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空飛ぶタクシーの時代がついに来た。エアバス社「シティエアバス」がドイツの空で初の公共飛行

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(著) (編集)

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ドイツで空飛ぶタクシーが初の公共飛行 image credit:evtolmag/Instagram
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 1980年代の人気ハリウッド映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した“空飛ぶクルマ”の時代は、「未来の2015年」という設定だったが、実際には2015年には実現しなかった。

 しかし、数年前から世界中の航空メーカーが開発バトルを繰り広げていた“空飛ぶタクシー”が、今年いよいよ本格的に飛行開始されることになったようだ。

 このほど、一足先にエアバス社がドイツで初の公共飛行を行い、大成功を収めたことを『UNILAD』などが伝えている。

CityAirbus First Untethered Flight

近未来の飛行タクシー、シティエアバスが公共の場で初飛行

 7月20日、エアバス社が開発した空飛ぶタクシー「シティエアバス(CityAirbus)」が、ドイツのバイエルン州にて初の公共飛行を果たした。

 実は、去年12月にも一度独立飛行をしているシティエアバスだが、今回はエアバスの施設に駆け付けたバイエルン州大臣や多くのメディア陣らの前での初飛行をお披露目したのだ。

 空飛ぶタクシーの実現に向けての本格的な計画は、何年にもわたって行われてきた。

 形としては、タクシーというよりも近未来的なヘリコプターと言った方が適しているが、これはエアバス社のヘリコプター部門による開発であることから、特に驚くことではないだろう。

新時代開拓を目指すエアバス社

 この新しいeVTOL(Electric Vertical Take Off and Landing)、つまり電動垂直離着陸機を意味する飛行タクシー「シティエアバス」は、コックピットなしで4人の乗客を搬送することができる。

 車両の両側にある各2つの推進装置の他、8つのモーターと同数のプロペラにより、時速約120kmでの飛行が可能だ。

 これは、高速道路を走る平均的な自動車よりもわずかに速い速度ということだが、より直接的なルートを飛行でき、道路の渋滞を回避できることから、明らかに道路を走る車よりも優れている。

 しかし、唯一の欠点は航続距離が約96kmで、15分ほどしか飛行できないことだ。この制限を超えると、最大1時間の再充電を必要とするため、現段階では都市内の短距離移動目的での飛行のみが可能となっており、今回の初期化モデルは遠隔操作となっている。

 ただ、最終的には完全な自律的飛行を目指しており、都市間の移動も可能になれば、飛行タクシーを利用した旅行も夢ではなく、まさに夢の乗り物が現実化することによって新時代の大きな開拓に繋がることをエアバス社は期待している。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 27件

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  1. こういうのを前提にしたら至るところに駐機場が必要だから都市計画まで変わってくるよね。そのかわりに道路の活用方法も違ってくるし。ドローン配達も増えるだろうし、自動車が変えたようにここ数十年で都市の景観が変わってくるかも。

    • +7
  2. 結局ただのデカいドローンなんだよな

    普通の車のサイズで飛ぶには反重力とか使わんと無理か

    • +9
    1. >>3
      もうみんな気にしてないけどドローンが普通に飛んでるって何だかんだ言って未来だよな

      • +12
  3. 今はまだ既存のヘリコプターと大差ない(むしろ航続距離の面でヘリのが良い)けど、
    いずれそのあたりも改善されていくんだろうな。
    大型旅客機の需要は当分伸びそうにないし、良いと思う。
    日本も戦闘機は自前で作り始めてるけど、
    民間機も世界の先頭を目指して新しいことをやってほしい。

    • +8
  4. このホバリングだけで公共飛行というのか?

    • +3
  5. 実用化されたときの運賃が気になる。一般庶民でも現在のタクシーと同じ程度の気軽さで乗れるようになるんだろうか。

    • +2
  6. 全然実用的じゃない。
    ヘリコプターの代用としての需要しかないだろ。

    • -2
  7. それでも男の子は人より先に乗ってみたい

    • +4
  8. これのどこがタクシーなのか理解不能

    • +1
  9. エアバス社が噛んでるとなると、
    技術的にこんなの作れるよ~って夢物語だけでなく
    現行の航空法規との兼ね合い整備や改正要求、
    管制空域との調整なんかもいろいろ見据えてるんだろうか?

    • +6
  10. こういう小型ヘリ・飛行機の類が飛び交う未来想像図を見て
    いつも思うのは、普及して人口密集地で混雑するようになり
    車並みに年間何百件と衝突事故を起こすようになると
    墜落で地上の歩行者や家屋を巻き込む機会も増えるだろうが、
    そのへん どうするんだろう?

    結局は、未来想像図みたいに自家用車並みの普及とはいかず
    今のヘリが占めてる用途の一部代替+αぐらいで、
    ヘリポートより小さいスペースで離発着でき
    羽風や騒音もマシ、って感じのポジションなんだろうか。
    もし本当にタクシー並みに街中でバンバン利用されるようになれば
    何か新たな交通規制は入りそう。

    • +6
    1. ※12
      大抵の事故は人間のミスが原因なので、相互に協調した自律飛行とトラフィックの一括管理ができれば、整備不良や故障以外のリスクはかなり低くできる。
      AI的にも外乱が多い地上の道路より自動運転はしやすそうだし。

      • 評価
  11. BTTF2ですら飛行区域以外は飛べないようになってたもんな

    • 評価
  12. その辺の普通の車のカタチまんまで空飛んでよ。こんなんじゃ航空機じゃん

    • -1
  13. そもそもバッテリーの問題が解決しないと普及は難しいな。
    リチウム電池も画期的だったけど、それ以上のものが出てくるのはいつになる事やら。

    • +2
  14. スミマセンお客さん、後ろの席でもパラシュート義務化されちゃったんで、お願いします、て言われてみたい。

    でも全自動だと運ちゃんいないのか…なんか寂しいな

    • +2
  15. なんか近頃のカラパイアは研究中や開発中のものに対して否定的なコメントが増えた印象がある
    年齢層変わったのかな

    • +3
  16. よーく見ると左側面がシャチっぽいカラーリング

    • +2
  17. 騒音問題はクリアしているのかね?
    ヘリといえば乗り心地も騒音も最悪だと聞く
    デカいドローンは静かなのだろうか?

    • 評価
  18. サイズが小さい分、姿勢制御のために頻繁に機体を振る必要があるんじゃないだろうか
    すっごく酔いそう・・・

    • 評価
  19. 浮上と同時に自分の胃も浮きそう…
    高度が高くても低くてもフラフラしそうなのが心配。
    船酔いどころじゃないんじゃないかな?

    • 評価
  20. 空を自由に 飛びたいな 「ハイ!ヘリコプター」

    • 評価
  21. ただの電動ヘリだろ。
    航続距離無いから実用的じゃない。
    反重力使わないと未来的とは言えないし、20世紀型の範疇。
    現実を考えれば高速道路をもっと整備した方が良い。

    • 評価

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