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ウサギの巣穴ほどの小さな穴の奥には・・・テンプル騎士団の驚くべき秘密の地下洞窟

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(著) (編集)

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 ウサギの巣穴ほどの小さな穴の奥には、秘密の地下洞窟があった。

 イングランド西部、シュロップシアにあるこの「キャイントン洞窟」は、かつてテンプル騎士団が使っていた秘密の隠れ家だったのである。

 テンプル騎士団は、中世ヨーロッパで活躍した武力を持つ騎士修道会で、十字軍時代にその武勇を怖れられ、名声と特権において権力基盤を打ち立て、国を越えて知られたグループだ。

ほとんど手つかずのこの洞窟は、騎士団が活躍していた往時を思い出させる。しかし、フランスのフィリップ4世の統治時代が始まると、王は騎士団の権力を怖れ、彼らに財政的に世話になっていたにもかかわらず、騎士団を解体しようと画策した。

Rabbit Hole Leads To Medieval Cave

テンプル騎士団の秘密の隠れ家として使用されていた地下洞窟

 騎士たちの多くは拷問によって自白を余儀なくされ、見せしめとして火あぶりになった。彼らは文字どおり地下へと追いやられ、このシュロップシアのような地下の洞窟が彼らの安全な隠れ家となった。

 このキャイントン洞窟は長いこと誰も立ち入ることなく、最初にここが掘られたのはいつなのか、いまだにはっきりわかっていない。

 700年前に騎士たちが作ったと言う者もいれば、17世紀に彼らの継承者たちが掘ったという説もある。

 何世紀もの間、テンプル騎士団の後を継ぐ者たちが使っていたように、わりと最近にも、ドイルド団員や異教徒など多くのグループが、安全に礼拝を行う場所として使用してきた。

 しかし5年前、度重なる立ち入りの要求や、洞窟内にゴミが散らかされ、壁に落書きされたりするようになったため、閉口した土地の所有者たちによって閉鎖された。

 バーミンガム出身の写真家マイケル・スコット(33)は、2012年にこの洞窟が閉鎖されて以来初めて、不気味な内部の様子を撮影した。

野を歩き回ってやっとここを見つけた。足元にこんな場所があると知らなかったら、そのまま通り過ぎてしまっただろう。

ここの深さは地下1メートルもない。地下というより、野の地続きといったほうがいいくらいだ。この洞窟の歴史の長さを考えたら、内部の良好な状態には驚くばかり。まるで見事な地下聖堂そのものだよ

シロップシアの地表からわずか数メートル地下にあるこの洞窟はかつて、十字軍で名をあげたテンプル騎士団によって使用されていたのだ。

洞窟の入り口はウサギの巣穴より少し大きいくらい。上から見ただけでは、地下に地下空間があるとはとても思えない。

だがその中には複雑な形をした地下洞窟があるのだ。

テンプル騎士団なき後も、様々な宗教の秘密の儀式の場として使用されていたようだ。

洞窟の内部に灯されたたくさんのキャンドル。右側の壁のところには石の祭壇らしきものがある。

 入り組んだ洞窟内部に作られた柱が天井の重みを支えていて、中にいる信者の安全を確保している。凝ったつくりのアーチ道や広場も見られる。

 写真家のマイケル・スコットは、ネットでここの動画を見てこの場所に惹かれた。そして歴史の謎を調査し始めた。

 2012年に閉鎖されてからは誰も中を見ることができなかったが、彼の撮影により今回、これらの素晴らしい写真が公開された。

via:dailymailthesunなど/ written konohazuku / edited by parumo

 ウサギの巣穴ほどの小さい穴の下には複雑な秘密の地下洞窟。歴史のロマンと栄枯盛衰を感じさせる。こんなの発見したら入ってみたくなるよな。少年の心エンドレス保持者なら。

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この記事へのコメント 39件

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  1. エンカウント強そうだけど宝箱も期待できそう

    • +20
  2. 近所の山にある穴がダンジョンに繋がってる…って思うとwkwkが止まらない

    • +4
  3. 本当にウサギが掘った洞窟だったりして

    • 評価
  4. インディージョーンズ最後の聖戦を思い出した

    • +3
  5. 何だか隠しダンジョンみたいでワクワクしてきた

    • +2
  6. 故ウンベルト エーコ殿もこの発見をお喜びになられているに違いない
    カゾボンが示した謎がここにある!

    • 評価
  7. 本当ロマン感じる
    しかし命からがらこの洞窟に逃げおおせてきた騎士団員たちの心中は如何程だったろうと思うと切なさも感じる

    • +2
  8. ダークソウルのダンジョンみたいだ
    ファイヤーキーパーがいそう

    • +4
  9. テンプル騎士団はほんとファンタジーみたいな存在やな

    • +9
  10. まるでRPGのような世界だ。
    冒険心がくすぐられる。

    • +3
  11. これはストーリークリア後に行けるタイプのダンジョン

    • 評価
  12. ゲームだとこういうとこでぴょんぴょんしたりして銃撃戦やれるけど、現実に目の当たりにしたら荘厳すぎて立ち尽くす気がする
    ワクワクよりも圧倒される

    • +4
  13. ウサギの穴から落ちたら 不思議の国のアリスになっちゃう

    • +2
  14. ウサギの巣穴ほど出入りはどういう手順になっているんだろう?

    • 評価
    1. ※20
      普通に装備外して這いつくばって入るんじゃね?

      • +2
  15. 入る時はどうやって入るん?
    入り口狭いんやろ?

    • +1
  16. 騎士が彫ったって
    土を掘って施設を作る技術力って結構大変なもんだと思うけど

    • +1
  17. 閉所恐怖症は神殿騎士にはなれなかったのかな?
    見てるだけで息苦しくなる

    • +2
  18. 山程書かれてるけどダンジョンっぽい。自然と未収アイテムを探しちゃう。

    • +1
  19. ウサギの巣穴ほどの小さい穴からどうやって掘って建築していったんだろ?
    元々内部はある程度空洞空間だったんだろうけど、結構人の手がくわわってるようにも見える。
    掘った砂や削った岩はあの小さい穴から外へとチマチマと捨ててたんだろうなぁ

    • +4
    1. ※26
      普通に出入り口作って、掘り終わったら塞いだんじゃ無い?

      • 評価
  20. 「テンプレ騎士団を連れてきたよ」

    「な、何を言っているのかわからねーだろうが・・・」
    「話は聞かせてもらった ! 」
    「もうねアボカド」

    • +2
  21. 漆喰で塗装して内部補強をし、バストイレ厨房を造れば快適な地下住宅やホテルになりそう。

    • +1
  22. 自分が読んだ同様の記事では、Historian England によればテンプル騎士団が作ったとは断じず、解散した数百年後、18世紀後半か19世紀初頭に造られたものだろうと指摘しており、そのような見解もあるようです。

    • +5
  23. >洞窟内にゴミが散らかされ、壁に落書きされたりするようになったため、閉口した土地の所有者たちによって閉鎖された

    まったく困ったもんだ・・・

    • +11
  24. 工事するには穴が小さすぎる、工事自体も隠密性を保つため毎日ずつやってたのかね

    • 評価
  25. 敵の火力が高い上に状態異常も警戒しないといけない場所やん!

    • 評価
  26. テンプル騎士団は割と早くから軍事活動を止めて
    財テク(主に金貸し)ばっかやってた騎士団だったよな確か
    あまりにもフランスに金貸し過ぎてフランスの借金踏み倒しの為に異端認定されてしまうという

    • +2
  27. 最下層は巨人墓地に繋がってるに違いない

    • 評価
  28. 侵略と略奪を基礎にして築いた繁栄だろと思ってしまうので、十字軍には同情しづらい。

    • 評価

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