このほど開発された世界最小の耳「ナノイヤー」は、人間の可聴限界値の 100 万倍以上も小さい音を拾うことができるという。バクテリアの活動音を聴くことも将来的には可能となるようだ。
ソース:世界最小の耳「ナノイヤー」、バクテリアの音を聴けるようになるかも | スラッシュドット・ジャパン
「ナノイヤ」は 1986 年に発明された光ピンセット技術をベースにしており、水中に沈めた直径 60 ナノメートルの金微細粒子をレーザー光で捕捉し、その粒子を通り過ぎていく音波によって粒子が前後する幅を測ることで音を検出することができるのだそうだ
ドイツ、ミュンヘン大学の光物性物理学者の Jochen Feldmann 氏率いる「ナノイヤー」開発チームによれば、ナノイヤーを三次元列に配置することで、細胞またはバクテリヤやウィルスといった微生物が動いたり呼吸する際に発生される音響振動をとらえることができるだろうとのこと。「音響顕微鏡検査」という医療における全く新しい分野を切り開くことになるのかもしれない。
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コメント
1.
金玉の中に蠢く音が
2.
デビルイヤーは地獄耳!
3. .
そんなのイヤー!
4. GoN
これで音楽の可能性が広がってくれるといいな。
ところで、「ナノイヤー」って語呂的になんか付け加えたくなるな。
「可聴限界ナノイヤー」とか。「超絶可聴域ナノイヤー」とか。
5. ジローラモ
近づくと相手の鼓動が早まっていくのが聞こえる装置なら1万は払ってもよいな。
6. richman4600
すごいことだ。 植物に意識があるか、どうか悩んだことを思い出した。
バクテリアに意識があるか、どうか時々悩むことになるなぁ〜