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不思議なルックスが魅力の深海性ナマコ、「センジュナマコ」に関する10の知識

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(著)

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 ナマコはウニやヒトデなどを含む棘皮動物の一種であり、英語圏ではSea cucumber(海胡瓜)とも呼ばれて、海の世界では主要生物であり、海中の均衡を保つ上も欠かせない役割を果たす頼もしい存在だ。

ここでナマコの中でもひときわユニークなルックスが魅力のSea pig(海豚:和名 センジュナマコ)について10個の楽しい知識をお伝えしよう。

10.英語のSea pig(海豚)はぴったりのネーミング

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 センジュナマコの膨れた脚、ふくよかで薄ピンクの綺麗な身体を表現したとても的を射た表現ともいえる。日本語のセンジュナマコは千手からきている。

9.手のひらにしっぽり収まるサイズ感

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 センジュナマコは10センチから15センチ程の手の平サイズの可愛い生き物だ。

8.深海にすんでいる

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 世界中の深海に生息している。諸説あるが、水深1000~6500m付近に生息しているといわれている。

7.科学者の間では100年以上前から知られていた。

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 スイスの動物学者Hjalmar Theelによって1882年に新種として報告された。Theel氏は1872年から1876年まで行われた英国の海洋観測船HMSでの世界一周の調査旅行の間に65種類の新種生物発見した。その中の一つにセンジュナマコが含まれていた。

6.チューブ状の脚を膨らませて歩く

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 10本から14本のチューブのような脚を使って海底を歩く。これらの脚は水圧を利用する事で太くなったり細くなったりすることが出来るのだ。

5.頭にあるのはアンテナではなく「脚」である

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 頭にあるアンテナのようなものの構造は脚と同じである。その用途については詳しくわかっていないが、転がる為に使われたり、触覚の役割を果たしたり、敵や餌の匂いを感知する為に使われるのだと思われている。

4.口にある触覚を使って餌さがし

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 センジュナマコは口元にある触手を使って泥をかき回すことで、泥の中にある餌を探す。特に彼らは海底に降ってきた新しいクジラの死骸等を好む。

3.群れで発見されるが、群れるのが好きなわけじゃない

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 かれらはよく群れで発見されるが、群れでいることを好んでいるわけではない。単に「餌」のある場所に群がっているだけだ。つまりセンジュナマコが群れを成しているところには大抵クジラの死骸等があるというわけだ。

2.群れで発見される時、なぜか一様に同じ方向を向いている

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 群れで発見される際、彼らは同じ方向を向いている事が多い。それは彼等が海流の流れる方向に身体を向ける事で、僅かな餌の匂いを探しているからだ。

1.センジュナマコは寄生虫や甲殻類のおいしい御馳走

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 センジュナマコの皮膚には小さな巻き貝が付いている事がある。これは寄生虫の一種で、センジュナマコの皮膚を突き破る程のドリルを持っており、そのドリルを使ってセンジュナマコの身体に穴をあけ、そこから養分を吸い取っているのだ。

 ぷよぷよした柔らかい皮膚は甲殻類にとってもおいしいごちそうとなる。

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センジュナマコに寄生していた甲殻類

センジュナマコのダンス

via:The Creature Feature: 10 Fun Facts About Sea Pigs・原文翻訳:riki7119
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この記事へのコメント 36件

コメントを書く

  1. 見た目はエイリアンその物だけど、実際に見たら可愛いかな

    • +1
  2. 3、4は同じ板足目のナマコだけどセンジュナマコではなくウシナマコって言います。
    寄生してる貝、これは初めて見ましたがハナゴウナ科のヤドリニナの仲間だと思います。

    • +9
  3. 萎びてぺっちゃんこになった標本が哀れを誘う…

    • +8
  4. マイナーだと思ってドヤ顔でハルキゲニアと書き込んだのに、コメ欄がハルキゲニアで埋まってたでござる。悔しいからカンブリアンQTSプレイしてくる。

    • +5
    1. ※14
      わざわざ伏字してまでなんでそれ投稿しようと思ったの?

      • 評価
  5. ハルキゲニアは化石で残ってるくらいだから、それなりに硬いんじゃないかな
    センジュナマコさんはよほどの好条件じゃないと、印象化石すら残りそうにない
    触ったことないから分からないけどねw

    • 評価
  6. ハルキゲニたんはトゲトゲとかあるしここまで
    水分も多くなさそう。アイシェアイアたんとかは?

    • +1
  7. センジュナマたんのぬいぐるみキモカワイイ
    h ttp://item.rakuten.co.jp/love-journey/7050/
    目がつぶらすぎるわ

    • 評価
  8. 「バージェス!」(へんてこ生物的挨拶)

    • +3
  9. ナマコがSea cucumberなのはその通りですが、Sea pigは英語圏でいう和名のようなものでセンジュナマコのことを指します。ナマコをSea pigとは言いません。
    水圧で膨らむ管足というのは棘皮動物に特異的に見られる器官で、ナマコやセンジュナマコに特有の器官ではありません。しかしほぼ深海に特化したグループである板足目(センジュナマコもこの分類群に含まれます)では非常に発達しており特徴的な形質と言えます。
    ナマコの摂食方法はいわゆるデトリタス。海底の砂や泥を食べ、その中の有機物から栄養を摂取するので、『泥の中から餌を探す』というのはあまり適当な表現ではないと考えます。同様に鯨類の死骸を食べるわけでもありません。鯨類の死骸の周辺に形成される鯨骨群集(死体を食べたり、骨に固着する生物たちが作る群集)が排泄した有機物が遺体周辺に多くなるため、センジュナマコなどのデトリタスの生き物が集まるというのが正しい認識だと思います。
    体壁に寄生する巻貝、甲殻類、環形動物はセンジュナマコに限らず、多くの棘皮動物に広く見られます。しかしナマコの体壁を摂食していると考えられている寄生生物はごく少なく、上記の写真などで知られている甲殻類の例でも寄生率は大変に低いとされています。

    • +3
  10. きっとハルケゲニアが進化したのが
    センジュナマコちゃんなのね・・・・
    多分・・・(-ω-)

    • +15
  11. ね、この動画のナマコの直下で
    ヒラヒラ動いてんのなぁに?
    おせーて

    • 評価
  12. やっぱり沢山の人がハルキゲニアを思い浮かべてた。

    • +1
  13. かわいい写真とかわいくない写真の差が激しいな

    • 評価
  14. ハルキゲニアを連想した人多くてワロタw いや俺もだが・・・w
    水圧から開放されてパンパンに膨らんでるのが可哀想だが可愛い

    • 評価
  15. スケールは違うけど動きに夜のシシ神様のような威厳を感じる…

    • 評価
  16. 俺もハルキゲニアだと思ったわwwwwwwww

    • 評価
  17. ハルキゲニアが属する有爪動物門は現生ではほとんど存在してない。陸生のカギムシのみなんだ。残念ながらセンジュナマコとは近いとは言えない。

    • 評価
  18. キセージューやないのんか?
    違うんか?( ・∇・)

    • +1
  19. こどものじかんの作者さんが、作中でこれ描いたら
    担当さんに「これは大人のオモチャですか?」って言われたそうな

    • 評価
  20. 現代にこんなのがいるんだから、はるか昔にヘルキゲニアみたいな奇想天外な生物がいてもなんら不思議ではないよね

    • 評価

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