この画像を大きなサイズで見る人類の歴史は音楽の歴史でもある。様々な音楽が誕生するその過程のなかで、聞くに耐えないひどい音楽もあっただろう。もしかしたらそれは、演奏者の力量のなさも、その原因のひとつだったかもしれない。
中世のヨーロッパでは、音楽家の下手な演奏は「罪」とみなされた。罪には罰を与えなければならない。そこで誕生したのが拷問道具「汚名の笛」である。
この笛は、実際に音楽を奏でる楽器ではなく、芸術を冒涜する罪を罰する道具なのだ。
首枷のついた重たい拷問器具で公開処刑
汚名の笛は、重たい鉄で作られた縦笛のような形をした器具で、吹き口はついていない。代わりに下手な演奏をした音楽家の首にはめる輪がついており、首枷となる。
音楽家が汚名の笛を持つその姿は一見、あたかもただ笛を吹いているように見えるが、キーに乗せる指は動かないよう締めつけられ、自分で外すことはできない。
この画像を大きなサイズで見る街中を歩かされて公開処刑、下手な演奏は罪
この格好で町を練り歩かされ、人々に腐った食べ物や野菜を投げつけられて、屈辱を受ける。中世のヨーロッパにおいて、きちんと練習をせず、下手な演奏を垂れ流すことはそれ自体が罪で、それ相応の罰を受けなければならないのだ。
この光景を目撃した当時の音楽家志望の子供たちにとっては、練習をおろそかにしてはいけないという教訓にはなったかもしれない。
この「汚名の笛」は、ローテンブルグの中世犯罪博物館や、アムステルダムの拷問博物館で実物を見ることができる。
恥をかかせる拷問なので、肉体的な苦しみはそれほど苛烈ではない。やはり音が関係する拷問道具、古代ギリシャの「ファラリスの雄牛」よりは、遥かにましかもしれない。
フィンランドにはこの拷問器具をバンド名にしたロックバンドがある
「汚名の笛」はあまり知られていない遺物だが、最近は、文化的トレンドにもその名が使われるようになっている。
ずばり「Flute of Shame」という名のフィンランドのロックグループがいる。
グループのメンバーはインタビューでこう語る。
アムステルダムで夜に出かけたとき、バナナバー(アムスの飾り窓地区の有名スポット)を探していて、いつのまにか拷問博物館に来てしまった。そこでこれを見つけたんだ
彼らは、拷問道具「鉄の処女」の名をもつヘヴィメタル・バンド、アイアン・メイデンとよく比較されるが、コンテストに出たら、どちらが勝つと思うと訊かれて、Flute of Shameのメンバーは、「アイアン・メイデンだろうけど、彼らは幸せなのかな?」と言っている。
References:The Flute of Shame: Discover the Instrument/Device Used to Publicly Humiliate Bad Musicians During the Medieval Period | Open Culture/ written by konohazuku / edited by parumo
















おめーのふえねーです?
「ボエー」とか「ホゲー」という音しか出ないのかな?
>>2
吹き口は付いてないって言ってるでしょ(*^^*)
※4
コミック版のジャイアンの歌の事だと思うよ。
音楽は人を楽しませるものなのに、罰を見せつけたらイカんでしょ
>>3
知らないのかい?
公開処刑は一大エンターテイメントなんだよ
娯楽の少ない過去にも
娯楽の増えた現在でも
恐らく未来でも
歴史を調べるなり
現在のテレビやネットといったエンタメ
職場内や学校やご近所等々
良く良く観察して考えてみると良いよ
人間とはそういう生き物
※16
炎上→総叩きな風潮も、現代の公開処刑みたいなもんだよね
※16
なるほど、公開処刑(火あぶりやギロチン)はエンタメか、興味深いです。
市中引き回しも同じってことですね。
いばらの冠をつけられて、十字架を担がされた処刑も、当時の市民にとっては、そういうことだったのかなぁと、想像します。
※3
音楽には神への捧げものとしての面もあるから
ただのエンターティメントじゃないよ
あれを付けられて街中を歩かされても
ノリノリでエア演奏出来るメンタリティが欲しい
※5
多分そいつは演奏というかパフォーマンスも上手く出来るからこの罰を貰わない
>>13
キーに乗せる指は動かないよう締めつけられるって言ってるでしょ(*^^*)
※19
「そんな事できる奴は上手いから元から罰を受けない」って話だろ
ちゃんと読め
>>5
キーに乗せる指は動かないよう締めつけられるって言ってるでしょ(*^^*)
絵描きも、依頼主が完成品を気に入らなければ
代金を払ってもらえないなんてのがザラで、相
手が国王様や貴族様だと、下手な肖像画を描く
と追放されたり投獄、死刑が当たり前。
この「下手な肖像画」は文字通りの意味ではな
く、今風に言うと“盛りすぎ”や、あまりに正確
すぎることを指します
>>6
理不尽すぎるw
※6
「背中の曲がった片目の王様がいた。最初の画家は美化して描いたら王の気分を害して処刑された。次に連れてこられた画家は、それならば、と忠実に描いたらやはり王の気分を害して処刑された。これじゃどうやっても死ぬじゃん、理不尽な、と民衆が思ってたら、三番目の画家は獲物を銃で狙う王の絵を描いて見事死を逃れた(片目で背中を曲げていても不自然に見えない状況)。」なんて話があるけど実話だったんだろうか。
5月のアイアンメイデンの来日はどうなるんだろう
チケット取ったのになー(泣)
上手くなるまではどこで練習するんだろうね
トイレットペーパーがなくなるとホラを吹いた奏者もこの刑に処すべき
あなたは演奏を始めた
*ジャン♪*
「なんのつもりだ!」
*ゴッ*
あなたに石が投げられた
あなたはミンチになった
こうならないだけマシ……なのだろうか?
相変わらず中世ヨーロッパ非人道的で草
なんていうか発想がThe野蛮人って感じで実に中世だなって
拷問器具は重そうだし、腐った野菜とか投げつけられて痛そうだし、確かに屈辱だろう。
だけど「締め付けられた指」が一番辛そう。鬱血してそう。
「今日からこれを吹けヘタクソ、あぁオメェのだよ!」
「ふぇ~~」
権力者や富裕層の『スキャンダル』『浪費・権力濫用』などを風刺批判する
《悪戯歌・風刺歌》を演奏し、投げ銭を集めたりするのも当時の音楽家の生活手段
ついついノリでやり過ぎてしまい権力者にキツイ一発の替わりに『汚名の笛』を吹かされた連中も居ると思うが
領主『オイ…笛吹かねえか?(怒』 とか
>>23
ホラならふけますが、いかがですか?
shame fluteとあるのに縦笛…?と思ったら、昔はフルートは笛一般をさす言葉だったらしいですね。
へたくそなら吹かせなきゃいいのに
罰がトラウマになって、一生楽器が上達しない気が…
オペラ座の怪人がこれを手に入れたら、ノリノリで気に入らない楽団員に付けて回りそうw
中世では当時音楽家は
王族に呼ばれて高額な報酬を得られて
生でしか聞けない環境をいいことに
わがままな音楽家の怠慢な態度を正すため
見せしめとして普及したアイテムです!!
ゴールデンボンバー「え、吹けないのって拷問なの?」
アイアン・メイデンは、残酷過ぎる拷問器具だと思うが、
この楽器にはユーモアが感じれて、好ましく感じる
もしかして、笑いを取りに行く為のピエロ役だったのかも?
実際には上手いだ下手だ関係なく気に食わなければコレだろ
演奏スキル取得直後は雪原の中の館で妹を相手に演奏をするといいらしい
演奏の腕前がメキメキ上達すると聞いたことがある
中世の音楽はエンターテインメントというより、神への奉仕、神の教えを伝える手段としての側面が大きかったから、特に怠けて下手な者は許されなかったのでしょうね。もともと才能がない下手なら楽師になれないし。
ちょっと外れるけれど、バッハも、自身を芸術家だなどと思っておらず、教会のための音楽職人だと思っていたようですし。
当時としては理解されようもない前衛音楽とかフリージャズとか、時代を超越した天才音楽家が罰せられた可能性もある?w
つまんないお笑い芸人は「猿見てる方が面白い」って言って猿いか扱いを受けた関西の昔の、もしかしたら今もかもな話を思い出した。
まぁ、あれとは違うのかもしれないけどね
中世の拷問にしてはかわいいものよ。
恥かくだけですむんだから