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いったいなぜ?16世紀初頭の「ピーリー・レイース地図」に描かれた発見前の南極大陸らしきもの

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(著) (編集)

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 1513年に作成されたと思われる航海地図は、当時の技術水準からは考えられないほど詳細に世界が描かれていたという。

 作成者はオスマン帝国海軍の提督ピーリー・レイースであり、1929年に発見された。地図は彼にちなんで「ピーリー・レイース地図」と呼ばれている。

 この詳細な地図には、まだ発見前の南極大陸のようなものが描かれていたという。これをめぐって専門家の間では様々な説が出ている。未知なる海洋国家であるとする主張する者や、異星人が関与していた証拠であると主張する者もいるのだ。

当時最新の地理知識を使ったと言われている航海地図

 ピーリー・レイース地図は1929年、イスタンブールのトプカプ宮殿博物館に収蔵された写本類の中から発見された。1513年に描かれたものだと言われており、ガゼルの羊皮紙が使用されていた。インド洋を描いていたと思われる右半分は失われてしまっており、現存する部分は大西洋を中心に描いた左半分の断片である。

 大西洋を描く残存断片はこの海域の航海図になっており、陸地としてイベリア半島とアフリカ大陸北西部、南北アメリカの東海岸、および南アメリカから伸びる陸地が描かれている。南アメリカから伸びた陸地には、周辺を航行する船と、動物が描かれている。

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※画像クリックで拡大表示

まだ発見されてない南極大陸まで描かれていた

 特に注目に値するのは南極大陸が描かれていることだ。一般に南極大陸はジェームズ・クックによって1773年に発見されたことになっている。にもかかわらず、それよりずっと前の地図にすでに南極が記載されているのである。

 不思議なことに、この南極大陸は現在よりもずっと東に位置しており、雪や氷も少ないようだ。

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なぜ位置が違うのか?様々な説が浮上

 海岸線は正確であり、南極大陸であることは間違いない。このことから、いくつかの疑問が浮かび上がる。つまり地図が作成されてからクック船長が発見するまでの2世紀の間に、南極大陸には急激な地質学的・気候学的変動があったのだろうか、ということである。

 多くの研究では、南極大陸から最後に氷が消えたのは紀元前4,000年頃であると推測している。一方、米空軍偵察技術隊(Reconnaissance Technical Squadron)の見解によれば、地図は「海岸線が氷に覆われる以前に記載されたことを示唆」しているという。

未知なる海洋国家であるとする説

 地図の本当の起源は未知の海洋国家であるとする説もある。米キーン州立大学の歴史学者チャールズ・ハップグッド氏はピーリー・レイース地図について、「詳細な情報が世代を通じて伝えられたかのようだ」と話す。

 彼によると、今日では知られていない人々によって作られ、古代世界最高の船乗りであったミノスやフェニキアのような文明がそれを受け継いだかのような印象を受けるという。

異星人が関与しているという説

 しかしスイスのSF作家エーリッヒ・フォン・ダニケン氏は、初期の人類文明に影響を与えた異星人が関与しているのではと推測する。

 彼によると、地図の精度は宇宙から撮影したものであるからなのだそうだ。宇宙船はカイロ上空から真下にカメラを向け、周囲8,000キロの範囲を撮影。

 ところが地球は球であるため、中央から離れるほどに大陸は下へ沈み込むように歪んで映る。その証拠に、地図に記載されている南米の歪み方は上記の方法で撮影したときの歪み方とぴったり一致するという。

via:Does this 15th century map with astonishing detail point to ALIEN influence?/ written hiroching / edited by parumo

 ウィキペディアによると、やはり時代にそぐわないオーパーツ説を唱えるものと、懐疑的な説があるようだ。

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この記事へのコメント 40件

コメントを書く

  1. トプカプ宮殿…イスタンブール…異星人…これは完全にアサシン教団とテンプル騎士団が関与してますわ

    • +6
  2. と学会の本で南米の海岸線説が有力だとか。

    • +22
  3. 単に紙の余白がなくて南米大陸を曲げて書いただけと結論出てるぞ
    そう思って見直してみ?

    • +5
    1. ※4
      結論は出てないぞ
      そういう説が有るというだけ

      • +4
    2. ※4
      地図上の大西洋上に〇が二つありますよね。 それらは回帰線じゃないですかね。 それを前提に考えると南のほうはリオデジャネイロのすぐ北に南回帰線が通って、さらにそれを前提にすると三角州みたいなのはサンパウロの南のサントスというあたりではないでしょうか。 そう考えると南のほうの長い海岸線をずっとメモったという感じにも見えますね。

      • +5
  4. え~?今更ピリ・レイスの地図?
    wikipediaに書いてあるのを見ても懐疑的な見方の方が圧倒的に説得力あるし、
    もはやオーパーツとは呼べないでしょコレ。
    スプリガンみたいに、フィクションで扱うなら話は別だけど。

    • +14
  5. 昔の地図は測量がいい加減でしょ。その伝では?

    • -1
  6. アレクサンドリア図書館やその他もろもろを焼き払った、お馬鹿な宗教とその信徒に腹が立つ。

    • +14
  7. ダニケンではなく、デニケンでは?
    この人、モヘンジョダロは核兵器で破壊されたとか、大昔の南米に飛行機があった(黄金製のジェット機みたいな像がある)とか、その手の話題では必ず名前が挙がる有名人だよね

    • +9
  8. マッパムンディス 龍脈が記された地図か

    • 評価
  9. 南極はともかくとして、当時南米の海岸がここまで描かれた地図の存在だけで、ものすごいことだって思わないか?ウィキペなんてコロンブスから20年くらいで南米最北端までの地図描くの可能とか、そっちのほうがオカルト。

    • +3
  10. 余白説あるけどさあ、コレ現在まで残るくらいなんだから当時も結構重要扱いなシロモノなわけでしょ? それをサイズ感合わない紙に描くかねえ?
    仮に適当な紙に下書きしたとして、後で清書くらいするもんじゃないか?

    ビリーレイスに限らずオーパーツの解明ってそれっぽい辻褄合ったら決めつけ、後は知らぬ存ぜぬ思考停止してるように思えるんだよなー。

    • -4
  11. 伊能忠敬「コレの時はマジで挫折しかけたわー」

    • +19
  12. これ、もうほぼ完全に否定されていまどき「ピリレイスの地図に南極が……」って言おうものなら鼻で笑われるくらいだと思っていたのだけれど……
    だいたいピリ本人が「適当にチョイスした二十枚の地図つなげてみた」といったことを書き残しているというのに、そのせいで縮尺がめちゃくちゃ
    南極だって言われているのは南米の上あたりの海岸線

    • +12
  13. 南極大陸になんでヘビの絵があるんですかね……

    • +4
  14. 海流に乗ったり天気の条件で距離や方向があやふやになってるだけじゃ?
    昔はよくあるよね1週間が3日になったり1か月しても着かなかったりって。
    今から見てピーリーは南極大陸を確かに見たようだけど当の
    ピーリーにしてみたら経た日数がどこか他の土地と同じようだったので
    知ってる大陸の知らない海岸線だと思ってただけかもよ。
    オッチョコチョイは海洋冒険してるような人って結構いるじゃん。

    • 評価
  15. えっ世界地図?
    世界地図なら僕持ってますよ。
    何倍でも拡大できますよ。

    • -1
  16. 使い方悪いのかもしれんが、グーグルアースでカイロ上空から見てもこの地図っぽくならなかった。セントヘレナ島上空じゃね?

    • 評価
  17. 大航海以前の古い南洋のほうではインドや南極北極を通り
    世界一周したのが言い伝えとして残ってるので
    当時知らなかったと思わないけど、それでもヨーロッパに
    宗教でごり押しすべてを破壊した暗黒史時代じゃ、仮に
    北極南極を唱えたら、お前は魔女の手先とか魔王の手下だと
    言われて危険だったと思う
    さすがに歴史の流れからして無理があるって

    • -5
  18. >>海岸線は正確であり
    アフリカはまぁまぁ正確だけど、アメリカ方面は正確とは言いがたい。
    左上の島はキューバ+ドミニカ+プエルトリコ+ジャマイカの4島をまとめちゃったもの?
    中央の島はトリニダードトバゴかな。
    と、かなり想像を働かせないと対応しない。
    オスマン帝国だし、アメリカ方面はほとんど伝聞だったんじゃなかろうか。

    • +4
  19. こう言うの、周期があるらしいね、
    話題になって検証されて、結論らしきものが出て、忘れられる、が、世代が代わったりするとまた話題になる、オジサン世代はあきれ顔、
    此の地図 また出てきたのか、俺もオジサンだな

    • +13
    1. ※28
      オカルトネタは使い回しが多いからな
      謎とされる物が見つかる(これさえも何度目かの謎の発見w)→解明される→忘れられる→オカルトマニアがまた解明されてない謎だと騒ぎ出す
      感覚的だけど、大体これは10年サイクルだな
      ピリ・レイスの地図なんて何度決着付いた事かw

      • +11
  20. 科学者や公的機関のなかにSF作家が混ざればそりゃこうなる

    • +2
  21. 動画の人どっかで見たことあるなって思ったけど、グラハム・ハンコック?懐かしいな

    • +1
  22. 異星人ってのはロマンがあるけどナンセンスではあるよねw
    こう言う話題で「当時の技術水準からは考えられない」ってよく言うけど
    年代が古いからと言って昔の人間が知恵・技術が無い訳じゃない
    「アンティキティラ島の機械」なんて人々に技術が伝わらなくてその時代で消えた
    ロストテクノロジーの良い例
    1500年くらいでも測量技術はそれなりにあったのだから歴史に名が残って
    なくても研究していた学者・航海士の情報で「南極大陸みたいのがあるらしいよ」って
    描かれた可能性だって低くはないと思う

    • +3
  23. 現存するのは、1513年に描かれたという

    写本

    だから原本は、もっと昔に描かれていると言う事だよ

    • -2
    1. ※33
      原本は1513年だよ。地図自体に書いてあるから。(イスラム紀元919年)
      その写本が1950年代にマレリー大尉に再発見されて今の流れになってるの。

      • +4
  24. 引用されている動画に出ているの、グラハム・ハンコックでしょ。
    「神々の指紋」とか創作が多くて怪しいみたいよ。
    ワクワクするってのはそういうことだよ。
    俺も騙されたけどw

    • 評価
  25. 1513年に描かれてないだけだろ
    鑑定が間違ってる

    • 評価
  26. 「オリオン・ミステリー」は、面白かったなぁ。
    美しい仮説には、何らかの真実があると思うな。

    • 評価
  27. 解明しがたい摩訶不思議なことがあるとすぐ異星人を絡ませるその精神

    大好きだ

    • +2
  28. ピリレイス提督って最後は処刑されてるのね……。

    • 評価
  29. やたら上から目線で否定しまくる子が必ず湧くんだよなあ、オーパーツ系は。
    もうちょっと楽しむ精神というかそういうの大事にしたほうがいいと思うの

    • -2
  30. ピリ・レイスよりも南極大陸そのもの描いてる地図あるし
    そっち記事にしたほうがいいんでない

    • 評価
  31. 古代ギリシャのプトレマイオスが地球球体説を唱えた時、地球の自転や引力といった概念が判明していなかったため、丸い地球がひっくり返らないのは南にでっかい大陸があるからに違いないという仮説を建てた結果、地図の南側にはでっかい大陸が記されるケースがあるという話を聞いたことがある。

    • +3

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