この画像を大きなサイズで見る私たちが暮らす銀河系――その中心には「いて座A*」という超大質量ブラックホールが鎮座している。
ブラックホールと聞くと、手当たり次第に周囲のものを吸い込む宇宙の破壊者のようなイメージがあるが、いて座A*についてはそうではない。少なくとも、周囲の物質をむさぼり、とんでもなく明るく輝く銀河核「活動銀河核」には分類されていない。
ところが、このほど、いて座A*のX線フレアがここ数年で増加していることが確認されたそうだ。
リエージュ大学(ベルギー)の研究者を中心とするグループの観察によれば、2014年8月31日以来、明るいフレアが生じる頻度は3倍に増えたとのことだ。
高エネルギーのフレア発生率が増加
2017年、同研究グループは、XMM-ニュートン、チャンドラ、ニール・ゲーレルス・スウィフトが1999~2015年に観測したいて座A*のX線データを分析。2014年8月以降もっとも明るいX線フレアが増加していること、ならびに2013年8月以降もっとも暗いフレアが減っているという結果を発表した。
そして今回は、こうした傾向が現時点でも続いているのかどうかを確かめるために、2016~2018年のデータ分析も試みられた。
その結果、前回検出された合計107のフレアに加えて、さらに14のフレアが検出されたという。合計では121のフレアが観測されたことになる。
なお、今回の研究では前回の分析手法と併せて、それを修正した手法での分析も行われている。ここからは前回発表された「暗いフレアの発生頻度が減っている」という結論は間違っていることが判明したという。
それでも、全体的な結論は変わらないとのことで、もっとも明るく、もっとも高エネルギーのフレアはどうやら増加している模様だ。
この画像を大きなサイズで見るいて座A*に異変が?
この2つの研究は、X線フレアのみを分析したものだが、いて座A*に何か異変が起きていることは窺える。
実際、昨年には、このブラックホールにおいて、通常より75倍も明るい近赤外線フレアが観測されている。この波長においては観測史上最大の明るさだ。
また2003年以降に観測された133の夜の分析からは、3つの夜でいて座A*の近赤外線フレアの活動が上昇したことが確認された。これは歴史的なデータと比べると前代未聞のことであるそうだ。
さらに2019年の観測でも4つの明るいフレアが検出されている。一度の観測セッションで検出されたものとしては最大の回数で、同ブラックホールがまだ落ち着いていないことの証左であるようだ。
この画像を大きなサイズで見る異変は今後も続くのか?
こうした事態の原因が何で、今後も続くのか? これらについて結論を出すには、さらに複数の波長の観測データが必要になるそうだ。
さしあたってはいて座A*が地球から2万6000光年離れていることを覚えておこう。この異変が人類を滅亡に追いやるようなことはない――はずだ。
この研究は『Astronomy & Astrophysics』に受理されており、現時点(3月19日)では『arXiv』で閲覧することができる。
References:iopscience/ written by hiroching / edited by parumo
















どこからエネルギー調達(・・?)
※1
バジルと呼ばれてる銀河中央の恒星や星間ガス
これを吸い込む時に直線でなく渦を巻くのだけど
時速数百万キロにまで加速されて摩擦から莫大なエネルギーを産み出し
電磁波として放出する。明るさと威力は宇宙最強クラス
近く(10万光年内)に別の銀河があれば崩壊させるほど
>>1
周辺のガス
話は聞かせてもらった!
宇宙怪獣が出てくるのか?
いて座エースターと聞くと、トップをねらえ!を思い出す。
BH「観てるぞ、っと」
ザク神様が帰投したのか
ようは沢山、吸い込んでるんでしょ??
バックベアード様!
どおりで風が騒がしい分けだ・・・
天の川銀河の公転周期は二億年。
そら周りを回る吸い込まれる直前の恒星やその状態(崩れたりとか)によっては幾らでも変動しうるのではなかろか。
降着円盤のガスが通り過ぎる天体で一気に核に追いやられたとかね
× バジル
◯ バルジ
いて座 A 「さて、そろそろお腹が空いてきたから食事にするか、、」