メインコンテンツにスキップ

ハクトウワシの集団にヒャッハーされるアラスカの町(アメリカ)

記事の本文にスキップ

40件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 アメリカの国鳥でもある雄大なる猛禽類、ハクトウワシは翼を広げると2mを上回る大型のワシである。肩から頭にかけての部分が白くなっているのがまたかっこよくて一度は出会いたいワシなのだが、団体さんの場合だと大変なことになるようだ。

 アラスカ州ウナラスカ島にある人口4,700人ほどの小さな町には、600羽ものハクトウワシが暮らしている。

 まるでおとぎの国のような話だが、ハクトウワシは猛禽でも最強クラスの捕食動物だ。縄張り意識も強いので、うっかり巣の近くを歩こうものなら容赦なく攻撃されてしまうのだ。

The Alaskan Town FULL of Bald Eagles

ハクトウワシに病院送りにされる魔のシーズン

 ハクトウワシの巣は通常木の高いところに作られる。だが困ったことにウナラスカにはあまり木が生えていない。そこでここのハクトウワシは町外れの崖や建物に巣を作る。このため彼らは騒がしい人間の側で暮らすことになる。

 うっかりすればすぐに近寄りすぎてしまうため、6月初めから夏の終わりにかけての巣作りシーズンには警察が注意を促す標識を設置する。それでもワシに襲われて病院送りになる事件が6~10件は起きる。

 「毎年、辺りでワシが巣作りをしていることを注意する標識を立てています」と警察官のジェニファー・ショックレーさん。

 「ワシは雛を守るためには何でもやります。一番あるのは、人めがけて飛んできて、爪で頭を引き裂くことですね。子供が公園の遊具の中で遊んでいたら、タカに囲まれて出られなくなったので、追っ払うために出動したこともあります」

この画像を大きなサイズで見る

魚食べ放題の町

 なぜそれほどハクトウワシが多いのだろう。ウナラスカ島は長さ130キロほどだが、ワシが暮らすのはほんの一部のみだ。そう、ご想像の通り食事にありつけるからだ。

 ウナラスカの町は世界最大級の漁港ダッチハーバーの隣にあり、魚はワシの大好物である。漁船が魚を揚げるたびに、ワシがそれを掻っ攫っていく。

 またゴミ埋め立て地もワシのお気に入りの場所だ。彼らは腐食動物であり、ゴミの中の食べ物を探してかなりの時間をウロウロしている。

 ウナラスカの住人はワシに愛着を感じているが、厄介者だとみなす人も多い。他の場所で例えれば、ハトを汚れるからと嫌がる人がいるようなものだ。

この画像を大きなサイズで見る

 ハトの場合、人間が近寄れば逃げていくのだが、ハクトウワシは人間を脅威とみなせば襲いかかってくる。

 ウナラスカの郵便局はワシの巣で有名なスポットで、来客にとっては危険な場所でもある。手紙を出すためのちょっとしたお使いが、肉をえぐられ病院に搬送されるという事態に発展することもあるのだ。

What Happens When You Leave A Box Of Fish In The Back Of Your Truck In Dutch Harbor, Alaska!

 小さな町にハクトウワシがひしめく様子は、部外者には非常に印象的な光景だ。ほとんどどの信号にもワシが留まっていて、ゴミ箱の中に餌がないか探していたり、大きな翼を広げて頭上を飛び回っていたりする姿には、強烈なインパクトを受けることだろう。

via:movie / written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 40件

コメントを書く

  1. カラスですら襲われると怖いのに、このサイズの鳥に集団で襲われたら非常に恐ろしい。
    これは半分冗談だけれど、鳥類の戦闘力や知能などのスペックがやけに高い気がするのは、やはりティラノサウルスの親戚だからだろうか。

    • +10
    1. ※6
      インドのオフィスから出張ww
      帰国後 オフィスの天井も張り替えられ一石二鳥

      • 評価
  2. いくら鳥好きなわいでもこれは無理
    カラスと違って腕上げただけじゃ効果ないどころか
    腕の肉持って行かれてしまう…

    • +13
  3. ワシと片仮名で書かれると儂で脳内変換して読んでしまうwww
    鷲じゃいかんかったの?

    • 評価
  4. カラスでも結構危ないのに猛禽類が襲って来たらしゃれにならないよねぇ。
    最近だとカラス対策に鷹匠に来てもらったりするけど白頭鷲じゃ鷹でも追い払えないだろうなぁ。

    • +6
  5. 動画に出てくるPam Ausさんはyoutubeで軒先によく来るハクトウワシの動画を上げてるね
    ワシとキツネと飼い猫が階段のとこでまったりじっとしてる動画とかあって見ててほっこりする

    • +1
    1. ※14
      それが取材の発端になったのかなぁ。

      巣だけの問題なら郊外に高いポールでも立てて、そっちに移ってもらうこともできるが、餌場として漁港があると何ともしがたい。

      • +1
  6. 鳩 「俺たちも逃げずに向かっていこう!」

    • +3
  7. 確かにアラスカに沢山居ましたね(笑)アメリカ本土じゃ動物園にしか居なかったのに。
    サーモン釣ってたら、まるで猫みたいに足下に待機なさってましたよ。(笑)
    メータークラスのサーモンを「鷲掴み」して持って行きやがりました(笑)

    • +8
    1. ※16 南関東だけど、自然の多い公園だと釣り人の脇にコサギが待機してる。なぜかその他のサギはいても来ないね。

      • +1
  8. ウナラスカ ウナラスカ オナラスカ ウナラスカ

    • -1
  9. アラスカだったら薄着になる必要ないし、こうなったら全身フル装備で外出しようぜ

    • +4
  10. 国鳥なら、インドの猿や牛、タイ等アジア象の様な扱いかと思ったが、違うのか?

    • 評価
  11. カラスのジョブチェンジ竜騎士バージョンだね

    • +4
  12. 戦闘機にその名が付けられるくらいだ、
    その攻撃力で顔面蹴りつけられでもしたら
    洒落にならんね・・・!

    • +1
  13. 甲冑を身に着けて外出すればいいのだ。(暴論

    甲冑マニアと鳥マニアには天国だな!

    • +4
  14. さすがアメリカの国鳥だけはあるな
    凶暴だわ

    • +1
  15. 国鳥だし、鳩とは違った思い入れがあるんだろうな

    • 評価
  16. 営巣中の凶暴カラスが可愛く見えるな……
    猛禽は洒落にならん

    • +4
  17. 三浦あたりの漁港でも、トンビがカラス化して漁労ゴミにたかってるのを良く見る。
    だけど、海のカラスことカモメと喧嘩して大概負けてる。それも、ほぼ敵前逃亡のていで。
    ハクトウワシとは格が違うが、同じ猛禽のクセにもうちょっと頑張れよ!と言いたい。

    • +7
    1. ※29
      湘南のトビなんて、人を襲ってハンバーガーをゲットしてるぜ。

      • 評価
  18. 赤ちゃんを鷲掴みにして、遠くへ飛んでいきそうで、怖い・・・。ヒャッハー。

    • 評価
  19. これ幼児だったらガチで殺されるよね…あの爪とクチバシはヤバい

    • +2
  20. アフリカのハゲコウはキモいがおとなしかったな

    • 評価
  21. ダイナソー小林「だからあれは恐竜だからね!」

    • 評価
  22. ワシが巣作りしやすい人工の木を民家から離れた位置に作れば良いじゃないか

    • +1
  23. 国鳥に設定したから、過剰に保護して生態系バランス狂ってんじゃない?

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。