この画像を大きなサイズで見る多くの妊婦はエコーで赤ちゃんを確認できる。しかし盲目の妊婦はその画像を見られない。
だが、近年の先端技術によってお腹の赤ちゃんを「見た」盲目の女性の動画が反響を呼んでいる。
10代の時に失明した30歳のタチアナさんは現在妊娠6ヶ月。初めて授かった赤ちゃんとふれあえる出産の日をずっと待ち遠しく思っている。
その日、エコー検査で説明を聞いては想像を巡らす彼女に、担当医がある品を渡した。それはなんと3Dプリンタで立体化された成長中の赤ちゃんの姿だった。
お腹の赤ちゃんを確認できない盲目の妊婦
この映像は海外のおむつメーカーが実話をもとに再現したもの。
30歳のタチアナ・グェルラさんは17歳の時に視力を失い、現在は主に触覚で身の回りを認識している。
この画像を大きなサイズで見る妊娠中期に入った彼女の赤ちゃんは男の子。タチアナさんはその姿を想像しながらお腹をなでて過ごしている。名前はMuriloにする予定だ。
この画像を大きなサイズで見る盲目の彼女はエコー検査を受けてもわが子の姿を確認できない。そのため彼女はお腹を蹴る小さな足などを頼りに出産を心待ちにしていた。
医師に赤ちゃんの姿を聞くタチアナさん
その日のタチアナさんはエコー検査でモニターに映る赤ちゃんの様子を医師に質問していた。
「赤ちゃんは目をつぶってますよ」と聞くと、「小さな鼻に小さな口ね…この子はどんな匂いかしら?ああ、待ち遠しいわ!」と嬉しそうに想像を巡らす。
この画像を大きなサイズで見るその一方でプリンタが作動。エコーのデータの印刷が始まる。
この画像を大きなサイズで見るすると医師が「もし赤ちゃんに触れたらわかりますか?」と質問。
「ええ、わかるわ。あごは細くて鼻は丸いかも…」と、笑顔で答える彼女。
この画像を大きなサイズで見る3Dプリンタで赤ちゃんの姿がわかった!
そんなタチアナさんに医師が「息子さんですよ」と小さな包みを手渡した。中には白いレリーフのようなものが。
これが私の赤ちゃん!?タチアナさんは大喜び。すぐに指でわが子の顔を確認する。その後「私はあなたの息子です」という点字にも触れ思わず涙。
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る先端技術と親切な医師のはからいでお腹の赤ちゃんを見ることができたタチアナさん。現代の3Dプリンタはいろいろな場所で役立っている。
この件に関する海外の反応は…
・目の代わりに触覚を使うなんてすごいね。
私も娘を出産した時にエコーの顔と比べたことがあるよ。子宮内の娘の姿にはギョッとしたけど実物とはだいぶ違った。この女性が産後にどう感じるか気になる。
・生まれてから4~5時間後はとんでもない見た目だから。息子の顔も赤く腫れあがってたりしてひどかった。初めて抱いたとき「この子大丈夫なの?」って聞いたぐらいよ。そしたらたまたま居合わせたどこかの男性がこっちをのぞき込んで「数時間もすればとても可愛くなるよ」って言ってくれたの。結局その人の言う通りだったわ。
・息子がすごく大きな新生児だった。特に頭囲がやたら大きかったけど、最初の健診のときにはほぼ標準並みに戻った。私は看護師だからそれを見越してたけど、夫はすごく動揺して「エイリアンみたいじゃないか!?」ってビビってた。妊娠32週目のエコーの顔もすごかったよ。
・その頃の赤ちゃんの皮膚はプラスチックよりも柔らかいんだと思う。
・3Dプリント技術は積層法で滑らかな仕上がりになる。
↑
・プリンタの質にもよる。安価なものは凹凸ができるからそれを手直しする。医療用プリンタならとても滑らかで透明のができるよ。勤務先の病院でも使い始めてるから産婦人科に導入されててもおかしくない。・3Dプリントってそんなに早くできるの?
↑
・前のエコーのデータを使ってるんじゃないかな。・彼女の笑顔に感動した。
・子どもはいないけど、仲の良い友だちみんながほぼ同時期に出産したことがあるからこういうの見ると感動する。こういう技術はもっと評価されていいと思う。
・盲目の人にとって触覚は視覚と同じ。この女性は赤ちゃんを「見る」方法を体験したから、しわや髪に触れてわが子の外見を正確に把握するだろう。普通の人とかなり違う方法でもちゃんと見ることができるんだよ。
実際にあった盲目の夫婦の物語
上の動画のエピソードは5年ほど前、第一子を授かった盲目の女性アナさんの実体験をもとにしている。彼女の夫もまた盲目だったため、夫婦はエコーでわが子の成長がわからない問題に頭を悩ませたという。
モデルになった盲目の夫婦
しかし医師の協力で2人は何度も3Dプリンタの赤ちゃんを確認できるようになり、アナさんは無事に男の子を出産したそうだ。
References:reddit youtubeなど /written by D/ edited by parumo
















ほんと素敵なこと考えつくなぁ!
さぞ母親も嬉しかったよね
俺もこういう柔軟な発想が出来る男になりてえなぁ
やるな!
発想がすごい。
これは喜ぶだろう。
これは目が見えても欲しいと思う
技術の進歩で人の心は味気なくなると述べる人がいる
それは一理あるが全てではない
ちょっとした発想の転換と粋な計らいで、人の心に笑顔の灯火を生み出せるから
テクノロジーのいい使い方の好例。
エラストマーを出力できる機種もあるから、赤さんほっぺに似た、ふわふわした素材で作ってもいいかもね。
※10
「赤さんほっぺ」って何?
目が見えてても欲しい。生まれる前はこんなに小さかったんだからーって両手に乗せて見せたい。
エコーは今やサービスに近いと聞いたことがある
もちろん元々はトラブルや病気障碍について把握して、いつ産むどう治療するとか備えるためにあるんだろうけど
性別なんてわかっても何も出来ないだろうし
でもお腹の子を具体的に認識して考えることが親心の芽生えに繋がるんだろうな。
「エコーのあの子が生まれる」と思うと頑張れるのかもしれない。
感動して泣いちゃったよ
※13
ワロタ
記事だけで泣いちゃいそう
誰もいない時に動画見よう
これは・・・どうなんだろう