この画像を大きなサイズで見る木々も眠る。彼らはいびきをかいたりはしなが、枝先を下げる時にギシギシと音を立てることはあるかもしれない。
世界で初めて、夜になると眠っているかのような変化が木々に生じることが実証された。少なくとも、小さな植物では昼と夜のサイクルがあることが実験によって観察された。
カバノキの枝の先端は夜になると10センチも垂れ下がるのである。
世界で初めて確認された眠る木々
「はっきりした現象で、木の全体で起きます」とハンガリー、生態系研究センターのアンドラス・ジリンスキー氏は話す。「樹木全体でこうした現象が観察されたのは初めてのことです」
研究チームは、日没から日の出までの間、オーストリアとフィンランドの木にレーザーを照射し、それが枝葉から反射されて戻ってくるまでの時間を計測した。ここから各樹木の3次元の動きを数センチ単位の精度で測定した。
この画像を大きなサイズで見る闇の中で垂れ下がる枝
研究の対象となったのは、フィンランドとオーストリアに生えていた2本のカバノキだ。一晩の間、フィンランドの木については11回(1時間におよそ1回)、オーストリアの木については77回(10分におよそ1回)スキャンを実施した。
写真を撮影するのではなく、レーザースキャンが採用されたのは、夜間に照明で照らすことの影響を防ぐためだ。また風の影響を避け、両国の夜の長さがほぼ等しくなるよう、分点の天候が穏やかな夜に実施された。
この画像を大きなサイズで見るレーザースキャンした木。左が夜、右が昼。枝が垂れ下がっているのがわかる
image credit:Vienna University of Technology
枝の垂れ下がりは、おそらく細胞内の水圧(膨圧)が低下することが原因だと考えられている。これによって枝葉から硬さが消えるため、自重で余計に垂れ下がるようになるのだ。
膨圧は光合成の影響を受けている。そのため日が落ちて光合成が停止すると、膨圧もまた低下し、垂れ下がるという仕組みである。
木にも睡眠サイクルがあるのか?
木は枝をも休めているのかもしれない。昼の間、枝と葉はできるだけ日光に多く当たれるように角度を上げる。しかしこれはエネルギーの要ることであり、夜間にやっても何の意味もない。
では、この垂れ下がり現象は、睡眠サイクルに応じて木が自発的に行っているものなのであろうか、それとも昼と夜では水と光の量に差異が生じるため自ずと生じる受動的なものなのであろうか? 「これについてはまだ何とも言えません」とジリンスキー氏は言う。
この画像を大きなサイズで見る他の樹木種の睡眠調査
今後、研究チームは他の樹木種も”眠る”のかどうか確認する予定だ。だがジリンスキー氏は、その可能性についてかなり自信があるようだ。
研究対象候補として有力なのが、ゲノム解析が終わり、概日リズム関連の遺伝子が特定されたポプラとクリの木である。
これまで遺伝子の発現などから、木の概日リズムについての研究が進められてきた。例えばヒマワリの概日リズムは幹の中を運搬される水量に関連することが判明している。当然、その運搬に関しては水の供給量だけでなく、植物が自発的に制御している可能性も疑われていた。
樹木が水の供給を管理している方法を解き明かすことは、気候変動や天候不順に森林がどのように反応するのかさらに理解することにもつながる。
研究は『Frontiers in Plant Science』に掲載された。
References:smithsonianmag / newscientistなど/ written by hiroching / edited by parumo
















夜になると葉っぱが閉じる木とか昔からあったし当たり前だと思ってた
別に寝てるわけではないと思うが?
オジギソウもシゲキを受けたりすると葉を閉じて垂れ下がるから同じかなぁと思って調べたら、
夜に垂れ下がるのは「就眠運動」って言うみたい。
植物は日が沈んだら酸素呼吸に切り替えるしね
結構日中と夜では生態変わってくると思う
※5
日中も呼吸はしているよ。
光合成による二酸化炭素排出の方が量が多いから呼吸による二酸化炭素排出は隠れてい待っているけど。
オジギソウが接触刺激に反応して能動的に水分の移動を行うように、この木も能動的に「睡眠」しているのだろうか。
それとも気温の低下で湿度が上がったせいで蒸散ができなくなって吸水力が下がったとかそんな受動的な理由で起こっただけなんだろうか。
※17
でも、二酸化炭素の吸収が排出を上回ってるので
呼吸して無い様にみえるってのは実は
全部の植物で同じでは無いんですわ。
昼間は一切呼吸しない(気孔を完全に閉じてる)で、
夜だけ呼吸するという植物は少なく有りません。
主に、昼間気孔を開いてると水分蒸散量が根などから
吸収してる水分量よりも多くなってしまう、
気温が高く乾燥した土地への適応ですが。
詳しく知りたい方はCAM型光合成で検索を。
冬になると枝いっぱいのイルミネーションを付けられる
常緑の街路樹は大丈夫なのか?
あの波長の中に昼間と同じ光があったら、なんらかの影響があるのでは
と思ったりした
※7
あるよ、発育が悪くなる。
※7
そもそも、狭い地面に植えられ
大きくならないように定期的に枝葉を切り落とされ
常に往来する車の排気ガスをかぶっている
街路樹という過酷な環境条件に比べたら、
そこにイルミネーションが加わろうが
もはやどうでもいいレベルの誤差では。
ちなみに、街灯が当たっている部分だけ
開花や紅葉があからさまに他より早いやつとか
よく見るよ。
※7
安眠妨害でストレスマッハですね
昼と夜で山や森の印象が変わるのには木々の形も影響してるのかもね
活動サイクルのうち夜にあたる部分を寝てる、と表現してるだけの木がする
ディズニーのネタがまたもや科学的に証明されたのか
植物にも意識があるんじゃないかと思えてくる
草木も眠る丑三つ時…正しかった。やっぱり夜中の森が不気味だったのは、気のせいではなかった。あのマンガ的な表現は現実の現象でしたか。
わかりづらい動画だなー
昼間は光合成する為に目一杯、葉っぱを広げて
なるべく光の当たる様に上を向いているんじゃないか?
向日葵も太陽の方を向く花として有名だし、植物は光大好きだよね。
昼間はテンションが高い。
夜はテンションが低い。
ネムノキとは違うん…
なんか変なニュース。
ネムノキなんて昔から知られてるのに、「世界で初めて眠る木」て変だ。
朝顔も朝になるまで寝てるのかも
※20
よく勘違いされてるけど、朝顔は
「朝になったら(=明るくなったら)」咲くんじゃなくて、
「日没から一定時間(気温によって変わる)経過したら」咲くんだよ。
秋口や、山かげ等で早く日が暮れる家とか、
あるいは昼過ぎ~夕方にアルミホイルを被せて
夜 外も暗くなったら取るとかすれば、
夜中に朝顔が咲いたりする。
あまりに常識過ぎて誰も実験しなかったのかな
いまだに植物に意識や知性がないとか思い込んでる自称科学者たちって…
こちら側からいろんなアクションしかけて
植物に流れる電流の強弱測れば簡単に証明できるのに
ちなみにサボテンは行動に出る前の人間の思考まで読んで
電流を著しく変化させる
ねむの木はモロそうじゃないか
単純に、エネルギー源の日光が無い時間帯の活動を控えて消耗を抑えてるんじゃないかなと素人考えしてみた
なるほど動物が深い休息をするために意識を自らシャットアウトすることを眠るというなら
植物が無駄なエネルギーを使わないように自ら活動を緩めるのも植物なりの眠るというのかもしれない
エバーフレッシュは朝に葉を開いて夜にはをとじるんだが・・・・・・
ちなみに蛍光灯の光でも勘違いする
キャンプしてるから知ってた。
特に川べりの枝が夜下がるのに気づいていた。
原因は夜露なんだろうと思っていたが、そうか蒸散とか水分代謝なんだね。
刺激を与えてその睡眠を邪魔し続けたときに、睡眠時間が伸びたり、睡眠不足による負の変化があるなら、それは人間と同じような何か(脳)を休ませるための睡眠であると言えるだろう
そうでなければ、温度や日光に対応してるだけの自動的な反応である
魔の森
睡眠という言葉の定義をどう見たらいいのかわからない、植物にあてはまる言葉なのか?
植物さんも夜はおやすみなさいしてるんだよ
だから食べるなんてのは良くないことなんだよ
どんなことをしてもニンゲンが罪から逃れることはできないんだよ
まあつまり萎れてるんだよね