真っ赤な翼を持つ「スマトラトビトカゲ（Draco taeniopterus）」の撮影に成功（インドネシア）

　翼をもったトビトカゲはドラゴンの象徴とされ、世界中で人気があるわけなんだけども、今回インドネシアで、真っ赤な翼を持つ「スマトラトビトカゲ（Draco taeniopterus）」の撮影に成功したみたいなんだ。 Y'Know the Flying Dragons in Avatar? Tiny Real-Life Version Discovered in Indonesia

　トビトカゲは主にインド南部、インドネシア、カンボジア、タイ、中華人民共和国南部、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスなどに生息しており、頸部側面にはヒダ状に皮膚が伸長（副翼）する。左右に5〜7本ずつ肋骨が伸長し、その間に扇状の飛膜を持ち、この皮膜で滑空することができるんだそうだ。

　今回撮影に成功したのは、中でもめずらしい赤い副翼を持つスマトラトビトカゲのメス。野生生物の保護・研究団体「Operation Wallacea」の一員によって撮影されたんだそうだ。撮影場所はンドネシアのブトン島にあるLambusango森林保護区域。

皮膜を広げるとごらんのように赤い翼が 　トビトカゲは樹上棲なので、普段は森林に住んでいるんだ。食性は動物食で、主にアリを食べるという。繁殖形態は卵生。 　これで大きくなれば映画アバターのレオノプテリクスみたいでかっこいいね。 ちなみに他の種類のトビトカゲはこんな感じ。

どいつもこいつもかっこよすぎる。 羽を広げるところ

この記事に関連するキーワード

キーワードから記事を探す