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人類は進化によってお酒に弱くなる。今後アルコール耐性を持たない人が急増する可能性がゲノム調査で明らかに(米研究)

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 ヒトは未だ進化の途上にある。変化していく環境に適応するべく世代を経ながら少しずつ変わっていく。例えば尾てい骨は尻尾の名残ともいわれている。

 進化の影響は様々なところに現れる。アルコール耐性に関してもその影響がでているという。

 これまでのところ、アルコールの処理が困難になるような遺伝的適応が起きているのは一部の人たちだけだが、将来的には徐々にその比率が増え、お酒に弱くなる人が急増する可能性があるという。

 これは「1000人ゲノムプロジェクト」の公開データを分析して明らかとなった。

ヒトゲノムを分析しアルコール耐性に影響する遺伝子位置を発見

 今すでにお酒にすごく弱いという人は、今日の環境に適応するべく、アルコールへの耐性が低下した可能性がある。

 アメリカ・ペンシルベニア大学医学大学院のベンジャミン・ボイト准教授らが行った研究は、過去数万年の間にヒトゲノムのどの部分が適応(進化)したのかを探るためのものだった。

 これを調べるために、4大陸26集団という、さまざまな祖先を持つ2500名以上のゲノムの配列決定を行った「1000人ゲノムプロジェクト」の公開データが用いられた。

 ゲノムを解析した結果、適応の兆候が見られるいくつかの遺伝的位置が発見された。その1つが、アルコール脱水素酵素遺伝子クラスターである。

アルコールに弱くなる遺伝的変異

 アルコールを摂取すると、人体はそれをアセトアルデヒドという毒物に分解する。顔が赤くなる、気持ち悪い、心拍数の上昇といった現象は、アセトアルデヒドが蓄積した結果だ。

 しかしそれは通常ならそう長く人体内にとどまらない。代謝によってアセテートという毒性の低い物質に変わり、すぐ分解されて体外に排出されるからだ。

 ところが東アジア系や西アフリカ系の祖先を持つ人たちの中には、アルコールに弱くなる遺伝的変異を持つ人たちがいる。

 この遺伝的変異は、アセトアルデヒドをアセテートに変換する遺伝子の働きを弱める。したがってアセトアルデヒドが蓄積しやすい。

 すなわち、この遺伝的変異を持つ人はお酒を飲みすぎるとすぐに気分が悪くなってしまうということだ。しかし、これにはアルコール依存症になりにくいという利点もある。

 この適応が、飲み過ぎを防ぐために生じたものかどうかは不明だ。

 しかし今回の研究は、遠い昔に祖先が経験した圧力が、「いくつもの点でゲノムの構成」に影響していることを示している。こうした適応は、「今日見られる特性や病気の感染しやすさの多様性に影響」を与えたのである。

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こんなところにも進化が起きていた

 研究では、別の発見もあった。それがグリコホリン遺伝子クラスターだ。

 これはマラリアに代表される病原菌への対処に関連するとされている。しかし、その解釈は難しい。

 この適応はマラリアへの抵抗力を身につけるための反応であるとも考えられるが、かつて存在した別の病原菌への反応だったものが、たまたまマラリアとの戦いに便利だった可能性もあるからだ。

 さらに我々の祖先がネアンデルタール人との交配を通じて獲得したと考えられる、CT64遺伝子の遺伝的配列も発見された。これは明確なタンパク質のためのコードではないが、男性の睾丸の中で発現している。

References:Nature Ecology and Evolution / phys / livescience/ written by hiroching / edited by parumo

 実は私の家の家系も祖父、父ともにお酒が飲めなかったのだが、実は進化してたってわけか。お酒に弱い人はこれから、「自分、お酒弱いんで」とかじゃなく「自分、進化済なんで」って言った方がいいのかな。なんかちょっと未来感あってかっこいい感じだし。

 そういえば今年は高熱の出ないのに実は感染していたという「隠れインフルエンザ」が大勢いたそうで、それが感染拡大につながっている可能性もあるそうだ。

 かくゆう私も、隠れインフルの友人からしっかりいただいてしまい、がっつりA型を発症して戦っていたわけだが(当人は私のは花粉症だからって絶対認めていないが)、隠れインフルってもしかしたらウイルスの進化?それとも人類の進化?

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この記事へのコメント 86件

コメントを書く

  1. お酒の飲める人は本当に飲めないっていうのをよく分かららないよね
    最近は無理に飲ませる風潮が無くなってなによりだけど、一時期は急性アルコール中毒にならなければ良いんだから一口だけなら平気だろって口付けるだけでも!とか強要された
    匂いでももうダメだし一口なんてのんだら真っ青になるし次の日にまで影響が出る
    そもそも「飲める」と「飲めない」の間には身体の構造が根本から違うっていうのが周知されてほしいなと思うよ

    • +87
    1. ※1
      すごく良くわかりますね。私もまったく飲めない体質なので・・。

      楽しく飲む人は別に構いませんが、それによって迷惑をかけたことも正当化するとか
      飲めないってことを社会人のスキルが一つ無いみたいな言いっぷりしたりとか
      飲めることが一つのステイタスみたいな世代の人はもう、思考停止してるんじゃないかと。

      • +28
    2. ※1
      田舎会社の先輩社員たちは男の酒の付き合いは死ぬ程辛いとか俺達もそうされたとかいって、下らない下ネタばかりの宴会に頻繁につき合わされたり浪費させられるのも嫌なのが退職理由の1/3だった。当時つきあってた現地育ちの女もその付き合いを肯定するのが余計耐えられなかった。

      海外の原住民の村をバイクで通りがかった時村人に呼び止められて一杯飲まされたけどそういうのはいいんだよ。モンゴルの草原でもアラビアの砂漠でもイヌイットでも貧しく厳しい環境に暮らす人々にとっては生きる上で実際に必要な助け合いの習慣だし、本当に飲めなかったら他の物をご馳走になってもいいし、酔い潰すのが目的ではないし、そういう習慣の地域では警察も飲酒運転なんかで捕まえないし、交通量少なすぎて交通マナーも存在しないからあるのは酔って自爆するかしないかだけ。逆にバイクで走ってて見知らぬおばちゃんに「タバコもってたらくれ」と呼び止められたのも、そこが本当に売店まで何時間もかかる田舎村社会だからで全然構わない。でも日本の片田舎の酒強制付き合いは必要性は失われただの悪しき習慣のための習慣になってる。

      更にド田舎に移住→給料安いし楽しみが無い→安く酔いたいでアルコール度70%の酒でも全然平気になったけど、それを自慢とも思わないし強制なんてもってのほか。反対に酒が嫌いだからってだけで叩く奴も嫌い。押し付けるのも押し付けられるのも自説に無暗に感情を乗せて強調する様も嫌い。

      とある会社の新人歓迎会で先輩たちが(大方下心の豊富な男たちが)ろくに酒飲んだ事ない二十歳の女の子に酒飲ませてゲロを喉に詰まらせて死んだけど、責任の所在がはっきりしないせいか事件にもニュースにもならなかった。そういうのを匿名でいいからどんどんニュースにすれば他にいるであろう似た犠牲者も悪しき習慣も減らせるのに。

      • +11
      1. ※34
        言いたいことは分かる
        だが、田舎だと人間関係がとても大事だ
        何かあった時あの人はこの分野に詳しいということから、普段から仲良くしている
        何かあった時にその人に聞いて対処していくんだ
        今ならネットあるから検索すればすぐ出るだろうが、その地方や地域までの風習まではさすがに出てこない
        さらには家々によってもある程度変わってくる
        だからこそ田舎になればなるほど人間関係が大事
        もしも本当に飲めないのならば、こういう会にお呼ばれされて一緒に過ごすのはいいのですが、飲んだら危ないですと医者のテストを受けて言われています、せめて場所にいさせてくださいとか、そういう人が一緒にいても面白くないだろうから辞退させていただきますとやんわり言う方がいいと思う
        ただ断ったのなら何回か事には出る事
        飲み会の中でしか聞けない中身にたいてい先輩と言うのは、後輩に伝えたい内容を含ませている
        これに気づいて行動を変えれるようなら飲み会自体を断ってもあんまり嫌がられなくなるだろう

        • -2
    3. ※1
      すっごいわかる。お酒好きな人から「遠慮してる」とか「禁欲的」って思われてるんだよね。違うんだよ。あんたとお酒を飲みたくないわけでもなく、遠慮してるわけでもなく、我慢してるわけでもなく、本当にお酒はいらない(飲めない)ってことを理解してほしい。

      • +15
    4. ※1
      そもそも、なんで「飲ませたがる」のかわからん。だって食べ物嫌いなのあったとして酒ほど無理に勧めたりしないよね。好きなら俺の分もどうぞって思う。

      「嫌いな食べ物食べさせられる気持ち」はわかるのに、まして体質的に無理なのを無理に勧めるって頭の構造が違うのだろうか

      • +4
      1. ※80
        酒は気分が良くなるからそれを共有したくなるんだよ。
        一緒に映画見ようよ、とか、一緒に音楽聴こうよという感覚に近いように思う。
        それが出来ると楽しいの。
        とは言え、私の祖父も一切アルコール飲めない人で、一口も飲ませられない。
        ビールをコップ一杯飲もうものなら真っ青になって倒れて救急車だよ。
        身近にそういう人がいたから酒を一切分解できない人がいるのを自分は理解出来るし、弱い人には飲ませない。
        が、自分自身は酒に強いから本音では人と一緒に飲みたいと思う気持ちもある。
        仲の良い友人の1人が下戸なんだけど、ああ、こいつと飲めないのはなんて残念なんだ、と感じてしまうのが正直なところ。

        • +1
      2. ※80
        酔っ払いの人に聞いたところ 自分が理性なくしてヘロヘロになっているのに
        目の前に素面がいるとしらけるんだそうだ。

        • -4
    5. ※1
      私は父はうわばみ、母は耐性0なんで自分は父の遺伝子のせいか強いほうだけど、
      飲めない人のこともよくわかるよ。決めつけないでほしい。

      • 評価
  2. 未来人がアルコールが無くなると言ってたが…

    • +8
  3. お神酒で吐く。
    ウイスキーボンボンで吐く。
    出張で韓国に行った時、乾杯だけでも、と無理やり飲まされダッシュでトイレに駆け込んだで吐いて、取引先の人間に死ぬほど気を使われた人間は進化を日々体感しています。

    • +36
  4. 祖父母も両親も妹ものんべぇだから
    自分は決して飲まないと誓ってお酒の席でも極力断っていますねぇ・・・

    酔っぱらって乱れる姿が個人的に好きではないので・・・

    • +15
  5. 酔っぱらって暴れたり大声上げたりとか、もしやと思っていたが酒飲みはより蛮族に近いということか。
    せめて他人に迷惑かけないぐらいには進化してほしいものだ。

    • +23
  6. 私も進化系なんで・・・
    こんなところだけ進化したくなかった

    • +3
    1. ※9
      自分はアルコールに強いおかげで、酔っぱらいの世話をする事が多いので、そんなに楽しくない。
      お酒飲めない人がいても、おいしい食事で一緒に楽しめるし、一人マイペースに呑めるからストレスもない。
      そもそも、お酒に飲まれる楽しみ方は好きじゃない。

      • +7
      1. ※37
        でも何か飲んで美味しいって思える事って小さな幸せやん。口に出来る物が多いって事は小さな幸せが多いって事やん。
        自分は酒が飲めないから、飲める人の気持ちを完全に理解出来ないとは思うけど、美味しい物を食べて幸せって感じるのと違いは無いんじゃないかなと思ってる。

        • 評価
  7. 昔は「アルコール飲料=腐りにくい」だったから、飲料の保存が難しかった時代はアルコールが分解できないとやっていけなかった。
    でも今は冷蔵庫があるし、アルコール分解能力は不要と言えば不要な能力だわな

    • +41
  8. 『神との対話』で、酒を呑めるようには人間を作らなかったぞと神様が著者に話していたのを思い出した。

    • +6
  9. カビはアルコールに弱いと聞いて、多少の飲酒は肺炎予防によいと勝手に思っている。アルコールがまったくダメなら、このやり方もできなくなる。

    • -12
  10. 飲めない自分からしたらアルコールは毒でしかない
    心臓の鼓動が速くなる、気持ち悪くなる、嘔吐する
    毒を処理する能力が失われるのは進化じゃなく退化かもしれない

    • +25
  11. 酒飲まないけど料理や菓子作りには無いと困る

    • +45
    1. ※15
      我が家も飲料用アルコールは常備してないが料理用は1.8ℓで買ってる
      結構使うもんだよね
      そもそも一度の料理に使う量はたかが知れてる上に大抵は火を通すし、じゃぶじゃぶ使うようなのは長時間煮込んだりするから体への影響は少ないんじゃないかな

      • +5
  12. わざわざ下戸にならなくても
    そもそも自制心があれば、アルコールに依存することは無いんで…
    仮に皆が下戸になったらポストアポカリプスの世界が来た時生存率下がりそう

    • -15
  13. これも自然選択なんじゃ?
    酒飲むやつが早死したり、子供残せなかったりする事が多い結果じゃないのか?

    • +14
  14. そうか…自分は進化済だったのか……
    でもフライング進化すぎて回りが付いて来れてなくて成人してから本当にずっと肩身狭いわー。
    ジュースみたいなカクテル系1杯飲みきる前に頭ガンガンに痛くなって倒れるから「酔ったこと」ってないんだぜーw(酔う寄り先に頭痛来る)

    • +8
  15. マジか おれ進化してるわ。ᕙ( ‘ω’ )ᕗやったぜ。

    • +5
  16. オレも親子代々、1滴も飲めない。ビールでも1口で意識不明に近い状態になる。昔は、新しい味噌で作った味噌汁や、新しい醤油で体が火照ってた。結局、麹アレルギーとかなのかな。医者に診てもらったら、『絶対に飲むな』って言われてるし。

    • +8
  17. 飲むとただただ具合が悪くなるせいか
    酒を飲むことで楽しくなったりいやなことを忘れられるってのがさっぱりわからない

    • +24
    1. ※22
      退化も進化の一つですよ。
      で、退化ですが、使われなくなった器官が世代を経るごとに小さくなって、あるいはなくなっていくことをさします。
      だから、たとえば洞窟にいる目のない魚は、目が退化した、目が小さくなりついにはなくなるように進化した、どちらも正しいです

      • +5
  18. なんや、大昔の人間は酒のみやったのか。
    酒のんで暴れたから、頭の良くなる進化をしたのかい。

    • -6
  19. 水分補給の選択肢が狭まると思うと、有用な進化とも言えないような・・・
    大航海時代の船の中とか、下戸だと辛いですね。
    でもアルコール関連の病とは無縁の生活が送れますね。

    • +7
    1. ※25
      大航海時代は、日持ちする水代わりだったからね
      でも現代でも水が、そのまま飲めない地域だとワインを飲料水代わりに貯蔵していますよ
      ヴォージョレーヌーボーだって、シーズン中は高価なミネラル水代わりに客に出すのだもの
      一度沸かさないと飲めない地域って以外と多いのです

      • +9
  20. 私は身体が受け付けない体質なので、絶対に摂取しないのだが…正月のお神酒だとかだと縁起物だからと断っても無理に勧めてくる人に困る
    アルコール成分が飛んでいれば大丈夫なんだけどね
    ブランデーケーキ・日本酒カステラ等知らずに食べると、急性アルコール中毒症状になる
    飲める人には、理解出来ないのだろうな

    • +10
  21. そうか、私も10年前と比べると弱くなってたのは進化してたのか…!(老化ー!)

    • +9
  22. アルコール飲料以外でも安全な水分摂取と殺菌ができるようになったの、デカイよねえ。朝からがっつり働く生活スタイルにはカフェイン入り飲料の方が向いてるし。
    産業革命以降働く時間がキッチリ定められたのでアルコールからカフェインへの移行が起きた、ってどこかで読んでめちゃ面白かったんだけど、書名忘れちゃった。

    • +9
  23. かつて酒に弱い人は無理矢理飲まされて子供を残す前に死んでたって可能性無いかな
    酒が飲めなくて死ぬ人の数を酒を飲み過ぎて死ぬ人の数が上回ればこうなる
    まあ酒を飲む人とは絶対に結婚しないって文化にならない限り人類のアルコール耐性はゼロにはならないと思う

    • +2
    1. ※30
      それはそうだろう安全な水分を得ようとするならばアルコールしかなかったのだから

      • +2
  24. 若者の酒離れってやっぱ、進化してたんだな。

    • +1
  25. 毒耐性さがるから、生物としては退化やな

    • -3
  26. 進化済みな自分だけどお酒(場も含めて)は好きだし
    飲めるものならもっと飲みたいでも飲めない
    って言うと酒豪の人らは「安く酔えるなんて羨ましい!」とか言うんだよなー
    こっちが羨ましいわ!!

    • 評価
  27. 気分が悪くならない人は毒素を分解する能力に優れてたんだね
    うらやましいけどこればっかりはね

    話はそれますが遺伝子の話って自分の体を自分のものじゃないみたいに感じられておもしろい!説明するのが難しいんだけど、この楽しい感覚わかる人いるかな?
    遺伝子レベルの獲得変化をしてたのかよお前~いつの間にそんなことしてたんだよ~びっくりさせんなよ~みたいな感じがするんだよな

    • +5
  28. 俺のタマタマにDNAレベルでネアンデルタール人が潜んでいると言う事か

    • +4
  29. オッサンになったら牛乳が飲めなくなったわ。

    • +2
  30. 自分、バカで下戸
    酒飲めたら、依存的になって脳萎縮路線だわ
    下戸で良かった

    • +5
  31. お酒って娯楽が多様化してる現在、必ずしも必要なものじゃないもんね
    むしろ少しでもお酒によって動きが鈍くなったり、活動量が減っちゃうなら
    ただただ、時間が勿体無いだけ

    • +4
  32. 酒でも飲まんとやってられんのですっ!

    • +2
  33. 進化のインフルエーションが起きているのであった

    • 評価
  34. 多少は飲めるけどすぐクワーッとなって顔が赤くなり動悸がするので
    家以外では飲まない
    お菓子に入ってるのや料理に入ってる程度なら大丈夫なんだけどね

    • +2
  35. コメント読んでてびっくりした
    アルコール飲料は水分補給にならないぞ
    含まれてる水分よりアルコールによる水分排泄作用の方が高いから、アルコール飲料だけ飲んでると脱水になる
    ここの住人ならそれくらい分かってると思っていたが

    • +3
    1. ※48
      実際汚い以上に、汚い存在と思われていて極力回避されていました。
      感染症の拡大は水が原因とされ、水に触れると病気になって死ぬというくらい忌諱されていたので、ビールとワインが水分摂取の主なものです。
      酒=飲み物 水=汚いもの ということで16世紀以降まで水は汚物扱いでした。
      酒しか飲まないなら酒にも強くなります。また、水分補給なんてしなくてもほとんど大丈夫なくらい陽が出てこないずっと曇りっぱなしのヨーロッパ(アルプス以北)ですから、現代でも水をほとんど飲まないし、小便は大便と同じくらいしか行きません。
      水が汚いのは雨があまり降らないため、水が停滞し淀むからということもあります。沼地も沢山ありますからね。一方でアルプスや南ドイツなど湧水がある地では神の選別を受けた「飲める水」として使われたこともあります。しかし医薬品としての用途のほうが大きいです。
      というのも、硬水なので飲みすぎると涙腺が詰まったりするためで、現代でも涙腺の結石を除去する専門医すらいます。
      酒造の技術も低く、アルコール濃度は高くありません。解毒作用も元から強い人種でさらに酒しか飲まないなら遺伝でさらに酒に強い民族になっていきます。ローマ帝国時代から水を飲まない世界ですからね。
      弱い酒と酒に強い人体、ほとんど水分摂取を必要としない環境。

      以上引用です

      • +11
      1. ※51ヨーロッパも北の方だと、庶民はお粥やシチューのような水分豊富な食事を常食にしていた時代が長い、をこの書き込みに追加してもいいですか?
        食事の水分多かったので飲料からの水分摂取必要量が下がり、アルコール飲料で水分摂取しても脱水はより起こしにくい環境だったと推測されます。
        また、食事作りに燃料かかるので飲料まではかけられなかった、もあの地域のアルコール飲料普及の理由にあるのかも。
        意外とパン常食にするのは時代が下がってからなんですよね、北ヨーロッパ。

        • +6
    2. ※48 古代~中世のアルコール飲料だと、アルコール度数はたいてい現代の数分の1くらいなんですよ。原材料の糖分をアルコールへと変えるのが完全に微生物頼りで、微生物のために環境整えてやることも困難でしたから発酵の効率が悪いんです。しかも保存方法も良くないので、すぐにアルコールの一部は酢に変わっていき、アルコール度数はさらに下がります。
      そんなこんなでアルコール度数が低く脱水のリスクが現代より低かったので、水分摂取に使えたのでしょう。
      腐った水で嘔吐下痢する方がより急激に脱水しますし、急激な脱水は過去では命取り。よりマシな方を取ったんだろうと思います。煮沸の燃料集めも大変な時代ですし。

      じゃあ味は?旨ければたっぷり飲むんじゃないか、と私も素朴な疑問を感じて以前調べてみたんですが、復元した古代エジプトビールを飲まれた学者さんの感想が「全体的に味は薄い」「甘い」「……微炭酸?」あんまりクセになるような乙な味じゃなかったみたいです。復元古代ワインも似た感じの感想でした。

      • +12
  36. 不潔な水をアルコールで消毒して飲む必要がなくなったし飲酒以外の娯楽が増えた以上当然の成り行きなんだろうね

    でも酷い下戸の自分としては楽しく酔える人が少なくなるのは寂しいな

    • +3
  37. アルコールのアレルギーだと言う人がいるんだけど。(50代男性)
    うっかり伝え忘れて、普通に注射前の消毒をしてもらったら、その部分がぶわーって赤くなって、看護師さんをビビらせたとか…。
    「アレルギー」と「弱い」は別なのかな、どうかな。

    • +3
  38. どちらかというと酒飲みだけど、飲めない人にお酒を勧めた事は一度もないな
    酒が好きは好きで飲んでるだけだから、酒が飲めない、嫌いって人には勧めないんだよね
    実際酒強い人で、飲めない人に酒を勧める人は今までいなかったし

    逆に酒ぐらい飲めなきゃって無理に進める奴は、大抵そんなに飲めない
    そういう奴と適当に酒付き合ってると、何故かこっちが1杯飲んでる間に向こうは2杯飲むから、勝手につぶれるんだよな

    • +6
  39. イギリスの紅茶中毒っぷりは例外って感じかな
    イギリス雨多いらしいから紅茶発達したのかな
    一応酒のイメージもあるけどやっぱ紅茶だよねあの国

    • +2
  40. 過去においてアルコール飲料からも摂取カロリー取れたら有利な時代が長かった、てのもある?
    ほら、昔はアルコール発酵が今ほど完全にできないから、アルコールになれなかった材料の糖がアルコール飲料の中に残るじゃない?
    その糖をより多く摂取出来るかどうかで、生存の境目あったかも。昔は生存ギリギリなカロリーで生活してる人、今よりずっと多かったし。
    そしたらアルコール飲料たくさん飲めるか飲めないかが、生存の境目になりうるじゃない?で、その必要が減ったらアルコールに弱い人も子孫残せて増えた、ってのありそう。
    ちなみに私は酒弱い。

    • +1
  41. 下戸が昔から一定数いる民族は生水かそれに準じたノンアルコール飲料が飲めた地域
    って事になるのかな

    • +7
  42. 酒飲めなくなってきた進化してんだ退化じゃねえ

    • -1
  43. 「安全な水を供給できるようになったことがアルコールへの耐性を失わせた」
    とみんな考えているが、正直それは違うと思う。

    というのも、加熱なしに清潔な水が供給できるようになったのは、長く見積もってもここ数百年のこと。
    対してアルコール耐性が失われるほどの進化は、短く見積もっても1万年くらいはかかる(実は人類はまだ農耕生活に十分に適応できるほど進化できていない)。
    アルコール耐性を失い始めた理由は安全な水の供給ではなく、まだ知られていない何らかの遺伝上の利点(例えば老化が低減されるとか、病気への耐性とか)のためだと思うがどうやろ?

    • +3
    1. ※62アルコール不耐性遺伝子単品だけでなく、セットで変わりがちな遺伝子の中に生存に有利な何かがあってもおかしくなさそうですね。ただの偶然も進化には含まれますが、意味があったらもっと面白い。

      • 評価
    2. ※62
      どちらかというと、安全な水を十分に確保できない地方では、渇水による死を避けられるアルコール耐性のある人が生き延びやすく、その遺伝子を持つ人がほぼ大勢を占めるようになったってことだと思います。
      今後は水不足で大量死するようなことにはならないだろうから、アルコール中毒や肝硬変のリスクのあるアルコール分解遺伝子は次第に淘汰され、アルコール耐性のない人が多くなっていくかもしれない、ということです。

      つまり、これまで数十万年間の進化の結果が水不足地域でのアルコール耐性の獲得、これから起こるかもしれない進化がアルコール耐性のない人の増加です。

      • +1
    3. ※62じっくり考えてみたんだけど、ここ数百年でそれ以前と一番変わった事って、産業農業衛生革命に伴う全世界的な人口増加と移住の活発化なんじゃないかなあ。
      東アジア西アフリカでも人口が増え、増えたから一部の人は移住して別の土地へ移住して子供を持ち、子供たちは同ルーツの人以外とも結婚し……の流れの結果として、東アジア西アフリカ出身の遺伝子を持つ人の比率がそれ以前より増えたのでは。
      で、並行してアルコール飲料の必要性も減ったからアルコールに弱いことで淘汰されることもなかった。

      • 評価
  44. 一万年前から同じ生活続けてたアボリジニもお酒苦手だけどもしかしたらかなり進化してるのかも

    • -1
  45. 自分も下戸だが、下戸はストレスたまりやすいんだよな。

    • 評価
  46. お酒を受け付けない人を進化だと肯定しているのではなく、アルコール中毒者やヘビードランカーによる病気を回避するための進化であって、それは女性が防衛本能で外での飲酒量を自覚的に減らす人が多いのと近いと思う。歳とともに自然と弱くなるし、多用かした娯楽の一つとしてたしなみ効率的にほろ酔い気分になれるってことは、なるほど進化な気がするよ。お酒が弱くなることと、受け付けない体質ってのは別で、さすがに飛躍しすぎでは。

    • -5
  47. へーへーへー 勉強になるなあ。
    自分は下戸なんだけどね、動物はアルコール分解ができるのがデフォっておもってた。
    数万年前アジア人の一人に突然変異が生じ、結果アジア人の半分ぐらいが飲めない体質になってしまったのだと。
    飲めない個体数が増えたのはアルコールを飲まない方が死ににくい(事故に遭いにくい・病気になりにくい・健康な子を授かりやすいなど)んだろう、とかその程度。

    でもここに書かれている数々の書き込みを見る限り、
    雨の少ない欧州やアフリカでは飲めない人間は絶滅したのだと考えた方が自然だね。
    自分みたいのが中世ヨーロッパにうまれていたら子供のうちに死んでいたんだろうね。
    私の父親も飲めない体質だったけど無理に飲んである中になり命を縮めたよ。
    のめないのに無理に飲むとガンになりやすいんだよ。
    お酒が飲めないことに日常なんの不自由も感じてないけど、飲める人は羨ましいなあって思う。

    • +3
  48. これからは、下戸の人は進化した人、酒飲みは進化していない人という先入観が強まりそう

    • +3
  49. 自分も飲めないほうなんで、お酒も趣味の世界としては広いから飲める人は一つ楽しみがあって羨ましいなぁと思う。ワインを楽しんでみたいなぁ。ほんの少しなら飲めるけどね。
    友達と食事するとき酔って楽しそうにしてる友人に同調できなくて寂しかったり。
    一方で、知り合いの旦那がアル中になってDVにあったり酒盗んで警察沙汰になったり入院したり今すごく苦しんでるから、酒なんてなくなってしまえ!と思ったりもするけどね。
    まぁ、アルコールのせいというより自制や心の問題だけどね。

    • +2
  50. アルコールは嗜まないがそれは美味しいと感じないから
    飲めないわけではないが美味しくと感じないものを飲む必要性が皆無
    一杯飲むと顔は普通に赤くなりのぼせたような気分になるから酔っているとは自覚はできる

    アルコールを美味と感じる人と感じない人がいるんだが味蕾の受容体に違いでもあるというのだろうか?

    • +1
  51. 人類の始祖はアフリカで誕生し、ヨーロッパ地域で白人へ多様化して
    そしてアジアへ広まった。
    たしかに人類の進化とアルコール耐性は一致しますね。

    • 評価
  52. アルコールを分解する機能が減退しているんだから、進化じゃなく退化じゃんかw

    • -3
  53. 未来人が確かに言ってたな
    和製ジョンタイター?
    アルコールは絶対ダメだ、と

    • 評価
  54. 人類史を通して今はこれ以上ないくらいにアルコールが簡単に手に入る時代。酒に弱い=酒好きになりにくい=依存症になりにくいっていう体質は、かなり適応的だと思う

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  55. もしかしてだけど、味噌とか麹カビを摂取している過程で麹アレルギーじゃなくてアルコールアレルギーになってアルコール自体の耐性が弱くなったとかじゃないよね?麹もかなり昔から摂ってるみたいだけど、日本酒苦手って人は実は麹から来てたりしてw実際、日本酒は悪酔いの代名詞みたいな感じのところあるしね。

    • +2
  56. コメみて思うこと。
    寒冷適応した、いわゆる新モンゴロイドは超下戸。
    寒冷環境なら腐敗や発酵が無いので、アルコール耐性は不要になったのかな。

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  57. 遠い昔、中国の奥地で生まれた
    アルコール代謝能力が低い、と言うミュータントな遺伝子は
    優性遺伝だ。
    放っておけばどんどん増えていく。

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  58. 牛豚なんかの中型以上の草食系と貯蓄習性のある動物以外はアルコールで死ぬかもしれないから絶対に飲ませちゃダメだぞ!
    最強の肝臓代表ハムスターさんですらおちょこ1杯が許容量だから

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