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これは興味深い。約4万点もの近代地図をオンライン公開。無料ダウンロードも可能に(大英図書館)

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(著) (編集)

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近代地図が無料ダウンロードimage credit:British Library/flickr
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 世界で最も重要な研究図書館として知られている大英図書館では、数多くの貴重な蔵書をデジタル化し、オンラインで無料公開を行っていたが、この度、4万点の近代地図がデジタル化され、公開されることとなった。

 現在既にFlickr Commonsで約18000点の地図が公開されており、残りも順次公開予定だそうだ。これらの画像は無料でダウンロードすることができる。『Open Culture』などが伝えている。

現代初期の地図がオンラインで無料公開中

 2020年10月、英国図書館は古地図をデジタル化し、Flickr Commonsでオンライン公開することを発表した。

 対象の資料は、同図書館が所蔵する1500年~1824年までの印刷資料や手書き資料で、地図や地図帳、建築図画、水彩画、イラストを含むジョージ3世の地形コレクション“King’s Topographical Collection(K. Top)”の一部だ。

 Flickr Commonsでは、閲覧のみならずダウンロードすることができる。

 このデジタル化においては、キュレーターらによる専門家チームが、同コレクションの目録作成や資料保存、デジタル化などを7年にわたり行ってきたという。

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image credit:British Library/flickr

 現在、約18000点がFlickr Commonsにて公開されている。

 これら現代初期の地図は、陸や海を忠実に表現するために細部にわたり風景が非常に豊かで鮮やかに描かれており、想像力が掻き立てられるものであることから、単なる地図というよりも芸術作品と呼んでもいいほどの美しさだ。

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image credit:British Library/flickr

参加型プロジェクト『Georeferencer』でも公開中

 これらの地図は、現在大英図書館のデジタル化資料と現在の地図をマッチングさせるプロジェクト『Georeferencer』でも利用できる。

How to use Georeferencer on the British Library website

 こちらは、ボランティアがデジタル化された大英図書館のコレクションに場所を追加して地図をデータ変換し、革新的な新しい形の発見と研究を開始できるインタラクティブなアプリケーションとなっている。

 ウエスタン・ヘリテージ・コレクション(Western Heritage Collections)のデジタルキュレーターであるミアリッジ博士は、このように述べている。

これらの画像とメタデータへのオンラインアクセスを提供することは、大英図書館でのデジタルリサーチサポートにおいて重要な一歩となります。

これらのコレクションは、コンピュータービジョン、機械学習とAI、クラウドソーシング、ジオリファレンス(数値標高モデルから取り込んだ画像ファイルを、GISの同じ位置を参照して重ねる機能)などのデジタルスカラーシップ手法に適しており、コレクションを探索する研究者らにとって、新たな解法の革新的アプリケーションを更に学ぶことができるツールとなってくれること願っています。

 なお、大英図書館は今後4万点のコレクションを随時公開していく予定だと発表している。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 8件

コメントを書く

  1. いにしえの地図での島や海域の呼称が
    「歴史の証拠」になるんですけどね。

    • +3
  2. 余白に怪獣を描き込むのは古代からやっていたけど近代に入ってからも鯨やセイウチみたいな特定海域の海産物を化け物風に描いていたのは地図製作者の芸術的拘りなんだろうか

    • +1
  3. コロナウイルス騒ぎのせいで国際航空便が止まったのを経験したせいか、近代の地図を見ると臨場感というか航空旅客がなかった時代の人たちの気持ちが以前よりわかるような気がして不思議だ。

    今まではなんか古い地図だな…とかせいぜい話題の国境近くの島々の地名は?くらいしか頭に浮かばなかったとおもうのだけど、

    今こういう地図を見てるとなんだか自分もいっそ船で喜望峰とかプリマスとか行ってみたくなる。もしかしたら大英博物館の人も、ああジパングに行きたいなんて気持ちになっていたりするのかも。

    • +1
  4. これはすごい。
    世紀末ロンドンのマップとか確認できるかも。

    • +1
  5. 最近、図書館に通っては古地図や本になっていない古い手書きの資料から地元の地理史を調べて、実際に歩くブラタモリもどきしてたところなので、こういうのはワクワクするなぁ。
    読んだ感じ、日本のは無さそうだけど……

    • +2
  6. Flickr Commons拝見しました!
    他の人も書いてますがskymapというか天体地図も含まれてますね。こうい雰囲気の地図や星図とか大好きなのでうれしいです。ありがとうございます~

    • +2

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