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今年の初め、メキシコで交通事故に遭い、両足を失った犬がいた。この犬を保護したヘンリー・フリードマンさんが、彼女の様子をSNSに投稿したところ、「この子にはベンツの車椅子がふさわしいよ」というコメントがついた。それを読んだヘンリーさんが、メルセデス社に連絡を取ってみたところ…。
バニーと名付けられたこの犬は、今年の初め、車に轢かれて後ろ足に重傷を負った。さらに、おそらくは他の犬に噛まれた傷が原因で、顔も腫れ上がっていたんだ。
当時、メキシコで動物たちの保護活動を行っていたヘンリーさんは、通報を受けて駆け付け、すぐにバニーを病院に連れて行った。

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献身的な治療の結果、バニーは元気を取り戻したが、後ろ足の傷は癒えず、切断手術を余儀なくされた。手術は成功し、バニーは順調な回復を見せた。だが、今後バニーが動き回るためには、車椅子が必須になる。そんなバニーの様子を、ヘンリーさんがInstagramに投稿したところ、「バニーにはベンツの車椅子がいいんじゃない?」という、冗談半分のコメントがついたんだ。それを見たヘンリーさん、なんと本当にメルセデス社に連絡を取り、バニーの現状を説明した。
するとなんと、メルセデス社がバニーのために、本当にカスタムメイドの車椅子を作ってくれたんだよ!
こちらが贈呈式の様子。ベンツのショールームのスタッフが総出でバニーを出迎え、歓迎してくれているよ。

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見て見て! これがベンツのロゴ入り、特製のスペシャルな車椅子だ!

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さすがはベンツ、こんな段差もなんてことなくクリア。

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これでどこにでも走っていけるね!

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実はヘンリーさんたちがバニーを保護したとき、バニーの飼い主は彼女が苦しんでいるすぐ横で、サッカーをして遊んでいたんだそう。ヘンリーさんは「バニーが彼らの姿を見ることは二度とありません」ときっぱり断言していたよ。現在、バニーはアメリカで幸せに暮らしている。車椅子に乗らないときは、リュックサックにすっぽり入って、ヘンリーさんとお出かけしているみたいだ。バニーのハッピーライフは、ヘンリーさんのInstagramで随時更新されているよ。ぜひ遊びに行ってみてね!
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
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コメント
1. 匿名処理班
俺は型落ちNAワゴンRなのに生意気じゃん
2.
3. 匿名処理班
やさしい世界
4. 匿名処理班
「ヘンリーさんたちがバニーを保護したとき、バニーの飼い主は彼女が苦しんでいるすぐ横で、サッカーをして遊んでいたんだそう」
元飼い主、頭おかしいだろ…
5. 匿名処理班
元の飼い主マジでなんなん?
6. 匿名処理班
>>5
メルセデスもなんなん?(いやまぁいいんだけどさ…なんかさぁ
7. 匿名処理班
リュックにすっぽりバニーさんもかわいい
いっぱいお散歩楽しんでね
8. 匿名処理班
顔の模様、黒地に白の入り方がメルセデスベンツのマークっぽいからかな?
9. 匿名処理班
ベンツって芸能人に無料リースしたり、ブランドイメージ向上の為に精力的だよね。
10. 匿名処理班
勇ましい
11.
12. 匿名処理班
>>6
別に良くない?
ブランドイメージも上がるし、他にも依頼してくる人がいたらニッチな需要が出来るかもだし
13. 匿名処理班
車椅子を装備した後の動画でバビューンと走り出して本当に嬉しそう!よかったよかった
14. 匿名処理班
安価なものだとAmazonで1〜2万円で売られているけど、ハーネスをMBに交換しただけのものなのか、試作部あたりが本気だして作ったのか気になる。
15.
16. 匿名処理班
ヘンリーさんもひょっとしたらダメ元だったかもしれないけど
それに応えたベンツが本当粋だなあ
ちゃんとナンバープレートも付いてるのが遊び心あって良いなあ