この画像を大きなサイズで見る抜け始めてこないとそのありがたみはわからないかもしれないが、髪の毛はわたしたちの永遠の友でありパートナーなのである。
頭を外傷から守ったりするだけでなく、ヘアスタイルで個をアピールすることもできるし、切り落とした髪にも様々な活用法があるのだ。
その活用法の中には、実用的なものもあれば、アート的なもの、中にはバカなことはやめろ!っていうとんでもないものもある。
ここでは古今東西に渡って活用されていた髪の毛の利用方法を見ていくことにしよう。
〇
この画像を大きなサイズで見る人間の髪の毛は強固だ。そこで、ある男性がこの髪の毛の強さを利用して、機能的な消費者向け商品を作ろうと考えた。
セレブやスーパースター専門の元ヘアスタイリスト、ロナルド・トンプソンは、ほとんど人毛でできている”スティレット・チェア“なるものを作った。彼はロンドンのヘアサロンでカットされ、捨てられるだけの髪の毛をとっておいて、椅子を作るのに使ったのだ。
まずは、2キロの髪の毛を使った試作品を作った。トンプソンは、ファイバーグラスに替わる素材として、このユニークな材料は、靴、服、ボートのパーツなどほかの消費財に使うこともできるとしている。
「髪の毛は使い道が多く、防水、非導電性、耐火性があり、腐食しないし、タフで強くて耐久性もある。中質繊維板、ファイバーグラス、ポリマー、アルミのような素材と十分競合できると思う」とトンプソンは言う。
試作品の椅子は、青銅でコーティングされて、1万5000ドルで売り出されているが、トンプソンは将来的にはもっと安価なモデルを作ろうとしている。
9. 人毛ジュエリー
この画像を大きなサイズで見るヴィクトリア時代の人たちは、ユニークな方法で死者を悼んだ。死者の髪の毛を使ってジュエリーを作ったのだ。
夫であるアルバート公が亡くなった後、ヴィクトリア女王は公の髪の毛の入ったロケットを首にかけていた。ヴィクトリア時代の人たちはよく髪の毛を編み込んだブローチやペンダントを作った。髪の毛ジュエリーなど、今日ではちょっと気持ち悪いかもしれないが、かつては感傷的なものとファッショナブルなもの両方の意味合いがあった。
人毛ジュエリーは、亡くなった人との絆を示すものだが、生きている友人、子ども、配偶者とのつながりを示すために使われることもある。ミズーリ州にあるレイラの髪の毛博物館では、こうした髪の毛ジュエリーの数々を見ることができる
この博物館のウェブサイトによると、ここは世界で唯一の髪の毛に関する博物館で、人間の髪の毛でできたジュエリーを2000点以上展示しているという。それぞれのジュエリーにまつわる話があり、髪の毛の主の名前、生年月日、死亡日などもわかるようになっている。
8. 人毛醤油
この画像を大きなサイズで見る頭髪などの人毛を原料として製造した人毛醤油は、実用化はされなかったものの、日本でも昭和初期に毛髪科学者、大門一夫によって研究されていた。
だが中国では人毛が安価で入手できることから、人毛からアミノ酸溶液を作り、それが転売されて醤油の材料となった。
ただし理髪店や病院などから集められた人毛は、洗わずにそのまま使われる為非衛生的であり、精製する段階で塩酸などの化学物質が使用されることからも、その安全性が問題視されている。
中国政府によると、人毛にはは水銀やヒ素などが含まれており、肝臓や腎臓、血管に害を及ぼし、ガンを発症する可能性のあるという。
7. 肥料や除草剤として使用
この画像を大きなサイズで見る人毛は肥料や除草剤としても使われる。スマート・グロウという会社が、人毛を使ってマットのようなものを作った。それを植物の根元に置くと有機成長剤、地面に置くと除草剤としての効果があるという。このヘアマットを使えば、強い化学薬品を含む肥料や除草剤を使わなくて済む。
スマート・グロウを設立したフィル・マクロイは、元ヘアスタイリスト。職場で捨ててしまう髪の毛をなんとか利用できないかと模索して、このアイデアを思いついたというが、人毛を肥料として使うのは最新のアイデアではない。古代中国の農民は、人毛や排泄物を使って作物に栄養を与えていた。
6. 除霊効果を持つお香として
この画像を大きなサイズで見る髪の毛が燃えるにおいは、あまり好きではない人も多いが、古代インドでは髪の毛をお香に使っていたことが知られている。
人毛とショウガ、いい香りのする葉や樹液などを混ぜて火をつけ、心地よい香気をつくって悪霊を落ち着かせたという。悪霊が人に対して悪さをしたときに行ったようだ。
また別に、人毛と例えばブタの糞尿のような嫌なにおいがするものを混ぜて、悪臭で悪魔を追い払うための香を作ることもあった。
5. 害虫駆除
この画像を大きなサイズで見るアメリカ、インド、中国では、ずっと昔から害虫駆除に人毛を使っていた。
人毛は肥料になるだけでなく、庭に忍び込んで来る動物を追い払うこともできた。カタツムリ、ネズミ類、ウサギ、シカなどに効くという。チーズを作る布やナイロンの袋に洗っていない髪の毛をいっぱい包み、近くの門柱に結びつけたり、庭の中に置いておくと動物たちを追い払うことができる。
においは2週間ほどで消えてしまうため、頻繁に新しいものと取り換えなくてはならない。人毛とイヌやネコの毛を混ぜると、より効果が上がると言われている。
4. 人毛&陰毛服
この画像を大きなサイズで見るまあもともと体から生えているものだし、その発想があってもおかしくはない。理容師のビル・ブラックは、お客の髪を集めて服を作った。
彼が作ったもののひとつにビキニがある。見た目はごく普通のビキニのようで、サイズはBカップだそうだ。
ビルの妻が試着してみたが、当然のことながらちくちくすると文句を言われたらしい。さらにブラックはペニー・ローファー(甲のスリットにコインを挟むローファー)、下着、帽子、シャツ、ベストを髪の毛で作った。
髪の毛で物議をかもしそうな服を作ったのはブラックだけではない。28歳のサラ・ルイーズ・ブライアンは、陰部の毛でトップとスカートを作り、1万3000ドルで売ろうとした。
この画像を大きなサイズで見るサラは薄い鉄材に熱した接着剤で陰毛を貼りつける作業を始め、6ヶ月かかって完成させたという。いちおう、陰毛は熱湯で洗って殺菌してあるとのことだ。
3. 流出した石油をきれいにする
この画像を大きなサイズで見る前述の髪の毛で肥料や除草剤を作ったフィル・マクロイは、またしても髪の毛を使ったアイディアを思いついた。
流出した石油をきれいにするというものだ。1989年、アラスカでの石油流出の後で、カワウソの毛に石油がべっとり染み込んでいるのを見たマクロイは考えた。動物の毛が石油を閉じ込められるのなら、人間の毛髪はどうだろうか?と。
さっそくテストしてみることにしたマクロイは、2.2キロの人毛を妻のパンティストッキングに詰め、ストッキングの端を結んでリング状にした。そして、息子のビニールプールの中に水と車のオイルを入れて、髪詰めストッキングを浸した。
ストッキングを引き上げてみると、オイルは中の髪の毛に吸われていて、髪の毛の表面にたまって層になっていた。これで、オイルを楽に回収して再利用できるかもしれない。
マクロイはNASAと共同して、コントロールされている実験室の環境で製品をテストした。試験では、このやり方で2分かからずに4リットルのオイルを吸着することができたという。これなら、オイル浄化のコストも抑えられる。
2. 人毛横断幕
この画像を大きなサイズで見る長年、人間の髪の毛は、アートの世界でもさまざまな形で創作に使われてきたが、最近でも現代アートの創作で使われている。
ダートマス大学のベイカー=ベリー図書館には、人間の髪の毛でできた巨大な横断幕がある。これは長さ24メートル、高さ4メートル、重さ190キロ、4万2000人分の髪の毛で作られているという。
ダートマスの学生、教職員、地元の住民の髪の毛を集めるのに、数ヶ月かかった。”グリーン・ハウス”という作品タイトルと、金を象徴するグリーンの文字で、教育と資本主義は分離できないものであることを示している。
1. 楽器の弦(ギトギト)
この画像を大きなサイズで見るフィリピンのミンドロ島に昔から住むマンヤン族が持つ楽器の中に、ギトギトというものがある。3弦のバイオリンのようなものだが、弦に人毛を使っている。
この楽器は男性が女性を口説くときに使う。男性が女性の家に到着したことを伝えるために奏でるのだ。かつては人間の髪をそのまま弦としてつけていたが、現代では髪の毛を使ってもっと今風な使い方をしている。
また、こんな試みを行った人もいる。
実験アーティストのタダス・マクシモヴァスは、まだ頭に自分の髪の毛がくっついた状態でこの楽器を奏でてみた。名づけてヘア・ミュージックというらしい。
この画像を大きなサイズで見るマクシモヴァスは腰まである自分の長髪を糊づけして繊維状の撚り糸にして、それを通常のバイオリンのように糸巻き(チューニングペグ)に巻きつけた。
そして、演奏家のエイマンタス・ベリカスが、この髪の弦に弓を当てて引いた。音楽アートプロジェクトはおもしろいが、マクシモヴァスは結局、自分の長い髪の一部を失うはめになり、芸術のためにちょっとした犠牲を払った。
All written by konohazuku / edited by parumo
















よくきたな毛の王国の臣民たちよ!
パルモたん、髪ネタ好きねぇ(^w^)
髪の毛使ったアクセサリーは、赤毛のアンにも出てたね
アンがなくしたと疑われたマリラのアメジストのブローチ
マリラの母親の髪の毛が入ってるそうな
若い奴らに警告しておく
無駄遣いするんじゃねぇ‼
友達も随分減ってきたな…。
また髪の話してる…
(床に落ちた髪の毛を拾い見つめながら)
Hair…
もうやめて!
長い友達じゃなくなってしまった人もいるんですよ!
ツッコミを入れる薄毛男性のコメントがズラリと並ぶ気がする…
また髪の話してる…
石油を吸着させるアイデアはいいね
毛髪使った湿度計は有名だね
構造や設計も簡単なので夏の宿題に最適
問題は髪の毛を探すことだけど、こいつが一番
難しいかもしれない
髪の毛でオイルの類を回収できるのいいね。
年明けに東シナ海で大規模なタンカー事故があって、大量のコンデンセート(超軽質原油)が流出中(1月22日の時点で、帯状に300平方km以上)なんだけど、そう云う技術使って欲しい。
重油と違って、コンデンセートは水からの分離が非常に難しいらしいんだけど(そして海洋生物に大変な有毒性があるとのこと)、ちょっとでも回収するために色々試してもらいたい、と素人ながら思う。現場は必死に作業されてると思うけれど。
(´・ω・`)また髪の話してる
美容院や床屋で毎日でる髪の毛のゴミ 有効利用したいと見るたびに思ってた 石油の吸着は一番いいと思う
また髪の話か( ˙-˙ )
私は漆工芸をしてるけど漆を塗る刷毛も人の髪で出来てるよ
昭和の時代には、髪の毛を中に詰めたお針刺しは針が錆びない高級品だったと記憶してたんだけど、最近そういうの無くなったの?
※19
信じていいのか?信じていいんだな?
※19
高級品なの?
ああいうのって、散髪した毛先や
日々櫛で梳かす時の抜け毛をとっておいて
自分で手作りする物ってイメージあったけど。
※19
うん。大正生まれの婆ちゃんが作ったやつが我が家にもあったよ。私の髪の毛も入っていた。
※19
恥ずかしながら家は今も人毛入りの針刺し使ってる。
昭和の製品でプラスチックが分厚くて丈夫で壊れない。
使ってると時々黒髪が出てくる、って書くとホラーっぽいけど。
針に良いのかはよくわかりません。
毛根は毛が抜けると周囲に「毛を生やせ」と伝達物質を分泌して発毛を促す。密度や生え際が気になってきたらわざと健康な毛を抜いてみるのも手だよ。うちの家系の男性は年をとると頭皮が自己主張を始める傾向にあるけど髭を全抜きする癖のあった父は兄弟で一人だけフサフサ。
※20
リスクが仮想通貨レベルなんですが…
故人の髪を入れたロケットって、銀英伝でラインハルトがキルヒアイスの髪を入れたのを思い出す。
死んだ恋人の三つ編みの髪を取っておいた、ってのはたしか『死都ブリュージュ』だった。
近代の一時期にやたらはやるのよね、髪へのフェチ。
六か月で完成できるなんでどんなジャングルなんだ?
油っ気多そうな楽器だなぁ
最後の「ギトギト」ってのが楽器の名前じゃなくて髪の毛が脂でギトギトなのかと思ってしまってすいませんでした
「抜け始めて分かる、髪は長い友達」
第一製薬さんのカロヤンシリーズですな。
って、パルモさんいくつよ?
ギトギトって効果音かと思った
ギトギトのマクシモヴァスさん、名前のURLに飛んで動画見たけどすごいわ、ちゃんと弾けるのね~
最後一部どころか全部の髪失っとるやないかwwww
10年くらい前から、その長い友達から露骨な裏切りにあってる。
ひと思いに離れて行ってくれたら楽なのだが、アイツときたら長い時間かけて少しずつ離れていくから、まだ友情を取り戻せると信じたがってる女々しい自分がいる。
漆刷毛も紹介してほしかった。
由利徹の針仕事思いだした
服用した薬の履歴がわかるぐらい成分が残っちゃうんだから食用は止めといた方が…
美容師さんが髪の毛で流出したオイルを除去する話をしてた。
ただ、髪の毛を集めるのは、それはそれで大変だろうけども
意外!それは髪の毛ッ!
確か昔、まさかのミステリーで髪の毛で帽子を作った男性が出てたな。
床屋で仕入れる
→ネットに詰めて害虫駆除
→髪を粉末レベルに切り刻んで飲食店の廃油吸着
→畑に埋めて肥料にするか、固形燃料にして完全利用って事だね
水銀や砒素の程度も気になるけど。
地下水くみ上げ過ぎで土壌中の砒素濃度が高まり
その井戸水で砒素中毒になって手足を切り落とした公害病がある
仕入れ先は美容院より理容店限定の方がいいな
染めたり脱色したりの割合が高そうな髪は肥料に使いたくない
バイオリンや二胡の弓は馬の毛だけど弦は鉄
髪の毛を弦に使うなら弓に鉄を張るべきじゃないのかな
髪の脂を落とすには一度煮て干して松脂を付け直すとか
鉄弦側に抵抗が多くなる粉を塗るとか。
バイオリンの弓は、馬のしっぽね。
まあ毛に違いはないが。
髪の毛には脂分があるので針刺しの中に入れると針がサビないと言われているね。おばあちゃんの知恵だね。
これぞ、持たざる者への数の暴力!!
もう僕には誰かに差し出して上げる抜け毛すら無いんだよ
おいおい、頭を守る髪がない俺に分けてくれよ
湿度計や針刺しは出てこないのかと思ったらコメント欄にあったね。
赤子の髪を筆にするのは実用よりもアクセサリ寄りの何かかな。あれ使ってなにか書くわけじゃないみたいだし。
定期的に坊主頭にするためにバリカンで刈ってると固くて直毛の頭髪が採れるから
漆刷毛の発想から、これ円筒状に固めて切り揃えたりなんだりして
洗髪/頭皮用ブラシにでも出来ないだろうかと考えてた
ちょっと疲れたから冬休みとってる俺の髪
高みの見物
探偵ナイトスクープで髪の毛をヴァイオリンの弦のにして
ヴァイオリニストのお姉さん(実姉)にプレゼントしたいという男性がいたな
なお、実際に髪を弦にしてプレゼントし演奏してもらったところ、音は素晴らしかったが
お姉さんには「気持ち悪い」と言われてしまった模様
・第2次大戦中のナチスドイツの強制収容所で、女性収容者から切り取られた髪の毛を毛布などに織っていた。
・古代ローマ時代、ゲルマン系の女性の奴隷の美しい金髪や赤毛をそってカツラが作られ、身分の高い黒髪女性が使ってた。
・人間ではないが、一昔前までセメントに動物の毛を混ぜてつなぎに使ってた。
何故誰も人毛醤油に触れんのや・・・地溝油といい中国の衛生度外視してコスパしか見えてない系の発想は怖気を震う。
このソース無いわ・・・ソイソースもやけど記事のソースのリンク
あと、10.人毛椅子の章題が「〇」になってるのは何?