メインコンテンツにスキップ

今年9月、小惑星が大接近。月よりも近い位置を通過予定(NASA)

記事の本文にスキップ

28件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
2020年9月、小惑星が地球に大接近/iStock
Advertisement

 地球に接近する軌道を持つ天体「地球近傍小惑星」の中でも、地球より軌道半径が大きい地球横断型小惑星を「アポロ群」という。地球に大きく接近することから潜在的に脅威があるとされるグループだ。

 今年の9月初旬頃、このグループに属す小惑星「2011 ES4」が月よりも近い距離を通過するそうだ。

9月上旬、小惑星が地球に大接近

 2011 ES4は直径26.7メートル、秒速8.5キロで宇宙をぶっ飛んでいる。

 NASAによれば、そんな代物が9月1日23時49分(日本時間)に地球をフライバイする予定だという。そのときの地球との距離は0.00048AU――すなわち7万1805キロにまで接近する。

 地球と月との距離が38万4400キロなので、どれだけすぐそばを掠めていくか分かるだろう。サイズが小さいため脅威とはみなされていないが、その距離だけなら「潜在的に危険」とNASAがみなすものだ。

この画像を大きなサイズで見る

地球の近くに1万個以上もの天体

 地球に接近する軌道を持つことから「地球近傍天体(NEO)」と呼ばれる小惑星・彗星は、2013年の段階で通算1万個を数えている。この数に仰天するだろうか?

 だがNASAによれば、NEOとみなされるのは「”太陽”との距離が1.3AU未満の軌道を持つ小惑星・彗星」なのだという。

 1AUとは地球と太陽との平均距離で、1億4959万7870キロだ――天文学的には近くても、ちっぽけな人間の感覚的にはちっとも近くないので、少しは安心なのではないだろうか。

この画像を大きなサイズで見る
Pixabay

2055年にも接近予定

 2011 ES4は2011年3月に4日間だけ観測されて以来、今日までその姿が目撃されたことはない。専門家は今回の接近で再び目にできるのではないかと期待しているそうだ。

 また9月の接近によるリスクはないそうだが、2011 ES4は2055年にも再び地球に接近するようだ。このときは7万1000回に1度衝突するリスクがあると推定されている。

 ちなみに2020年、潜在的脅威を持った地球横断型小惑星(アポロ群)は2011 ES4を含めて3つあり、9月10月、11月と3か月連続となっている。

2020年に地球に大接近する小惑星(通過日は変動する可能性あり)
2011 ES4:2020年9月1日
2001 GP2:2020年10月3日
2010 JL88:2020年11月6日

References:NASA/ written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. その天体の大きさともしぶつかった場合の被害も書いて欲しかったかな。
    まあ最接近しないと観測出来ない天体ならすごく小さいと思うけど

    • +8
    1. >>1
      この前のチェリャビンスク隕石と同じくらいの大きさ。

      • 評価
  2. それでも地球の直径5個分離れてるのか、相変わらず宇宙は広いなあ

    • +4
  3. 悪い時には悪い事が重なるものだ・・という言葉が頭をかすめてしまう(・・;)

    • +11
  4. 電磁波とかそういうアレでヤバイとかなんかそういうやつ?

    • 評価
  5. >距離は0.00048AU――すなわち7万1805キロ

    地球内で我々の住んでる地域での7万キロなんてかなり離れてるやんけと思うが
    宇宙規模で言えば薄皮一枚以下だな

    • +3
    1. >>7
      視点がマクロになればなるほどほぼ当たってるように見えるだろうに、実際はかすめてるだけ。何か不思議だよね。

      • +3
  6. 10メートル程度の小惑星に推進力装置を着装、軌道をコントロールできれば核兵器を凌ぐ兵器に成りそう

    • +2
  7. 静止衛星高度の約二倍って、宇宙的には十分ニアミスだよなあ。

    • +2
  8. 35年後か
    ギリギリ生きてる可能性ある未来なのが微妙に心配だなw

    • +1
  9. 直径数センチの塵ですら大気圏突入したら肉眼で見えるくらいなのに、26mっていったらバカにできない大きさだぞ

    • +1
  10. パイプオルガンと謎の高笑いが聞こえるような?

    • +2
    1. ※18
      遊星爆弾のほうでしょ。この場合w

      • 評価
  11. 秒速8.5kmってなんだろ。
    遅過ぎるような気がするけど、地球との相対速度かな。

    • 評価
  12. 追い隕石
    2020年は歴史に刻まれるのは間違いない、まだあと半年あるけど、どうなっちゃうんだろ

    • 評価
  13. 早く神の名を呼べって。
    八正道とか難しい事言わないからw

    • 評価
  14. あくまで地球上での計算結果。
    どこかで軌道が変わるかも。

    • 評価
  15. 宇宙規模で7万キロってほとんど命中コースだろ…

    • 評価
  16. なんだかかんだ言っても結局地球は滅亡しないんでしょ?
    滅亡する時に教えて

    • +1
  17. 2011 ES4のサイズは19~43m
    2001 GP2のサイズは不明
    2010 JL88のサイズは30m
    アポフィスのサイズは325m±15m
    固有名詞が付加されていない小惑星が落ちた程度では都市が消滅する事は無い。
    しかしアポフィスクラスだと都市が消滅する。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

自然・廃墟・宇宙

自然・廃墟・宇宙についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。