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そして仙寿となる。チェコ在住の100歳以上になった老人たちの若かりし頃の姿を比較したビフォア・アフター画像

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(著)

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 チェコ出身の写真家ジャン・ランガーは、チェコ在住の100歳以上の老人の若かりし姿と現在の姿を並べるプロジェクト「Faces Of Century」に取り組んだ。

 彼は、1世紀以上にわたる長い生涯を過ごす人々をテーマに、身体的な若さや老いの特徴のみならず、個人的な体験や強く心に残った思い出などを添え、永遠にも思える彼らの一人一人の人生を簡潔に示したという。

 100年という月日がもたらす変化と不変。さまざまな角度から時間や人生、寿命について考えさせられるポートレート写真の一部がこちらだ。

1. 20歳/102歳

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image credit:janlanger

名前:Ludvik Chybik
生年:1908年

元の職業:郵便配達員
現在の居住地:ズリーン市の老人ホーム
現在の趣味:不明
家族関係:悪い 互いに会わない

忘れられない記憶:毎日の仕事
願い:娘に会うこと

2. 26歳/103歳

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image credit:janlanger

名前:Bedřiška Kohlerova
生年:1907年

元の職業:会計士
現在の居住地:ブルノ市の老人ホーム
現在の趣味:幼少期のはがきを見ること
家族関係:子ども無し

忘れられない記憶:幼かった頃のこと
願い:イタリア再訪

3. 17歳/101歳

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image credit:janlanger

名前:Antonin Baldrman
生年:1910年

元の職業:店員
現在の居住地:ブランスコの老人ホーム
現在の趣味:新聞を定期的に読むこと
家族関係:非常に良い 娘が毎週2回訪ねてくる

忘れられない記憶:優秀なチームの一員として仕事をした時のこと
願い:平和

4. 30歳/105歳

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image credit:janlanger

名前:Vincenc Jetelina
生年:1906年

元の職業:建築作業員
現在の居住地:南モラヴィア州の村
現在の趣味:平穏
家族関係:非常に悪い 家族と断絶

忘れられない記憶:第二次世界大戦で植民地の政府代表だったために刑務所に入れられた8年間のこと
願い:神の正義

5. 25歳/102歳

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image credit:janlanger

名前: Antonin Kovař
生年:1907年

元の職業:ミュージシャン、映写技師、運転手
現在の居住地:ウースチー・ナド・ラベム市の老人ホーム
現在の趣味:音楽を聴いたり、新聞に目を通すこと
家族関係:非常に良い 毎日娘が訪問してくる

忘れられない記憶:バンド時代のことと幸せな結婚生活
願い:もう一度クラリネットを演奏すること

6. 17歳/102歳

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image credit:janlanger

名前:Stanislav Spačil
生年:1908年

元の職業:電気技師
現在の居住地:南モラヴィアの自宅
現在の趣味:電気に関すること、物事を自分ですること
家族関係:非常に良い 独身の娘と同居

忘れられない記憶:過去を振り返るのはまだ早い
願い:自分と娘の健康

7. 23歳/101歳

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image credit:janlanger

名前:Ludmila Vysloužilova
生年:1912年

元の職業:飛行機の客室乗務員、農婦、乳母
現在の居住地:モラヴィア地方のチェラーコヴィツェのテラスハウス
現在の趣味:巻き割り、雪かき、家事
家族関係:とても良い 定年を迎えた長男と同居しており次男も定期的に家に来る

忘れられない記憶:彼女の素晴らしい夫(60年前死去。彼女は夫以上の伴侶はいない、と夫に誓いを立てて未亡人を貫いた)のこと、子どものころ丸太を積んだ馬そりに乗ったときのこと
願い:息子たちの幸福

8. 30歳/100歳

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image credit:janlanger

名前:Anna Pochobradska
生年:1910年

元の職業:農婦、農業協同組合員
現在の居住地:プジェロウチュの老人ホーム
現在の趣味:寝ること
家族関係:良い 毎週末に娘が訪ねてくる

忘れられない記憶:自活してた頃のこと
願い:寿命が尽きること

9. 23歳/101歳

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image credit:janlanger

名前:Marie Burešova
生年:1910年

元の職業:精肉業
現在の居住地:ズリーンの自宅
現在の趣味:家族とおしゃべりすること
家族関係:非常に良い 娘やその夫、孫娘が毎日訪ねてくる

忘れられない記憶:自分の会社が国有化された時のこと
願い:一家団らん

10. 22歳/102歳

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image credit:janlanger

名前:Anna Vašinova
生年:1909年

元の職業:農婦、農業協同組合員
現在の居住地:スロウプニツェの老人ホーム
現在の趣味:チェコの作家が書いたロマンス小説を読むこと
家族関係:不明

忘れられない記憶:子どもたちと一緒にロシア民謡を歌ったこと、ナチスに連れ去られた夫のこととその後の孤独な農作業のこと
願い:寿命を迎えて夫と再会すること

11. 23歳/101歳

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image credit:janlanger

名前:Vlasta Čižkova
生年:1910年

元の職業:空港の食堂の料理人
現在の居住地:家族も住んでる村で自活
現在の趣味:最近の政治をチェックすること
家族関係:不一致 親族は定期的に家に来るが、身内と呼べるほどの近親者はめったに来ない

忘れられない記憶:プラハの戦いの後ロシア兵が家に来たこと、1948年のチェコスロバキア政変時に独身だった息子が共産主義者に逮捕されたこと、新郎新婦の儀式に自分の詩を朗読したことなど
願い:一家団らん

12. 22歳/101歳

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image credit:janlanger

名前:Prokop Vejdělek
生年:1909年

元の職業:金属工学エンジニア
現在の居住地:家族の農場
現在の趣味:丸鋸で木を切ること
家族関係: 非常に良い 娘と孫娘の夫と3世代で生活

忘れられない記憶:新鮮で暖かいヤギのミルク
願い: 健康と機嫌良くいられること

13.  /101歳

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image credit:janlanger

名前:Marie Fejfarova
生年:1912年

元の職業:ストラーホフ大競技場のスポーツインストラクター
現在の居住地:プラハの長期介護施設
現在の趣味:英語とフランス語の文学を読んで物の名前を翻訳する
家族関係:子ども無し

忘れられない記憶:石炭庫に隠れるなどして1939年にナチス、1945年にロシアから逃れたときのこと。夫と世界を旅行したときの日本の庭園の小道、香港の喧騒、アフリカのスラムの貧しい夕食、スペインの国王夫妻の豪華なパーティ、様々な文化
願い:いつのまにか眠りに落ちてそれっきりになりたい

注釈:彼女は101歳までプラハの豪華な別荘に住んでいた。だが、ある日彼女はそこを離れることを決め、手紙や日記、写真など思い出の品をすべて焼却して、バスローブと歯ブラシだけを持ち長期介護施設にやってきた。

そして彼女は家具や本、衣類などのあらゆる物が残っていた別荘を、今後の彼女の世話をするはずだった”友人たち”に譲った。

その後、”友人たち”はたった一度だけ彼女を訪問し、ケーキをごちそうした。だが、それっきり姿を見せたことはない。彼らは彼女の別荘に住んでいる。

彼女は、「人に何かをあげたら、決して見返りを求めちゃいけないよ。逆に何かを受け取っても永久にそれを持っていられるなんて思うもんじゃないね…」と語っていた。

via:blazepressmymodernmetboredpandasobadsogoodjanlanger・written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 64件

コメントを書く

  1. 美男美女揃いだが9の人今も昔も綺麗すぎ

    • +16
  2. 家族関係の良い人と悪い人の顔つきかなり違うな

    • +31
  3. 6の人は耳と鼻の大きさが全然違う、年取って肉が垂れてきたのかもしれないが

    • +2
    1. ※4
      耳たぶは垂れてますが形は変わってないですね

      • +2
  4. 微笑みが皺となって刻まれている人と、苦しさや辛さが垣間見える人がいるね、もし自分がこのおじいちゃんやおばあちゃんの年齢まで生きていられたら、笑い皺が少しでも多く刻まれていたらいいな…
    家族とあんまりうまく行っていないおじいちゃんが娘さんと会えますように。

    • +38
  5. 目の形(特に上瞼の特徴)、左右での二重の相違、とか面影って残る物だね。
    端くれの名もなき絵描きだけど、こう言うの大切にしたいな。

    • +12
  6. 人生を振り返るのはまだ早い
    ってのカッコいいな

    • +55
  7. 長生きしたいと思うけど、ここまで長生きすると逆に「早く寿命がきてほしい」なんて思うんだなあ。自活してる人が何人もいてすごいなと思う。

    • +28
  8. 昔々の写真や映像を見るといろいろ考えることがあるな。
    最後のひとを始め人生いろいろだが、とにかく今現在が幸せであってほしいね

    • +10
  9. 面影が……ない…かな……長生きすることは素敵なことだけれど、私はもう少し若い状態で召されたいな

    • +3
  10. 90歳で亡くなってしまった私の爺ちゃんは、戦時中、戦後間もなくに撮った写真はどれも険しい顔をしていた。 でも、私が買ったばかりの一眼レフを持って遊びに行ったときに撮った写真は、今まで見たどんな写真より笑顔だった。

    • +62
    1. ※13
      戦争じゃ仕方無いでしょう
      良い笑顔の写真が撮れて良かったじゃないですか
      研究者で筑波大学学長補佐の落合陽一さん(国際ジャーナリストの落合信彦さんの息子さん)が「子供の頃から父の関係で家に色々な人が来たけど、イスラエル軍のパイロットは目が怖かった」って言ってた

      • -3
  11. 老化はいつかテクノロジーによって克服される。
    だけど老いないという選択肢を選ぶ者は稀だろう。
    「あまり老いなくなる」のが正解だと思う。

    • +8
  12. これだけ長生きしても満たされていない人が居るのは驚き。
    若死にも不憫だけど、幸せラインを越えて長生きしてる人も不憫だ。
    早く旦那に会いたい、召されたいという口癖を色々見聞きするけど、ファクトか。

    ただ幸せなら、若くして死ぬも、年食って老いさらばえるも良し、と。
    心身どちらも苦しむのはいやじゃのう。

    • +16
  13. どうして素晴らしいのに切ないんだろう……

    • +25
  14. 面影が残ってるなぁって人がほとんどだが別人みたいな人もいるな

    • +3
  15. 人生の先輩に敬意を込めて・・・
    やっぱり悔いのないように天寿を全うしたいね。

    • +9
  16. 普通の人たちだけど
    みんなナチス侵攻とかその後のソ連支配を潜り抜けてきたんだよねえ。
    なんかいろいろな感情が胸をよぎるな。

    • +37
  17. 涙がでた。
    家族関係のところ…
    伴侶かぁ…

    • +12
  18. こんなに長生きするなんて思いもしなかっただろうなあ

    • +9
  19. 最後の人 凄いなぁ、、私なら悔しくて死にきれなくなりそう。達観している人と自分の差を感じた

    • +25
  20. 失礼な話だが最初に思ったのがAnnaさん老けてんな・・・

    • 評価
  21. どんな芸術よりも、人の一生の重みよ…。

    • +9
  22. 100歳超えて過去を振り返るのはまだ早い、か
    なんてポジティブな考え方だろう。見習おう

    • +23
  23. 訪問してくる身内の99%が娘だなあ。
    息子は寿命的に亡くなってる事が多いんだとしてもちょっと偏り過ぎだ。
    産むなら娘が良かった言ってる世の母親責められませんわ。
    日本でも父の日や母親の日祝うのも殆ど娘だしなあ。

    • +33
    1. ※30
      男性よりも女性のが協調性がある場合が多いからだと思います、また女性は感情に敏感です
      寂しい、悲しい、そういうのを想像して相手に感じさせないためにマメに会いにいくんじゃないでしょうか
      まあ男性でもマメな人は多いと思いますが

      最後の人、悲しすぎる
      友人たちが改心して会いにきますように、たまたま体調不良だっただけとかであるといいなぁ

      • +3
  24. 100歳超えて家族関係が悪いって切なすぎるのお・・

    • +19
  25. 最初の人いぬやしきのじいさんに似てる

    • 評価
  26. なんて美しくかっこいい人たちなんだろう

    • +4
  27. 美男率高いけど意図的に若い頃イケメンだった人を選んだのかな

    • -3
    1. ※36
      いや、ただ単に現在の日本人の感覚でイケメンが多いと感じているだけじゃないのかな

      • +15
  28. 誰でもいい
    誰か俺の老化を止めてくれ・・

    • +5
  29. スクロールしてったら最後の人の若い頃が空白でドキッとした

    • +20
  30. 8番は面影あるけど
    他の人は面影ないな

    • 評価
  31. やっぱり耳と鼻は成長し続けるって本当だったんだな。みんな鼻も耳もでっかくなってる。女性はあんまりだけど男性は特に。

    • +5
  32. 全員幼少の頃に第一次世界大戦が起こり
    概ね30代でチェコスロバキア併合と第二次世界大戦を経験したと考えるとすごい世代だね

    • +17
  33. 男性より女性のほうが面影が少ない気がする

    • +1
  34. 6番目の彼の
    「過去を振り返るにはまだ早い」って
    言葉が、ぐっと来た。そうだね、まだまだ
    楽しいこと面白いことが一杯有るよね。

    • +8
  35. 家族仲がいいと書いてある方の表情は穏やかなんだよなあ
    やはり家族大事なんだな
    それにしても13番のおばあさん悲しすぎる
    恩知らずな”友人””だった”人達に裁きがおきますように

    • +6
  36. 有名ではないが
    歴史の人物化されるんだな

    • +1
  37. 「若さ」をもっと大事にしよう
    今のうちにできることがもっとあるはずだ

    • +4
  38. 過去を振り返るにはまだ早い、か…。

    20の頃には非リア充(無論、当時そんな単語はないが)の
    10代を思い返して後悔と悲嘆に暮れていたが
    そう考えないから彼らは長生きできたのだろうか。
    チェコにはあんまり長寿大国のイメージないのからこそ。

    • +3
  39. 家族関係がいい人と悪い人とで、顔付きが全然違うね。

    • +3
  40. 13のおばあさん、いいね。
    世の中にはいろいろな人間がいるからね。
    人生において他人がどうとか、気にするのはナンセンス。自分の決意に誇りを持って欲しい。
    豪邸に住ませてもらってる人たちにもいつかきっと、わかる日がやってくる。

    • +8
  41.  ワニさんも今月20日午前2時30分頃13年一緒に暮らした
    (5才までも暮らして育てて貰った)婆が8月13日93歳誕生日待たずして
    天に召した後はもう息苦しくて虚しくて、婆が幽霊なって出てきてくれないかと
    思う程ワニね、あんなはやく独りなりたい!!○ネとか思ったりしたものワニが

    • 評価
  42. こういうのは訳も無く感動してしまう。

    • 評価
  43. この方たち、生まれもチェコだとしたらオーストリア=ハンガリー帝国の生まれだ!

    • +3
  44. 47
    このお婆さんはそういうことは思ってはダメって言ってるのにw

    • +5
  45. 13のおばあさんが可哀想とは私は言えないかな。こちらをまっすぐ見る目にとても力を感じるから、彼女の言葉をより信じられると言うか。なんだろうねこの瞳は。なんとも表現できない。

    • +3
  46. おぉ、ワニの婆さん召されたのか
    今更だがお悔やみ申し上げる

    • 評価
  47. 美人は歳を取っても美人ですね!
    7のおばあちゃま101歳で薪割りが趣味とか凄すぎます!

    • 評価
  48. 13 .のお婆さんの、過去をすっぱり捨てさる潔さは、なかなか真似出来るもんじゃない。

    それにしても、友人達とやらは一体どういう神経をしてるのか……
    まあ、こんな連中とは、いっそバッサリ縁を切った方が、サバサバしていいわな。

    老いた身で、独りで大きな屋敷に住み続けるのは、色々大変だし。あの世まで物や財産を持っていける訳もなし。
    むしろ家や家財道具を譲り受けた連中、後の管理がてんやわんやだぞw

    • 評価
  49. 何度見てもグッとくる
    輝いていた若い頃 年輪を蓄えた今

    • +1
  50. ヨーロッパ行ったことないくせにチェコ人て面白いことやりがちとなんとなく思ってたけどこれはよかった。

    • 評価

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