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高価なリチウム電池に取って代わるかもしれない海水から作る電池

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(著) (編集)

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 毎日触れ合っていること請け合いのスマートフォン。その中にもリチウムイオン電池が入っているはずだ。リチウム電池は何度も充電できるという利点があるが、処分が難しく価格も高い。

 この度、韓国の蔚山科学技術大学校(UNIST)の9名の研究者が驚くべき代替手段を開発した。それは豊富に存在する海水から作る電池である。

 iPhoneやテスラ社の自動車に利用されているリチウムイオン電池は、化石燃料に依存する時代すら終わらせてくれる可能性がある。

 しかし、リチウムを採掘する方法への懸念や高騰する価格ゆえに完璧な電池ではない。そこでUNISTの研究者は海の水に素晴らしい解決法を見出した。

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海水から作るナトリウム空気電池

 それは正確にはナトリウム空気電池だ。ナトリウム空気電池は現段階ではリチウムイオン電池よりもコストがかかる。一般市場に流通するまでにはもうしばらく時間がかかるだろう。

 今回発表された研究の狙いの一つは、商業化を阻む問題への解決法を見つけることであった。そして、その答えが海水である。

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 海水が陰極液として優れていることが判明したのだ。論文によると、「電池に常に出入りする海水の流れが、電荷を作り出すうえで必要なナトリウムイオンと水を供給する」という。

 海水電池とリチウムイオン電池を放電電圧で比較したところ、前者の平均値はおよそ2.7ボルト、後者は3.4~4ボルトだったという。すなわち、まだまだ改良の余地があるということである。それでも電気を蓄えるためにリチウムイオン電池に依存せずにすむ世界が一歩近づいたことは間違いない。

via:inhabitat. written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 48件

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  1. すでにあった気がするけど
    劣化が酷くて使い物ならないとか

    • +28
  2. これ常に海水に浸かる場所なら安価な動力源にできるのか?、原子力発電所の補助電源とかさ。

    • +4
    1. ※3
      この構成だと内部抵抗が大きい(出力電流が小さい)から動力用は難しいと思う。あと、海水側で水酸化ナトリウムが生成されるので、海水が強アルカリに変質するのだけれど、それはどうするのだろう?
      あと、この電解質とセパレータの組み合わせの電池は2013年に東工大から発表されている。

      • 評価
  3. 代わりに何らかの物質が海洋に放出されるのでは?

    • 評価
  4. あれ?
    随分昔に開発云々あったけど・・・
    実用化は諦めたんじゃないっけ

    • +2
  5. 結構前から研究されてるけど、現状は劣化が早すぎる上に不安定すぎて全く実用的じゃないんだよねえ…
    正直、ブレイクスルーとなる技術革新がないと日の目を見ないまま終わると思う

    • +19
  6. かなり前から非常用バッテリーと非常用ライトとして日本のベンチャー企業が作ってたよね…自衛隊に納品してるってテレビでみたよ

    • +12
  7. ナトリウムを利用する電池は毎年のように新アイデアが発表されてるけど、どれも商業ベースには程遠いのが実情なんだよねぇ。
    海水からリチウムを回収する技術の方が早く実用化されそう。

    • +13
  8. こんなん昔からやってるよ。
    レベルの高い研究自体は50年以上前から有るよ。
    概念考案されていくつか実用化されたのは100年以上前だよ。
    空気電池の応用は色々な材質で試されてるんだよ。

    • +11
  9. 海は開けた系だから、外乱が多すぎて安定させるのが難しいよ。

    • 評価
  10. 海水って古今東西銅板や鉛入り塗装など
    あらゆる防御方法で防ぐほど大変なのに
    そう簡単に材料として使えるのかな

    • +4
  11. 何か良くわかんないけどロボビタンAが現実化したって事?

    • +5
  12. 電池として個人に流通させるモノじゃなくて、大規模な発電所として作ったほうが良さそうな気がする。

    • 評価
  13. 記事とは直接関係ないが、リチウムの地球での算出・埋葬量が少ないのは、本当にどういう訳何だろう?

    • +2
  14. 画期的な電池という研究が世界中から毎週のようにネットで見られるけど
    どれが本物に育つんだろう。

    • 評価
  15. マグネシウムなんかは魚雷の電源にいいんだよ、周り海水だからね。

    • 評価
    1. ※24
      核反応を起こしやすいので、恒星の中でできたそばから消費されるから

      • +5
  16. 取り合えず十分テストして、第三者もテストしてそれから実用してくれ

    • 評価
  17. 海水からリチウムを取ろうとしたのは確かソニーじゃなかったか?
    1990年頃だと思う。

    • 評価
  18. ホンダがマグネシウム電池の実用化にメドをつけた ~みたいな記事を最近読んだような…

    • +4
  19. 救命ボートの電源なんかに使えないかな?耐久性は救助隊が来る迄で良いのだから。

    • 評価
  20. サムスンのスマホ電池すらまともに作れないのに、本当かな…?

    • +2
  21. 海水ってのは、成分が一定でないので、ざっくりした物には使えても、繊細なものには使えないと思うんだけど。つまり、そもそも安定してないんじゃないか?と。塩化ナトリウム水溶液と海水は、味は似てても異なるものだからね。
    技術としては、何かに使えるとは思うけど、そんなもん、日本はもちろん、世界中でやってる訳だし、なんだろうね、この記事。

    • +1
  22. 小学生の理科の実験だな
    反応させるキャパが広過ぎる
    それに何を媒体にするんだ?

    • 評価
  23. 関係ないけど、Drスランプのアラレちゃんの燃料ロボタミンAも海水で作られてたね。

    • +4
  24. 腐食や液漏れの防止策をとらないとダメだなぁ。

    • 評価
  25. 「海底二万里」のノーチラス号が、海水から精製したナトリウムで発電して動いている設定でしたね

    • +4
    1. ※40
      海水電池自体は昔からあって、もうすでにたくさん使われてる。救命ボートどころか船に搭載されてる救難信号発信装置の電源として使われてて、本体が海水に浸かると自動で発電されてスイッチ入れる必要なく救難信号が出せるらしいぞ。

      • 評価
  26. 1980年に「海水電池の歴史」ってのがあるみたい…読んでみたい。
    ユアサの海水電池って製品もあったんだが、これは違うのかな。

    • 評価
  27. マグネシウム電池だろ次は
    ナトリウムは出番ないんじゃない

    • +4
    1. ※43
      Galaxy note 7の爆発はリチウムイオン電池に問題があったのではない
      リチウムイオン電池を使う上で確保しておくべき筐体内スペースをケチったことが原因

      • 評価
  28. 19世紀のジュール・ベルヌが知っている技術を今更語る韓国人って
    SFをまともに読んだことないんだろうなあ

    • 評価
  29. ケースが海水で腐食しない材質ならば使えるんじゃないか?

    • +1
  30. 発電後の廃液は強アルカリだろ?スマホ液漏れしたら人体が溶けるぜ?

    • +1
  31. てか、アメリカの重要工業部門の工場は、海水エネルギーにすでに変換されているので、石油とはもう無縁だ。発電の仕方もいたって簡単、海水を電子レンジに入れて、沸騰したときに出るガスを使うだけ。

    • 評価

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