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金属探知機でお宝発見!10歳の少年が年代物の名剣を探し当てる(アイルランド)

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(著) (編集)

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金属探知機で剣を発見 image by:Brian Quinn / Clonoe Gallery
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 北アイルランドで、10歳の少年が大発見をした。誕生日プレゼントにもらった金属探知機で、年代物の剣を発見したのだ。

 この剣の正体はまだ特定されていないが、17~19世紀前後にイングランドかスコットランドの兵士が使用していた剣ではないかと推測されている。

 フィオンタン・ヒューズくんは、北アイルランド、ティローン州の郊外に家族と住む地面を探査するのが大好きな10歳の少年だ。

 これまでは、おもちゃに毛の生えたような探知機を愛用していたが、10歳の誕生日のとき、これまでのものよりもずっと高性能な真新しい金属探知機をプレゼントしてもらった。

 そこでさっそく自宅近くのブラックウォーター川のほとりで、父親のポールさんと従弟と一緒に、新しい探知機を試してみたところ、この古い剣を見つけたというわけだ。

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image by:Brian Quinn / Clonoe Gallery

地表からわずか30cmのところにそれはあった

 金属探知機は2度ほど反応したが、見つかったのはとるに足らないどうでもいいものだったという。3度目に探知機が鳴ったとき、深さ30cmもしないところから、なにやら非常にお宝の予感のするものが出てきた。

 それは、錆だらけで、土と泥にまみれていたが、フィオンタンくんは家に持って帰って、洗ってきれいにした。

 泥を落としたそれは、明らかに剣のような形をしていた。フィオンタンくんは、まさか、自宅近くでこんなものが見つかるとは思ってもいなかったので、すごくワクワクしたという。しかも、その日はプレゼントされた金属探知機を初めて使った日でもあった。

 父親のポールさんは、まさかのビギナーズラックだと語った。「おそらく、あの剣はもともとは川の中にあったのでしょう。でも何十年か前に川底をさらったときに、岸辺に打ち上げられて埋まったままになっていたのだと思います」

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image by:Brian Quinn / Clonoe Gallery

いつ、だれが使用した剣なのか?

 これはなんという剣なのか、いつ作られ、どんな使われ方をしてきたのか、ヒューズ家が知る由もなかった。

 そこで、剣の写真を撮って、それを古美術商など専門家に送ってみた。すると、この剣は17世紀から19世紀の間のものではないかということがわかった。

 古美術商のフィリップ・スプーナーは、バスケットのような形をした柄の形から、1720年から1780年頃にイギリスの竜騎兵が使っていた、バスケット・ヒルト・ソードと呼ばれる剣か、あるいは18世紀から19世紀初頭のスコットランドの剣ではないかという。

 だが、分厚い泥と、剣先が折れてなくなっていることから、正確な特定は難しいようだ。

 長いことアンティーク武器の取引を行っているマークとデヴィッド・ホーキンス兄弟は、「広刀のバスケット・ヒルト・ソードで、フラットな刃と大きなプラムプディングのような持ち手が特徴の、典型的な初期のタイプのものだと思います。剣のデザインの要素のいくつかは、17世紀初期のものの可能性もにおわせますが、この剣は、17世紀後半から18世紀初期にかけてのものでしょう」と語る。

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今回発見された剣はバスケット・ヒルト・ソードにとてもよく似ている

image credit:Rama / CC SA-BY 2.0
 スプーナーは、この剣はイギリス将校が所有していた可能性が高いという。その理由は、装飾的なデザインであることから、この剣は、実用的な武器としても、また儀式用のものとしても使われていたのではないかという。

 あるいは、身分の高い一般人が所有していた可能性もあるという。18世紀には剣を使った決闘はごく一般的なことだったため、当時のほかのヨーロッパの国々と同様、アイルランドでもそうだった可能性はあるという。

 父親のポールは、剣の状態は日に日に悪くなってしまうので、博物館できちんと保存、展示してもらうことを望んでおり、北アイルランド国立博物館のグリーア・ラムジー博士に送られ、現在、詳細な分析が行われている最中だ。

References:ancient-origins/ written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 16件

コメントを書く

  1. 子供の興味・関心を尊重して本格的な金属探知機をプレゼントしたご両親が素晴らしいな。

    • +31
  2. 子供の頃徳川埋蔵金探すような番組たくさんやってて金属探知機欲しかったなあ
    今は簡単に買えるけどおじさんがこれ持って空き地とかうろうろしてたら通報されるだろうなあ

    • +2
  3. このエピソードがフィオンタン君の伝記の出だしになるわけね、了解です

    • +7
    1. >>3
      元から探索大好きみたいだし、これが強烈な原体験になってほんとにそういう方面の職業に就きそうだね

      • +1
  4. この剣を触媒にしたら円卓の騎士が召喚できそうだな

    • -5
  5. サムネ 亀甲タワシにみえたやろ❓
    みんな正直に言ってごらん

    • -7
  6. 手の甲保護の為なんだろうが、手首のスナップが制限されそうな柄だな

    • +1
  7. ガキの頃、うちの友達が家のそばの野原で金属の塊を見つけたことがある。
    友達が何かなと思って手で持ち上げたら不発弾だった。

    • +3
  8. 朽ちた剣とあるアイテムを集めて鍛え直すと伝説の剣が出来る、かも。

    • 評価
    1. >>9
      あるゲームでそういうのあったなーと思って調べたらそれ以外のゲームでも何個もあったわ

      • +1
      1. ※14
        そりゃ昔のRPGのお約束パターンだし

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  9. 剣があったという事は、持ち主だった人物の遺骸も近くにあるということでは

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  10. これぞまさに凄くさびた片手剣。研磨強化していくと絶一門になるかもしれん。

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  11. 湖から剣を拾った女の子と組んで伝説騎士団の誕生ですねわかります

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  12. 短さに物凄い不満を覚えてそうな少年の顔がなんともw

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