メインコンテンツにスキップ

アメリカは中国の宇宙レーザーを回避するため、AIを搭載した高性能人工衛星を開発しようとしている

記事の本文にスキップ

28件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Image by PIRO4D on Pixabay
Advertisement

 米空軍関係者によると、アメリカは、中国が開発中の宇宙空間をも射程圏内に入れてしまう高性能レーザー兵器に対抗するために「撃ち落されない」AI(人工知能)を搭載した高性能人工衛星を開発しようとしているという。

 撃ち落とされないだけではない。もしレーザーで攻撃された場合に備えて、武装型衛星も視野にいれているという。 

防御だけでなく攻撃も視野に入れた人工知能搭載型衛星

 米軍関係者によると、この人工知能搭載型人工衛星は、地球を回る衛星に「戦うチャンスを与える」ためのものであるという。

 またDefense Oneによると、米空軍は更に対抗策として武装型衛星を作ることも視野に入れているという。

 空軍宇宙軍団の企業戦略推進部を統括するマイケル・ディッキー氏は、新しい衛星についてこう述べている。

私たちは自分が開発する衛星に自衛能力を持たせてあげたいのです。せめて戦うためのチャンスを与えるのです。これらの開発は着々と進んでいます

 同じく空軍宇宙団のミサイルシステムセンターを統括するコロネル・ラッセル・ティーハン氏も、「今、私たちが力を入れているプロジェクトの一つです」と情報の信憑性を証明してくれた。

この画像を大きなサイズで見る
photo by istock

宇宙間レーザー問題にどう対処するか?

 中国では、スペースデブリ除去という理由で、レーザーを利用したASAT(衛星攻撃兵器)プログラムを進めているが、攻撃としての利用も可能だ。

誰かがあなたを撃とうとしているのであれば、その弾道を避けたいと願う事は自然なことでしょう。機動力の高い衛星がこれからは主流になってくるだろうと思っています

とディッキー氏。

 だが、実際に衛星が動ける範囲には限界があるという。

 人工衛星というのは宇宙空間で漂い続ける為、大量のロケット燃料を積むことは基本的にはできない。

 そのため、いくらロケット噴射を行ったところで、およそスローモーションにしか見えない様なゆっくりとした回避運動になってしまうのだそうだ。

この画像を大きなサイズで見る
Image by Andrew-Art on Pixabay

 この問題の解決策としてティーハン氏は衛星を「予測し易い軌道」からずらす方法を提案しているという。

 対地同期軌道などがこれに当たるといい、衛星をより素早く動かす事で着弾を未然に防ぐのだそうだ。

 更に衛星に自己修理機能を搭載したり、防御用の腕を持たせたりすると言った可能性についても考えられているという。

References:US creating AI satellites capable of dodging Chinese SPACE LASERS / written by riki7119 / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. 宇宙空間でレーザー避けるとか無理じゃないの?遮るもの無いから軌道計算されてピッ!チュドーン
    燃料と同じで水も大量に持てないし

    • +6
    1. >>2
      光の速度では避ける事も無理な気がするが
      想像した物と異なる物なのかも知れない

      • 評価
  2. 素直に衛星への攻撃の禁止条約を結んでおけばよかったのに…

    • 評価
  3. 一方日本はデブリ除去に革命をもたらした
    …とかなるといいなぁ…

    • +2
  4. 宇宙空間でレーザーの有効範囲内に入ってしまったらどんな動きをしても発射する側は極わずかな軌道修正で攻撃できると思うのだが・・・
    避ける事よりも先に見つけて攻撃か有効範囲の回避しか手段は無いだろ。

    • +2
  5. 宇宙空間をも射程に
    と書いてるが大気圏外での使用じゃなければ砲台が加熱された大気に触れるから使い物にならん気がする

    どんな物を作ってるのだ?

    • 評価
  6. 30年以上前のレーガン大統領の戦略防衛構想SDIが全く進展していない件

    同じことを目先を変えて研究して成果ゼロ

    • 評価
    1. ※9
      あれって出来もしない計画発表して欺瞞作戦立ててソ連に争わせて
      疲弊させる事が目的だったんじゃないの?

      • -1
  7. そう、これがハッキング暴走で3次大戦が起こる

                       タイムトラベラーより

    • 評価
  8. 電磁パルス攻撃で軍事衛星を無力化するんじゃないの?

    • 評価
    1. >>11
      それをやったら米軍の衛星も使えなくなりそう

      • 評価
  9. 鏡を使って発射元に丁寧にお返しする方が可能性が高い気がするのだが

    • +2
  10. そのうち耐レーザー装甲とか出来るんやろなぁ

    • +1
    1. >>13
      ベンタブラックを混ぜた水を凍らせて
      盾にすればレーザーで沸騰した衝撃を受けても本体には熱と破片が届かないかもしれん

      • 評価
  11. いざって時には人がトラックボールとレバーで操作しそう

    • 評価
  12. 衛星本体部分は
    光を全反射する鏡面にすればいい。

    • 評価
  13. そんなにビビらせたいのなら
    もういっそのことデススターでも作ったら?
    ゴミ衛星ばっかり作って無意味。

    • -1
    1. ※16
      冗談で言ってるんだろうけどデススターの建造は米国が実際に検討したよ

      当然ボツになったけど

      • 評価
  14. デブリだらけになって衛星うかべられなくなって中国とアメリカの衛星は居なくなりましたとさ。そうやって一つ一つ軌道を汚染してくんでしょう?

    • 評価
  15. 中国がスターウォーズの引き金を引くのか。

    • 評価
  16. これは先に攻撃能力を搭載した衛星を打ち上げた方が絶対的に有利になるやつだな

    • 評価
  17. しもべの星・・・ルシファー・・・ うっ頭が・・・。

    • 評価
  18. 小型の核爆弾があるのだからそれ以上の武器は意味がない。

    • 評価
  19. フレーザー「私の速力は秒速30万キロです」
    つまり宇宙最速
       
    レーザー自体は宇宙最速だから気付いたらその時点で到達している。
    回避するとしたら、敵レーザー発射装置の挙動を常時把握して発射を予測して事前回避するしかないけど、敵はそれに合わせてレーザー射線を微調整すれば良いだけだから、まぁ避けるのは難しいだろう。

    • 評価
    1. >>27
      温度上昇に耐えきれなくなるまで熱線を照射し続けるような物かも知れない
      それなら照射されてから壊れる前に照射範囲から逃げれば冷却時間を作れる

      しかし真空で太陽光の直撃でも壊れない物を壊すつもりなら
      相当な熱だから大気圏内から照射してる側が危険な事に変わりはない
      どんな兵器なのだろう?

      • 評価
      1. >>28
        宇宙空間だろうと太陽光で壊れないから大丈夫ってのは分からない。電磁波で機器が壊れる事とは別だよね?もっと直接的というか物理ダメージ的な
        金属加工でもレーザーで刻印や切断出来るから真空だと大気に邪魔ず凄い力だと思う

        • 評価
  20. 初の実用人型ロボットは宇宙空間で生まれるのかもしれん

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。