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木を食べる珍しい二枚貝の珍種が発見される。その形状も食生活もチン妙すぎた(米研究)

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image credit:twitter/@FieldMuseum
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 海は広いし大きいのだ。我々が想像を超えた神秘の生物がたくさん潜んでいる。

 見た目もチン妙な息子スティックライクのそれは、食性もチン妙だった。海に流れ着いた流木に穴を開け、そのオガクズを食べ、自分で開けた木の穴の中に潜む。

 今回の研究で新たに紹介されたのは、地球生命体の多様性を思い知らされるかのような、チン妙な二枚貝である。

木が主食。流木を必死に探す二枚貝

 この不思議な二枚貝は「水管」という管状器官を備えており、これを貝殻からにょきにょきっと伸ばして、開いたエラで酸素を吸収するのだ。

 筋肉と貝殻が周囲にある木を削ぎ落としやすいようになっており、これで削った木のカスを、エラの中に潜む特殊なバクテリアを利用して消化するのである。

 ちょっと想像してみてほしい。海に住むこの小さな二枚貝は、海に流れ着いた流木を必死に探さねばならない。さもなくば、死だ。

 そんな綱渡りのような生活を送る貝が海の中には存在するのだ!

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image credit: Jenna Judge

木を食べる貝は意外と多い

 だがアメリカ・フィールドミュージアムのジャネット・ヴォイト氏によると、こうした木を食べる貝は意外なほど多いのだとか。

 この二枚貝には6つの属があり、60種ほどが存在するのである。

 そして今回の研究で新たに紹介されたのは、そのうち3属である。

 隠された円錐を意味するAbditoconus属、尖った先端を意味するSpiniapex属、ヴォイト氏の研究を支援するフィー家にちなむFeaya属だ。

 さらにカリフォルニア沿岸、南大西洋、カリブ海で「Spiniapex Gilsonorum」という新種も見つかっている。こちらの名称は、計測ツールを設計し、フィールドミュージアムを支援したギルソン社にちなむ。

 ヴォイト氏によると、これらの二枚貝は炭素の循環を助けており、流木を海底の他の生物が食べられるような形に変化させるという大切な役割を担っているのだという。

 いやーやっぱ海って面白いな!

References:fieldmuseum / geek/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 42件

コメントを書く

  1. 貝合わせという言葉の意味合いが変わってくる大発見

    • +13
  2. エラの中に住んでるバクテリアの役割が重要だ
    それを上手く利用出来たら植物の残骸から簡単にエネルギーが取り出せる時代が来るかもしれない

    • 評価
  3. 大切な役目とは言え本来海には生息しない木を食す事をなぜ選んだのか

    まさに生命の神秘ですな(チン妙な姿にはあえて触れず)

    • +14
  4. 隠された円錐を意味するAbditoconus属
    尖った先端を意味するSpiniapex属

    すばらしいネーミングだ

    • +4
  5. フナクイムシだっけ
    平坂さんが食べてたけど以外と美味しいって奴

    • +7
    1. >>7
      ここ見てる誰もが平坂知ってると思うなよ。

      • -5
      1. ※40
        知っていてもいいし、知らなくてもいいじゃんか

        • +3
  6. なんか・・・テムズ川の底にトンネルを掘れそうな気がしてきた。

    • +4
  7. 木にもセコイアとかマングローブとか色々あるから
    海に漂う流木も少なくは無いだろ

    • -1
  8. どうやって木を削っておが屑にするん?貝殻と筋肉がと言うけど具体的に書いて欲しいよね

    • 評価
    1. ※12
      2枚の貝殻を爪切りみたいに使って削っていくみたいね。
      グループは全然違うけど、カモメガイやイシマテなんかも岩=砂岩に同じように(プラス、分泌した酸性物質を併用して)穴を掘って暮らしてる
      こいつらも何故か味はいいんで、地場の珍味として人気がある。
      小さいし岩を割らなきゃ獲れないんで大変だけど、味噌汁にすると絶品。

      • +5
    2. >>12
      貝の仲間も口のまわりや内側に、やすりのような歯を持ってる種があるので。
      この貝も歯(または歯に準ずるもの)があるのかもしれませんね(^○^)

      • +2
  9. フナクイムシだよね。フィリピンじゃ食べるよ。
    タミロックでググればいろいろ出てくるはず

    • +5
  10. しミじみ感じる、生命力にあふれていると。

    • +3
  11. すべての感想がおそらく利用規約に抵触する。

    • +8
  12. 貝なのに息子スティック案件というジレンマ

    • +18
  13. ちっちゃい・・・・・・・・・・・
    あ、すみません
    へ、変な意味じゃなくてですね

    • +6
  14. カラパイアさん、最近息子スティックの収集に余念が無い

    • +22
  15. 木が食えるなら、海中に漂うプラスチックごみを食べることのできる生物があらわれてもいいと思う。

    • +4
    1. >>19
      海じゃないけど、地上でならシメジでおなじみのヒラタケがコンビニ袋を食い破ることが確認されたな。
      利用できるものはなんでも利用するのが生物だから、海にもきっといるはず。
      害のあるなしはわからんけど。
      ゴミだけを食ってくれるとは限らんからね。

      • +1
    2. >>19
      カラパイアの過去記事で取り上げられてたね、海を漂うプラスチックが少ないのは~ってやつ微生物の話だったと思うけど

      • 評価
  16. パッと見ミル貝っぽいと思ったけど全く別種なのね。

    • +3
  17. 貝殻部分が退化していないフナクイムシ?
    先に言われてるけど、消化器内の木屑を取り除いたフナクイムシは東南アジアでは珍重される美味だとか

    • +2
  18. まぁ貝は万種もいるし珍種がいてもおかしくないわな

    • +4
  19. 真似したらオラのムスコスティックがー!!!!

    • 評価
  20. だいたいみんなフナクイムシに言及してるのと
    あれが食べられることも知ってるってあたりに
    カラパイアファンの特殊性を見た気がする

    • +9
    1. ※38
      アレ、流木なんかを食ってる分には害はないけど、木造漁船にとっては大敵なのよ。
      陸に上げるのは水吸って重くなるのもあるけど、虫干しのためでもあるのね。
      日本産の小型のヤツを食ってみたことあるけど、貝というよりエビみたいな味がしたな。
      鮮度があまりよろしくなかったから、かも知らんけど。

      • +7
  21. 石炭紀に大量の木材が出現してから岩石穿孔性の二枚貝が流木も利用するようになった。本格的に木を食べるようになったのは木材腐朽菌が現れた石炭紀後期で当時の木材腐朽菌の共生バクテリアが貝の体内に適応したんじゃないか。

    • 評価
  22. こういうなんでもないような生き物が凄く重要だったりするんだよね

    • +2
  23. なんだよこれ…どう見てもアレじゃねえか

    • +1
  24. フナクイムシって本当に面白い。
    二枚貝を身を守るためじゃなくて木を食い進むための歯として
    利用するとか、進化の多様性を見せつけてくれる。

    • +2
  25. 姉さん、息子スティックライクなんて言葉は存在しないからね

    • 評価
  26. フナクイムシやなぁ…岩やコンクリ食う種類もいる

    • +1
  27. Aはいいとしてかぶってるやつら・・

    • 評価

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