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飛行機の座席シートが青色なのはなぜ?それには3つの理由があった

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(著) (編集)

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ty_yang/pixabay
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 乗客が快適な空の旅を楽しめるように、各航空会社は工夫を凝らしてフライトで様々なレベルのサービスとアメニティを提供している。しかし、それとは対照的にどの航空会社にも一貫していることを挙げるとなると、どんなことを思いつくだろうか。

 機内のトイレが窮屈なこと?料金で座席の大きさが違うこと?トマトジュースがなぜかおいしく感じること

 他にもほとんどの航空会社の長距離便に共通していることが存在する。それは、座席の色が青色をしていることだ。いったいなぜなのか?

青は最も効率的なカラー

 航空会社は世界中に数多く存在する。なので全ての航空会社が青色の座席シートを使用しているわけではない。

 イギリスのヴァージン・アトランティック航空などのように、座席の色を赤で統一している航空会社もあるし、飛行時間が短い国内線の座席はグレーや黒などを採用している航空会社もある。だがアメリカの長距離便はほとんどの航空会社が青色なのだ。

 サウスウエスト航空やアメリカン航空、ユナイテッド航空などの航空会社はシートを青にしているが、青色が優れている理由が3つあった。

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aditomo68/pixabay

清潔に保つのが最も簡単な色

 まず、青色は座席を清潔に保つのが最も簡単な色と言われている。また、少なくとも清潔であるように見せるためのベストカラーなのだそうだ。

 青を座席に使用すると、汚れやシミが生地に溶け込みやすくなる。つまり、座席の汚れがあまり目立たなくなるということだ。

 この効果は、白っぽい座席や暗い色の座席ではあまり見られないそうだ。青い座席を使用している航空会社は、この汚れカモフラージュ?のため、頻繁に座席を交換する必要がなくなるというわけだ。

 確かに、搭乗してすぐに座席の汚れが目立てば、長時間のフライトを控えていた場合はなおさら、離陸前からうんざりしてしまうことだろう。機内全体が清潔だと、やはり気持ちがいいものだ。

 ちなみに、サイト『Reader’s Digest』では、乗客が座席やテーブル、カーペット、トイレ、キャビンパネルから判断し、「最も清潔と感じた航空会社」トップ20が掲載されているが、ここではトップ10まで紹介しよう。

1.エバー航空

2.日本航空

3.全日空航空

4.シンガポール航空

5.アシアナ航空

6.海南航空

7.スイス国際航空

8.キャセイパシフィック航空

9.カタール航空

10.ルフトハンザ航空

 では、話を戻して座席に青がいい理由を2つ、続けて挙げてみよう。

青色には心を落ち着かせる効果がある

 青色は、平和や幸福感と結び付けられることが多い。飛行機は、車や電車など地上の交通手段と比較しても最も事故率が少なく安全であることが統計学的にも証明されているが、やはり空の旅に不安やストレスを感じる乗客も少なくない。

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schmidtie/pixabay

 そうしたフライトへの不安が一般的であることを考慮すると、心を落ち着かせる色を座席に広く使用することは理にかなっていると言えよう。

 また、特にアメリカの航空会社では、赤色と並んで青色をアメリカ代表の色としてロゴに選択しており、青は一種のブランドカラーにもなっているようだ。

青色は人の知覚に影響を与える

 最後に、青色は湿度や温度、香りといった人間の知覚に影響を与える可能性があると言われる。

 そのため、青い座席は空気循環が悪い機内に閉じ込められている乗客を、少しでも涼しく感じさせる効果があるという。

 どちらにしても、機内は暑すぎたり寒すぎたりとなかなか「快適」に過ごすことが困難だが、心を穏やかにさせるという相乗効果も含めて、青の座席が最も効率的となるのだろう。

References:Reader’s Digestなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. 青で統一されているという事すら気付かず生きてきた

    • +21
  2. 電車のシートも青が多かった気がする。
    今は、いろんな色が出てきてカラフルだけど

    • +6
  3. 「埋まっている、もしくは空席の数を数えやすくする」だと思っていた。
    白や黒は馴染みすぎ、または赤などコントラストが強いと目が疲れるから…

    • +3
  4. 飛行時間が短い国内線は他の色もあるけど
    長距離便はほとんどの航空会社が青色、と言及してあるから、
    てっきり「赤は時間の経過が長ったらしく感じられて
    ちょっと乗っただけでも『まだ着かないのか!』と苛々しだすが、
    青だと時間の経過がサッとあっという間に感じられて
    長旅でもストレスが少ない」
    という論点が出てくるのかと思ってた。

    • +7
    1. ※6 同じく 以前 色による時間感覚の違いという記事があったように記憶しています。青色は時間が早く感じられ赤色は短く感じる。だから辛い状況 労働する場所は青が多く 楽しい場所 居酒屋やラブホの内装は赤が多いと。浦島太郎が青い海の底で年月を忘れたとか。

      • +3
  5. 青は青でも色味のキツイ青だと目が疲労するがな
    ここでいう青は目にキツくない色味の青を指してるのだろう

    • 評価
  6. 汚れが目立たないだけで、「清潔」ではないよね。

    • +2
  7. 全日本航空は、無いのか
    JALは綺麗だというイメージを利用者に与えているけどANAは、イメージを与えていないのか

    • 評価
  8. 青は幸福感というよりは理想とかそういう意味合いが強いけどな。
    いやまあ完全に間違っているわけじゃないんだけどさ。

    ついでに本文にあるように涼やかに感じさせて赤よりヒートアップしにくい沈静化作用もあるから、乗客同士の喧嘩やアテンダントさんへ突っかかる人を少なくできるって効果もあるんだろうなと思った。

    • +1
  9. 全日本空輸(略称:全日空(英語名:All Nippon Airways Co., Ltd.英語名略称:ANA))は、エントリーすら無いのか

    • 評価

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