この画像を大きなサイズで見るさて、ここで1つ問題だ。チョコレートケーキやチーズケーキなどが濃厚なケーキが楽しめるスイーツ専門店と、新鮮な野菜と果物のしぼりたてのヘルシーなジュースを楽しめるスムージーの専門店、どちらの場所を記憶しやすいだろうか?
もちろん人の好みはそれぞれだ。だが、科学的にはスイーツ専門店の方が覚えやすいことがわかっている。というのも、人間の空間記憶は高カロリー食品を思い出しやすいようにできているからだ。
生物は、楽してカロリーを得るために最適化されている
私たちをはじめ、生物は食べ物からエネルギーを得ることで生きている。そして、いくぶん矛盾しているようだが、その食べ物を手に入れるためにエネルギーを消費しなければならない。
これを踏まえると、できるだけ少ないエネルギーでできるだけ多くのエネルギーを獲得できるよう生物は進化してきたと考えるのが合理的だろう。これを「最適採餌理論」という。
同理論は、さまざまな動物の採餌戦略を説明するために言及されてきた。しかし、私たち人間もまた同じように効率的なエネルギー獲得戦略を採用しているのかどうかはきちんと検証されていない。
この画像を大きなサイズで見る部屋の中の食品を記憶できるか?
そこでオランダ・ワーゲニンゲン大学の研究グループは、このことを実験で確かめてみることにした。『Scientific Reports』(10月8日付)で発表された実験は次のようなものだ。
ある部屋の中に食べ物8つか、食べ物のニオイ付きのコットン8つをバラバラに置く。参加者(512名)には、指定された進路にしたがって、それらサンプルを順に巡ってもらう。そして各サンプルに着いたら、それを食べるかニオイを嗅ぐかして、どのくらい好きか評価する。
なおサンプルの半数はチョコレートブラウニーやポテトチップなどの「高カロリー食品」、もう半数はチェリートマトやリンゴなどの「低カロリー食品」だった。
これが終わった後、参加者は部屋の見取り図を渡されて、サンプルが置かれていた場所を記入する。
この画像を大きなサイズで見る高カロリー食品の方が覚えやすいことが判明
実験の結果、味やニオイの好みとは関係なしに、高カロリー食品の方が30%ほど正答率が高いことが分かった。さらにニオイを嗅いだときよりも、実際の食品を目にしたときの方が243%正確に答えることができた。
「ここから分かる大切なことは、人の心は環境内にある高カロリー食品の場所を効率的に把握できるよう作られているらしいということです」と、主執筆者であるラシェル・ド・フリース氏は説明する。
カロリーが豊富なリソースの場所を把握することは、初期人類にとってとても重要なことで、特にほとんどが氷河期だった更新世の時期には常に付きまとう問題だった。
「カロリーの高い食料が手に入る場所と時期をよく覚えていられる人間は、生存や適応ということに関して高いアドバンテージを誇っていたでしょう。」
この画像を大きなサイズで見る食べ物を探す人間の嗅覚もまだまだ健在
また、この実験は、人間の嗅覚がまだまだ健在であるという事実を再確認させてくれる。人間の場合、一般的には視覚がよく発達した一方で、嗅覚はそれほどでもないというイメージがある。
それは概ね正しいのだが、それでもなお高カロリー食品を探すように進化してきた私たちの認知機能の中で、嗅覚が過小評価されていることを示しているという。
進化が予想しなかった甘いワナ
最小のエネルギーで最大のエネルギーを得られるよう進化してきた人間だが、最近では思わぬ落とし穴にハマってしまっている。それは私たちが想像以上に長生きするようになってしまったということだ。
高々30年程度の寿命しかなかった頃ならば、どれほど高カロリー食品を食べたところで、糖尿病・高血圧といった生活習慣病や肥満などを気にする必要はなかった。むしろ、食べられるだけ食べた方が生存率は高まったことだろう。
しかし普通に80年以上を生きられるようなった現在、どんなにおいしくても甘いスイーツや油たっぷりのこってり食品ばかりを食べていたら、かえって健康を崩してしまう。
今回の実験からも分かるように、私たちの心は相変わらず高カロリー食品を嗜好しており、状況の変化にうまく対応できていない。
健康的な食生活を送るとは、ある意味そうした本能に逆らう行為なのであって、それゆえになかなか難しいということであるようだ。
Human spatial memory implicitly prioritizes high-calorie foods | Scientific Reports
https://www.nature.com/articles/s41598-020-72570-x
References:eurekalert/ written by hiroching / edited by parumo
















山で採れる食べ物を思いだそうとすれば
高カロリーであろうアケビとか桑の実とか甘いものや
栗、どんぐり等の穀物系の木が生えている場所を思い浮かべてしまうので
完璧に実感した
※1
確かにマツタケやキノコなんて思いつかん
もちろん嫌いってことじゃない
鳥もカキやうまいものを探して食ってるので
どの生物なら普通だと思う
>>1
野生児だねw
野菜ジュース専門店を覚えられないので、野菜の代わりにチョコレートケーキを食べたから実質0カロリー
人間を含めた動物の身体には、飢餓に対処する機能は備わっているけれども、カロリーの摂りすぎに対処する機能がほとんどないんだよな。自力で血糖値を下げることが難しい。カロリーを排出することができない。
我々も含めた動物の歴史は飢餓の歴史であって「食べ過ぎに悩まされた過去」なんてものは一度もなかったのだろうね。
※3
鳥は飛ぶために身を軽くしなきゃならんので脂肪が付きにくいという話を聞いたことがあるな。だから飢餓に極端に弱いんだとか。
※3
人類が今の姿になって30万年くらいだっけ?
一方、食べ過ぎに悩まされる時代は、せいぜいここ40~50年くらいだから(しかも地域によってはまだ到来していないところも)、適応しろって方が無理な相談だよね。
うまいもの=高カロリー
まずいもの=低カロリー
という図式が脳にインプットされている気がする。
ピザやハンバーガーに無意識に惹かれるのは納得できる。
アメリカの人たちの極端すぎるというのは別にして。
菜食主義者はどういう基準で選ぶのだろう?
やはり低カロリーの中でもカロリーの微妙に高いものを選ぶのか?
>>4
多分「良いとされるもの」という基準だろうな。
>>4
価値観依存な感じするよね。
「好み」だけじゃなくて、「匂いを嗅ぐ頻度」「食べる頻度」「匂いの独特さ」「金銭的価値」とかも視野に入れないと結論出ないと思う。
極端な例だけど
低カロリー組にニンニク、玉ねぎ、珈琲豆
高カロリー組に油、クルミ、カフェオレ
とかだったらまた結果変わるんじゃない?
※4
>アメリカの人たちの極端すぎるというのは別にして。
甘い、辛い、などの味覚に加えて、アメリカ人の味覚には「でかい」があるという説を聞いて笑いながら納得してしまったことがある。たしかに、でかいピザやでかいステーキは、でかいということだけで美味そうに見える。でかさは美味さだ。
>>4
一時期菜食主義だったけど、タンパク質の多いもの、旨味の強いもの、甘みがあるもの、油脂が多いものに惹かれるのは菜食主義でない時と変わらなかった
東京だが
30代から60代の女性には
TOPSのチョコレートケーキを贈ると外れない。
>>9
あれは甘すぎる(該当年代女性より)
>>9
主さんは男性ですか?
該当年代・性別・地域だけど、TOPSなんて(すまんね)何年も食べていない。
東京なら、同じ価格帯でもっと美味しいチョコケーキがたくさんあるよ。
>>9
トップスはしっかり甘いので甘いもの好きの男性の方が喜ぶよ
女性は色々知ってるから他にもっとあるのにと思ってしまいがち
美味しいけどね
>>9
それは家用かな
贈答用ならデメルかヴィタメールのザッハトルテでよろしく
むか~しの沖縄人なんで、今の感覚とズレているとは思う。けど肉より魚が好きかな。趣味は夜の砂浜からのうち投げ釣り。旨いのよ! あとは季節の野菜。高カロリーと言えば年末の柿くらいかな!なのに、、何故、糖尿に? 最近知ったけどストレスでもなるらしい。こっちはかなり思い当たる。
>>10
沖縄で新鮮な魚にシークァーサーをキュッと絞って泡盛の肴に食べたのは最高だった
人間には本能だけじゃなく理性って物も備わってるじゃないですか
健康の為にも社会性と共に培ってきた理性で本能に対抗しようぜ
甘い香りと口当たり腹もちのいい未来のお菓子「岩井のレーズン」
甘みは効いてもシュガーレス
お母さんもぜひお子さまにすすめてあげて下さい
む?すたみな太郎よりもゆで太郎が先だが?
野菜ジュースのカロリーは~意外と高~い高いよ~
びっくらこいた~びっくらこい~た~
そのとき食べたいもの飲みたいものに惹かれるからこの記事の理論は眉唾レベル
安くて早くて高カロリーなものは、知らない方がきっと幸せ。
「脂肪良いものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない」
野菜ジュースは高カロリーだろw
人の感覚は、人が生存してきた結果そうなっただけ。
この様に考えると、全てが空しくなるのは、虚無主義が過ぎるのだろうか……。
匂いを含ませたコットンだから、匂いのクオリティに差がありそう
野菜ジュースや野菜の匂いは難しそうだけどピザはクオリティ高く作れそうだし
本物でやればよかったのに、匂いが重要?
野菜ジュースなんて記憶して積極的に避けて通るわ