この画像を大きなサイズで見る体という肉の塊から逃れて、意識を仮想現実にアップロードできる世界はそう遠くないと言われている。未来学者の予測が正しければの話だが。
SFの世界がいよいよ現実になってきていると実感する昨今だが、さらに脳のデジタル化に向けて大きな飛躍があったようだ。
それはごくシンプルな動物の脳での話だが、現実世界の生き物と全く同じ振る舞いをする完全なヴァーチャルクリーチャーが誕生したのだ。
デジタル化された脳を持つ「サイバースラッグ」
先の研究で、蠕虫(ぜんちゅう)の脳の神経細胞を復元するための神経細胞が開発され、本物の動物のものと同じように振る舞うことが確認されている。
今回、米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームが開発したのは、「サイバースラッグ」なるものだ。現実世界の生き物と全く同じ振る舞いをする完全なヴァーチャルクリーチャーである。
このサイバースラッグの基礎は、Pleurobranchaea californicaというウミウシの神経システムである。
この画像を大きなサイズで見るウミウシのような無脊椎動物の神経回路はかなりシンプルで、デジタルによる創造を試みる際のモデルとして重宝されている。
サイバースラッグには限定的ながら自意識があり、危険を察知して隠れたり、獲物の捕食や、本物と同じように他のヴァーチャルスラッグに対して反応したりといったことができる。また失敗から学ぶ学習機能も搭載されている。
次のステップは回路をつぎ足し社会性や認知機能を強化
研究者によれば、動機や記憶を外部世界で認知した内容に関連させて、その情報の印象に応じて反応するのだという。
開発者の1人である生理学者のラーナー・ジレット(Rhanor Gillette)名誉教授は、かなりシンプルであるが、そうしたものを、そしておそらくはより高度な生物を作ることができるというコンセプトの証明になると話す。
「ウミウシは古代の中枢回路のモデルとして打ってつけです。それは現在でも我々の脳の中に存在し、より高度な認知機能を支えているものです。今回、その原子的な脳と非常によく似ているであろうモデルを開発しました。次のステップは、回路を継ぎ足して、社会性や認知機能を強化させることです」
そしてついには人間に?
生態系や天然資源にまつわるいくつもの不吉な予測であふれている昨今、手始めに小さな生き物をヴァーチャルに復元してみるのは賢明なことだろう。
いつの日か、サイバネティクスの粋を結集した試験管チャイルドたちが、地球軌道上の宇宙ステーションで地上の放射能が消え去るのを待ちながら、ヴァーチャルクリーチャーが展示される仮想動物園を訪れるといったこともあるかもしれない。
それだって動物がまったくいなくなってしまうよりはマシだろう。そして、次に待つのは人間の脳だ。
References:.eurekalert / illinois/ written by hiroching / edited by parumo
追記(2018/3/10): 本文の一部を修正して再送します













「次に松野は人間の脳」なんだな。
松野さんについて詳しく
これがメタルスラッグちゃんですか…
おい、松野!
最後誤字ありませんか?
松野→待つの
大学いってやりたかったやつだ
大学やめたけど
松野かよ
松野だれ・・・?
うーん、仮想空間にAIを作るのと三次元に実存している意識を移植するのはまた別の話だからなあ。
攻殻機動隊に代表されるSFの「電脳」も、生身の脳をネットワークにナノマシンなどで繋げているから、仮想空間に高度な人間の脳をシミュレートさせるのはまた違う話だね。
このバーチャルウミウシのAIがあれば
3D空間でウミウシの飼育シミュレーターができそうだ
そのぐらいのAIだと、ゲームの中のモンスターとかNPCに実装されてそうな気がするんだけど、詳しい人の意見が聞きたいです
※11
ゲームのモンスターやNPC
→PCがこういう行動したら、こう反応する、というプログラムの集合体。
バーチャルスラッグ
→実物通りの神経を再現したら本物みたいな行動をした。ある意味ブラックボックス。
でもシーマンより頭悪そう
次は松野さんが人間の脳の神経細胞作るのかと思った
生物の基本行動をAIで「シミュレート」するのと、
意識をアップロードするのは別次元の話だと思う。
仮に脳を電脳AIにできたとしてもそこに元の自分の意識がなければなんの意味もない
意識が移せずに自分でなくなるなら、AIにできたところで死を意味してる
いずれ肉体が無くても意識がコンピュータの中で永久に生きていけるという、新しいスタイルの生き方が登場するかも?
肉体がなくなれば肉体の維持に必要な食事をしたり、病気にならないようにしたり、老化を防いだりという労力から解放され効率の良い生活ができるという考えも出来るんだし
肉体はいらないから精神だけコンピュータにアップロードして肉体をあえて捨てるという生き方を選択することだってできるようになるかもしれない
※20
電脳空間内の意識も自殺を考える、ということはないのだろうか?
バーチャル三部作できる
ウミウシってカラフルで奇麗なイメージがあるけど動画のウミウシは地味な色合いでで太ったナメクジみたいに見えるね。
気色悪く目を背けたくなるナメクジ
カラフルで美しく見飽きないウミウシ
後者は一応Seaが付くとはいえどっちもSlug
※23
不思議なもんで蛍光ピンクのナメクジやヒョウ柄・シマシマのヤツだっているのに、ナメクジはナメクジであんまりイメージが変わらない・・・
先入観とか刷り込みの効果ってすごいな、と改めて思う。
ウミウシが攻めてくるのか。勝てるんだろうか。
子供の頃からの妄想の種だった哲学的ゾンビが今現実のものとなった恐怖で吐き気がする
脳や神経を精密にシュミレートしていけばそれは人類や別の知性か?と問われれば
恐らくそれは否、であろうが高まった自意識が超知性を作り上げてしまう確率は高まる
超知性が森羅万象にアクセスして万物を理解してしまう存在と仮定して、そんなものが人類に扱えるのか?
意識ってのは未だ正体が全くわからないんだよね。
脳内の電気信号の集合なのか、いわゆる「魂」なのか。
結局それがわからないことには、アップロードした脳内情報が
コピーなのかオリジナルの忠実な再現なのか、
単にプログラムを数値化し転写しただけの数字の羅列なのか、判断ができない。
この研究の最大の意義は、意識の正体が垣間見えるかも、という期待だな。
それは精神体の人権や法整備の基盤となるだろう。
他の成体スラッグたちの反応を見てみたいもんだ
自我があるかどうか外見からは判らないから哲学的ゾンビだね。
あらゆる分野の産業、学者、技術者の脳をたくさんたくさんシミュレーションしてもらって、合理的でストレスのない世の中をプロデュースしてもらいたい。
そして一部のヒトが「機械の言う事になんか従わねぇ!」と反乱を起こして、管理システム外で建国するところまで妄想した
どうせ金属片が入ったプラスチックで出来てるんだろ?そんなもの野に放ったら食べた小鳥が窒息して死ぬわ。
食われないにしてもバッテリーが無くなったらゴミになるだけ。生態系には組み込めない。遺伝子組み換え生物と同じく、一生オリから出られないよ。
・・・と批判した所で思い付いた。動物園の動物をこいつらで代替できるかもしれんな。
・・・って、動物園のことはもう記事に書いてあったorz
電子の海に最初に誕生したのは、ウミウシであった。
元記事から行けるサイバースラッグシミュレータは遊び方ちんぷんかんぶんだけどボーっと眺めてると妙に愛らしい
なるほどね、これで人間が絶滅したらウミウシが地球を支配するわけだ
今回の記事のサイバースラッグが勝手に進化して、最終的に人型のバーチャル生命体になったのが、「松野」さんなわけですね。
完全なヴァーチャルクリーチャー、とは?
栄養を取り込んでエネルギーにするシステムや、免疫システムなど色々なものを
完全に開発したって言うんですか???
ヴァーチャルじゃないけど、実物のアリに脳や体を近づけた
ロボットの話を今日新聞で見た。
同じロボットでも、複数集まると問題を解決できるらしい。
アリの高度な社会はどうやって出来たのか、興味あり。
すごく頭の良いアリが数%いて、統率してるのかな?
問題はこいつが’生きている’のかどうか
どうお考えですか皆さん
ウミウシ可愛いから好き!
これウミフクロウたそっすかね