この画像を大きなサイズで見る触ったことないけれど、ベルベットワーム(カギムシ)のその手触りはベルベットのように滑らかなことから英名でその名がついた。
そんな優雅な外装とはうらはらに肉食性で、小型の昆虫等をぱっくり捕らえちゃうという有爪動物(ゆうそうどうぶつ)なんだ。
ベルベットワームとは?
ベルベットワーム(学名:Onychophora)は「有爪動物門 (Onychophora)」に属する数十本の短い脚を持つ陸生の動物で、節足動物やクマムシに近縁とされている。
長く柔らかい体に数多くの短い脚をもつ肉食動物で、名前の由来は、細かい乳頭突起のある柔らかい皮膚がビロード状(ベルベット)のように滑らかなことからきている。日本では「カギムシ」とも呼ばれる
捕食と防御行動
ベルベッドワームは肉食動物で、粘液を噴出して小型の昆虫や節足動物、ミミズなどを捕食する。
捕食の際には頭部の粘液腺から粘液を高速で発射し、獲物を絡め取って動きを封じる。粘液は空中で糸状に交差して「ネット」のような構造を作り出し、これによって獲物を包み込む。
発射された粘液の速度は秒速3〜5メートルに達するとされる。
動けなくなった獲物は、鋭い顎によって穿たれ、唾液による外部消化が行われた後に体液を吸収される。なお、使用した粘液は再び体内に回収されることがある。
形態的特徴
ベルベッドワームの体は細長く柔軟であり、一般に赤褐色や黒紫、青緑色などの体色を持つ。
頭部には1対の触角と単眼があり、口器の付近には粘液腺(と呼ばれる器官がある。これらの腺からは粘性のある糸状の液体を発射することができる。
胴体には13~43対の「葉足(ようそく)」と呼ばれる柔らかい脚が並び、それぞれの脚の先端には鉤爪がある。
葉足は筋肉と水圧で動き、節足動物のような外骨格は持たない。気管による呼吸を行い、体表の小さな孔(気門)から空気を取り入れる。気門は閉じることができないため、乾燥に非常に弱く、高湿度の環境でのみ生息可能である。
生息環境と分布
ベルベッドワームは主に南半球の熱帯から温帯地域に分布しており、オーストラリア、中南米、東南アジア、アフリカ南部などで確認されている。
生息環境は極めて湿潤な条件を必要とし、森林の落ち葉の下や腐った倒木、苔むした岩陰などの湿った暗所を好む。日中は隠れており、夜間になると活動を開始する夜行性である。
日本では過去に小笠原諸島などで報告例があるものの、定着しているかどうかは明らかではない。
繁殖と発生
ベルベッドワームは雌雄異体であり、交尾によって体内受精が行われる。繁殖様式には多様性があり、卵胎生、胎生(胎盤を形成)、卵生などが確認されている。
特に南半球に分布する種類では胎生が一般的であり、北半球では卵胎生の種が多いとされる。
精子の授受は種によって異なる方法が用いられ、一部の種では雄が精包を雌の体表に付着させ、精子が体表を通過して体内に侵入するという独特な方法が見られる。これは動物界において極めて珍しい受精形式である。
生まれた幼体は成体に酷似した姿をしており、脱皮を繰り返して成長する。成長は比較的遅く、寿命は数年に及ぶと考えられている。
進化的意義
ベルベッドワームは、古生代カンブリア紀に出現したとされる「葉足動物」の生き残りとされ、しばしば「生きた化石」と形容される。
その身体構造や神経系は節足動物との共通点が多く、節足動物の祖先的な特徴を残しているとされるため、進化学的にも重要な研究対象である。
化石記録は比較的少ないが、カンブリア紀の代表的な化石群であるバージェス頁岩からは、ベルベッドワームに類似した形態の動物が見つかっており、現生種との比較研究が進められている。
















割と可愛いな
こいつ居れば接着剤いらないね
今テレビでやってるトトロのネコバスに似てるね
関連動画にある変なクリーチャーは何?!虫??
糸噴射口が二つあるのがとっても奇妙
長いな…
こういうの見るといつも疑問に思うんだけど燃費悪そうだなぁ
逃げらんないのは、まじ怖い。
足かわいいいいいいいいいい
これはエロい
関連動画の顔から出る寄生虫みたいのが気になる
ゼットンを思い出した
ひゃーこんなのがいるのか!
地球防衛軍4の新クリーチャーが決まったな
忍者マンガにこういうキャラ必ずいるよね。
>>14
>>15
いるいるwww
ロボット大会とかでこういうの発想するチームいるよね。
すぅぅぅぅげぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
足の可愛さと言ったら
糸 撒き撒き 糸 撒き撒き ぶっかけ ぶっかけ ドン ドン ドン♪