この画像を大きなサイズで見る巨石群と言えば、イギリス南部にあるストーンヘンジが世界的に有名だ。だがブラジルにもこれに類似する環状列石が存在する。こちらの巨石サークルは、アマゾンの原住民たちがこれまで考古学者が考えてきた以上に洗練されていたという可能性をほのめかしている。
イギリスの巨石群にちなみ“アマゾンのストーンヘンジ”と呼ばれるヘゴ・グランジ(Rego Grande)は、ブラジル、アマパー州カルソーイニ付近に存在する。専門家によると、信仰の場や収穫サイクルに関連した天文観測に利用されていた可能性があるという。
ヘゴ・グランジがひも解く1000年前の原住民たちの文明レベル
ヘゴ・グランジという名は付近の小川にちなんだもの。垂直に立てられた127個の花崗岩ブロックが30メートルの範囲に環状に配置されている。各ブロックの高さは4メートル、重量数トンで、形状は不規則。太陽が最も低くなる冬至点に一致するよう配置されているようにも見える。ブロックの一つの影はその真上に来ると消えるそうだ。
遺跡が最初に発見されたのは19世紀後半のこと。スイス生まれの博物学者/動物学者のエミール・ゲルディによる。しかし、本格的な調査が実施されたのはずっと後になってのことだ。
現在の管理人であるライルソン・カミロ・ダ・シウバ氏の話によると、彼が最初に発見したのは1960年代に行ったイノシシ猟の最中だったという。さらに1990年代、ダ・シウバ氏が一帯に茂る木を伐採しているとき、再度遺跡を発見した。
この画像を大きなサイズで見るアマゾンの文明の歴史を覆すものなのか?
20世紀において、考古学者はヨーロッパ人の入植以前、アマゾンに高度な社会は存在していなかったと考えていた。しかしヘゴ・グランジが作られたのは1,000年前と、ヨーロッパ人の入植より500年も前のことである。
アマゾン盆地人類史のパズルのピースがはまり始めた、と話すのはミナス・ジェライス連邦大学の考古学者マリアナ・カブラル氏だ。彼女はやはり考古学者である夫のジョアン・サルダーニャ氏と共に、この奇妙な遺跡を10年以上研究している。
彼女らは2005年から調査を開始し、陶磁器製の骨壷を発掘。このことから一帯は墓地だったのでないかと推測されている。
この画像を大きなサイズで見るイギリスのストーンヘンジを構成する石は、かなりの遠方から運ばれて来たことが知られている。しかしブラジルのストーンヘンジに関しては、3.2キロ川下に遺跡のブロックが切り出されたらしき花崗岩地帯が発見されている。
さらにカブラル氏らは石の配置を冬至点と結びつけ、遺跡の配置が季節に応じた作物や狩猟のサイクルを知らせる役割を果たしていたとも仮説を立てる。また花崗岩の板は猟師の目印として利用されていたのかもしれないという。
一方、遺跡の目的について包括的な結論を出すには時期尚早であると話す専門家もいる。
未だ謎に包まれるストーンヘンジ
なおイギリスのストーンヘンジの建設目的については寺院、議会、墓地など諸説ある。神秘的な癒しの力を得られる場所であるとする説、あるいは巨大な楽器であるという説まであり、今もなお現代人の心を捉えて離さない。
これまで集められた証拠によると、石は太陽の相に合わせて配置されており、巨大な天文観測所だという説も提唱されている。
また周囲に葬られた人骨からは、その理由は不明だが、人々がここを訪れるためわざわざ数百キロの距離を旅したことがうかがえる。
この画像を大きなサイズで見る最近の説によると、このルートは非常に往来が激しく、場所によってストーンヘンジの姿は異なって見えたはずだという。当時の門として、まるで訪問者を目的地まで導く役割を果たしていたかのようである。
via:dailymail.・nytimesなど/ written hiroching / edited by parumo
















岡本太郎の太陽の塔も、何も知らない考古学者が見たら「これは天文台にちがいない」と決めつけられそう
※1
もしかしたら郵便ポストを宗教施設と思うかも?赤いから。
どう見ても読み方はグランデ。なぜグランジ?
※2
現地ブラジルでの発音ではグランデではなくグランジになる、それだけの話
※2
地理的にポルトガル語だと思うが、ネットでブラジル人が発音しているのを聞くと日本人の俺には「グランジ」と聞こえるな。「グランデ」はスペイン語じゃないかな。
※2
ブラジルーポルトガル語の発音では合ってますよ
Forvoというサイトでチェックしてみてね
入植の際に小さい集団なんかだと相手の確認とかする前に駆逐してたりしそう
世界中にある夏至や冬至、春分などを印す為と思われる遺跡の多くが、狩猟対象生物の活動期や作物の蒔種期、育成具合の判断指標とする為だとされている様に、これもまた危険な生物の活動期、或いは数の少ない生物の狩猟解禁日などを知らせる為の物だったのかも?
「今だ」じゃなくて「未だ」ですよ……
ナスカに地上絵があるし、コスカリカには石のボールが有るし、陸続きなんだから ブラジルにあっても納得だよね。チャンとした研究者らしいから珍妙な説は言い出さないと思うし 続報が楽しみだな。
石柱の形がギョベクリ・テぺに似ているような、
ヨーロッパ人が入植時に虐殺したり 本を燃やしたり 略奪しちゃったから貴重な文明の痕跡が残っていない ひどい話だよ
ポータルか将又、石兵八陣か
余剰食糧が多く取れるからもともと文明が発展しやすい所
侵略や一緒に持ち込まれた疫病のせいで壊滅してしまった