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トラックからドローンが飛び立ち荷物を配達。アメリカの運送会社UPSの新たなる配送システム

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(著)

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 通販で購入するのが当たり前となった昨今、配送業者も大変だ。日本のヤマト運輸も増え続ける荷物に人手が追い付かず、配達料金の見直しが迫られている。

 そんな中、アメリカの大手貨物運送会社UPS(関連記事)は、農村部などの郊外の配送業務の効率化を図る手段の一つにとして、ドローン付き配達トラックの運用を視野に入れ開発を進めているという。

 これは配送先に向かうトラックにドローンを積み込んでおき、所定の場所からドローンに小包を配達させるというもので、遠隔地の配送地点に向かうドライバーの走行距離の軽減を見込んだものだ。

UPS Tests Residential Delivery Via Drone

UPSの最新配送技術

 この動画は今年2月20日にUPSが公開したもので、トラックは複数のドローンを運べる新型ハイブリッド車だ

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最初に、ドライバーが車内でドローンに小包を取り付ける

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ドライバーはドローンに配達先の住所を送り、車内のタッチスクリーンでドローンを空中に開放する

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配送先に出発するドローン

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ドローンが飛んでいる間にドライバーは次の配送地点に向かう

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仕事を終えたドローンはトラックの場所に戻る

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 着いたドローンは充電され、ドライバーはこの作業を繰り返すことになる。つまりUPSは配送トラックの屋根をドローンの駐機場にするのだ。

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 なお、今回使用された配送機は、ドローンメーカーであるWorkhorse社製の自立型ドローンHorseFlyだ。このドローンは30分間飛行し、4.5kgの小包を運ぶことができるという。

効率化と節約

 UPSはこれまで約100年にわたり小包の配達技術を磨き続け、世界最大の運送会社となった。そして長年の経験から、自社の業務に最も重要なのは効率であるという結論に至った。

 そこで考案されたのがこの配送法であり、UPSが思い描く将来の配送スタイルなのだ。

 これらのドローンは配達用の補助マシンとして働くことになり、ドライバーの運転距離を節約することになる。もしすべてのドライバーが1マイル(約1.6km)ずつ配送距離を減らすことができれば、UPSは年間約60億円の費用を節約できる。

UPSが思い描くドローンの役割

 また、同社はこうした自立型ドローンにいくつかの展望を抱いている。例えば倉庫の在庫管理や緊急の医療用品の配達など、様々な用途が考えられる。

 なお、この技術はテスト段階に過ぎない。今回の試験は、農村地域などの郊外でドライバーが遠く離れた配送地点に向かうケースを想定したものだが、UPSはこうしたサービスを開始する具体的なスケジュールは立てていないという。

 とはいえ、ここまで試験が進んでいるところを見ると将来的にUPSの配送トラックは小包を積んだ複数のドローンが離着陸を繰り返す、いわば空母のような機能を果たす可能性はかなり高そうだ。

via:businessinsiderhight3ch・written D/ edited by parumo

 アメリカの場合、送り主が受取人のサインを不要としている場合、またよほどの貴重品じゃない限り、家主がいない場合には玄関に荷物が置き去りになっている場合が多い。これにより再配達の手間は防げるのだが、トラブルも多い。

 日本の配送会社は本当にすごくきめ細やかで、不在の場合は不在票を入れ、再度また来て、それでもいなければ何度も配送に来てくれたりなんかする。というか配達日時指定とかアメリカの場合あってないようなもんくらいにほとんど守られてないしね。

 日本の場合は宅配ボックスをもっと普及させて、あとやはり人里離れた地域の場合には、ドローンもありなのかもしれない。

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この記事へのコメント 20件

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  1. 日本では、2階以上のベランダのある家にしか、配達するのは難しそうです。

    • 評価
  2. ドローンが飛び回る世界が当たり前になってきたあたりでドローンつかった爆弾宅急便とかBC兵器つかって細菌を空中散布(これは実際にオウムが実行手前までいってた)したりが起こるだろうから安易に広めないほうがいいと思うんだけどねえ。海外は特に。

    • -2
    1. ※6
      いつの時代でも新しい技術(やアイデア)が出て来ると必ず反対する人が居るけど、そういう人達はこういう発想するんだなあと知りました。

      • -2
      1. ※20
        最善を期待し最悪に備えるなんて当たり前の事だぞ。むしろ昔のほうがテロの現実は遠かったと思うんだけどね。ちょいと前に海外でテロおきまくってたわけですし。

        実例として国内でおこったオウムのテロをあげて尚且つ、国内よりも海外のが怖いよねで締めてるのに理解できないとか平和ボケって奴か(恐怖)

        • 評価
  3. 農地とかなら慥かにいいかも
    人家の真上飛ぶのは未だ一寸辞めて欲しいが

    • +1
  4. 日本なら
    電線に引っ掛かり落ちる様な気がする
    あと鳥からの攻撃
    縄張り意識が強い鳥とか
    繁殖期のカラスなんかいたら
    石落とされるかも

    • +2
  5. UPSが日本進出ってあり得るのかな?

    • 評価
  6. 日本でも過疎地や、北海道なら成立しそう。都心は無理。

    • +1
  7. ドローンによる配達は離島や災害地、孤立地域には有効だれど、市街地や住宅密集地への配達は、たとえ安全性が解決しても、あのブンブンという大きな飛行騒音を抑えないと実用化は無理。今の小さなドローンでもホント、名のとおりミツバチの大群みたいに音が五月蠅いよ。
    まずドローンメーカーは低騒音化にも努力してください。

    • +3
  8. 逆に考えよう 個人のドローンが配送センターへ荷物を取りに行けばいいんだ、あ、機体を持って無い人のが多いか、
    じゃあ 軍が訓練を兼ねて個人宅にピンポイントで投下する、

    • 評価
  9. 日本は平地部で隣家がキロ単位で離れてるトコ無いからなあ。。

    • 評価
  10. そろそろ、ドローンって呼び方。辞めませんか?? 。普通に「ラジコン」って言いましょうよwww。

    • -7
    1. ※14
      「ラジコン」の意味分かってる?

      • 評価
      1. ※22
        ※14は思い切り勘違いしてるけど日本でドローンとラジコンがほぼ同じ意味になってるのも確かだからね。簡易姿勢制御するだけのラジコンジャイロもドローン扱い。
        ある程度の自律飛行さえ無い機種までドローンって呼ぶのはなぁ。

        • +1
  11. 日本の場合都心は無理だが地方では行けるかもな。
    利便性が上がれば人口の一極集中対策にもなるかもしれない。

    • +1
  12. 日本でやる場合は受け取る側にもそれなりの設備が必要だよね
    玄関先にどかーーんと落としていくわけにはいかない

    • 評価
  13. ドローンがワーグナーを鳴らしながら来ると皆どんな反応するだろうか?

    • 評価
  14. 課題は多そうだけど、こういった技術革新は大いに進めるべきだね。
    人間の過剰労働で解決する時代は、早く終わらせるべき。

    • +1
  15. 叩き落として(あるいはハッキングして)丸ごと盗む奴が必ず出て来ると思ってる。

    • +1

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