メインコンテンツにスキップ

密航しちゃいました。アメリカから船で東欧に渡ったアライグマ

記事の本文にスキップ

14件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Image credit:Belarusian Customs Authorities
Advertisement

 アメリカの貨物船のコンテナの中に積まれた車の中で、ひっそりと身を潜めていたのはなんとアライグマ!

 パスポートなしで、まんまとアメリカを出国することに成功したものの、目的地のベラルーシの税関で見つかっちゃった。

 大西洋を越える長旅をしてまで、手に入れたい自由があったのだろうか?

 税関職員が発見した時には、中古車のダッシュボードでスヤスヤと眠っていたという。

 だが少なくとも国外脱出には成功したようだ。このアライグマは現在、現地の職員たちのアイドルになっており、その後の幸せなアライグマ生も約束されているという。

船のコンテナの中にいた驚きの密航者

 東欧のベラルーシの税関当局は、アメリカから貨物船で輸送されたコンテナの中から、密航者を発見したと発表した。

 その正体は、なんとアライグマ!

 ベラルーシとリトアニアの間に位置するカメンヌイ・ログ国境検問所で、税関職員が貨物の点検を行っていたところ、コンテナの中に積まれた1台の車のダッシュボードの上で気持ちよさそうに昼寝をしているアライグマを見つけ、目を疑ったという。

この画像を大きなサイズで見る
Image credit:Belarusian Customs Authorities

 アライグマはすぐに保護され、オシュミャニ地区の公的な動物検疫所へと運ばれた。

この画像を大きなサイズで見る
Image credit:Belarusian Customs Authorities

密入国者なのに歓待を受けるアライグマ

 アメリカから大西洋を渡る長旅を終えたアライグマは、密入国者であるにもかかわらず、現地で快く受け入れられた。

 その適応力の高さで、ベラルーシに到着してから一週間も経たないうちに、現地の生活にすっかりなじんだという。

 当初は長旅の疲れからか、半分眠っているようなおとなしい状態だったが、すぐに非常に活発な姿を見せるようになった。

この画像を大きなサイズで見る
Image credit:Belarusian Customs Authorities

 税関職員たちはセーニャと名付けたこのアライグマをとてもかわいがっており、快くもてなしている。

 好きなものをたくさん食べさせてもらっているようで、最初は鶏卵をよく食べていたが、現在は新鮮なブドウのほか、日本でおなじみのカニカマがお気に入りのメニューに加わったそうだ。

 ベラルーシ税関委員会によると、このアライグマはとても人懐っこく、お行儀もいいそうだ。

 現在は動物検疫所の専用スペースで過ごしているが、元気があり余っているため、外に出て運動トレーニングに励むこともあるという。

検疫後は動物園か広大な森へ 

 セーニャは現在、狂犬病などの病気を持っていないかを確認するため、2月3日まで検疫期間として隔離されている。

 この期間中に必要なすべての健康診断を受ける予定だが、税関職員たちは、このアライグマがかわいくてしかなないらしく、代わる代わる様子を見に検疫所にやってきているという。

 検疫期間が終了した後、当局はセーニャの新しい住みかを正式に決定する。

この画像を大きなサイズで見る
Image credit:Belarusian Customs Authorities

 現在候補に挙がっているのは、多くの人々に見守られるグロドノ動物園か、あるいは豊かな自然が広がるナリボキの森だ。

 ひょんなことから海を越えた大冒険を繰り広げ、ベラルーシの人々の心を掴んだセーニャ。

 ただ単に、コンテナに紛れ込んじゃっただけかもしれないが、自由を求めて自らの意志で船に乗り込んだ可能性も0.1%くらいはあるかもしれない。

 そしてその選択は正解だったようだ。

 ベラルーシで温かく迎え入れられ、今後も穏やかで幸せな日々が続くことは間違いないだろう。まさにアライグマ・タスカルだ。

References: Belarus

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 14件

コメントを書く

  1. オオスズメバチ女王「私が密航したかった」

    • +2
  2. シロツメクサの花が咲いたらさあ行こうタスカル
    2月の風が渡る海をベラルーシへ遠乗りしよう

    • +9
  3. 最後、誰が上手いこと言えと(笑)
    無事に新天地への旅が終わって何より(^_^)

    • +15
  4. 密航までやらかした😰 相変わらずのお騒がせ

    • +8
  5. ロシアへの制裁目的で日本の中古車をロシアへ輸出してたのに制限かけてる状況で、なんで米国が事実上ロシア行きのベラルーシに輸出してんだよ

    • +32
    1. なんでロシアにアメ車があんだよ!
      経済制裁はどうなってんだ経済制裁は!

      • +6
  6. >今後も穏やかで幸せな日々が続くことは間違いないだろう

    頭がお花畑
    動物園にいれられるかもしれないのにな

    • -21
  7. ベラルーシのアライグマとアメリカのアライグマは同じ種類なの?DNAが異なる種類だと交雑しちゃうけど。

    • +8
    1. アライグマは北米大陸原産でベラルーシのアライグマも元々はそちらから輸入されたものだから安心して

      • +16

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。