
冷凍庫で凍らせた死体からクローンを作製したのは世界初だそうで、永久凍土に眠るマンモスなど絶滅動物の復活が期待でき、死者の“再生”につながる可能性もはらむ研究なのだそうだ。
クローンマウスは体細胞の核を取り出し、別のマウスの核を除いた卵子に入れてクローン胚(はい)を作り、子宮に戻して作る。これまでに生まれた様々なクローン動物は、生きた動物や死んだ直後の動物の新鮮な状態の細胞を使っていた。
広告
若山照彦チームリーダーらは、16年間マイナス20度で凍結保存されていたマウスを入手。壊れた細胞から、内部の核を傷つけずに取り出す方法を工夫した。脳や血液などの体細胞から核を取り出し、生きたマウスの卵子に移植してクローン胚を作り、マウスの子宮に戻したが、子どもは生まれなかった。そこで、いったんクローン胚から胚性幹(ES)細胞を作った。
このES細胞の核を取り出し、再び卵子に移植して作った119個のクローン胚をマウスの子宮に戻すと、4匹のクローンマウスが生まれた。
若山さんは「マンモスの復活には異種動物に核移植するなど技術的な課題が多いが、永久凍土に近い条件でも核にダメージはなく、正常な個体が生まれることを示すことができた」と話している。
コメント
1. 米
すごいと思うけどすごい怖い。
2. 774
伝説の輪切りマンモス肉が食べられる日も近いと言うことですな
3. unko
ツタンカーメンはまだかいのう?
4. コテハン
恐竜見てみたい。
5. ネネ
むしろネズミを16年間冷凍していた経緯が気になる
6. きーとん
マンモスとか絶滅した種を復活させるとなると、生態系が変わってきそうだね(´・ω・`)
7. 匿名処理班
テロメアの問題が根本的には解決してないから、新生児の段階で、体細胞の一部を適切に冷凍保存してないと、結局、老化したクローンが産まれるだけじゃねーの?
8. 匿名処理班
若山さんって聞いたことあるなぁって思ったらオボちゃんとSTAP騒動してる人じゃんw
9. 匿名処理班
復活して又絶滅した時、人は何て言うのか