この画像を大きなサイズで見るイギリスの伝統料理というと「フィッシュ・アンド・チップス」が真っ先に思い浮かぶが、様々な具材が入った「パイ」もその1種だ。
アップルパイのような甘いものから、シェパーズ・パイ(羊のミンチ肉)、コテージ・パイ(牛ミンチ)、エールパイ、フィッシュ・パイ、キドニー・パイなど様々な種類のパイが存在する。
その中でも絶大なるインパクトを誇るのが、イングランド南西部コーンウォールの伝統料理「スターゲイジー・パイ」だ。
その特徴は、なんといっても魚の頭と尻尾が、パイ生地からにょっきりと突き出ていることだろう。魚だけにギョっとするが、意外にも美味しいのだという。
イングランド南西部で名物のスターゲイジー・パイ
「イギリスの飯は不味い」と言われて久しいが、イギリスは昔ながらの伝統的料理法を大切にしており、一言でいえばシンプルさが全てだ。
その伝統料理として知られる数々のパイ料理も、昔から家庭に親しまれてきた懐かしの味のひとつであり、現在はパブ料理としても一般的になっている。
どのパイも個性豊かな味わいだが、特にイングランド南西部コーンウォールには、「スターゲイジー・パイ」と呼ばれるいわゆるフィッシュ・パイのユニーク版ともいえるパイが伝統名物料理として地元民に受け継がれており、見た目がかなりインパクト大だ。
ボリュームたっぷりの生地から、調理された魚の頭部や尻尾が天に向かって突き出ているのだ。
スターゲイジー・パイには16世紀の伝説があった
スターゲイジー・パイが生まれた背景には、1つの伝説の物語が存在する。
遡ること16世紀。ある冬の日、コーンウォールの港町マウスホールの住民は、悪天候が続いたことから漁に出られず、飢餓に直面していた。
しかし、1人の地元漁師トム・バウコックは危険を顧みず、嵐の海へとボートで出た。そして鰯やサバ、ニシンなど7種の魚を大量に捕って持ち帰り、全ての魚は巨大なパイに入れて焼き上げられた。
中に大量の魚が入っていることを証明するかのように、そのパイからは魚の頭や尻尾が突き出ていたそうだ。
住民を飢餓から救ったバウコックは、ヒーローとして称えられ、彼の偉業は毎年12月23日になると『トム・バウコックのイブ(Tom Bowcock’s EVE)』と呼ばれて「スターゲイジー・パイ」で祝福する伝統の日となった。
パイ生地から突き出ているのは鰯の頭
マウスホールにあるパブ『The Ship Inn』では、12月23日には必ず「スターゲイジー・パイ」を焼き、常連客らに無料で提供しているという。
パブでは、サーモンを含む6種の魚を使い、ハーブとレモンの皮で魚の臭みを消し、マッシュポテトやゆで卵、クリームを混ぜてパイ生地で覆い、仕上げに焼いた鰯の頭と尻尾、そして小さく形どった星型のパイをのせて焼く。
天に向かって突き出した魚の頭部や尻尾以外は、イギリスの伝統料理「フィッシュパイ」のレシピと変わらない。
「スターゲイジー・パイ」においては、やはりパイ生地から出ている魚の頭がプレゼンテーションとして何より重要だが、最近では鰯の代わりに、ニシンやサバが代用されることもあるようだ。
初めて見ると、やはりギョッとしてしまうようなインパクト大の見た目だが、ユニークさを示す以上に、魚の頭や尻尾を突き刺す理由には、オーブンでの調理時に魚の脂分がパイ生地に染み込むことで、より一層パイがしっとりと風味豊かになるからだと言われている。
見た目に反して、意外に美味しいスターゲイジー・パイ。いつかコーンウォールに旅する機会があれば、トライしてみるのもいいかもしれない。
written by Scarlet / edited by parumo













食べ物で悪ふざけすると、お母さんに怒られるぞ。
あたしこのパイ嫌いなのよね
>>2
これを見に来た
宮崎監督も変えたくなるデザイン・・・。そりゃあのセリフも出るわ。
>>3
もしあのパイから2、3匹魚の頭が出ていたら「あたしこのパイ嫌いなのよね」って台詞は「不味そうだもんね」「食べたこと無いけど自分も嫌いだと思う」って感じに共感を生むばかりで
あの孫の女の子への印象も全く別の物になったかもしれないね
日本料理で言うと舟盛り(お頭付き)みたいな感覚だろうか
※5
基本的には トム・バウコックのイブ の日にだけ食べる “お祭りの日の特別メニュー” なわけだから、
舟盛りみたいな、ちょっと豪華とはいえ平時に普通に食べる料理とは、ちょい違うんではないか?
「アタシこのパイ嫌いなのよね」
イギリス版の「尾頭付き」というわけですな。
普通に美味しそう。
パイ包みの焼き魚みたいなもんでしょ。
※8 ※30
材料と手順を見た感じ、
クラムチャウダー的な魚と野菜のクリーム煮?グラタン?に
生地をかぶせてパイ包みで焼き目を付けた風で、
同じく普通に美味しそうだと思った。
スケキヨ丼を思い出したぞ
庶民の食べ物として、干物だったり燻製だったり塩漬けだったりの魚の頭が入ったパイというのは昔はヨーロッパ中にありました。これは野菜や根菜だけのパイよりも魚の出汁が出て味がつくためで、パイを食べるときに魚の頭は捨てるのが普通です。魚の頭も無駄にしない生活の知恵ですね
>>10
食べ方が不思議だったけどそっか、捨てるのか
あの国は伝統を何より重んじるから…。
多分深い意味はなく最初に作った人間(バカ)がこう作ったからこうするって程度の認識だと思うよ
※11
※39をみて!
特に調べる気もなかったので知らなかったけど、正直マンガの誇張の類だと思ってた
骨とひれが…ね
丸ごと食べられれば試すんだけど
※13 ※46
作ってみた。
イワシの大きさにもよるんだろうけど、
下処理にレモン汁かけたり、牛乳で予め少し茹でたのもあってか
アジの南蛮漬けやイワシの梅干し煮くらいの小骨感で
背骨も丸ごと食べられた。頭は残した。頭つけたまま腹だけ
開いて水洗いしながら指でワタを抜き、頭と尾2つに切った。
魚介クリームリゾット風味のポテトグラタン+パイ蓋って感じで
中身トロッとパイはサクサクで美味しかったよ。
ただ、青魚なんで、鱈とかの淡泊な白身リゾットの感覚で
一人で大量に食べると、最後の方はややしつこくなってくる。
大皿で作るなら、家族と取り分けて食べるのが良いかと。
>>58
素晴らしい!!自分はそこまで手間をかけて作れない。料理上手い人、尊敬します。
日本語にしたら、星を見上げるパイ?
>>14
名前だけならロマンティックなのに!(笑)
これって頭と尻尾は食べなくていいんだよね?
※15
頭としっぽはおいしくなさそう(´・ω・`)
シャイなギタリストの形の
シューゲイザーパイも作って欲しい。
「スターゲイザーガンダム」という
知る人ぞ知るマニアックなガンダムが
存在するというトリビア。
>>16
戦闘用じゃなくて星間飛行を狙ったかの様な惑星開拓用の白い輪っかのガンダムだった
なんかよく分からないが緑色のオーラで飛行して武器にしたり、爆弾破裂させていた
まあそのOVA、ケルベロス型の犬型バクゥが怖いって事でちらほら聞く
※36
スターゲイザーガンダム自体が「種ガン運命」のあとのOVAだからマニアックはしょうがないね?
そういやこの中に正月特番見た人いる?あのガンダムもマニアックガンダムになるよね
ユニコーンの外伝のちょろっとした奴でガンプラ作るのかと思ったわ
>>36
去年つべなどに放映されてたビルドダイバーズリライズに
ネプテイトガンダムというスターゲイザーがモチーフのガンプラが出てた。
過去に消滅した女の子との約束(何処までも遠くまで行きたい)で作られたガンプラで、
劇中でも主人公達を地上から宇宙まで連れて行くだけという大役を果たして廃棄された。
予備知識なしでこれをいきなり出されたら、どっきりだと勘違いするな
白身魚のパイとか考えれば味は美味しそうだと思うんだけど、何故頭を出した
>>18
本文に理由が書いてあるでしょ。
魚を下茹でしたミルクをそのままソースにすると聞いて
あーそりゃどうなんだろうなーと思った
そこは別に用意しようよ
※19
ふつうに、出汁が出た煮汁を使ってんじゃないの?
私このパイ嫌いなのよね
スターゲイザーって読むとやっぱりこれ魚が上見ているから星を見るパイなのかな
ウナギが豊富に採れてうなぎゼリーだし、よく分からん
※21 以下ソースA新聞。ウナギのゼリーで夢を壊すようなんだけど、今はゼラチンを入れてるんだって。ホット版ウナギのシチューもあって、ブツ切にして水で煮るまでは同じで、パセリのソースをかけて食べるんだって。イギリスにはパイのレストランが欠かせないんだけど、ウナギ料理を出す店は減っているそうです。ちなウナギはほとんどオランダ産。
魔女の宅急便で登場した本物バージョンか
あたしこれ嫌いなのよねって・・・・
なんかわかった気がする
宮崎監督は凄く美味しそうに
描いてたのねと・・・・
素人がバズりを狙ってふざけて作った料理にしか見えないのに、由来が真面目かつ400年以上の伝統があるというこのギャップよ・・・
※23
「町を飢餓から救った英雄にちなんだ料理」って書くと凄い荘厳な雰囲気だよね
まぁ出てくるのはアレなんですけどw
魔女宅のは酢漬けのニシンと甘いかぼちゃのフィリングのパイってイメージだった。調理の使用によってはおいしくなるとは思う。
イタリア人に作らせたらトマトベースにアンチョビを合わせたフィリングと本物のイワシできっとおいしく食べられそう。
3枚目の画像あたりから美味そうに見えてきた。
私は喰いたいぞ。
そもそもパイを作る材料はあるのになんで飢餓になるんや?
頭はともかく具材を見た感じだと滅茶苦茶うまそうだな…
断面図の写真も欲しかったところ
これね 頭と尾はひっこぬいてお椀に入れて熱湯を注ぐと美味しいスープになるのよ
(すいません嘘です「私ならこうして食べる」という想像です)
魚が新鮮ならうまいと思う。頭としっぽは食えないだろうなあ。味ついてないだろうし……
うなぎゼリーは小骨が多くて大変らしいよ。
このパイを見て星を見上げているようだと思った人は想像力豊かだなあ、自分には突き刺さってるようにしか見えない
クラピカの作った寿司を思い出す
スケキヨパイ
センスが無さすぎる
サンマを丸ごと一匹を入れてみました!って小学生か??
見た目や彩って大事なんだぞ!!
飢餓に苦しんだ村人たちにパイを切り分けるときに、
公平に一人1匹魚の入ったところが当たるように
目印として頭を突き出させたという理由があるそうです。
ただの遊びや冗談じゃない真のストーリーがあるからこそ、
現代にまでも奇怪なw頭飛び出しが受け継がれてるんでしょうね。
ケイコとマナブのCMでこんな感じのさば寿司見た記憶
これ、魚が丸ごと突き刺さってるわけじゃなくて、飾りとして頭と尻尾だけ挿してあるのか。
丸ごとだったら内臓の苦味とか骨の鬱陶しさとかどうするのかと思ったけれど、レシピをちゃんと読むと結構美味しそうだ。
イギリス料理は質より量
見た目より料理のしやすさ
みたいな印象
嫌なら喰うなと全力で煽っているみたいだ
生きている魚を埋め込んで
イタズラした奴いるだろうなぁ。
調理されるほうの立場で見たとき、尾頭つきのお造りと、どっちがえげつないかなどと考えてしまった。
頭と足をパイに刺されるよりは、頭と足(の先)の間に切り身が並んでいたほうが敬意があるように思うのは、単に日本人だからか。
403番とレベルがいっしょ!!
魚の並べ方のセンスが良いのは普通に美味しそうに見えますね。
スターゲイザーって名前の魚がいるよねw
>>55
メガネウオかな?そっちの見た目のインパクトも必見。
※55 スターゲイザーって花もあるよ。
カサブランカと同じオリエンタル百合の仲間で、
香りが良く桃色。
イワシだったんだ、これ・・・
クラムチャウダー風で
いっそイワシチャウダーはどうだろう
実は魚カレー大好きなんだよね
日本の尾頭付きとかもグロテスク言えばグロテスクだし、似たような感じなんだろう。
ここ1週間ぐらいスターゲイジーパイが気になってたんで助かりましたw。
これが日本に伝わった結果
出来た諺が
「鰯の頭も信心から」であることはあまり知られていない。
民明書房刊『諺の成り立ち大全』より
どんな味がするのか一度は食べてみたい。