メインコンテンツにスキップ

羊が人化?「ヘントの祭壇画」の修復で聖なる羊がヒューマノイド・シープに変貌(ベルギー)

記事の本文にスキップ

99件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Fʀ. A. J. D. S./Twitter
Advertisement

 ベルギー北西部ヘント(Ghent)のバーフ大聖堂に所蔵されていた、初期フランドル派の最高傑作と言われるファン・エイク兄弟による油彩画「ヘントの祭壇画」の中心部分のパネル絵の修復が、ヘント美術館において完成した。

 この祭壇画においては、デザインを復元するプロジェクトが年月をかけて進行されており、現在の時点では丹念に行われ続けてきた修復が内部上段部分を残して完了した形となった。

 それにより、内部下段の真ん中にある『神秘の子羊』の羊の顔が明らかになったが、これまでとは全く異なる人間味あふれるリアルな羊の顔に、戸惑いを隠せないSNSユーザーもいるようだ。

2012年から修復作業が行われていたヘントの祭壇画

 「ヘントの祭壇画」は、1432年にヤン・ファン・エイクと兄のフーベルト・ファン・エイクによって完成された作品で、初期フランドル絵画の最高傑作と言われ、兄弟が確立したこの油彩画の技法は、イタリア・ルネサンスにも大きな影響を与えたと言われている。

この画像を大きなサイズで見る
artsy.net

 縦約3.4メートル、横約4.4メートルという大きな祭壇画は、観音開きのような枠に裏と表それぞれ異なる絵が8枚ずつパネルではめ込まれており、その枠は折り畳まれた時に中心部の4枚の内装を覆い隠すようデザインされている。

 この祭壇画は完成直後に上塗りされたが、このほどベルギーのヘント美術館にて合計20枚のパネルを修復・復元するプロジェクトが進行中であり、去年12月には子羊を描いた中央部分が修復されたことが報じられ、公開された。

修復で羊の顔が明らかになりSNSで戸惑いを呼ぶ

 修復作業は、上塗りされていた層を顕微鏡とメスを用いて細かく削り取っていくもので、外側のパネルの絵は2012年から修復作業が開始され、2016年に修復が完了した。

 次に、内側の下段に位置する絵画を3年がかりで修復する作業が行われていたが、その結果、上塗りに阻まれてこれまで見ることのできなかった細部が明らかになるほどの素晴らしい復元が完成したのだ。

 真ん中のパネルに描かれている羊は、別名『神様の子羊の礼拝』とも呼ばれ、イエス・キリストを表す羊が生贄に捧げられる様子が描かれている。

 その羊の目の位置や耳の形が、復元前と後では大きく異なることが明らかになった。より鮮やかに描かれていることで、羊の輪郭をはじめ全てが明確になっており、顔が全体的になんだか人間のようにリアルである。

修復チーム関係者らは復元に大満足

 修復チームの指揮を執っているエレーヌ・デュボアさんは、本来の子羊の姿が明らかになり世間が衝撃を受けたことを認めている一方で、ファン・エイク兄弟が描いたオリジナルの技法が蘇ったことを喜んでいる。

 また、ベルギー王立文化遺産研究所も、修復チームの技術を次のように称賛した。

絵画の本来の鮮やかさや秀逸な色使いが見事に復元したことは「素晴らしい」の一言で、これまでの修復の結果については、驚きと畏敬の念しかありません。

復元によって、粗い上塗りの黄色く厚いワニスの層から解放された、ファン・エイク兄弟の崇高な妙技が豊かに浮かび上がったことがわかります。

 しかしSNSでは、この聖なる羊の変貌に衝撃を受けた人は少なくなかったようだ。Twitterでは、アマチュア美術批評家らが羊の顔をミームにしたツイートや驚きのコメントを寄せた。

 中には、ヒューマノイド羊の顔がコメディー映画『ズーランダー』のベン・スティラーや、

Facebookの創設者兼CEO(最高経営責任者)マーク・ザッカーバーグに似ているというツイートもあるようだ。

 なお、2020年2月1日~4月30日までは、ヘント美術館にてファン・エイク特別展が開催される予定となっており、この祭壇画は今後元の所蔵場所である聖バーフ大聖堂へ戻され、一般公開される。

 最終段階となる内部上段の修復作業については、2021年に再開されるということだ。

References:artsy.netなど / written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 99件

コメントを書く

  1. 明らかに上瞼の角度が違うし、本当に科学的に分析して修復したの?
    これ、美術品修復のプロのする仕事じゃないと思うんだけど…他にも美術品修復のおかしな修復連発してるみたいだし、最近のヨーロッパ本当にどうしちゃったの?

    • +29
    1. ※1
      もともと1432年の絵で、120年後の1550年に修復の際に色々上書きされていた。1432年といえば日本なら室町幕府のころで、西洋でも写実的な技法が発達する前。この後の100年間でルネサンスが進み写実的な絵がたくさん出てくる。例えばモナリザは1500年ごろ。

      元の1432年の絵がある意味漫画的というか表象的で、120年後の修復がリアルに写実的に書かれているのは背景を考えればまあ当然な話。

      • +10
    2. ※1
      なんか話題作りでわざとやってるんじゃないかと思えてくるよね・・・

      • -7
  2. 元の絵はちゃんと羊らしい特徴の絵だけど、修復(?)後は明らかに別の顔になってる
    羊の目は横についてるから、正面から目が両方丸く見えたりしない

    • +21
    1. ※2
      逆です ←上塗り オリジナル→
      修復で上塗りを引っぺがしてオリジナルに戻した

      • +24
  3. >この祭壇画は完成直後に上塗りされた
    >上塗りに阻まれてこれまで見ることのできなかった細部
    えーと、これってつまり、ファン・エイク兄弟が元々描いてたのがこういうヘンテコ羊で
    それを誰かが上塗りして現実的にしちゃってたからそれを剥がして元のヘンテコ羊を復元したよって事?

    • +100
    1. ※7
      狩人は獲物との距離を測れるように、両目が正面を向いているらしいからね
      まさに獲物を狩るものの目ですわ

      • 評価
  4. 何が驚きって、修復した本人達がこれで完璧と思っているところ。

    • -12
  5. これどう見ても修復前と目の位置や形が違うと思うけど。
    またあのおばあちゃんが修復したのか?w

    • +2
    1. ※10  あれを見てから、もうどんな修復も驚かないよ。
      でもその後、観光客があの小さな村に押し寄せて
      すごい経済効果を生んだらしーよ。ハッピーエンド?

      • +1
  6. 目が正面に付いてるから人面ぽくなってるんだな
    修復前は草食動物らしく側面に目が付いてるのにね
    修復失敗だよ…これ

    • -16
  7. 宗教画は時代によって、上書きされたらしいからそんなこともあるんだろうね。
    ダヴィンチとかも本人の部分はほぼ無いと言われていたり

    • +12
  8. どう見ても修復失敗です、本当にありがとうございました。

    • -16
  9. 耳!完全に違う場所に描いてるじゃん
    羊の骨格考えればその位置には来ないでしょ
    なんかあのキリスト思い出した

    • -10
    1. ※14
      ルーブル美術館行くと、オッサン臭い顔のマリア様に抱かれたキリストとか、金髪碧眼のキリストとか、いろいろあります。
      ふんどし画家と呼ばれる人たちが過去にいて、局部を上塗りしたりしたこともあります。
      今から見るとおかしいですけど、今回のもそういうオリジナルに戻すという作業をおこなったんです。変でもオリジナルをということなんですね。

      • +6
  10. なんだ修復班に例のおばちゃん混ざってたんか

    • -6
  11. 数百年後にさらに修復されたらどうなるんじゃろ?

    • 評価
  12. 生贄にされるってのに表情がゴキゲン過ぎないか・・・?

    • +2
  13. これ欧州に限ったことじゃなくて、日光東照宮の修復でも猿とか猫とか個人的には「ひでーな!」て思ってたのに、某国営放送筆頭に特集番組では「匠の技が」「日本の伝統の継承が」てシレッと言っててすげー違和感あったな。
    修復を経ているものは基本的にオリジナルとは乖離してると思ったほうがよさそう…

    • -6
    1. >>21
      あれ当時の絵は残されてないからわからんし
      修復の度に変えてるから正解はないよ

      • +8
      1. ※46
        あれなー東照宮のあれだろー?
        あれなー日本人らしさがにじみ出るつーかなー
        あるんだよ。絵付けの仕方から、彫刻の設計となる図版も。
        それ見りゃあ分かるが、リアルの猿、からの図版を見ると納得の塗りなんだよ。
        復元されたのとは、毛の境目の塗りの位置が全然違う。
        ただ、経年劣化コミで完成されるらしいので、どうなんだろうな。
        自然に色落ちし、馴染んでとかそういうレベルなら、もはや素人ではわからんからな。

        • 評価
  14. わざわざ元絵の上から描く必要あったのか?
    新たに別の絵として描いちゃ駄目なのか?
    というかもう「修復」じゃないよね。

    • -18
  15. 目や鼻の角度が変わってるせいで人間っぽくなってるんだなぁ
    こういうのは原作重視でやって欲しいよね
    新しい作品になってしまう

    • -13
  16. まあでもあのキリストよりはマシだから…

    • +2
  17. …これは「良い事」なのか?
    せっかく修正していたものを、わざわざ掘り起こしてしまったわけ!?

    • +14
  18. 「この祭壇画は完成直後に上塗りされたが、」
    この上塗りが大本の絵とだいぶ違ってて、今回の修復がオリジナル通りに復元したってことですな。

    • +44
    1. ※27
      完成直後に上書きってことは当時から不評だったんじゃ・・・?

      • +4
  19. 「ヒツジが覚醒したんだね、これから新世界秩序が始まるね。」

    • +1
  20. よく見ると修復前の絵の羊、耳が4つある!
    オリジナルの羊がヒューマンチックで、誰かが上塗りして羊らしい顔に書き換えてたのかコレ!

    • +23
  21. これ、描いた本人があとから自分で上塗り修正したのにその修正部分を消しちゃった、なんて事は無いの?

    • +23
  22. えー元のほうがいいじゃんと思ってたら
    そっちが昔修復したほうで元がトップ画像向かって右だったの?マジで?

    • +14
  23. 前修復者「俺がせっかくリアルにしたのに、なんじゃこりゃ戻されてるやんけ」

    • +35
  24.  日本でも、日光東照宮の彫刻のように、修復後の有り様が酷い物も有りますからね。

    • +2
  25. この生気のない人っぽくて人ならざる顔、ビザンチン芸術っぽさがあるね。もうちょっと顔の部分扁平にしてイタリアで見つかりましたって言われたら信じる

    • +2
  26. 左:まごうことなき羊
    右:怪しげな生き物

    • +4
  27. というかこれ、神の子羊って事はキリストでもあるから人であり羊でもある怪物になってるのか
    流石に絵にすると多神教的過ぎるから修正されたのかな

    • +5
  28. ファン・エイクって動物の顔を人の顔みたいに描く人だったの?

    • +2
  29. これやったの、明らかに素人だよなぁ
    関係者だからって、素人にやらせちゃったウラには、何があったんだろうな
    俺だって素人なんだから、やらせて欲しかったな、どうせ金貰えてんだろ?
    目も鼻の孔も、口もまるで位置が違うのが、丸解りだもんな
    俺がやった方がもっと良く出来る

    • -25
  30. この修復方法を使えば、おばあちゃんの「あまりに酷い修復が行われたキリスト画」も元に戻せるということか…
    それはそれで惜しい話ではある。

    今回はファン・エイク兄弟による油彩画を優先したということだよね。
    これも、上書きされたリアルな羊が消えるのはもったいないかなあ。

    ジレンマだねえ…

    • +12
  31. 後の時代に上塗りされた中から元の時代のやつを発掘したって感じなのか…

    上塗りした人、明らかに元絵よりうまいんだから新しく描けばよかったのにね
    復元前のほうが神々しく見えるし才能あるよ

    • +13
  32. いやいやw
    明らかに目の位置?向き?が変わってるだろ
    元が草食動物の目なのになんで肉食動物の目になってんだよ
    これで金を請求されたらキツイわ

    • -16
  33. キリスト画改変おばちゃん「マダマダだな、この程度の改変じゃ人気は出ないよ」

    • -8
    1. ※49
      こういう事件がたびたび起こってる前例があるから
      これもヴァンダリズムじゃないの?と疑われるのも仕方ないね

      • 評価
  34. 完成直後に上塗りされたってことは、修正された訳だよね。オリジナルがと喜んでるけど本人にとってはしくじった羊を直してもらったのに、何してくれてんだと遺憾なのでは。
    でもオリジナルもこれはこれで好き。

    • +4
  35. キスを迫ってくるギャグ漫画のキャラみたいw

    • -2
  36. 最後の晩餐とかも上塗り上塗りでひどい状態だったのを何とか剥がして今の状態になってる
    技術の進歩で本来の状態が分かるのは良いことだと思う

    • +13
  37. 元の絵を後世の人間が「ヘッタクソwww」とか言いながら、リアルな羊で上書きしたけど
    さらに時代を経て、その上書きされたものを元の絵に直したってことやろ

    • +25
  38. 後光が射している羊が現実にいるであろうかいやいはしない

    • -4
  39. 最近行われた日光東照宮の修復でも三猿などで似たような話があったのを思い浮かべた
    修復前のほうがいい出来に見えるのですごく落ち着かない

    • +2
  40. 1822年に当時保管されていた礼拝堂が火災に遭って、子羊部分は損傷→補筆されているので、今回その補筆部分を取り除いたということだよね。

    子羊の部分がヤンによって描かれたものかフーベルトによって描かれたものかは定説がないようだけれど、特にヤンは恐ろしく写実的で細密な筆致の画家なので、もしこの羊の顔が完成当初のものだったとしても、なにかしら意図があったと思いたい。

    • +12
  41. いやどう見てもぜんぜん違うじゃん!って思った
    でもオリジナルはこの人間っぽい顔の羊だったのを
    後世の人がより羊っぽい感じに書き直してて
    んで修復でオリジナルに戻った、と
    戻さなくても良いのでは・・・

    • +5
  42. 他のまとめで見てなんで素人なんかに修復させたんやろうとか思ってたけど初期デザインがこれだったのね
    作画崩壊してたのをリマスターして綺麗にしたアニメを手間暇かけて作画崩壊に戻した感じか

    確かに修復前の絵をよく見てみると真横から飛び出てる耳がうっすら見えるし上塗りされたのは事実なんだろうけど何故上塗りされたんだろう
    本人たちが気に入らなくて描き直したのだとしたら黒歴史公開されたようなもんやろ

    • +9
  43. 展示と修復も歴史の一部と考えると
    修復前の形も残さないともったいない気がする
    層をはいでいく過程で、どの部分が何年ごろの修復と分かれば
    年表や各時代の著名人の肖像と一緒にこの時代に鑑賞されていたこの羊はこんな顔
    とかできて面白いんじゃないかな

    • +10
  44. 当初は羊じゃなく人間だった可能性とかも考えられないか
    なんにせよ油絵は重ねて書き換えるのも手法だったりするので、上塗りだからってはがすのが正義とはすぐには思えないし、もうちょっとはがすべき根拠とか(少なくとも修復事業の当事者は根拠持ってやってるはずなので)記事に含めて欲しかった気はする

    • +2
  45. これって修復には良くある問題やん。
    どこまでオリジナルに戻すかってこと。
    古い作品だと後世に手を入れた画家も有名な人だったりすることもあるし
    画家自身が一回描いたものを塗りつぶしてたりすることもあるし。

    なんだっけ、無名モデルの美人画だと思われてた絵が実在の人物の肖像画だったというのが判明してオリジナルに修復されたことがあったんだけど、
    失礼ながらオリジナルのモデルがあまり美人ではなくて、絵の価値としてはどうなの?ってなってしまったケースもあったよ…。

    • +11
  46. 完成直後
    作者「完成って言っちゃったけどあの羊変だから直しとこ」

    • +4
  47. 安易な修復を施されたようなコメントがあるが、この祭壇画は、村の教会に描かれた無名画家のものとは比較にならない、日本で言えば国宝級の作品。素人がおいそれと手出しできる代物ではない。

    修復作業は美術館主導で5年計画で行われており、本文にあるように、現状に上塗りを施す「再現」ではなく、ファン・アイク兄弟のオリジナルを掘り起こす作業が中心。顕微鏡と外科用メスを用いて慎重に剥がす作業は、ガラス越しに一般公開されていた。

    件の羊はその祭壇画下段の中央に描かれており、この大規模な作品の、上段のキリストと並ぶ、まさに主人公といえる。作品の他の部分でもわかるように、ファン・アイクの画風は非常に緻密で写実的であるのに対し、この羊のみ科学的な正確さを犠牲にしてまで表現しているのは(目が正面を向いているだけでなく、体全体がやや四角ばっており、動物の姿勢としても不自然さが目立つ)、それがまさに神の子羊としての神秘性を表徴しているからと思われ、そのために胸から血を抜かれても涼しい表情すら浮かべている。

    つまりオリジナルはあえて「人化」したように描いていた。むしろ上塗りが写実性を重視したことにより、本来の神性が損なわれていたといえる。

    ちなみに修復前の頭部に耳が4つあるように見えるのは、1950年代に行われた部分的な修復の際に、オリジナルが露出したまま放置されていたことによるもの。

    • +38
  48. 上塗り状態が本来の完成品ということはないのかな…
    表面的には写実的な羊の顔だがその下(真実)には神の子たる人の顔が隠されているという形なのでは…

    • +3
  49. 昔の人も同じ衝撃を受けて絵を書き換えたんじゃ?羊が気になってお祈りに集中出来ないんだ!!とかさ。

    • +3
  50. エレーヌ・デュボアさんの講演かな
    BRAFA Art Talk – Restoring Van Eyck: challenges of the Ghent Altarpiece
    youtube.com/watch?v=cgp0PyEHric

    1時間以上の動画ですが神の子羊の部分については1:06:38付近からですね
    他のパートも見るとさまざまな機械などを用いて分析しているのですね…
    実際の作業として洗って剥がしてまでなのかレタッチがはいったのかてのも知りたい部分
    こまかな行程の記録映像とかいずれ出てくるのかなあ

    神の子羊を絵画で表現する際に現実の羊の姿ではなく神獣的なというか一見異形な姿を与えるってのは他にも例があるのだろうか
    じっくり見つめるとひきこまれる顔ですね

    • +5
  51. 言われてみれば元絵の時点でうっすらとヘンテコ羊の耳みたいなのが見えるな
    これがお前の本当の顔だったのか…!

    • +4
  52. これは世界中の遺物修復に関わる人に言いたいのだけど
    「お前の意見や見解など要らん」
    なんだよね。
    専門家などが「かつてこうであった」という姿を詳らかにしたなら
    「その通りに復元せよ」
    なんだよなぁ、

    • +2
  53. 完成直後に上塗りされた…
    描いたよ→羊を修正してくれ、目は横で
    もしくは
    描いたものの羊に納得いかぬ→上塗り
    だったかもしれないのか?

    • -2
  54. 着手前に模写させたり、予想図を描かせたり、写真を撮って加工させてみたり、
    技術力を計る予防策は色々とあると思うんだけど…

    • -5
  55. これだけ違う絵なら二枚とも残して欲しかったなあ
    復元はするけれど、上書きの複製品も作るとか
    見比べても楽しいし、一枚の絵として見ても楽しい

    • +2
  56. オリジナル:緑のボールのキャベツ(A:人面羊)
    改良修善後:美味しそうなキャベツ(B:通常羊)
    改変除去後:緑のボールのキャベツ(A:人面羊)

    こういうことか……

    • 評価
  57. 何で目が正面向いてるんだよ
    一度本物の羊見てから描けよ…

    • -4
  58. 作業した人もあらぬ非難を受けて可哀想だね
    「俺の画力じゃなくて、元々こう描かれれただけだっつーの」って

    • +7
  59. もしこの自然主義のフランドル派の画家が意図して人面羊を描いたとするならば文化背景的として「イエス・キリストを表す羊」に対する寓意が込められていなければ納得できない。

    そう思って調べたら別の記事で
    「ファン・エイク兄弟が描いた本来の子羊は、強いまなざしを持ち、突き出た鼻、前面にある目が特徴的な、見ている人を生贄の場面に惹きつけるような絵であることが、今回の修復でわかりました。ファン・エイク兄弟は、子羊に個性を与えようとしていたようですが、それはその後の修復で失われてしまっていたのです。」
    とのことでした。わざとみたいですね。
    ttps://www.hollandflanders.jp/newsletter/13146/

    • +7
  60. 人間の顔で描かれていたのは、キリスト教において「羊=迷える人間」っていう意味があるからでしょ。(ちなみにイエス・キリストは羊飼い)
    これって絵だからできることだし、この画家の画力を考えると羊の顔を知らないで書いたとは思えない。

    というか、下手とか作画崩壊とか素人の仕事とか書いてる人多くて「ピカソの絵とか自分の方が上手く描けるしwww」って言っちゃう小学生思い出したわ。

    • +1
  61. 修復しない方がよかったんじゃない?!って絵画は結構あるよね

    • 評価
  62. 修復失敗だーとか上塗りの方がリアルに上手く描けてるーとかいうコメントが多いけど
    「リアルに描けているほうが良い」と思うのがそもそも違うのでは?
    キリスト教画なんだし、「これはただの羊ではない」と分からせるために敢えてこういう顔になってるんだと思う。
    キリスト教画って、赤ちゃんのキリストがおっさんみたいな顔してたりするでしょ?ああすることで「これはただの赤ん坊ではなく神なのだ」と示してるんだよ。この羊もそういうことじゃない?

    • +14
    1. ※92
      そうです。現代の我々の審美眼から見て異質と感じても、当時の宗教画としての要請からすれば「この神聖なる羊に注目せよ」という大いな役割があるのです。

      ごく普通の羊を単に据えても、頭部の目は側面にあって、崇拝者の視線と合わせにくい。どんくさい動物をまんまリアルに描くより、やけに突っ張ったような脚で凛と立ち、両目がこちらをまっすぐ見据えるよう描けば、自然とそこ(中央)に視線が集中します。さらに言えば周囲の天使や取り巻きも、そこへ視線が誘導されるよう配置されています。ヘタに見えるようで、実は全体が計算されたものなのです。

      • +13
      1. ※93
        とても納得!
        そういわれてみればシシガミ様の顔も人面だからこそ一目で異様さが分かるね。

        • +2
  63. パーツというパーツの向きがことごとく違ってて草

    • 評価
  64. ファン・エイク兄弟って聞くとプロレス思い出すわ

    • 評価
  65. キリストを具現化した都合もあり教義上の問題で後世上塗りされたようだが
    人面なのはアイコン的なもののようだぞ

    • 評価
  66. ぜんぜんもともとの絵と違うじゃん
    この絵が数百年たったとしても元の絵みたいにならない

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サブカル・アート

サブカル・アートについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。