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人間は十月十日(とつきとおか)と言うけれど、動物たちの妊娠期間ってどれくらい?10種の動物たちの妊娠期間を比べてみた

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(著) (編集)

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 哺乳類の動物たちは、一般的に、卵ではなく子を産み、生まれた子どもに乳をやって育てる(カモノハシのような例外もあるが)。といっても、ネズミからゾウまで、見た目も大きさも様々ならば、妊娠期間もまた様々だ。

 人間の場合十月十日(とつきとおか)と言われており、実際には平均で266日、9ヶ月弱である。これでも結構長い期間だなとおもうわけなんだが、1年以上胎内で我が子をはぐくんでいる種もあるようだ。

 また逆に、あれ?気づいたら生まれちゃってた!ってことになりそうな位、妊娠期間の短い種も。

 ここでは、特に目だった妊娠期間を持つ動物10種を紹介していこう。

1. ゾウ:640~660日(20ヶ月強)

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 平均で95週間、2年弱、人間の倍以上の期間だ。メスのゾウが一生の間に4頭以上の子を持つことが稀であるというのも、この妊娠期間を考えれば頷けるだろう。

2. カバ:8ヶ月

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 巨大な身体を持つカバだが、胎内で子を形成するのにかかる時間は人間よりも短いのだ。

3. キリン:14~15ヶ月

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 キリンの新生児の体長は180cm前後、体重は68kg以上になることもある。また、立ったまま出産するので、子どもは2メートルほど下の地面へ、文字通り「産み落とされる」のだ。

4. シャチ:17ヶ月

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 17ヶ月という長い期間の後にこの世に現れるのは、体長約260cm、体重約120kg~160kgの巨大な「赤ちゃん」だ。

5. オポッサム(フクロネズミ):12~13日

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 瞬きしてたら見逃しそう。北米に分布する哺乳類の中では最短だ。しかし、そもそもオポッサムの寿命が2~4年しかないことを考えれば納得のいく数字だろう。

6. スナネズミ(Gerbil):25日

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 毎月出産ができるという事実が、「ネズミ算」という言葉を真実たらしめることができるのだ。

7. ゴリラ:8.5ヶ月

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 近縁種だけのことはあり、人間の妊娠期間にすごく近い。シルバーバックのかっこいいオスゴリラにときめいてしまったってもう、それはしょうがないのだ(?)

8. アメリカグマ・ツキノワグマ(Black Bear):220日(7.3ヶ月)

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 これもまた人間に近い妊娠期間だけれど、違うのは新生児は体長15~20cmしかないという点だ。また、生まれたての状態では体毛は生えていない。

9. ヤマアラシ:112日(3.7ヶ月)

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 げっ歯類の中では最長。母親たちにとってはありがたいことに、ヤマアラシの針は胎内では柔らかく、生まれてから硬くなっていくのである。

10. セイウチ:15ヶ月

SeaWorld Orlando’s Welcomes Baby Walrus | SeaWorldR

  この妊娠期間の中には着床遅延期間も含まれている。セイウチなどの鰭脚類の仲間は、受精卵ができて約4~5ヶ月たった後、条件が整ってから着床する。その後赤ちゃんが大きくなっていくのだがこれを「着床遅延」と呼ぶ。

via: Mental Floss / Wikipedia など / written by K.Y.K. / edited by parumo

※追記(2018/01/06、01/07):画像、本文、タイトルを一部修正して再送します

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. ん?9番の写真がハリネズミなんだけど?
    よく知られるヤマアラシはヤマアラシ科だから
    げっ歯類じゃないしハリネズミの話だろうか?

    • +1
  2. オポッサムの妊娠期間に衝撃を受けた!
    オポッサムの寿命を人間と同等になるまで増やして同じ倍率を妊娠期間に掛けると、妊娠期間も人間と同等になった。だから妊娠期間と寿命は密接な関係にあるのかーと納得しかけたのだけど、象の寿命は大体人間と同じ位だと言う。(でも象は60歳位まで出産可能なのだそうだ。)じゃあ哺乳類でもっとも長寿だと思われるクジラはどうかなと調べたら、シロナガスクジラは110歳位まで生きるけど妊娠期間は11ヶ月なんだって。

    体が大きい哺乳類ほど寿命が長いというけど、イッヌだと大型犬の寿命は短いくて悲し寂しんごなので生命はミステリー。

    • +12
    1. ※2 北米のオポッサムは有袋類で、
      超未熟児状態で生まれ、お母さんの袋の中で育つから、
      出産が早いんだ。
      その他の有袋類は、オーストラリア以外では
      有胎盤類との生存競争に負けちゃったらしいよ。

      • +7
    2. ※2 確かに大型犬の短命はかなしみ。
      大型=長命は、野生の世界の話かな。
      どんどん淘汰されて、今がある。
      大型犬は人間の庇護のもと、絶滅を免れている。
      デーンのような超大型になると、交尾すら
      人間が介助しないと受胎にいたらないんだって。
      (うちの先代シェパは9才で捨てられた保護犬だが、享年15才。)

      • +1
  3. ゾウさん2年もかかるのか…大変そうだな

    ところでヤマアラシの画像がハリネズミ何じゃないかと思うんですが…

    • 評価
  4. ヤマアラシがナミハリネズミの写真になってますよ

    • 評価
  5. 各種による、証拠の揃って確実にその後子が育った例で一番早い例と一番遅い例もあると面白い。

    • +3
  6. 何故かわからないけど人間の妊娠期間て動物の中でも最長だと勝手に思い込んでたから
    案外人間より長いの沢山いるのは勉強になった

    • +2
    1. ※6
      >人間の妊娠期間て動物の中でも最長だと勝手に思い込んでた

      むしろヒトは、「生理的早産」の動物だと云われているよ。
      胎児の成熟度合いでいうと
      本来ならもっと長い妊娠期間が必要らしい。

      草食動物とか、生まれて数時間で歩ける種もいるのに
      ヒトの新生児は貧弱すぎる。

      でも、直立二足歩行という進化を選んだ人類は
      腹内で育ちすぎると骨盤の通過が困難になるため、
      未成熟の赤子が外界に放たれるリスクと
      難産による母子のリスクとの相反するバランスをとって、
      ギリギリ分娩可能な範囲でなるべく長く体内で育てた
      落とし所が今の妊娠期間だそうで。

      • +15
  7. うわあぁぁぁセイウチの赤ちゃんかわいいぃぃ…

    • +2
  8. 妊娠期間と自然に放置して白骨化するまでの期間はだいたい同じと聞いたことがある
    ソースが見つからない
    教えてえらい人

    • 評価
    1. ※10
      テレビで見たな
      NHKのスイッチインタビュー 畠山×宮崎 じゃなかろうか

      植林をする漁師と野生動物写真家の対話で、確かその中で死んだ動物を定点カメラにおさめたら骨になるまでの期間がなんたらかんたらという話だったかと

      • +1
  9. 体内でなるだけ育ってから外へって事かな
    それだけ過酷な生活環境なのかもね

    • 評価
  10. 老子は母の胎内に宿ること60年、生まれたときには老人だったという。ある日弟子が尋ねた。「母の胎内はどのような所でしたか」「暑くもなく寒くもなく60年を通じて秋のようであった」「暑くも寒くもないのは春も同じ、如何秋だとお感じになられたのですか」「それはな、ときどき下から松茸が生えてくる」

    • +6
  11. 同じ哺乳類でも妊娠期間にこんなに差があるのか。
    体の大きさもとてつもない差があるし、哺乳類ってすごい反映してるなぁ。

    • +1
  12. 着床遅延って初めて聞いたよ
    生命って面白い
    いろんな戦略があるんだね

    • +5
    1. ※14
      ツキノワグマとかヒグマとか
      クマ類もそうだよ。

      春に起き出して体力が回復した後、初夏が発情期で
      ここで交尾をして受精卵はできるけど、
      秋の食い溜め期を経て冬眠に入るころ着床が成立する。
      そして冬ごもり中に出産・授乳する。
      もし秋に十分な栄養を体に蓄えられなかったら、
      うまく着床が成立せず、流産(…以前の段階だが)する。

      • +5
  13. 現代は医療技術が向上したから
    殆どの人が無事に生き延びているけど
    本当は
    妊娠も出産も子育ても命がけだと思う
    何か問題があったら
    赤ちゃんも妊婦さんも死んでしまう
    生きているのが当たり前のように
    思えてしまうけど
    生存は小さな幸運の積み重ねの結果だと思う
    だからみんな周りの人を大切にして欲しいし
    自分の事も大切にして欲しい

    選択子無しのオバはんより

    • +14
  14. スナネズミよりオポッサムのが倍近く早いの不思議

    • +1
    1. ※18
      オポッサムは有袋類だから、げっ歯類の赤ちゃんよりもっと小さな胎児と同じ状態で生まれ、おなかの袋に入って育つ

      • +5
    2. ※18
      他の方も書いていらっしゃいますが、オポッサムはカンガルーやコアラと同様に有袋類なので、未熟児の状態で一度体外にだされ(出産)、そのあと自力で母親のおなかの袋に移動して、その中で何ヶ月も育つので、出産までの期間が異常に短いのです。それにしても、あんな豆粒のような目も見えない未熟児が自分で母親のおなかまで這い登っていくのは驚異的です!

      • +4
    3. ※18
      有袋類は子宮が他の哺乳類より発達してないから未熟児を産んで袋で育てる。だからオポッサムの妊娠期間は短い

      • 評価
  15. 昔々ワイドショーを母と見てた
    妊娠したって嘘ついて資産家と結婚に持ち込んだ性悪女が出てきたんだけど旦那や義理両親にいつ生まれるのか聞かれても妊娠してないからお腹にタオルとか巻いて誤魔化しつつ2年が経過ってナレーションを聞いて
    「象かよっ!!」
    と凄い勢いで母が突っ込んだのを思い出した

    • +6
  16. キリンとシャチの赤ちゃんでかいな!
    小さいと襲われやすい&母胎のサイズが大きいからなのかなとは思うが、
    この前生まれたパンダの赤ちゃんは小さかったし
    新生児のサイズも成体の何割くらいってわけでなく結構バラバラなのかね

    • +2
  17. セイウチ赤ちゃんの頃からヒゲはえてオッサンみたいな顔してるw

    • -1
  18. 産まれてすぐに自分で歩いて移動を始めなきゃならない動物は、どうしてもシッカリ体ができあがるまでお腹で育てる必要があるよね。主に草食動物がそうで、子が自由に歩き回れても、すぐ側で草を食べる事ができるから問題ない。
    逆に肉食動物は子連れで狩りをするのは不可能だから、巣を作ってそこで未熟な状態で産み、子が動き回れないウチに獲物を狩りながら少しづつ生きる術を教えていく。

    • +1
  19. セイウチってメスも赤ちゃんもヒゲ生えてるんだ‼(驚愕)

    • 評価
  20. 有袋類すごいなー
    というより胎児がスゴいなー
    胎児でサイクルというのは聞いたことないなー
    あったりしたのかな?
    南極に胎児類とかいないかなー 穴の奥で暮らしてないかなー

    • 評価

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