この画像を大きなサイズで見る猫は前足でやわらかいものや飼い主などをふみふみ、こねこねすることで知られているが、はるか大昔の猫もふみふみをしていた痕跡が見つかった。
エルサレム旧市街の城壁の外側にある遺跡を発掘していたところ、1200年以上前の猫がふみふみしたらしい足跡が残る遺物が発見されたのだ。
おそらく焼成のために乾燥中だったと思われる粘土製の水差しをふみふみしていたのだろう。
その水差しのかけらには、猫の前脚の肉球と、爪をたてて深く突き刺したような跡がはっきりと残っていた。これは単に引っ掻いた跡とは違っていたという。
1200年の水差しのかけらに残されていた猫のふみふみ
この水差しの破片はアッバース朝時代(750~1258年)のもので、ノースカロライナ大学のシモン・ギブソン教授とバル=イラン大学のラファエル・ルイス教授が指揮したシオン山の発掘調査中に発見された。
前脚の大きさは3cm×3cmほどで、小さな猫のものと思われるが、これだけ年月がたっていても、爪の跡が鮮明に残っている。
日本でいうと平安時代くらいの時期の猫の足跡だ。
この画像を大きなサイズで見るまだ乾ききっていないこの陶器の上を、猫がただ歩いたというだけの跡ではないことは明らかだ。
普通、猫は歩くときは爪をちゃんとしまうため、これほどはっきり爪の跡は残らな
いという。
この画像を大きなサイズで見る乾燥途中の粘土を猫がふみふみしていた可能性
陶芸は湿った土を採取するところから始まる。不純物の多い土から植物などの残骸を取り除き、成形と焼成の前に気泡を除去し、均質になるようにこねまくる。
均質化されていない土は、焼いているときに窯の中で割れたり、爆発したりすることがあるからだ。
こね終わった粘土を壺や器に成形し、まだ湿っている柔らかいその完成品を太陽や風通しのいい場所で数日から数週間かけてゆっくりと乾燥させる。乾燥したら、低温と高温で通常は2回焼く。
こうした大昔の陶器には、当然のことながら人間の指紋が残っていることが多い。
このようにユニークな猫の足跡からは、そのときの状況が目に浮かぶようだ。
この小さな猫は、乾燥のために太陽の下に置かれた水差しの湾曲した縁に寄りかかって、一緒に日光浴をしていたのかもしれません(シモン・ギブソン教授)
そして、暖かくて気持ちよくなって、伸びをして爪を伸ばし、水差しの上で思わず〝ふみふみ〟をしたのかもしれない。
あるいは水差しのカーブの上でつい居眠りをして、頭がずり落ちそうになったので、爪をたててつかまろうとしたのかもしれない。
この画像を大きなサイズで見る今回のような猫のふみふみの例は初めてだが、古代の陶器に動物の足跡がついていることは珍しいことではない。
シオン山だけでも、人間だけでなく鳥や動物の足跡が残された陶器の遺物がたくさん確認されている。
猫がふみふみする理由とは?
猫がふみふみすることを、海外ではお菓子の生地をこねているように見えることから「ビスケットづくり」と呼ばれている。
両方の前足を交互に動かしながら、やわらかいものや人の体などをふみふみしていくのだが、大人の猫がその仕草をする理由は子猫時代、母猫の母乳が出やすくなるようにふみふみしていたことの名残だという。
大人になってもふみふみしているときは、非常に満足した状態だったり、安心しているときだそうだ。
お母さんのおっぱいのやわらかさや暖かさ、心地よさを思い出すのかもしれない。
猫は丸くなって寝る前にも寝床でふみふみをすることがある。この行為によって小脳でドーパミンが放出され、夢心地になって至福を感じるようだ。
この画像を大きなサイズで見るさらに猫は、足の先の間に臭腺があって、ふみふみをすることで対象物にそのにおいが移る。つまりマーキングの意味もあるのだという。
理由はどうあれ、そんな猫のふみふみを見ているだけで、私たち人間の脳内にもオキシトシンなど愛情ホルモンが分泌し、幸せな気持ちになれる。
References: Archaeologists Find First-ever Evidence of a Cat Kneading, in Jerusalem - Archaeology - Haaretz.com
















みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ
このちゃいろいのはなんだい?
ぶっとい木っぽくもあるなあ
よし爪研いでやれ
グサァ
の可能性はないんかの
伸びをして手足を伸ばした先に壺(軟)があった。
が、気にせずに爪までフルセット伸ばした。ってのもあるかも。
昔の猫の行動を推理するのも楽しいですね。
幸せそうなネコちゃんのお話はいいですにゃー
中東はマホメット誕生前からネコちゃんの天国だったのかにゃ?