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恐怖におののきながら死んだバッタは土壌に悪影響を及ぼすことが判明(イスラエル研究)

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 深い恐怖が、人間の脳や精神を蝕み、そして肉体をも蝕んでいくというのは良く聞く話だが、これは人間だけに限ったことではないようだ。

 これまで、魚や甲殻類、植物ですらストレスや恐怖などに対してなんらかの感知能力があるという話はお伝えしたが、昆虫も例外ではなかったようだ。

 恐怖におののきながら死んだバッタの死骸は、安らかに死んだバッタの死骸とは異なる影響を土壌に与えるという内容の論文が先月発行の米科学誌サイエンスに発表された。

恐怖を与えられたバッタは炭素を多く排出

 論文の主執筆者でイスラエルのエルサレム・ヘブライ大学の研究者Dror Hawlena氏は米エール大学の研究者らと共に、クモにおびえさせられたバッタの死骸を使った実験を行った。

 実験ではまず、バッタだけを入れた籠とバッタとクモを一緒に入れた籠を用意し、草木が茂る自然の中に置いた。バッタが実際に食べられてしまうことを防ぐため、クモの口はのりを使ってふさぎ、バッタには純粋な恐怖のみを感じさせた。

 バッタが死んだ後、Hawlena氏はその死骸を研究室に持ち帰り詳しく分析した。すると、恐怖を与えられたバッタの体の窒素に対する炭素の割合が、安らかに死んだバッタと比べて4%増加していることを発見した。

 また、このわずかな違いが原因で、恐怖を感じたバッタの死骸を入れた土壌では、落ち葉など植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなることが確認された。

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photo by Pixabay

土壌成分が変化し生態系に悪影響を及ぼす可能性

 Hawlena氏は、干ばつや酷暑によるストレスでも恐怖と同様の効果が生まれ、土壌成分が変化して農作物の収量や植物の成長サイクルに永続的な影響を与える可能性があると指摘している。

 昆虫をいじめると、巡り巡ってそれが最終的に、人間を脅かす食料危機につながっていくということだね。

 地球上の生態系において重要な役割を果たす昆虫さんたちなので、なるべく愛する努力をしてみることで見えてくる食料不足の乗り切り方とかあるのかもしれないので、まずは「やあ!」とあいさつをすることからはじめてみようそうしよう。

References: Sciencedaily / Nlm.nih.gov / UVM

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この記事へのコメント 68件

コメントを書く

    1. >>1
      呪いが科学的でないわけがあるかい。言葉の力を舐めるなよ。呪はある意味ミームだよ。感情を伝播させる言葉で、情報を伝播させる形式だ。
      呪いは科学的に存在する。効くやつには効くし、効かないやつには効かない。その人個人個人の形式の差だね
      そして、脳の、自意識を超えた領域にある良心とか規範とか言うやつに反する行為をしたら、自己が滅ぼされるのだ
      だから人を呪わば穴二つ掘れなんだよ。人を呪えば同時に自分の脳に呪われるのだ。己の脳に呪われれるのは世界に呪われるのと同義だ
      呪いって余りにリスキーな上に効果も一定じゃないし、何よりねちねちしてるから俺は好きじゃない

      • +3
  1. 蜘蛛はどーなったんだよ、口をふさいだのりは取ってやったのか?

    • +44
  2. 自然の状態でも恐怖におののきながら死んでる生物がゴマンといるというのに

    • +28
  3. 植物食性であるバッタが致死リスクの高い地域を他の群れに知らせるための仕組みだろうね
    自分たちがたくさん死ぬような場所から植物が減ればそこに仲間が寄り付く可能性も下がる
    一部の昆虫や甲殻類は「自分の死体の臭い」で仲間に危険を知らせるけど
    それに比べてバッタのこれのほうがより「群れ」向きの情報伝達だね

    • +56
  4. バッタの恐怖よりもノリで口をふさがれたクモの苦痛のほうが甚大ではなかろうかと…

    • +44
  5. 仕事に対する恐怖で退職した無職は
    社会に悪影響を及ぼす

    • +12
  6. 蜘蛛の肉体が土壌に影響を与えているわけじゃないと証明するには
    両方の篭から死んだバッタをそれぞれ別の草地に置いておいて、
    そこの土壌を調べる必要があるぽ

    • +3
  7. 「安らかに死んだ」バッタが本当に「安らかな」気持ちだったかどうか何故わかるんだ?

    • +27
  8. イスラエルで巫蠱術を研究していようとは思わなんだわ。
    いや、案外相応しいのかな?

    • +9
  9. 良く分からんのだけど・・・
    「不幸なバッタが死んだ土」と「バッタが死んでない土」だったらどっちが植物に良いんだ?
    植物性有機物の分解速度が大幅に遅くなるってだけじゃ、トータルで植物にいいかどうか分からんよ。
    こんな発表するんだから、不幸なバッタが死んだ土の方がいい土なんだろう。
    ま、元の論文は「悪い」影響なんて一言も言ってないから嘘ではないけど、ミスリード論文だな。
    窒素と炭素の割合だけで、絶対量書いてないのも作為的なものを感じる。

    • +14
  10. 蜘蛛の口を塞ぐのに使ったのりが悪影響とかだったりして

    • +7
  11. 批判的な人がいるのは分かるが、興味深い実験結果であることには間違いない。

    • +8
  12. 話題作りの論文で17の言う通り、根拠が弱すぎるというか恣意的な感じが否めない。

    • +5
  13. せめて供試バッタ数を書けよ
    論文探すほど興味ないから個体差なのかどうかわからぬ

    • -4
  14. わかった。やるよ。バッタ見かけたら「やあ!」だな?やるよ。

    • +10
  15. こどもの頃、トンボやバッタを殺してすみませんでした
    将来、自分の子供が生まれて、僕と同じことをしてたら、一生懸命に叱ります
    すみませんせした

    • +3
  16. 恐怖しながら死ぬ場合って捕食者に襲われた以外何があるんだろうか
    そして捕食者に襲われた場合死骸は残らないだろうから
    地球規模での影響は0な気がするんだが

    • -1
  17. ヒドイ実験だがこういう実験の恩恵を俺たちはどっかで受けてるハズだ
    無意味な結果に終わったのもあるだろうけど、有意義な成果を出してる物もあるものね
    複雑だぜ・・・

    • +6
  18. で、味はどうなんだ?不味くなるのか?美味しくなるのか?

    • +2
  19. 自然状態における「恐怖に慄きながら死んだバッタ」って、大抵は捕食される事が原因じゃないのか?だったら、土壌に与える影響はほぼ無いと思うんだがw

    • +5
  20. このことが本当かどうかは知らん。
    だが、アフリカかどっかの国の噂に似ているかな。以下グロいんで興味ない奴はスルーしてくれ。
    あっちの田舎ではまだ土葬や野獣葬がある。野獣葬やる場合は普通、何の罪も犯していない人間が亡くなったら肉食獣たちが片付けてくれるらしい。
    しかし刑務所で殺人犯が老衰で死亡したときに、野鳥や野獣葬にする。その時は何故か肉食獣や猛禽類はあまり食べたがらず、ずーっとその場で乾燥してミイラみたいになるらしい。
    最近ではアメリカで植物でも感情があるんじゃないかって研究されているらしいしな。

    • +6
    1. ※34の話とても興味深い
      庭に蜘蛛の巣があって、今まさに蜘蛛が獲物を捕らえて
      糸でグルグル巻きにしてる場面に出くわした
      ジジージジーって捕らえられてる獲物が生きてる音がしたよ
      自然界は過酷だ
      毎日が食うか食われるかなのに、一々ストレスとか~キリが無いお話だよね
      そしてこの実験のバッタちょっと可哀想と思った

      • +1
  21. パレスチナ人が恐怖におののきながら死んだらいいイスラエルの土地になる
    と言うことか

    • +4
  22. 平たく言うとストレス受けると炭素率が上がってより緩効性肥料になるわけか。

    • +5
  23. サバンナなんかの乾燥期って、枯れ草が分解されずに残ってる方が、動物にも植物にも有益な気がする。
    枯れ草のままの方が保水力高くなるから、ゆっくり分解された方がいい。
    草食動物は枯れた草も食うだろから、分解されずに残ってた方が助かる。
    興味深い研究ではあるけれど、予測が逆かもしれんな。

    • +2
  24. 理系の人間ならわかると思うけど
    箱に一つ入っているボールが
    勝手に二つに増えていると言っているのと同じだろ!
    外部から窒素分を追加しているわけでもないのに
    増えるとかおかしいだろ!
    言っておくがこの場合の窒素はタンパク質のことな!

    • -5
    1. ≫40
      え・・・?
      炭素の割合が増えたんだから窒素が何らかの形で出るか
      別の元素に変わって減っただけだ
      理系の人間っていうけど、それ中学レベルの質量保存の法則だぞ・・・

      • 評価
  25. 植物が虫や動物に食われると
    毒素に近い成分(食べるとアクと思えるようなもの)を
    意図的に分泌するんだがね
    この論文の言葉を借りれば、つまり
    恐怖に慄きながら食われた植物は生体に悪影響を及ぼす
    ってことになるわけだな

    • +5
    1. >>43
      マジで毒素に近い成分を出すらしいね
      あるいは、バッタ同士に伝わる信号の可能性もあるよね
      ここには天敵がいるから、近寄るなって言うサイン

      • +4
  26. 恐怖や苦痛を感じた人間を土葬したらどうなんの?

    • +4
  27. そんなの自然の中じゃごく当たり前のことだろうに
    緊張したり恐がってる人間の体内で過剰なホルモンetcの分泌が行われてるくらい皆感覚で分かってるって
    当然のことは自然が許容できるんだし、それを深刻視する前にもっとやるべきことがあるっしょ

    • -7
  28. もともとC/N比は低いだろうから、4%増えても影響はわずか。
    それにしても、いったいどこから炭素が増えたんだろう?何かを体内で分泌するにしても、バッタそのものの構成要素の窒素と炭素は増減しない。
    仮に、タンパク質が分解してアミノ酸とかになったとしても、窒素量は変わらないように。
    そもそもだが、、、このバッタはクモに襲われたということだが、毒でも注入されたのかな?とはいえ、4%も炭素が増えるのは理解できない。

    • +2
  29. これって恐怖におびえながら殺された牛と
    リラックスした状態で殺された牛とでは味が違うってことにつながるのかな?

    • +5
  30. 人のしたいも呪物になると腐らない らしい

    • +2
    1. ※50
      つまり、スターリンは…
      おや?誰か来たようだ

      • +2
  31. アフリカの土地が枯れてるのはこのせいか

    • 評価
  32. ・安らかに死んだ生き物達>波動の高い土地
     >イヤシロチ
    ・恐怖に怯えながら死んだ生き物達>波動の低い土地
     >ケガレチ
    こんな事日本人なら常識だね
    恐怖を与えず魚を気絶させて食べるイルカを見習いたまえ
    >牛・豚を恐怖を与えトサツする人間共

    • -3
  33. 恐怖で毒素を出すほうが生存しやすいんだろ。
    自身をも蝕むリスクが高いから最終手段なんだろう。

    • +3
  34. 恐怖を感じたときに生物が出す物質が本人に不快感を与えるために不快な気持ちになり、その場を離れようとするってことかな。ストレスを継続的に与えているとその物質が多くなり心身を病むことになる。人間はそういう人が多いね。死体となったあともその物質が残り悪影響を与えたとしても不思議ではない。

    • +4
  35. ただ今回の実験の場合、蜘蛛がバッタを食べてないから
    土壌に悪影響という結果が出たけど、本来食べるからね

    • +4
  36. おまえーっ
    おまえ…
    人間がなーっ
    バッタをなーっ
    ゆるさーん

    • +1
  37. 一枚目の画像さぁ、バッタのケツからハリガネムシ出てね?w

    • 評価
  38. クモに対する警戒心によって飯を食う機会が少なかったから、体の炭素比が変化したとかいうオチでしたとか言わせんなよ?
    バッタの食事量等は対照実験と違いないのか、純粋にストレスのみが原因なのか怪しいな。
    ・・・面倒くさいから元の論文読む気ないけど(ry

    • -2
  39. 翻訳すると、バッタで空気中の炭素を集める事が可能

    • 評価
  40. あまりいい死に方をしなかったコオロギをアリの巣の近くに置いといたら
    三日後アリが急いで引越ししてたな

    • +3

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