この画像を大きなサイズで見るマテル社のバービーはアメリカ製の人形で、時代を反映し、流行に応じてマイナーチェンジを繰り返しながら今にいたる。
バービーはまさにアメリカを象徴する人形なのだが、そこを逆手にとり、ロシアの人形写真家ララ・ヴィチュザーニナ(Lara Vychuzhanina)は面白い着眼点でバービーとケンの人形を使った構図を作り上げた。
1980年代の冷戦時代のソ連の市民の姿を、バービーとケンで再現したのだ。アメリカの象徴である2人が、敵視されていたロシア側で日常を送っているその光景は、実にユニークで興味深いものがある。
ソビエト時代の実生活がミニチュアジオラマで再現
ロシア、エカテリンブルク出身の人形写真家ララ・ヴィチュザーニナは、ソビエト時代のアパートキッチンの実物に近いミニチュアジオラマを作成し、バービーとケンを使って1986年頃の旧ソ連に住んでいた市民の姿を再現した。
つまりこのジオラマを見ることで、当時のソ連の人々の暮らしがわかるのだ。
ララは、当時の実際の写真を参照し、ソビエトの冷戦時代のスタイルを実に詳細に捉えている。
バービーとケンが住むアパートには、長年使い古して錆びた鍋やフライパン、台所用品などがリアルに飾られてある。
また、ミニチュアの缶や箱などの食品には、小さいラベルを印刷し丁寧に貼り付ける徹底ぶりを見せた。
質素なアパートの一室で、バービーとケンが当時の市民のシンプルな朝食をとっているレイアウトは、人形がモデルとはいえどこかリアルだ。
質素な暮らしを再現するバービー
普段のバービーの贅沢なイメージからは想像もつかないほどの世界を、詳細に表現したララ。
彼女のインスタグラムには、バスローブに身を包み、髪をタオルで包んだバービーが、洗濯物の下着を狭いキッチンに干しながらポーズしている姿や、
髪をきっちりと整えたケンが、キッチンでPravda新聞(旧共産党の公式新聞)を読んでいる姿、
また、バービーの母親らしき人物がキッチンで皿を洗っている姿など、印象的な当時の市民の暮らしぶりが捉えられている。
よく見ると、ジオラマウインドーから光も差し込んでいる。
人形と写真への情熱がユニークなアート作品に
人形写真家および商業写真家として活躍するララは、2013年から人形を使った撮影を始めたそうだ。
ララの人形と写真への情熱は、本人のコメントからも十分伝わってくる。
私の趣味は、人形に対する愛と写真に対する愛をうまく共生させることです。人形は最高のモデルで、私のヒロインやヒーローです。私は、人形を使用してファッションではなくストーリーを撮影しています。
人間と違い、人形は移り気ではありません。また、ただ黙ってそこにいてくれるだけで、とてもいい被写体になります。真冬にドレスを着せても風邪をひきませんしね。私は、人形と仕事をすることが楽しくて仕方ないんです。
旧ソ連時代をバービーとケンで再現するというユニークなアイデアで、ノスタルジックな詳細を備えたソビエト時代を見事に演出したララ。彼女の他の作品は、インスタグラムやFacebookでも見ることができる。
written by Scarlet / edited by parumo














MATTは ?
質素なんだろうけど美しさを感じる
二人を引きで捉えた所は特に好き
光の差し具合が凄く良い
めちゃいい
いい雰囲気だね
バービーの生活感のあるセクシーさが
ちょっと気になるけど
確かに裕福そうではないけれど、なんかちょっと幸せそう。
バービー 幸せかい?
三角錐パックのミルク、懐かしい! ロシアにもあったんだね
戦後の米軍住宅屋内写真は時代的にモノクロ多く想像の範囲でしか
なかったけど、たまたま時代考証するサイトで奥さまは魔女に
使われる部屋こそが当時のものとうり二つでありビビった
また破壊主義時代のロシア生活もあまり出てこないので模型とはいえ
すごく参考になった
当時の民主主義と社会主義の世界が見れるっていい時代だ
窓の外が凍りついてるように見えるし、リアルでも寒いから
見ていてとても寒いんですが、この位なら涼しい程度の認識の国なんだよな
プラウダの報道によると、って昔はよくニュースで聞くフレーズだったな
干した下着の下で真顔で読んでるのがシュールw
バービーは小錦みたいになってるはずだが
しぶくて良い。
畳の上でコタツみかんバージョンも作ってほしい
背景のドールハウスや小道具が細かく作ってあってとても良い。
バービー達が全くソ連の人を模した人形っぽく見えないのは、何となくアメリカ人みたいに刷り込まれてるからなんだろうか。
それとも脳内のソ連のイメージに合致しないからかな。
なんだろうとってもエモく感じる
ケンだけめちゃリアル
めっちゃくちゃ素敵やないですか
こういう旧ソ連をモチーフにした創作のジャンルって名前あるのかな?
ミニチュアの使い込まれた感じがすごい好き
写真もたしかに質素で庶民的だけどどこかおしゃれなんだよなあ
自然光取り入れて全体に明るい雰囲気なので
庶民の質素だけど幸せな風景が垣間見えてほっこりする
体型に異議あり。
冷戦期のアメリカも富裕層以外はこんな生活だろ
>>21
いいえなんだな…これが…
>>21
80年代のアメリカでこれと同じレベルの生活ならわりと低所得層だったんじゃないかと思うけどどうなのかな
>>26
ソ連でもそうなんじゃないのかな?プーチンは貧しい家庭の出身らしいけど家庭教師がいたみたいだしよくわかんないな
ソビエト連邦では、国民のことを人民と称していたから市民という表現に違和感があるな
バービーさんってポーズ固定のボディが多くて、
関節可動ボディってあんまりなかったりするのよね
なかなか気に入った顔の子がいなくて、
ヘッド交換しようにも首のジョイントに返しが付いてて
簡単には外せないようになってるし
それにしても、このケンさんすごい苦み走った表情だけど、
なんのシリーズのケンさんなんだろ
※23
バービーって簡単に首取れないんだ。子供の誤飲防止かな?
昔買ってもらったリカちゃん、ジェニーちゃん人形は
首が引っこ抜けた記憶があるから、取れないのってなんか意外
※28
首取れちゃうとか、髪取れちゃう(ウィッグ?)とか、絶妙にトラウマだったの思い出した…
最後の画像、上着の下が素肌だけど大丈夫?
ほっかむりで顔を隠して街角に立ってたりしない?
バービー人形自体が古き良きアメリカ感強くてむしろこれを置くと昔のアメリカに見えてしまう
バービーの代わりにクマのヌイグルミかマトリョーシカ使ったのを見てみたい
バービーって関節可動モデルあるんだね!かなり良い…
生身のロシア人がバービー人形風メイクをしたかと思った
日本も貧困化が進んでいるのでなんか楽しい気分では見られなかった
よりによってアメリカ人セレブ女性の象徴みたいなバービーにソ連時代の貧しい暮らしやらせるんか。
この写真がソ連の普通って思い込むのも西側っていうかアメリカのバイアスかかってるよね
日本の昭和時代も市井の人たち裕福とは言えないし、これだけでは判断できないと思う
この人の写真好きだし、ソ連の色んな場面をもっと見たいな
80年代だったらソ連に行ったことがあるが 物質的にはこんな感じで
日本の方が家の中はもっと豊かでした
これケン朝からウォッカ飲んでるよねw
ドールハウス作ったことあるけどどうしても室内に入れる物が少なくなりがちで実際の家よりは貧相に見えてしまうというのはあると思う。
作品より作者のプロフィール画像の高慢そうな顔が気になってしまう