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北京屈指の幽霊スポット。夫人の霊が取り憑く高級屋敷「朝内81号」

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(著)

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 中国、北京の閑静な住宅地の中にある、朝内81号は、3階建てバロック様式の高級豪邸である。中庭付きの物件で数百万ドルと、破格の価格で売り出されているにもかかわらず、まったく買い手がつかないという。

 かつて、贅の限りを尽くしたこの屋敷は、老朽化が進んだ状態のままでそこに佇んでいる。ここに誰も寄り付かない理由は、この屋敷に潜むといわれている幽霊の存在だ。

 この恐ろしい幽霊屋敷にはこんな都市伝説がある。

 もともとは、清王朝が北京に在留する英国人向けの教会として建てられたものだが、そこには国民党の高級官僚が住んでいた。1949年、共産党が国民党を打ち負かし北京に進出していた頃、この屋敷で暮らしていた官僚は妻を置き去りにしたまま、自分一人でとっとと逃げていった。1人残された妻のは、悲しみに打ちひしがれ、屋敷の梁に首を吊って死んでしまった、というものだ。

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 それ以来、彼女のさまよえる魂はその場に留まり続けていると信じられて、この屋敷では、怪現象がたびたび起こるようになったと言われている。それ以来誰も寄り付かなくなった。

 今では北京の心霊スポットして、肝試しにやってくるものがいる程度。豪華だった屋敷は、肝試しにやってきた心無い人々の落書きや、空の酒瓶、タバコの吸殻だらけで見る影もない状態になっている。

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 小区画でも数百万に値する北京の中心に位置しているにもかかわらず、この物件に限ってはなんの再建計画も立てられていない。この地縛霊の話はテナントを遠ざけるほどで、壊すこともできない。

 そのため今後は、ただ直して歴史的建物として保存する予定になっている。そんな事情から周囲はこの幽霊屋敷がいつの日か崩壊してくれることを待ちわびているようだ。

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 この豪邸の裏に生家がある北京の住人はこう語った。”1970年頃にはすでに、周りの人達は皆、そこが幽霊屋敷だって思ってました。子供の頃は自分も友達もその家でかくれんぼをしたけれど、あの家の中に一人で入るほど勇気がある奴は誰もいなかったよ。文化革命の間にあの家に住んでいた紅衞兵(毛沢東を支持した過激派の青年グループ)達でさえ、恐くなって出て行ったぐらいだからね。”

 多くの人々がこれらの幽霊話を信じている。数年前にこの建物を取り壊そうとした中国政府ですら、現場作業員の中の数名が不可解な失踪を遂げてからはその計画を見直すことにしたという。

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 この土地を所有し、北京に本部を置く中国天主教愛国会(カトリック教会)で事務局長を務めるShi Hongxiの話によると、”屋敷”に中国国民党の高官が住んでいた、という記録はないと言う。元は「華北語学学校」という名称の語学訓練施設で1910年に外国人宣教師のために建てられたものだとのこと。

 だがその一方で、事務局長の話に異を唱える歴史学者もいる。華北語学学校は別の場所に建てられており、ここは鉄道建設会社のフランス人社長の私邸として建てられたもので、1949年にアイルランドの長老派教会が占拠したというものだ。

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 この建物の改修費用はおよそ150万ドル(約1億5千万円)ほどかかるといわれている。凄い金額のように思えるが、この地域の地価を考えるとまあ妥当なところだと言えるだろう。

 しかし中国の投資家達は、あちこち傷んでいるこの美しい建物にお金をつぎ込むより、数百万ドルという巨額を投じて新しいビルを建設するほうが良いと思っているようだ。なんとも妙な話だが、こういった考え方は中国の迷信と密接な関係があり、彼らは、死にまつわる物は全て排除する傾向があるという。

 中国では様々な迷信が存在する。例えば、数字の”4″は”死”と同じ音を持つため、電話番号や土地の住所に4を含むものは値段が安いなど、彼らの縁起へのこだわりはとても強い。これは日本も同様だし、西洋では13が忌み嫌われているのにも似ているが。

中国の幽霊屋敷 朝内81号

via:odditycentral・原文翻訳:R
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この記事へのコメント 20件

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  1. コレ重要文化財レベルのものだろ
    国で管理しろよ

    • +16
  2. そういえば、日本でも昔のマンションとかで『○04号室』とかは、4が付いて縁起悪いから無かったという話を聞いた事有る。

    • +6
    1. 米4
      今でも独身世帯向けのAP/MSなんかだと「○○4号室」は殆ど皆無。
      ファミリー向け物件やホテルなんかだと普通にあるけど。

      • 評価
  3. ぱっと見は、きれいなネオ・バロック様式なのにね。

    • +5
  4. 素敵なデザインだなあ。今新しく中国で建物を建てるより頑丈なのではなかろうか。

    • +12
  5. 日本なら地元のヤンキーだが
    シナなら戸籍のない子供か窃盗団のアジトじゃねーの

    • 評価
  6. かの国には無残に殺された人がたくさんいるのに、
    なぜ一人の自殺者だけが殊更に幽霊と化すのかが不思議だ。
    天安門広場は幽霊だらけではないのか。

    • -7
  7. 動画の外人マジでふざけんなwww
    冒頭ブラクラじゃねーか

    • 評価
  8. こんなボロ屋が数百万ドルじゃ、幽霊出なくても誰も買わんやろ。
    高すぎる。

    • +5
  9. こういうのって何がしかの思惑が働いて意図的につくられた噂だったりするんだけど
    この場合はどうなんだろ
    まあそうだとしても昔すぎて原因究明は難しいか

    • +1
  10. いやいや失踪について書いてくれよ
    何サラッと言っちゃってんの

    • +3
  11. この話を読んでいて火野葦平の実話「怪談宋公館」を思いだしたのだが……。
    ttp://space.geocities.jp/nvngac/656.html
    広東市にあったというその館も、今はどうなっているか……。

    • +1
  12. 30年近く前の特番で宜保愛子が霊視してたよね。

    • 評価
  13. この朝内81号ですが、2016年に修復工事が終わり、賃貸として貸し出される予定だそうです。
    修復後の写真を見ましたが、絡みついていたツタも取り払われ、内装も空調が設置された綺麗な室内に生まれ変わっていました。
    もはや幽霊屋敷ではなく、綺麗な洋館という印象です。

    • +1

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