いてから不凍液みたいなのに入れ替えて、氷などで徐々に冷やして行き冷凍にしていた。
番組で死んだばかりの猿を同じ手順(血液だけは入れ替えず)で冷凍し、暫く冷凍保存した後に蘇生実験(と言っても手順を踏んで解凍するだけ)を行っていたがもちろん猿が生き返る訳もなく。
蘇生実験した猿の細胞を調べたら破裂状態で原型をとどめていなかった。
34.
でもさ、価格的に蘇生技術が確立されても、
その費用を業者が負担することは不可能だろうね
だって、自社技術じゃない以上・・・ねぇw
>本人の意思に反して遺族が冷凍処理を依頼することもある
>本人の意思に反して
>本人の意思に反し
・・・おや?
35. 名無したん
CAS冷凍法だと細胞を壊さずに冷凍保存できるから、
どうせ保存するならこれでやってほしいな。
36. にゅうどうぐも
すごく基本的なことだけど、液体窒素、毎日継ぎ足さないと減ってくよね。
何十年も毎日毎日、足してゆくわけだ、、、 そこからもう手抜きしそう。
37.
80年代のテレビでも盛んにとりあげられてたよ
当時はアメリカの会社が主に話題になっていたが
希望を託して莫大な料金や寄付を払った利用者が生き返った話は聞かない
マルチや信仰宗教と同等の物だと理解している
情報弱者の金持ちに自然死の直前まで
科学に依拠した希望を与える程度の意味での存在でしかないのでは?
38. a
細胞の1片、あるいはDNAから全身をクローニングするような技術が発明されたらどうだろう。
死者を生き返らせることは不可能かもしれないけど、似たような外見・特性を持った人物を
1から創ることは可能かもしれない。
39.
>>32
知能の低い厨房はお帰り下さい
40. ニャー
ボクも思わずエジプトのミイラがよぎったなぁ
ミイラと違うのは大体は生きているうちから処置が行われちゃうことかな、そこは結構怖いね
41.
頭部が保存されてるとかガクブルだな
42. わ
>33
観てた・・・その番組。
子供心に無理だろって思って、猿がかわいそうで仕方なかった。分かっててやってたくせに。なんて思った。
今じゃ考えられないことしてたなあ。
43. .
これ生き返った後、生活していけるんだろうか、
仕事とか住居あるのかな
44. a
頭部1万ドル
全身3万ドルって
頭部だけのほうが蘇生するのに金かかりそうだけど?
45. あ
作者の名前は失念したけど、死を恐れて、脳だけ保存させた老人が暗い末路を迎えるショートショートがなかった? 筒井康隆だっけ……
46.
蓬莱の薬じゃないんだから不老不死は無理だな…
47. じえんど。
いやだな。ぜったいいや。
48.
ww3が始まってこの施設に誤爆があったらどうなる?
49. mindterrorist
デモリッションマンだな。
50. 匿名処理班
ミイラも体が残ってれば生き返れると思ってやってたらしいな
51. 匿名処理班
ちょっと前にアルコー財団の話読んだばかりなんだが、ここカラパイヤじゃなかったっけ?
勤めていた医師が内部告発する本がアマゾンにあるから気になった人は読んでみるといいよ。
完全にカルトで詐欺だから。
52. 匿名処理班
新しい物好きの人がこれに飛びついてコールドスリープに入るも
目が覚めた未来で周囲から時代遅れの人間と見なされて絶望するオチ
53. 匿名処理班
↑確かにあるかも・・・・
54. 匿名処理班
記憶とかの脳のすべてをデータ化して人工衛星に積んでるってのがあったな
物理的な方法よりも現実的だと思うが長期保存には向いてないな
55. 匿名処理班
以前アメリカでも同じようなのあったな
56. 匿名処理班
なんか、生きる意味ってやつを忘れてしまった人たちだな。
57. 匿名処理班
ある意味人生最後の挑戦みたいで面白い。捨て銭でやってみたいな。
58. 匿名処理班
ふと思い出したが夏への扉…はまた違う話だったか。