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木星速ッ!太陽系内惑星10の自転速度を比較した爽快アニメーション

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(著) (編集)

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Image by CIPhotos/iStock
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 地球は地軸を中心におよそ24時間で1回転する。こうした自転は多くの天体でみられる運動だが、太陽系内の他の惑星はどれくらいの速度で回転しているのだろう?どれが速くてどれが遅いのか?一目で比較できないだろうか?

 そんな思いでNASAの惑星科学者が作ったアニメーションが評判になっている。

 太陽系の8惑星と準惑星2つを含む10個の星の回転比べ。それぞれの自転周期や地軸の傾きをもとにしたわかりやすい可視化アニメが、天体好きなユーザーに斬新な驚きとロマンをもたらしたのだ。

The eight planets and two dwarf (for now) planets

なるほどこれは興味深い!惑星の回転速度を可視化

 NASAの惑星科学者、ジェイムス・オドノヒュー氏は、太陽系の惑星8個と準惑星2個の自転の速さと赤道傾斜角(10時間/秒)をアニメーション化。

 ちなみに10個の星のおおよその自転周期はこんな感じ

Mercury/水星:58日

 Venus/金星:243日

 Earth/地球:1日

 Mars/火星:1日

 Ceres/ケレス:9時間

 Jupiter/木星:10時間

 Saturn/土星:10時間

 Uranus/天王星:17時間

 Neptune/海王星:16時間

 Pluto/冥王星:6日

 タイムラプス(早回し)となっていて、自転周期が短いケレスや木星、土星は約1秒でほぼ1回転する。 一方、最も周期の長い金星はえ?止まっている?と思うほどの超低速でほんの少しだけ回っている。

 今まで8惑星内で最大の木星はなんとなく地球よりのんびり回るイメージだったのが見事に裏切られた感じ。このアニメだと速さの違いがくっきりだ。

 あと地軸や自転に着目すると、地球と火星、セレスと木星が似通っているのも面白いね。

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木星速すぎ!金星は逆回転?天体好きのコメント殺到

 このGIFをオドノヒュー氏自身がphysicsJの名でredditに投稿すると、天文好きなユーザーからたくさんのコメントが寄せられた。

この件に関する海外の反応は…

・木星がやたら速くてたまげた!それに比べて金星ときたら全く動かないし、この星だけ他の惑星と反対にに回ってるのか?

・同じく木星の速さに感動した。調べてみたら時速47,000kmぐらいらしい。猛スピードだね。

・金星はある日何かにボコられてひっくり返ったんだ。それで今は超スローで回ってるのさ。

・金星の逆回転の原因はまだ謎だらけだ。衝突説だけでは補えない。逆回転させるほど大きい星ならついでに金星を破壊したはずだ。大気の影響かたまたまひっくり返ったとか、いろんな仮説がある。

・金星の1日(自転周期243日)は1年(公転周期225日)より長いんだぜ。

・無知で申し訳ないが、8つのうち4つがほぼ同じ傾きなことに理由はあるんだろうか。

・私たちは惑星が太陽の周りを回転する円盤から形成されたと考えています。そのため惑星はほぼその円盤の平面にあり、円盤のように回る傾向があります。また現在の状態に至るまでに何か劇的な現象が起きたという説もあり、天王星や金星は途中で大きな天体と衝突したとみられます。地球も衝突された可能性がありますが回転面はあまり変わらずに済んだのだと思います。(月があるのもその影響でしょうね)

・金星がすごく興味深い。こんなに自転が遅いなら「温室」を形成する大気の循環もかなり遅くてテラフォーミングにも影響があるはずだ。

・physicsJ:赤道傾斜角は、右手の法則(指を回転方向に曲げた時に親指が北になる)で定義される軌道に対する傾斜を表してる。 このGIFはAdobe After EffectsとNASA / JHUAPL / SwRIの画像とデータで作ったんだ。

・ありがとう!この傾斜が何に関係あるのか気になってたから助かったよ。

・あの火星が地球とほとんど同じだとは…おかげで火星に妙な親近感をもっちまった。

  今回のアニメを見て、ますます惑星に対する興味がわいたお友達もいるだろう。ジェイムス・オドノヒュー氏のYoutubeチャンネルでは、他にも興味深い惑星に関するアニメーションが盛りだくさんなので要チェックなのだ。

地球と月のサイズと距離(光のリアルタイム速度付)

redditなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 45件

コメントを書く

  1. ウラヌスの横倒し回転はワールド・シェイキングっぽい

    • +3
    1. ※4
      むしろマーキュリーには地場が存在しているから自転の速さで生死の基準はつけられないと思う

      • +3
  2. 我々の時間や暦は地球の自転が基準となっているが
    宇宙の中で普遍的な基準さえ見つければユニバース歴が誕生するだろう
    パルサーとか基準にできないかな?

    • +4
  3. 色々な世界への扉を開けてくれるカラパイアが、
    私はすきだ

    • +16
  4. >金星はある日何かにボコられてひっくり返ったんだ。それで今は超スローで回ってるのさ

    あやうく納得するところだった

    宇宙ってか、太陽系だけでもこんなにすごいなぁ
    謎に満ち溢れている

    • +5
  5. 銀河鉄道が金星に停まったら地球時間で8ヶ月くらい停車しっぱなしになるのか

    • +10
  6. 木星あの図体でそんなに早いのか。表面のガスだけ高速移動してるのか?
    実際の地殻の回転じゃなく、見た目の回転だよな?

    • +6
    1. ※10
      金星みたいに大気(ガス)が高速で流れてて
      中心核は超鈍足ってのもあり得るな

      • 評価
  7. てことは木星の赤道はだいたい55000km/hくらい出てるってことかね?
    計算間違えてるかもしれんが…

    • +3
  8. 金星は多分惑星形成し大方運動も決まった頃に大衝突があってあんなんなっちまったんだ…と思うことにしてる。

    • 評価
  9. 岩石惑星は地表面が見えるから自転速度が観測できるけど、ガス惑星はどうやって観測してんだろ?
    だって見えてる部分はガスの動きな訳で、地球で言うならジェット気流に乗ってる雲を観測してそれが自転だ言ってるようなものでしょう?

    • +4
    1. >>15
      木星磁気圏の回転を自転と定義するそうです。大気も回転しているが、赤道付近の大気ならばほぼ同じ速度。中緯度帯になると五分ほど遅いらしいです。

      • +6
  10. これはいいね。教科書には自転の日数とかは書いてあるけど実際映像でみるとわかりやすい
    もっと早くにこうゆうのがあれば地学に苦手意識を持たずテストで赤点も取らなかったかもしれない

    • +10
  11. 金星は自転は遅いが大気はありえないスピードで回転してる。

    • +5
  12. なんかほとんど作製ミスかと思える位止まってる星が2つありますね、、、w

    • +5
  13. 準惑星のケレスがしれっと混ざってる辺りにはどんな理由があるの?

    • +4
    1. >>20
      火星木星間のアステロイドベルト代表選手としてじゃね
      それとケレスの実体知らない人多いし(俺も知らないが)

      • +6
    2. >>20
      冥王星も今は準惑星です。マケマケとハウメアも俺を出せと文句を言ってますよ。

      • +7
  14. これめっちゃ面白いね!
    速度も面白いけど、軸の傾きがこんなに違うって初めて知った。
    地球と火星の共通点とか、このアニメーション1つにワクワク要素がいっぱいある!

    • +7
  15. 「キングギドラは金星の文明を3日で滅ぼした」って時に
    必ず入るツッコミがコレ。
    まあ1匹でやってるんだから仕方ないよね。

    • +7
  16. おもしろいねえ、宇宙は不思議と発見にみちてるね
    惑星の自転周期と方向地軸なんて考えたこともなかったよ

    ツベchってこーゆーのであるべきだよね

    • +2
  17. ちなみに、太陽系の「円盤形成説」は、スーパーコンピューターによるシミュレーションの結果、
    完全に否定されています。
     不可能なのです。

    • 評価
    1. ※27
      原始惑星系円盤から太陽系が出来た事自体は否定されてないのでは?実際、他の恒星系に原始惑星系円盤が出来てるのが幾つか観測で発見されてるし。
      ただ、単純な推定だと惑星の位置と大きさが計算と合わない所があるのは確か。火星が小さすぎるとか、地球の水が少なすぎるとか…。なので、太陽系初期と現在では惑星の位置が変化してると言うモデルが幾つか作られてるね。

      • 評価
  18. 土星も木星並みに回転しているけど
    木星ほどヤバイ感がしてこないな
    あの輪っかのせいか

    • +2
  19. 木星はっや!よりも金星動いてねぇ!のほうが印象強かったw
    こうして同時に並べてみるとわかりやすく面白い
    火星が地球と良く似てるってのも実感できるね

    • +10
  20. 仮に、木星や土星の赤道直下に立てたなら
    遠心力で体重が軽くなったりするんだろうか??
    大卒さんおしえてちょ

    • +2
    1. ※34
      Wikiによると、確かに木星の赤道付近は遠心力の効果が大きいので、重力のみ考慮した場合に較べて体重は93.3%になり、7%ほどダイエット出来ます。

      もちろん地球より木星の重力は強い(約2.5倍)ので、地球で60kgの人だと150kgが140kgに軽くなる計算。どちらもあまり楽ではなさそうだ。

      • +6
      1. ※41 ※44
        ありがとう!! 流石ここの住民はすごいです、勉強になりました。

        • +4
    2. ※34
      引力・遠心力による重さは地球上ですら微妙に変わります。
      (極と赤道で0.4%ぐらい)
      このため、ロケットの打ち上げとかは赤道寄りが多いですね。
      ただし、質量は不変なのでバネばかりとか出荷先で微妙な調整がされています。
      なので、重量として軽くなっていても通常計った体重は変わらないことになります。

      • +4
  21. お遊戯会のステージで踊ってる子供たちみたいに個性があってかわいい。

    • +9
  22. あの巨体でこんな早く回ってるのかよ! な木星と土星
    こいつら動いてへんやん! な水星と金星

    新鮮な驚きが詰まっていたね

    • +9
  23. ホルストの「惑星」聴いてるんだけど
    火星という曲が、木星のイメージにぴったりな気がするなぁと思ったよ。
    凄くダイナミックで力強い曲。
    最後の部分なんて爆発みたいな音で、男性的で格好いい。
    木星の巨大さ、大赤斑の迫力等々を考えると
    (最近の鮮明な画像ではグニョグニョした模様の不気味さが判明したけど)
    火星の曲こそイメージが合う。

    • +1
    1. ※37
      あの曲は天文学ではなくローマ神話とか占星術をモチーフに作曲されてるから仕方ない。
      火星は軍神マルスのイメージ。
      曲の副題も『火星、戦争をもたらす者』となっている。
      Wikiによれば作曲された時期はちょうど第一次世界大戦の頃であり、時代の空気が反映されているとも言われているそうです。

      • +5
  24. 驚いた太陽系知識は「太陽系の全質量の99.86%は太陽」。

    • +4
  25. 詳しい人が多いので、記事を読んで楽しく、コメントを読んでまた楽しい。皆さんありがとう。

    • +9
  26. 木星の凄まじい暴風もこれが理由だってことが分かりやすい

    • 評価
  27. 本題とは違うが地球と月の距離の遠さを見たら人類初の月面着陸が捏造ってのがよくわかる
    いくら真空とはいえあの距離を数人乗せて生活出来る施設まで積んで往復出来るとは思えない

    • -10
  28. 原始太陽系の恒星と成る中心星の新星爆発(太陽の輝き始め、超新星爆発では無い)時に非外惑星領域の星間ガスが吹き飛んで外惑星に吸収されたのか?
    また太陽風にも含まれる電子と陽子は質量が違う為、惑星の磁場と干渉して一定の傾きを作った?(太陽に近すぎる水星金星を除く)

    • 評価

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