この画像を大きなサイズで見る火山の噴火活動や淡水湖沼噴出などの自然災害が原因で、濃度の非常に高い二酸化炭素が局所的に発生するエアポケットがある。それが、「マズク(MAZUKU)」と呼ばれる致死的空間だ。
散発性で捉え難い自然現象とされるマズクは、無色無臭であることからも、そのほとんどが記録として未だ十分には残されていないが、YouTubeに公開されている動画には、発煙筒を使ってその場所を可視化した様子が収められている。
これにより、地元の人々は潜在的な危険性を含むマズクを目の当たりにすることができたようだ。
スワヒリ語で「邪悪な風」を意味するMAZUKU
地質学上、マズク(MAZUKU)とは二酸化炭素の濃度が高いエアポケットで、生物にとって致死的となる場所を意味する。
空気より重い二酸化炭素が、地面に近い空間に蓄積するとマズクが発生し、低霧のように地面を抱え込む形で広がっていく。
この画像を大きなサイズで見るしかしマズクは無色無臭のため、人間の嗅覚や視覚によって検出することが不可とされ、マズクに近付いた人や動物が命を落とすという事例が発生している。
マズクは火山活動や淡水湖沼噴出など自然災害に関連
マズクは、火山活動や淡水湖沼噴出によってできる自然災害に関連して発生するとされている。
火山噴火では、有害なガスが地球の地殻から大気中に放出される。一方、淡水湖沼噴出では、ガスは湖や沼の深部で発生し、表面に向かって急速に沸騰する。
散発性で捉え難い自然現象とされているため、ほとんどの場合マズクの記録は残されていないそうだが、過去の事例からマズクが発生する周辺には住民に警告が促されている。
この画像を大きなサイズで見るマズクの致死的空間で生物は窒息
マズクは、二酸化炭素濃度がかなり高い状態で長期間のガスが放出され続けない限り、地元の原生植物にはほとんどもしくは全く影響を及ぼさないようだが、一般的にはガスの組成と濃度に応じて発生する地域の生物に様々な影響を与えるとされている。
二酸化炭素が充満したマズクのエアポケットに入り込んでしまうと、人間や動物は窒息死してしまう。マズクは、目に見えない致死的空間なのだ。
YouTubeの動画では、発煙筒を使ってマズクを可視化した様子が公開された。
マズクの発生するエリアは、ちょうど小さな子供たちの身長ほどであり、煙によってその低さや程度がわかる。それだけに、普段目に見えないマズクの潜在的な危険性が特定され、実験を見ていた子供たちからもその緊張が伝わってくる。
この画像を大きなサイズで見る局所的に発生するマズクが持つ莫大な破壊力
数少ないが、ネット上には過去に発生したマズクの報告例もいくつか挙げられている。これらを見ても、局所的に発生するマズクが広範囲にわたって犠牲を引き起こすには十分であることがうかがい知れる。
1986年、アフリカのカメルーン共和国北西部にあるニオス湖で湖水爆発が起こった。ニオス湖は火口湖で湖底の地下にはマグマ溜まりがあり、湖水中に二酸化炭素を放出している。
この湖の爆発により、大量の二酸化炭素雲が発生。近隣村落の住民1800人及び3500頭もの家畜が犠牲となった。
また、コンゴ民主共和国とルワンダの国境にあるキブ湖も、ニオス湖同様、二酸化炭素で飽和していることが確認されている世界で3つの湖のうちの1つで、メタン爆発や津波、マズクなどが繰り返し発生する大きな湖だ。
この画像を大きなサイズで見るこの湖の近辺では、毎年100人ほどが死亡しているという。そのほとんどが湖で泳いでいる最中に窒息状態になり溺死するというものだそうだが、その原因は空気中のマズクだと言われており、地元住民らには湖には近付かないようにとの警告がなされている。
更に、米カリフォルニア州にある火山だったマンモスマウンテンからは、現在でも危険なガスが発生しており、2006年にはマズクが多くの木々を壊滅させた他3人のスキーパトロール隊員を死亡させたことも報告されている。
References:YouTubeなど / written by Scarlet / edited by parumo














昔、某リサーチ番組で「奈良県の大台ガ原に出ると言う妖怪「ヒダル」の正体は炭酸ガスではないか」言うものをやってたけど、今回の研究はある意味で「ヒダルを見える化」しようというわけだ。
で、肝心な生き残る為の方策は?
※2
大人なら立ったままでいろ
この動画では大人の腰あたりだけにガスが浮遊して
頭と足元にはガスがきていない
二酸化炭素は空気より重いから足元は危険なはずなのに
足元にはガスがきていないのは不思議なことだ
※10
ん?そういう話じゃ無くない?
下の層が比重の違う二酸化炭素の層だから煙が下がっていかないだけで、
煙が漂ってる空間が二酸化炭素の漂ってる空間って意味の動画じゃ無いと思ってたんだけれど。
※12
散発性で捉え難い自然現象とされるマズクは、無色無臭であることからも、そのほとんどが記録として未だ十分には残されていないが、YouTubeに公開されている動画には、発煙筒を使ってその場所を可視化した様子が収められている。
これにより、地元の人々は潜在的な危険性を含むマズクを目の当たりにすることができたようだ。
※10
地形とガスの量次第だからこの映像のみ見て大丈夫とはならない
空気より重い二酸化炭素が地形にたまっている状態だから、街が丸ごとなんて可能性だってないとは言えない
濃度次第だが、数分は大丈夫な場合もあるので、そう言った地形で頭痛吐き気などの症状が出たらその場を離れるくらいしかない
咄嗟に判断できるかは別として…
※10
既にCO2が溜まってる場所に「空気と二酸化炭素の中間の比重の煙」を発生させたって事では?
※10
二酸化炭素が見えるわけないじゃん、そもそも不可視だから危険って話なのに
二酸化炭素の層の上に、発煙筒の煙が乗っているんでしょ
※2
火山地帯に近づかないこと。しゃがまないこと。
これぐらいしかないよなぁ
>>2
頭に巨大な扇風機付けて下向きに風を吹かせる
※21
二酸化炭素巻き上げられてむしろ駄目なんじゃ?
>>2
火のついた線香持ち歩かせて突然消えたらアウト
これ、湖沼地帯とか火山の多い日本でも起こる事で
風のない日に歩いてると前触れもなく急に体がだるくなって動けなくなったり、いきなり倒れたりする事から
昔は妖怪(ダル、ヒダル神と呼ばれる)のせい、とされたんだよな
ひだる神の正体じゃないかと言われているやつだな
昔、日テレでやっていた匿名リサートチ200Xに紀伊半島で、人を殺すが実態がよく判らない妖怪の伝説の正体分析を試み、その正体は微生物が落ち葉を分解した際に発生するCo2を妖怪と表現したのではないかという推論をしていたのを思い出した。
みなさん「ムー」とか好きそうですね
私は好きです
コメント欄のヒダル濃度が高いな・・・
※7 やっべぇぞ!
災害ではないけど、家に大型の水草水槽をおいてて、ミドボン(Co2ボンベのこと)で二酸化炭素を付加してたら、レギュレーターが壊れて室内の二酸化炭素濃度が危険なレベルまで上がってたなんて話もあるけど。
日本も火山多いから硫化水素とか危険なガス溜まりがあるみたいね
アフリカなら幽鬼ゴモラー辺りがそうかもな
肺胞での酸素のやりとりは、外気から血液中に必ず移動してるわけじゃ無いんだよね
単純に酸素濃度の高い方から低い方へ酸素が流れてるだけなんよ
だから低酸素濃度の空気が肺に入ったら即死、くらいの認識でええで
古い映画だけどトータル・リコールって映画で低酸素濃度の空気中で苦しむシーンがあるけれど、実際には劇中の空気だとコロリと逝っちゃうんで間違ったシーンとして一部で有名やな
酸素濃度0.1%以下の窒素チャンバーに手を突っ込むことがある職場で働いてるおっさんの忠告や
※14
トータルリコール、最後の方のシーンなら酸欠じゃなくて、
低い気圧が仕掛けの作動で上がって居住可能になる様子だと見てたが。
>>14
実際の感覚として、吸い込むと全身の体力が肺に一瞬で吸収されるような感じでホンマキツかったで
>>43
こえ~
この資料だと『空気(酸素)<<ガス<<二酸化炭素』の順で重いから、ガスの層が宙に浮かんで見えるようになってるのか
自衛隊が訓練中、やられたのがあったな。
あれも窪地で、なんのガスか忘れた…
でwiki見たら官民問わず死亡事故が結構あるね。
気をつけよう。
これ、八甲田山でも起きてたよね?
真夏に陸上自衛隊の演習やってたら
二酸化炭素濃度のやたら高いスポットがあって
そこへ足を踏み入れちゃった隊員が亡くなってる。
何年くらい前かは忘れたけど
平成のうちの話だったことは確かだ。
背が高ければ生き残れるんだろうか
※18
身長 10m くらい有れば、あるいは助かるかも?
※18
身長の高さより地形に注意するべきなんだと思う、二酸化炭素が空気より重くて下へ下へ溜まっていくから、窪地や盆地とか溜まりやすそうな場所を避けるとか。
動画(ニイラゴンゴ火山ドキュメンタリーの抜粋)のナレーションはテキスト化されていましたので機械翻訳から該当部分をひいてみます。
http://www.pbs.org/wgbh/nova/transcripts/3215_volcanoc.html
『デュリュー(フランスの火山学者)は、致命的なガスがどのように殺すことができるかを村人に警告します。彼は安全フレアに点火し、それをマズクに投げ入れます。煙はすべての酸素を排出したCO2の上にあります。煙の下に行く人は誰でも窒息します。通常、小さな子供が被害者です。
それはこの女性の子供に起こりました。これは隣人が娘を見つけた場所です。彼女は砂糖を得るために子供を送りましたが、彼女は戻ってきませんでした。その後、彼女は子供がマズクを歩いて死亡したことを知りました。』
つまり上から
問題なく呼吸可能な透明な大気(大腿から上)/発煙筒の煙(大腿付近)/透明な二酸化炭素の溜まり=マズク(大腿の煙の下面から地面まで)
ですね
あと、国際火山災害健康リスク評価ネットワークのサイトから「火山ガス・エアロゾルのガイドライン 二酸化炭素」にマズクのことがチラリと(八甲田も)
ivhhn.org/ja/information/information-different-volcanic-gases/carbon-dioxide
ヒダルって知らんかったけど、殺生石もこれよね
※22
殺生石は硫化水素とかじゃなかったっけ
>>22
那須にあるあれかー!
脱エジプト記の十の災いの長男が皆殺しにされるが
これが元ネタになってる可能性があるんだっけ?
そうそう。八甲田山でもそういう事故あったよね。
事前にガスを調べてから山歩きしないと火山は危ないね。目には見えないから。
山っていろんな意味で深淵で怖い。
日本の場合には火山性のガスが原因で、少し事情が違うのかも知れんが、やはり地下性の噴出ガスで犠牲者が出る点は同じだと思う。無色&無臭性で危険を察知できない辺りが怖いね。
※25
火山性の一酸化炭素が夜間に麓の村に
流れ込んで、寝ていた村民が全滅なんてことは
南米などでも起こってる
耳嚢にも井戸に落ちた人を助けに入った人がそのまま気絶して、村の力自慢が気を失いそうになりながらもなんとか二人に綱を括り付けて引き揚げたがその後しばらく患ったという話があった。ガスが溜まっていたんだろうけどカエルがたくさんいたのが謎。両生類は酸素消費量が少ないから平気だったのか。
年間100人死んでるで目玉どっかいった
さすがに危ないって気づけよ
>>29
目玉ここに転がってたよ
雛見沢大災害ちょっと思い出すな
へえ・・こんなことが・・
その地域の神話や宗教の元ネタみたいな現象があるんですね
ヒダル神は動き回ったための低血糖症状という説もあることを。
言い伝えでは弁当を一口程度残しておくと。
現代的にはお菓子類を携帯しておくかな。
八甲田山の自衛隊の事故は思い出した。
あれは植物が腐敗することで発生したガスという説も。
しかし八甲田山って日本陸軍の鬼門だね。
※33
「ひだる神に憑かれたら、なんでもいいから口に入れて食え」ってやつだろ。
私も低血糖だと思ってた。二酸化炭素は「あの山に行ったら帰ってこれん」シリーズだと思うわ。
窒息というより二酸化炭素中毒だね。
まさに「見えない敵」
口減らしに丁度良いぐらい。ある程度人工過密を抑えられるので土人に教える必要は無い。
※41
その口減らしてよー(´・ω・`)
いままでオカルト現象だったものがこうやって解明されていくのは胸躍るものがある
そよ風程度では飛散しないものなの?
2m ぐらいのシュノーケルを持ち歩いていればいいのでは。
TRICKでも怪奇現象の一つをこれで説明してたな。
たぶん、状況的に考えて、鬼太郎でおなじみの「子泣き爺」もヒダルと同じ炭酸ガスなどによる中毒症状が元ネタになってると思う。
あと、殺生石は今調べてみたら、火山性の有毒ガスと関連があるらしいね。
以下、wikiより引用。
「殺生石付近一帯は硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒な火山ガスがたえず噴出しており、「鳥獣がこれに近づけばその命を奪う、殺生の石」として古くから知られた名勝であった。松尾芭蕉も訪れ、『おくのほそ道』にその様子が記されている」
なので、石そのものよりも、その石がある場所の問題ということになる。
二酸化炭素で草が枯れるわけじゃないのか
うかつに近寄るのはマズクないかな
なんつって(´・ω・`)
>>57
……すき
植物の光合成による酸素放出って微々たるものなんだな