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パーティーはヤギ・犬・人間夫婦。2匹と2人が冒険の旅に出た(アメリカ)

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 ケイトさんとチャドさんのバトルズ夫妻は、情熱の導くままに旅する日々を過ごしている。

 若いころは共にあちらこちらへ移動するのが好きだった二人だが、しばらくはノースキャロライナ州のアッシュヴィルに腰を落ち着け、子どもたちを育て上げた。そして子どもたちが巣立って行った今、家とバーとを売り払い、4人組のパーティーで新たなる冒険の旅に出発したのだ。

 4人組といっても全て人間ではない。彼らと一緒に旅をしているのは、彼らが子どもたち同様に愛している2匹のペット、ヤギのフランキーと犬のマギーである。

 癒し役と登山役だな。

すでに5万キロを旅して

 旅立ちから1年半、一家は約5万キロを旅してきた。住まいとなるのは、自分たちで塗装した、ヴィンテージのエアストリーム社製キャンピングカーだ。

 「旅は、いつも私たちのライフスタイルの大きな部分を占めていました。だけど、育児とバーの切り盛りをしている間は、忙しすぎて、あまり休暇は取れなかったの」とケイトさん。

 「人生の新しいスタート、この瞬間を生き、道を進んで行く自由がほしかった。ずっと、次の冒険を求めていたんです」

異種混合の共同生活

 ヤギのフランキーは、ピグミーゴートとナイジェリアン・ドワーフゴートのミックスである。4年前、まだ赤ん坊の頃にバトル家に加わった。マギーは子犬だった12年前から、バトル家の一員として暮らしている。

 「この子たちのいない生活は考えられない」とケイトさんはいう。旅に出るに当たって2匹を連れて行くかどうかは、そもそも問題にすらならなかったのだ。

 限られたスペースで3つの種が共に暮らす旅の生活に、2匹はすばやく適応した。お姫様なフランキーとのんきなマギーは、種類だけでなく個性もかなり異なっているのだが、お互いをよく理解している。車が走っている間は後部のベッドでよりそって寝ているのだ。

 とはいえ、2匹とも、同族よりも飼い主の方をより好んでいるのではないかとケイトさんは考えている。

 特にフランキーは、ヤギ仲間よりも人間が好きだ。他のヤギと遊ばせても、一日の終わりには必ず「人懐こい」ヤギに戻っているのである。

旅の楽しみは4人4色

 一家は、2つの国、28の州、そして数え切れないほどの国立・州立公園を訪れてきた。その中から、「最も思い出に残っている場所」を選ぶのは難しい、とケイトさんはいう。

 好みは種によって分かれるようだ。人間は、例えば「ティトンで見た皆既日食」を驚嘆すべきこととして記憶している。

 フランキーはヤギらしく、カリフォルニアのアラバマ・ヒルズのような場所で岩によじ登るのが好き。そしてマギーは、湖や小川での水遊びを好むのだ。

不便なこともあるけれど

 動物を連れて旅をしていると、時には困難なことにも出会う。

 最も大変なのは、動物たちに配慮した移動ルートの確保である。「より良く計画を立てなきゃならない、というだけなんですけどね」

 また、国立公園のほとんどは「ペット・フレンドリー」ではない。そこで、ケイトさんとチャドさんは、まず公園のすぐ外で動物たちとハイキングをし、それから公園内を見に行くのである。

 「不便なこともあるけれど、フランキーとマギーは、冒険をもっと面白いものにしてくれるし」とケイトさん。「それに、彼らは冒険が大好きなの」

 時には面倒なことがあったとしても、フランキーとマギーが二人の旅を豊かなものにしてくれているのは間違いない。

 なんたって一日の終わりに回復の呪文をかけてくれるのだから。

かけがえのない仲間

 「この国の美しさをたっぷり見ることができて、私たちはとても運がいいわ」というケイトさんは、アーティスト、また写真家でもある。北アメリカの美しい自然に、フランキーとマギーがユニークないろどりを添えた写真の続きは、一家のブログまたはインスタグラムから。

 ケイトさんはいう。「彼らはすばらしい旅の仲間よ」

References: The Dodo / Instagram など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. どちらも野生では群をつくってそこそこの距離を移動する習性の動物だから、リーダーとメンバーが居れば案外ストレスなく過ごしてるのかな、と思う表情だね。子供の頃にこういうの憧れたなあ…(実は今も憧れている)。

    • +20
  2. うわあ。自分の親、じいさん世代の理想の移動生活。
    キャンピングカーのペイントセンスとか。
    また流行ってるんだろうか。

    • +14
  3. 動物連れてると見知らぬ人と会話しやすいから
    そういうところもいいよね
    慣れない旅先でのささやかな出会いの思い出はかけがえがない

    • +15
  4. 親が勝手にこういう充実した人生を送ってくれると、子供は
    助かるねえ。みだりに干渉してこないだろうから。

    • +3
  5. ヤギさんは取り敢えず高いとこ登っとけば満足な生き物(ウソ)だし、わんこは棒を銜えさせとけば満足な生き物(ウソ)なので平和な旅だな
    一人旅が好きだけどこういうの見るとパートナーとの旅も悪く無いかな

    • +5
  6. ヤギさんて、草と水のほかに塩分が必要なんだね?
    初めて知った。(ソース→ ポチパパという人のブログ)
    鉱塩。。。岩塩みたいのかな?
    ヒマラヤ・ロック・ソルト・リックと書いてあった。
    あ、鹿も塩分の多い場所の土をなめるし、
    牛が一家の労働力だった昔はお味噌をあげてたね。。。
    だから塩分のある牛糞たい肥より馬糞たい肥の方が
    植物にはいいんだと聞いたっけ。

    • +3
  7. ちょっと全然違うかもだけど、昔ペリーヌ物語ってアニメがあって、ペリーヌが馬車でペットをお供に旅するやつ好きだったの思い出した。

    • +2
  8. この記事読んだ人はぜひ「行商人やキャラバンに憧れてモロッコでロバと一緒に放浪の旅を始めたバカだけど」も読んで欲しい
    2ちゃんねるに投稿された記事で時間泥棒注意

    • +2
  9. この人達の子供は実家が無くなってしまったわけか…
    親が余生を楽しんでるのはいい事だけど、あまり奔放なのも心配だろうなぁ

    • +2
  10. アメリカンコッカーは全く旅に適さない生き物
    泳いだら乾かすのに3時間かかる
    見えないところに色々な苦労がありそう

    • +1
    1. ※21
      ショー用のカットでないし、特別皮膚の弱い子でなければ
      ドライヤーはいらないのでは?
      アメリカの乾燥している地域は、日本の冬の比ではないと
      言われた事があるよ。そういう場所なら乾きやすいかも。

      • +2
  11. ブレーメンの音楽隊みたい
    ロバ、犬、にゃんこ、ニワトリのフォーマンセル

    • +3
  12. アメリカって感謝祭やクリスマスの度に家族が集まってアレコレするイメージだけど、
    こういう家族の場合はカード送っておしまいなのかな。子どもの家に集まるのかな。

    • +1
  13. 「無事に川を渡してください」というパズルかと思った。

    • +1
  14. こういう趣味趣向の合う夫婦って素晴らしいね
    子供たちも自立してそうだし、それぞれの道を行くのでしょう

    • +1
  15. 自分もスレタイでブレーメンの音楽隊想像したw

    しかし、羨ましい!!動物たちも幸せに見える。
    うちは犬だけだが、愛犬たちと、キャンピングカーで旅したいとは思ってる!
    専用のレンタカーもあるんだよね。金額ちょっとするけど。

    親だとしても、こんなに充実してたらいいなあ。
    うちの親と正反対。晴れでもテレビ前から動かず、ゲーム。貶し言葉言って何もしなくて嫌になる。色んな意味で羨ましい

    • +1
  16. 人間だけより動物も一緒に居た方が襲われなくなるのかもね

    • +1

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