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ミツバチと魚の会話を実現!?画期的な通訳ロボットが開発される(ハチ出演中)

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(著) (編集)

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image credit:youtube/ (EPFL)
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 ミツバチと魚の会話を可能にする翻訳ロボットがお披露目された。

 言語を持たず、かたや陸、かたや水中で暮らし、そもそも種すらも違う生物同士のコミュニケーションなど一体どのようして可能になったのだろうか?

 4つの大学の研究チームで構成された「ASSISIbfプロジェクト」が実現した、2種間のコミュニケーションを可能にした世界初の技術だ。

Robots enable bees and fish to talk to each other

ミツバチ用端末と魚ロボット

 この画期的な通訳システムは、ミツバチ用の小型端末とゼブラフィシュ用のロボットで構成されている。

 ミツバチに対しては、群れの中に小さな端末を仕込む。これは、温度、動き、振動を変化させることで、ミツバチの群れが集まるべき場所を指示することができる。

 またゼブラフィッシュに対しては、群れに魚型ロボットを紛れ込ませる。ロボットは色、速度、動きを変化させることで、魚の群れが泳ぐ方向を時計回りか、反時計回りのどちらかに導く。

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image credit:EPFL

 さらにミツバチ端末と魚型ロボットは互いにリンクしており、端末の指示がロボットの動きに変換されたり、その反対にロボットの動きが端末の動作に変換されたりして、別々の場所にあるミツバチの群れとゼブラフィッシュの群れの振る舞いを連携させることができる。

 「ロボットの振る舞いは、まるで国際会議の交渉官や通訳のようです。いろいろな情報を交換しつつ、動物のグループでやがて意思決定が共有されます。」(スイス連邦工科大学ローザンヌ校 フランチェスコ・モンダダ教授)

動物の研究や保護に

物の研究や保護に

 この異種間コミュニケーション、ぱっと見は純粋な科学というよりもお遊びの側面が強そうに思えるのだが、じつはちゃんと実用的な用途があるのだそうだ。

 まず、ある動物種が利用している生物学的サインを解明するうえで役に立つ。その知見に基づけば、動物同士の付き合い方やそうしている理由についても理解が進むだろう。

 さらに、動物の生活の質を向上させられるような、AIの開発にも応用できる。

 とくに念頭に置かれているのは、動物に合図を送ることで、汚染されているなど、危険な場所に近づかないよう誘導することである。

Honeybee and Zebrafish Robots Connect Species

 この研究は『Science Robotics』に掲載された。

References:the-scientist/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 17件

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  1. 学術的目的はわかるよ
    でもなんでミツバチとゼブラフィッシュという微妙なチョイスなんだ

    行動学的に既知の部分が多いからかな?

    • 評価
    1. ※1
      ゼブラフィッシュ(ゼブラダニオ)は脊椎動物のモデル生物としてメジャーだから
      DNAを組み替えた光る魚なんかも開発されてるくらいだし

      • +3
    2. >>1
      モデル生物だから。実験でよく使われる生物は決まってる。

      • -1
  2. 魚の話し方って別の動画で見た、寄生虫ついてる魚にアテレコした教授の様な感じなのかな?
    それとも、標準語なのかな?
    どんな感じなんだろ?
    どちらにせよ、面白そう(・∀・)

    • +1
  3. 個人的には海に居る蛸(タコ)と会話してみたい
    その前にイルカ辺りと会話かな?

    • +4
  4. 異種同士で結託されていずれvs人類の全面戦争になってしまうのでは

    • +2
  5. フィッシュ「エサは不味いし、酸素不足だし、眩しいし、ホント、」
    ハチ「オレらも受粉の強制労働させられてるし、蜜も根こそぎ持ってかれるし、やってられんわ。」

    • +5
    1. ※8
      養蜂家の名誉のために言っておくと、蜜は全部取らずミツバチの分も残しておくよ。ミツバチは蜂蜜を糧に越冬するから。ただし日本での二ホンミツバチを使った養蜂だと昔は一年の終わりに全部取っちゃう方式もあったけど、近年では二ホンミツバチでも残しておくのが主流。

      あと蜜集めも牛馬のように鞭を打たれてというわけではなく、ミツバチ自身の習性として自分から花に行ってるわけで、その過程で自然に受粉させてくれるからそれを利用しているだけだと。
      そして養蜂家には様々な病気やオオスズメバチや熊などの致命的な天敵からも守ってもらえる。
      それに飼われると言ってもミツバチは檻に入れられてるわけじゃないし、特に二ホンミツバチの場合ではそこが気に入らないなら新天地を求めて女王蜂ごと全員で脱走することも珍しくないほどに自由。

      • +5
  6. こういう仕掛けを作れば蜂と魚の行動が同期して変化するのは分かる、というか当然だと思う。インターフェースの仕掛けを変えれば他の種の組み合わせも、他の行動の組み合わせもできる。これを直接的にどう応用するのかが読んでもよく分からない。あと蜂と魚の組み合わせにどういう生物学的意味があるのかも記事だけじゃ分からないなあ。

    • +1
  7. 動画のオジサマがいかにも博士って感じの人だった

    • 評価
  8. 教授の後ろの黒板のアニメを誰か特定してくれ

    • +3
  9. 餌と捕食者で会話とは、シュールすぎないか?

    • 評価
  10. 将来 この技術は、異星人との コミュニケーションに 役立つかな?

    • 評価
  11. かいわといあのにいわかん
    違う群れの中に同調するマシンが入ってて通信してるだけで機械同士は会話してるだけ?
    バウリンガル的なの想像してたからありもしない階段上がろうとした様にガクッときた

    • +1
  12. 犬猫も希望。

    そしたら愛犬が何を思ってか知りたかったな。
    もういないけど。

    • 評価

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