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人間は幸せに満足するようには設計されていない。必ず悩むようにできている。

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(著) (編集)

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Image by Shift and Sheriff from Pixabay
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 そもそもっ”幸せ”って何だろう?人によって”幸せ”の形は様々だ。他の人から見れば幸せそうにみえる人でも、実は深い悩みをかかえていたりなんかする。でも、誰もが幸せになりたいというのは共通だ。

 それ故に、”幸せ”に関するビジネスは世界中で大人気となっており、アメリカでは年間約1兆2000億円ほどの市場があるという。皮肉にもこれにより”幸せ”を特別視されてしまい、現実はそうやすやすとは幸せをもたらしてはくれないというイメージを作り出している。

 では実際にはどうなのだろうか?果たして人間は幸せに満足するようには設計されていないようだ。満足した状態は自然によって抑制されるようにできている。なぜなら、潜在的な脅威に対する警戒心を低下させてしまうからだ。

”幸せ”は幻のような理論上の目標

 10世紀の後ウマイヤ朝カリフであるアブド・アッラフマーン3世が発見したように、物質的・生物学的な欲求が満たされてもなお、”幸せ”は幻のような理論上の目標であり続ける。

 アッラフマーン3世は当時最高の権力者で、軍事的・文化的な偉業を達成し、2つのハーレムを所有していた。そんな彼は老境に差し掛かって、これまで心から幸せに思えた日を数えてみたという。が、それはたった14日でしかなかったのだ。

 ブラジルの詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスは、幸せについて「空を舞う羽のごとし。軽く、しかしつかの間だけ舞い上がる」と述べた。

 ”幸せ”は人が考え出したものであって、実際の経験の中にはそれに相当するものがない抽象概念だ。脳内には好ましい感情も歓迎し難い感情もあるが、ずっと続く幸せには生物学的な基礎がない。

 だが意外にも、おそらくはそれは喜ぶべきものだろう。

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Image by ddzphoto from Pixabay

満足は潜在的な脅威に対する警戒心を低下させる

 人間は”幸せ”に満足するようにすらできていない。我々は、自然界にいる他の生物と同じく、生存し、生殖するようにできてる。

 満足した状態は自然によって抑制される。ずっとその状態でいては潜在的な脅威に対する警戒心を低下させてしまうからだ。

 進化が”幸せ”になる能力よりも、脳の前頭葉の発達を優先したという事実から、自然界が何を大事にしてきたのかわかるというものだ。

 そして脳の領域や回路はそれぞれ神経学的・知的機能と関連しているが、”幸せ”については単なる概念であって、神経学的な基礎がないというのが現実だ。

 実際、この分野の専門家は、そもそも進化の過程で生存や生殖で不利になりうるうつ病がなくならなかった理由について、勝ち目のない危険かつ絶望的な状況から手を引かせることで、逆境に適応させる役割があるからだと述べている。

 また気の滅入ることをくどくど考えるのも、困難な時期に問題を解決する機能としての役割があると考えられるという。

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Image by Mandy Fontana from Pixabay

不幸なのは自分のせいではない。幸福は自然の状態ではない。

 世界的に広がる現代の幸せ産業は、キリスト教的な道徳観に根ざしたところがある。

 それは私たちが経験している不幸は、自分自身の不道徳さ、利己主義、物質主義に原因があると説く。そこで欲望を拒絶し、自分から切り離すことで、高潔な心理バランス状態を保つことを勧める。

 しかしこうした考え方は、人生を常日頃からは楽しめない人をどうにかしようという試みでしかない。ならば私たちは、不幸せが私たちのせいではないのだということを知っておくといいだろう。

 不幸は自然の設計のせいにしてしまえば気も楽になる。

 道徳的に正しい生き方で幸せに到達しようと考える人たちは、向精神薬といった薬の力で手っ取り早く幸せを感じてしまおうというやり方をも否定する。

 アイルランドの文学者ジョージ・バーナード・ショーは「富を作り出すことなくそれを消費する権利がない以上に、幸せを作り出すことなくそれを消費する権利などない」と述べた。幸福とは獲得されるべきもので、そのことが自然の状態ではないことを証明している。

 オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』に登場する人物たちは、ソーマという薬の力で多少の副作用はあるものの完璧に幸せな生活を送ることができている。

 この小説が示唆するのは、自由な人間は必然的に厄介な感情で苦しむことになるということだ。感情的な苦痛と満足した平穏のどちらかを選べと言われたら、大勢が後者を選ぶのではないだろうか。

 だがソーマはこの世に存在しない。ゆえに現実の問題は、薬によって持続的な満足を得ることが違法であるということではなく、不可能だということだ。

 化学物質は心の状態を変えるが、幸せは特定の機能的脳パターンとは関係がないために、それによって作り出せないのだ。

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Image by Pete Linforth from Pixabay

幸せと不幸せの感情は同時に存在する

 感情はいろいろ混ざりあったもので構成される。不純で、ごちゃごちゃともつれ合い、ときに矛盾すらしている。

 面白いことに研究によれば、ポジティブな感情とネガティブな感情は、脳内で相対的に独立しており、同時に存在できるのだという。

 右脳ではネガティブな感情が優先的に処理され、左脳でポジティブな感情が処理されるらしい。

人は常に幸せに満足するようには作られていない

 繰り返すが、人は常に幸せに満足するようにはできてない。ただ、生存と生殖するようにできている。このことを覚えておくべきだ。

 これはとても難しいことでもある。そのために人間は苦しみもがきながら、満足や安全を求め、脅威と戦い、苦痛を避けるよう行動することになる。

 だが、喜びと苦痛が共存し、葛藤する感情の揺さぶりこそが、生きる為に必要なのである。事実、どのレベルの苦痛であっても、それが異常事態とか、病的なもののせいにしてしまうと、無力感や不満感しか芽生えないものだ。

 幸せなどないのだという前提は、身も蓋もないメッセージかもしれないが、それが自分個人のせいではないというのがせめてもの慰めだろう。

 あなたが時折不幸せを感じてしまうようなとき、それは直ちに治療しなければいけないような欠陥ではない。それどころか、そうした心の揺らぎこそが、あなたを人間たらしめているものだ。そう、人間だもの。

References:Humans aren’t designed to be happy – so stop trying/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 78件

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  1. 大好きな好物を食べててもすぐに飽きてしまうよな
    食、遊び、性欲、回数を重ねるごとに刺激は減っていく
    常に違うものを追い続けたい

    • +2
  2. マトリックスも当初「完全に幸福でありうる世界」を構築したところ人間に拒否されたからな
    そのあと色々試行錯誤した結果20世紀末の仮想世界を構築するに至った

    そもそも人間は「永遠の幸せ」を現実のものとは思えない機能が備わっているのかもしれない

    • +11
  3. 青い鳥食べちゃったら次の鳥を探すようになってるってコトっすね

    • +3
  4. 逆に人間は時折の幸せを積極的に手に入れる事のできる貴重ないきものなのかもね
    「心にヒマ(余裕)がある生物、なんとすばらしい」

    • +3
  5. 今ここの自分のが幸せであるか、不幸せであるかは、自分で決めていい。

    そして、その決めた内容がその後の人生を決定していく。

    そういうことだと思うでちよ。

    • +1
  6. 欲が無くなってくると、普通の平凡な生活がピースフルである。

    • +4
  7. そういやかなり昔にも、ジュリーというケンジいな賢者が、マズローが言うところの5段階欲求を満たした先には『6番目の憂鬱』がやって来ると喝破してた。

    ♪毎日ボク生きてなーい やーるーせーない ハッ!ハッ!ハッ!

    • +1
  8. そりゃ幸せや満足感しかないようじゃ成長も発展もできないだろうしな

    • +4
  9. 小さい頃からずっと母親に全否定され暴力振るわれ誰も助けてくれず、頭の中は今日は殴られないようにって願いだけで一杯なのが不幸でも何でもない平常運転、普通の人間ならあって当然の夢とか欲しいものなんて考えたことすらない自分
    小5の頃に母親の身長と腕力上回って暴力が止んでからずっと幸せ
    それ以来ずっと何一つ望まず、多分まともに育った人にはとても耐えられない余生みたいな人生送ってるけど、自分には望むべくも無いと思ってた幸福がずっと続いて自分の人生に最高に満足してる
    人間の幸福ってなんだろね

    • +12
    1. >>10
      自分も同じ様な生い立ちだ。
      すごくわかるよ。何もない日々ってこんなに幸せなのか‥と思うよね。食えれば充分幸せ。
      ただ自分は周りの人と関わる内にその人並みの幸せを掴んでみようと足を踏み出したその途端、不満や不幸を感じる様になった。
      それと幼少期からいる自分を全否定するもう一人の自分の声がまた煩くなった。多分、全てを諦めればこいつはまた静かになると思う。
      今は眠る時が一番幸せ。

      • +2
  10. 生きてる限り完全な満足は得られないんだからもうこの世に転生しないようにしようっていう解脱って考えはやっぱり偉大だね。

    • +12
    1. >>11
      完全なんてないもの
      完全、完璧を常に求める人ほど不幸

      • 評価
  11. 自分的にはこの記事の話は欲を満たす話で幸せとは違う話

    • 評価
  12. 昔星のカービィの漫画で
    「幸せは望むものじゃなくて あとから気づくもの」っていうセリフがあって、
    ガキの当時は全然意味が分からなかったけど最近になってその意味が分かるようになってきた

    • +2
  13. 幸福は本人の感じ方次第だから、
    不幸な人は永遠に幸せになれない。
    よい大学に入って良い会社に入っても、今度は出世や収入で満足できない。
    現状に満足している人は低収入でも幸福に感じてるという

    • -3
  14. 人性に苦痛を感じたから、一度、全部捨てて初めての土地に住んでみたら幸せだった。自分の狭い世界の中でもがくよりは、自分には一度手放す生き方が性に合っていた。あとは、便利な今の時代で、自分に、無い物ねだりはしないようにした。面白いのほか幸せです(⌒‐⌒) いっぱい葛藤したけどね。

    • +2
  15. 1つ言えるとすると
    幸せは結果ではなく過程の概念だということ。
    静的なものじゃなく動的なものだから捉えられない。

    不幸もしかり。てか不幸の方が分かりやすいな。
    不幸な境遇にいる人って大抵自分が不幸だと思ってないことが多いだろ?静的な実体じゃない証拠。
    結果ではなく過程。←ここテストにでるよ

    余談だが
    たぶん金とか経済も静的なものじゃないと思う。スレチだけど肝心なことだから書く。

    • -6
  16. 例えば、経済のエンジンが突然停止したとしたら、例え千万持ってても百億貯金してたとしても金の価値皆平等にゼロだろ?経済が回るから価値が出てくる。
    つまり金や経済というのも動的な価値しかなく、動的な価値の換算が所持金ってわけ。イメージは空気が循環するパイプの各所に圧力計を繋げる。その圧力(+容量)が所持金
    で本題は、大抵の人間が金の価値を静的なものと捉えてるから今の経済がヤバいって点。
    キーワードは「インフレーション経済」。資本主義に必ずインフレーション要素は必要か?という命題。

    ・事業に成功した企業は現在で充分なのにさらなる収益を求めて事業を拡大する
    ・広告業はクリック数を稼ぐために悪どくなる
    ・人口が減ると日本全体の経済が落ち込む
    →途中まではかなり捗るけど、ある程度成長してしまうと停滞してバブル化する。→インフレーションの限界点→インフレーションの破綻。
    本来、経済や資本主義は流転して圧力を高めれば充分で、過度な儲けは必要ない。自分達に必要な分だけの循環があればやっていけるはずで、インフレーション要素なんて必要ないはずなんだよ。
    全員がインフレーションを求めればどうなるかって当然のこと。
    先進国であればあるほど経済が悪化する──当然!
    今の景気低迷はそんなインフレーション経済、「動的な価値の金を静的な物として溜め込んだり掻き込んだりするせい」ってのが真相だと思ってる。

    • -5
    1. >>18
      役立つ情報
      〈所持金が増える方法〉(空気の循環するパイプの各所に圧力計を繋げる。その圧力+容量が所持金─から)
      ①圧力計の間口の広さ
      ②圧力計の深さ
      ③繋げた地点の前後のパイプの太さ
      ④循環の方向に口を向ける
      ⑤空気の循環(経済)を加速させて圧力を上げる
      →=圧力+容積=所持金
      経済の循環が今より速くなれば、個人の力(─①間口(手広さやコネクション)や②深さ(規模やクオリティ)を大きくできない、③繋げた地点前後のパイプの太さ(環境)が悪く、④循環の方向に口が向かない(社会に評価されない)─程度でも、経済の圧力が高いからそれなりに生活できる収入を得ることができる。
      〈経済格差〉
      経済格差の原因=経済循環の弱さ 仮説。
      上記のように経済の圧力が高くなれば個人レベル程度の仕事でもそれなりに稼げる。今の時代だと生活できない。イメージとしては電気のインフラ。圧力が低かったり発電電量が少なすぎると全体がダウンしてしまう。(周波数は考えない)
      経済の圧力が低いと、格差が生じなければ全体がダウンしてしまう→ダウンしかけている(経済の流れが悪い)状態で破綻しないようにむりやり回すから格差が生まれるのでは?という可能性。
      〈インフレーションと経済格差〉流量?流速・圧力? ─考察任せる

      • -1
  17. 取り敢えず、不幸なのと満ち足りてないは同義じゃないと思ってる
    ちっさい満足とちっさい不満を持ち続けるのが人生楽しいんじゃないかなと

    • +3
    1. >>19
      そうそう、70%の満足と30%の不満が一番穏やか
      不幸な人は100%の満足を求めるから絶対に満足なんて訪れる事はない

      • 評価
  18. だからオリジナルブッダは偉いなあと思うんだよね
    王子だから、29歳まで食べたいものは何でも食べ、ヤリたい女とは誰とでもやり、欲しいものは買い、でも幸せになれない…

    だから34歳までガチで死にかけるまで苦行したけどそれでも幸せになれない…

    答えは、〇〇が足りないからオレはまだ不幸せ、みたいな考えをやめること。

    …というのがオリジナルブッダの教えだから、まさに幸せ産業は2500年前の焼き直し。人類はいつになったらわかるのか。

    • +6
    1. ※23
      つまり「足るを知る」こういうことね。

      まあ、そういう境地にいくのって、確かに難しいよね。

      • +2
    2. >>23
      文字の上で伝えられてわかっていても
      生き方として自分のものにするのは別だもの

      • 評価
      1. ※33
        だからこそ「不立文字」という言葉があるわけだし。

        お釈迦さんだって言葉で考えて行き詰まって、スジャータちゃんからみるくがゆもらって、ホット一息ついたときに初めて「体感」を得ることができたわけだし。

        そういう意味では、※10の毒母の虐待を乗り越えて「今ここ」の満足を感じてる人が、一番釈迦に近いのかもね。

        • +1
    3. ※23
      理論理屈は書面で残せば後世が理解できるが、生き方や思想は文面に残しても後世がキチンと理解できるとは限らない

      • 評価
  19. 興味深い記事でした。
    確かに毎日がご馳走だとそれがご馳走ではなくなってくる。
    ご馳走を幸せに置き換えてもいい。
    人間は常に何かを求めていく存在なのかも。

    • +2
  20. そうね。マイケルも、大金持ちになって
    世界的なスーパースターだったけど、
    そんな彼でも、決して幸せだったとは言えない人生、最期だったし。
    プリンスも。ピートも。

    • +5
  21. そらそうだ
    幸せを感じるには常に満足できていては無理だ

    知的好奇心だったり
    人間関係だったり
    なんだって人生の壁とかハードルとか階段があってそれを解決することで初めて幸せなんだから

    • 評価
  22. 常に幸せです!というオーラ出してる人見るとどことなく不安になるのはそのせいもあるのかな

    • +7
  23. 幸せが飽和して人生に対する空虚感からアノミー的自殺に陥るし幸せがなくとも死に至る事もある。名だたる賢者、賢人も解決出来ないこの問題自分が死ぬ間際には良い人生だったと思うように日々生きたいものだね。

    • -1
  24. 正確にいえば幻想ではなく、幸せで居続けることができない。
    それが当たり前になってしまうと、次の刺激は不幸しかない。
    不幸になれば、また次の刺激は幸福感になる。脳の構造上、延々それを繰り返すしかない。
    記事のような、不幸なのが当たり前!という考え方は悲しいから、
    中長期的なストレスの次は必ず幸福感が得られてラッキー!くらいに思っといた方がいい。

    • 評価
  25. 大きな悩みが解決したと思ったら、また小さな事で悩むし
    それが解決したらまた別のくだらない事で悩むのループだわ。
    いつになったらずっと幸せで居られるのか思ったけど、そうなったら逆にどうしようもない人間になる様な気がする。当然だけど。

    • +1
  26. 幸せすぎて怖い
    という常套句は真理なんだろうね
    警戒すべき何かを見落としているような不安を感じる
    でもそれこそが実は正常な状態
    望ましい「幸せ」な状態を持続するためには常に不安と向き合ってリスクマネジメントをしないとその状態はすぐに壊れてしまうから

    • +3
  27. 幸せって、ポン酢醤油のある家ってボケを言い損ねた…

    プラモ積んでマンガ読んでときどき肉食ってれば幸せな自分はたぶん幸せの閾値が世間より低いんだろう。

    • +2
    1. ※36
      あなたは生き物として高性能で人間として頭がいい

      気の持ちようとか、足るを知るなんて気休めや古典的な幸福産業の題目なんか要らんから
      脳と内臓が悲観や危機感を産む物質や信号を出さない時間が一日に何回かあって
      安心感や高揚を知覚する信号が出る時間を定期的に持てるようになれば幸福だろう
      常に幸福である必要もないけど誰しも現状が健康ってわけじゃない
      幸福を程よく認識できる脳や体に育たなかった人に薬や電気信号で良いから
      精神の健康管理がわかり易くできるようになればいいのにな

      • -1
      1. ※55
        「脳と内臓が悲観や危機感を産む物質や信号を出さない」ようにするためにこそ、「足るを知る(意識的に満足感を得る)」必要があると思うんだけど。

        結局、様々なストレスの原因になるのはいろんな意味での「不足感」だから。

        その不足感が、「悲観や危機感を生む物質」を生み出して、脳神経系や内臓にダメージを与える。

        これに歯止めをかけるために、「意図的な満足感を得る」ことが大切なわけ。

        同時に、意図的な満足感を得るということは、自分の人生に対する「主導権」を握ることになり、自分が自分の人生の「主人公」になることにつながっていくわけだから。

        たぶん、こういうことを一番理解しているのは、※10の人だったり※50の人なんだと思うけど。

        • 評価
  28. この世は娑婆だって。
    もがいても無駄さ。

    • -1
  29. 一言で言えば「上を見ればきりがない」ってこと
    本心ではみんなわかってる

    • +2
  30. 実際、物質的満足だけなら、現代の日本人って
    冷暖房の効いた部屋でゴロゴロして
    聴きたい時に音楽を聴いて、観たい芝居(ドラマ・映画)観て、
    知りたいと思い立った事を寝転がったまま手元でググって、
    安全な上水道で、蛇口ひねったらお湯が出てお風呂に入れて、
    世界中のめぼしい有名料理はあらかた店や輸入品が揃っていて、
    肌触りの良い下着なんかでもいくらでも安価に買えて、
    こんな生活、昔なら王侯貴族でもおいそれと出来ないレベルだもんな。

    だからといって、「すごい! 一瞬でお湯が出る!」とか
    「夏でも家に居ながらにして氷が手に入る!」とか
    感動して幸せを噛みしめながら生活している訳じゃないもんな。

    • +6
    1. ※39
      現代人にとっては、それが「当たり前」だから。

      けれど、その当たり前も、ちょっとしたきっかけで、すぐに崩れる砂上の楼閣でしかないけどね。

      • +2
    2. >>39
      それをいつも思うことはできないけど、ふと意識できれば幸せでいられる
      当たり前もっと便利をばかり求める人ほど不幸

      • 評価
  31. 脳みそは生きてる限り思考のネタを探し続ける。
    あなたが見たもの聞いたもの触れたもの食べたものの中から。
    脳みそが何をネタにするかは あなた次第。

    • +1
  32. そういえば、「当たり前」の反対語が「ありがたい」という話を、以前聞いたことがある。

    もともと、ありがたいの語源は「有り難い」であり、本来ではありえないような奇跡的なことが起こっていることに対して、感謝の意をささげるという意味があるそうな。

    とりあえず、自分が今の暮らしができてることに対して、「ありがとう」とでも、言っておこうか。

    • +3
  33. カミさんいて、仕事あって、少し広い部屋に住めてる
    なんの不満も無い
    給料入ったら飯食べに行って、服買ってあげて、スロ打って負けて反省して、年取った飼い犬のマヌケ面見て笑って
    同じ日々の繰り返しでも十分に愛おしく思える

    • +1
  34. 生きるということは嬉しいこと半分、辛いこと半分なのですよ。人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人が幸せであろうとしたからなのです。苦痛を忘れる努力、幸せになろうとする努力、それだけが人を真に幸せにするのですよ

    • -6
  35. 生殖に失敗してるんだけど、ふふ、なかなかよな。

    • 評価
  36. 幸福感が継続しない人生を憂いて、色々な自己啓発本を読んだりもしたけど、不幸であることは自然な状態ということを科学的に示してくれたお陰で、本当に気が楽になった。
    この記事はもっと拡散されるべき。

    • 評価
  37. 恐怖や不安を司る扁桃体を潰せばいい
    憧れのサイコパスになれる

    • +1
  38. ロゴセラピーのフランクルも同じようなこと言ってるよね。

    人生に幸福を期待するな。幸福というのは行為の結果であって、訪れることもあれば、来ないこともある。そして来ないことの方がずっと多い。
    そんな幸福というものを人生の目的にすることも目標であってもならない。

    人生とは基本的に辛く厳しいモノで、人生の意味を我々は問うてはならず、むしろ人生のほうが「生」の意味を問いているのだ。
    そんな人生にどんな態度で向き合うかによって、人生の意味や価値は決まる。

    とか、そんなような趣旨だったような気がする。

    • +1
  39. 人は常に不幸である
    幸せを得た次の瞬間には不幸である
    故に人は不幸を忘れたがる
    しかし不幸を失ったとき、それこそが真の不幸である

    • 評価
  40. 翻訳ちょっとずれるけど、
    「彼が必要とするものを人に与えなさい、彼は日用品を欲しがるだろう。
    彼に安らぎを与えなさい。彼は贅沢を欲しがるようになるだろう。
    ・・・中略
    容姿、異性、狂気、そうして彼が欲しいものすべてを彼に渡しなさい。

    そのうち彼は、自分はだまされ、自分が本当に望むものは手に入らなかったと不平を言うだろう。」

    アーネスト・ヘミングウェイ

    • +2
  41. 幸福の価値観は他者との比較で生まれる
    毎日飢えている人がいるから毎日三食食えると幸せ
    五体満足じゃない人がいるから五体満足なだけで幸せ

    全員が家を持っていたら持ってない人は不幸
    他人より背が低くても学歴が低くても劣等感を感じ不幸になる
    それを解消するにはネットでありもしない設定でマウントを取るくらいしかない

    • -2
  42. ディズニーランドとか行くくらいなら近くで魚釣りでもしたほうが私は幸せ😆🍀

    • +3
    1. >>57
      こういう人いるとちょっと幸せになるわw

      • 評価
      1. ※69
        良いことだと思うぞ。
        ディズニーランドの楽しさって、受動的なモノじゃん?
        金を払って、「幸福」を買う。金でアトラクションやショー、接客を買って幸福感を得る。
        その瞬間は楽しいが、後々金で買っただけで一時的な快楽でしかない幻であったことことに気づき空しくなる。 金で「幸福」を買って受身な快楽を享受するという点では風俗と何ら変わりはない。そりゃそうだよね、どっちも金でサービスを提供する。サービス業なんだから。

        それに比べて釣りは金で道具は買うが、魚を釣るという「成功体験」は自体は金では買えない。
        そして、魚を釣るという成功体験を幸福とみるなら、この幸福って金では買えないモノ。
        その金では買えない 「体験価値」に幸福感をみる人間は、ディズニーランドでバカ騒ぎする連中よりよっぽど精神性の高い人物だと思うよ。

        • +4
  43. ・ポジティブ・ネガティブは、どちらかしかないと先日テレビでは見たので気になります。調べよう…
    ・私は幸福という言葉に対して、自分の中の感情と一致するものがありません。(まさに「足るを知らないだけだ」というのとは違って、概念がない)よって不幸という感覚もわかりかねます。そして人に言っても通じないから、どうやら通じそうでよかった。
    つまり、元々神経学的にないんですよってことで。

    ・幸福とは「満足で安心なことをさしていう」と言った人がいて言い換えているだけなのかな、と思いました。
    また、炊いた米も、食事も「ごはん」というくらい曖昧なものかな、と思ってましたが、もしかしたら表現の違いだけかもしれませんね。「満腹でにこにこ」してれば幸せと表現する人としない人くらいなものかも。
    そう思うと少し理解が進みそうな気がしてきました。

    • -2
  44. 何でもバランスが大事なんだと思う
    欲求が満たされない限り不幸だけど欲求がないのは幸福ではなく無だから
    少し幸せで少し不幸で幸せが少しだけ上回って少しずつ前進していくようなのが幸福
    幸せ過ぎると先に進むのが困難になるから相対的に不幸になる

    • 評価
  45. 過去を良い記憶として残す傾向があり、未来に希望を見出そうとする
    だから人間は大体の場合、今に最も不安を覚えるらしい

    • +1
  46. やっぱりね薄々知ってた
    その点やっぱブッダはリアリストだよな
    人生は苦しいものなのだから心を平静にしろって2500年前から言ってる

    • 評価
  47. 幸福感や満足感が、A10神経系とそこから分泌されるドーパミンの働きによるのなら、「意図的に満足感を得る」ということは、A10神経の働きを自分でコントロールするすべを、身に着けることと同義になる。

    意図的に満足感を得るということを、かみ砕いというと「いい気分でいること」こういうことになる。

    このいい気分でいることの、重要性は「エイブラハム」とかで検索すると、より分かると思うけど。

    まあ、そっちの方に行くと、途端に怪しくなるけどね。

    • -1
  48. こういう場でさ、自分の意見や考え、体験談を吐露するはいいしむしろ
    他人の考えを知れるし面白いから好きなんだけどさ。

    唐突に、大昔のどっかの誰かの偉人の名言だけをドヤ顔でドンッ!!!って書いてる人を見ると哀れに見える。

    名言に感銘するのは個人の勝手だが、押し付けたり、自分の格好付けのために利用するのは違うんじゃない?って思う。
    なんというか。ダサいわ。他人の言葉を丸パクリしなきゃ自分の意見すらいけない奴って。

    • -3
  49. アラブの王族とか凄いバカみたいな遊びに走ったりするしな
    不安や心配事が少ないスウェーデンとか自殺率やばかった事あるし

    ある程度の満足を手に入れ続けるのが良いのかもな

    • -1
  50. わかる~
    完全なる幸福になった時点で人類は発展が終わるんだ
    施設にはいってるうちの母は比較的頭がシャンとしてるときは
    あれこれ文句を言うのに
    ぼけてるときは「幸せよ」というんだよな
    幸せは滅びへの一里塚だ

    • 評価
  51. たしかにどんな欲しいものが身の周りにあふれていたとしても何も無いけど自分が子供の頃自転車で友人達と全力疾走してた時の方が面白いもんな

    • +1
  52. 愛猫の体に顔くっつけてもふもふしてる時は間違いなく幸せ。
    愛猫のうちの1匹を失ったことを考えてる時は幸せとは言えない。
    足ることを知れば幸せになれると言っても、愛猫失った喪失感はどうしようもない。

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  53. 無限に欲求する機能と苦痛を感知予知する機能が磨かれたのが意識なんだろうな
    満たされると退屈になって苦痛に戻る

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