この画像を大きなサイズで見るなにかを「かわいい」と思う感情については、とくに科学的観点からは説明が難しい。
恐怖のような感情に対しては、1000以上の研究が行われてきているが、”かわいい”と思う心理に関する研究は数える程度だ。
これだけあらゆるものに”かわいい”が氾濫しているにもかかわらずだ。
”かわいい”に関して、わたしたちが知っていることは、まずはそのもののサイズだということだ。小さなものは大きなものよりも、(抱きしめたいほど)かわいいと思われる傾向が強い。
子イヌ、子ネコ、赤ちゃん、ドールハウス、プチフードやフィギュアなど、どうして人は小さなものに心惹かれるのか、それらがわたしたちに与える影響を科学的に分析してみる。
1. か弱きものを守りたいという本能
この画像を大きなサイズで見る1943年、動物行動学の創始者のひとりで、ノーベル賞を受賞したコンラート・ローレンツが、となえた説がある。
小さな体、丸い頭に大きな目といういわばネオテニー(幼形成熟)や、動物の赤ちゃんのような特徴をもつものは、親の保護心理をくすぐるというものだ。
弱い者を養い守らなくては、というこうした行動のおかげで、子孫が生き残る率が高くなり、これが人間の社会的認知の基本的機能としてみなされてきた。
最近の研究は、かわいさの概念は、愛情や世話をしたいという気持ちを刺激する、聴覚や嗅覚のきっかけ(赤ちゃんの笑い声、新生児の独特なにおい)にまで広がってきている。
おもしろいことに、わたしたちは小さなものをかわいいと思うだけでなく、かわいいものを実際のサイズよりも小さいと認識する傾向があることが、いくつかの研究からわかっている。
例えば、母親は自分の一番下の子どもを、実際よりもかなり小さいと”勘違い”しているという。こうした幻想の結果、母親は末っ子に対してより大きな愛情をかけたり、守ってやろうという気持ちが強いのかもしれない。
2. 小さなものは我々により注意を払うような行動をさせる
この画像を大きなサイズで見る小さなかわいさは、愛する対象を守りたいというわたしたちの気持ちを刺激し、それに注意を向け、優しく世話をするよう刺激する。
2009年の研究で、子イヌや子ネコのとてもかわいらしいイメージを見た被験者は、見なかった被験者よりも、子どものゲーム「オペレーション」でいい成績をあげたという結果が出た。
広島大学の入戸野宏(にっとのひろし)らによって行われた後続研究からわかったことだが、”かわいさ”のおかげで、慎重さを要するパフォーマンスが向上するというのだ。
今にも壊れそうな小さな家具とか、その他のミニチュア類は、かわいらしく見えるものだが、こうしたものは、気をつけてデリケートに扱わないと壊れてしまう恐れがあることを、わたしたちは本能的に知っているからだ。
3. 小さなものは自分に害を及ぼす可能性がほとんどない
この画像を大きなサイズで見る人間の子どものかわいらしさは、守ってあげないとなにもできない、その無力なところと関係がある。
小さなものは、そのサイズのおかげで、わたしたちに危険をもたらす可能性はほとんどないといっていい。
それがかわいく見える決定的なポイントのひとつは、脅威の感覚がないということだ。小さなものはたいていこの条件に合うという。
4. 人間は年齢に関係なく愛玩具が好き
この画像を大きなサイズで見るかわいらしさは、人形やぬいぐるみ、その他の玩具など無生物にも広がっている。テディベアは
長い間に変遷を続け、よりかわいく、赤ちゃんのように見えるように改良されている。
同じような擬人化プロセスは、車のいわゆる”顔”にも影響を与えている。
ミニチュアのものがよけいにかわいく見えるのは、わたしたちがそれをおもちゃや子どもの遊びと結びつけるせいかもしれない。
幼い子どもはかわいいので、彼らのおもちゃや持ち物もそれに伴ってかわいらしい、ということになるのかもしれない。
特に赤ちゃんのような特徴があれば、もちろん、大きなものでもかわいい場合もある。「大きな人間サイズのテディベアがいても、かわいいと思うだろう。小さいテディよりもかわいい場合もあるかもしれない」
5. 人間は主導権を握りたがる
この画像を大きなサイズで見るミニチュアのドールハウスなどは、その持ち主を日々の生活とはまるで違う、完全に自分の意のままになるシナリオの中に逃避させてくれる。
著名な心理学者、ドクター・ルースは、子どもたちが深刻な心の問題に取り組む助けになる、セラピードールハウスを持っていた。
このハウスは、ドクター自身にとっても有益だったという。彼女は、ナチスから逃れた難民の子どもだったため、ハウスが自身に欠けていた「自分で主導権を握る力」を表わすものだったからだ。
6. 小さなものには脳が魅せられるものがたくさん詰め込まれている
この画像を大きなサイズで見るミニチュアはコンパクトだ。とても限られたスペースの中に、目に見える込み入ったものがたくさん凝縮されている。
その豊かさが、わたしたちの感覚に大いにアピールする。手で触れるのと同じように、じっと見つめるだけでも、情報がぎっしり詰め込まれたシーンや対象物に惹きつけられることが研究でわかっている。
わたしたちがミニチュアに惹きつけられる理由の一部は、感覚の鋭いわたしたちの脳に、高度に凝縮された魅力的な刺激の一服を提供することなのかもしれない。
References:mentalfloss/ written by konohazuku / edited by parumo
















かわヨ
動物の子供って外観もカワイイけれど、鳴き声にいつもやられる。あの赤子独特の鳴き声ってやつは、多分哺乳類全般に共通しているものなんだろうな。だから人間の赤子をオオカミが連れ去って育てた…なんて事例が出て来るのだと思う。オオカミも人間の赤子をカワイイと思うのか?とか考えると、何だか嬉しく思うけれどね。
という事は俺の小さな息子スティックも・・・
※3
役立たずはお断りだぞ
爬虫類や両生類やその他、いわゆるムシのたぐいを嫌がる理由も一緒に考察しないといけないのでは。
※5
普通に毒があったり寄生されるからでは?
可愛すぎるとムカつくのはなんでなの?
※6
自分のポジションを奪われる恐怖心からくる感情
昆虫は例外かもね。ハエトリグモやカイコの成虫は個人的にめっちゃかわいいと思うけど。
※7
もふ > 小さい ってことなのかもだ
しか
男子中学生は
イキりたいお年頃なので
可愛いものを可愛いと言えない
※9
海外の動画とかでよく「萌えてしまった、俺の男らしさは消えてしまった」ってネタがあるけど、保護欲から可愛いと感じるならむしろ逆だよなっていつも思う
手のひらサイズの子猫とか最強だもんな
猫嫌いすら骨抜きにされる事例多数
※10
そもそも、猫の時点で
どうして愛玩動物になったかというと、
成獣でも「虎の子ども」サイズだから、ってのは大きいと思う。
※28
一般的なネコ科動物の大きさなら、
「腕に傷」では済まない。
動物みんなそうやろ。
パンダの赤ちゃんなんて守らなあかんって思うぐらい小さいやん。
一言でいいやん
かわいいは正義
人間だけじゃないんだよなあ
哺乳類の共通した意識だろ
Gを見るとハンターとしての血がたぎるのは遺伝子のなせる技なのだろうか?
成犬が赤ちゃん猫に魅了されてる記事とかも以前あった。
別の生き物の子供をかわいいと思うのは、発達した知能だからこそか、それとも原始的なものだろうか?
虫は生理的にやだなーカエルさんトカゲさんはヘーキだけど
子猫が可愛すぎて、口に入れたい欲求が起こった事がある。
口で確認するのは赤ちゃんだよね。だから幼児性を刺激する何かがあるような気がするんだが。
※19
可愛くて(愛しくて)口に入れたり抱きしめたくなるのって、個人的にはひとつになりたいって感覚だな
そこいくと幼児は自分に取り込むために口に入れてると言える…のかも?小さいものだと飲んじゃうし
おいしい=かわいい
故スティーヴン・ジェイ・グールドのエッセイ集に、ネオテニーとディズニーキャラの関係についての秀逸なのがあるけど、どのタイトルに収録されてるかは忘れれてしまった。
小さくてかわいいいきものが好きなのは人間だけじゃないことは、先日の「シルバーバックのゴリラがちっこいサルをかわいがる記事」で証明されているよね。
※21今調べてみたら、「イメージとしての戦後」という本の中にそれらしい記述がありますね。
試しに、google booksで、「イメージとしての戦後」で調べたうえで、「ネオテニー」でさらに検索すると、何かわかるかも。
なにしろ、「ネオテニーは進化を別様に考える仕方を示す、これがグールドを引き付ける点の一つである」という記述があるので。
そうじゃないだろ!たんに種族保存だろ!!!!小さくて目が大きく口鼻が小さいものに愛着を持たせることが哺乳類にシステムとして組み込まれているだけじゃ!!!!!!
※23
哺乳類に共通しているなら、他種族を殺傷できないから違うよねえ。ライオンとか自分の子供でも食うからね
今でいうブロガーの祖である清少納言も枕草子で言ってるしな
ちっちゃいものはかわいいなあ~って
「可愛い」に理屈付けるのは難しいね
理屈のない湧き上がるものに可愛いと言う形容をしたんじゃないかと思うしなぁ
かたなし君もにっこり
> 小さなものは自分に害を及ぼす可能性がほとんどない
しかし、子犬や子猫ほど腕に傷を付ける生き物もいない・・・
子ネコを大事そうに抱えるサルかわゆい。
ちっこくてわさわさしている子はかわいいのに
なんで虫は対象外なんだろう?
※30
虫だって、案外と可愛いのも居るぞ?個人的にはテントウ虫とか、マルハナバチとか、ハエ取りグモとか、蚕蛾とか、拡大して良く見てみ?可愛いぞ?
枕草子の第百五十一段「うつくしきもの」の中に「なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし」とあるのを思い出しました
かわいいものとして、子供のしぐさやすずめのヒナ、ひよこなどの小動物、それから人形の道具や小さな蓮の葉などが挙げられているのですが、読んでいると現代人の感覚とほとんど変わらないなあと
千年も前から、ちいさな生き物やちいさな玩具をかわいいと思う心はあって、もしかしたらもっと遙か昔、有史以前や、さらには人間がまだ猿のような生き物であった頃から持つ感覚だったのかな?と想像してしまいます
これね、自分が子供産んだ時にわかった。赤ちゃんは全ての可愛いの原点だと。声、頭身、仕草、全部愛らしい。可愛いという感情は根幹的な人間の本能。
それを可愛いと感じるかどうかは、個人差あると思う・ω<✳︎ それを言っちゃおしまいか? 例えば、見た目パックマンはオケだが、星のカービーはオケじゃない、という人もいるかも?って事やね-ω- アタシャどっちも可愛い(^^)
自分は、小さいものは可愛いを通り越して、触るのが怖いんだが。弱々しくて壊れそうで、扱いに戸惑う。
あと、産まれたての動物の嬰児は、可愛いよりも気持ち悪い。
ネオトニーも何か不気味だ。
犬は大型犬が好きです
かわいいの前では小さくても大きくてもそれは正義です
※37
でもこの記事の理論でいくと
もしこの世にグレートデンクラスの大型犬しかいなかったら
犬がこんなに人間に愛されるようにはならなかったって事だよね
だからあなたは無意識に小型犬も好きってことなんだろうねU^ェ^U
清少納言も、小さいものは可愛いと言っている
平安時代から現代まで続くこの感性は理屈じゃ語れない
もうこれは本能だ
かわゆきもの、汝の名は達磨なり!
>小さなものをかわいいと思うだけでなく、かわいいものを実際のサイズよりも小さいと認識する傾向がある
>例えば、母親は自分の一番下の子どもを、実際よりもかなり小さいと”勘違い”している
>こうした幻想の結果、母親は末っ子に対してより大きな愛情をかけたり、守ってやろうという気持ちが強いのかもしれない
え~…? その例は違うんじゃない?
普通に、より年下の子がおらず「お兄ちゃん」にステップアップする機会が無いから、いつまで経っても「小さい末っ子」の認識のままでついつい世話を焼きすぎて甘やかす、というだけだと思うが。“実際よりも小さく誤認”の原因の時点では、比較対象による錯覚の問題であって、「かわいいから」が先行する訳じゃないだろう。
昆虫「せやろか?」
今気づいたけど、野生のサルのいるところにイエネコがいるわけないよね。
オサルさんの抱いてる可愛い子猫はもしやクロアシネコではないか?
ちいさきものはみないとおかし
素早くて支配できないので虫は無理
守ってあげなきゃ!って感情を沸かせるものが重要だよね
実の親よりボリューミーなペンギンの赤ちゃんとかは・・・
コメントに虫の話があふれているが
3.自分に害がない
5.主導権を握りたい
に当てはまらないというように判断されるのかな。