メインコンテンツにスキップ

地球の磁場に異変。その原因は不明。

記事の本文にスキップ

45件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 地球の磁場に原因不明の異変の兆しが現れている。

 地球の磁極は毎年数キロほど”散歩”をするのだが、ここ数年の北極の動きはどんどん不可解なことになってきている。

 最新のレポートによると、どうしたわけか、北極の磁極がカナダからシベリアへと不規則にズレてきているようだという。

磁場の異変により地球の磁場マップの改定が迫られる

 研究に携わっているイギリス・英リーズ大学のフィル・リバモア氏は、「磁北極の位置は2つの大きな磁場の区画によって決められているようだ。1つはカナダの地下、もう1つはシベリアの地下にある。この競争にシベリア区画が勝利しつつある」と語る。

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)では、5年ごとに地球の磁場マップを世界磁気モデル(World Magnetic Model)で作成している。

 その最新版は2015年作成のもので、次回は2020年を予定していたのだが、最近の薄気味悪い挙動のおかげで、予定よりも早く地図を改定する必要に迫られた。

 その改定版は1月15日に公開されるはずだったが、最近のアメリカの政府閉鎖のせいで延期となり、早くても1月30日とされている。

この画像を大きなサイズで見る

2015年に作成された世界磁気モデルによる磁場マップ

image credit:World Magnetic Model

複雑で難解を極める磁場パターン

 地球の磁場は核内部で対流する溶鉄によって生じている。

 それは複雑怪奇な様相で、そのために磁場のパターンをモデル化することや予測することは極めて難しい。

 その複雑さに輪をかけるように、2016年には南米で突然の地磁気パルスが生じている。最近の不可解な変動はこれに起因するのではと推測されている。

 しかしカナダの地下にある磁場がかくも奇妙な態様で弱まっているように見える理由は、ほとんど分からない。

磁場の異変はナビゲーションシステムに影響

 磁場が狂うと我々の生活にも影響を与える。実は磁場はさまざまなナビゲーションに大きく関与している。

 ぱっと思い浮かぶのは磁場の作用によって針を動かす昔ながらのコンパスであるが、最先端のナビゲーションシステムも磁場を利用する。

 現時点での異常は、こうした機器を役立たずにするほどではないが、不測の事態に備えて監視を続ける必要はある。

この画像を大きなサイズで見る

地磁気逆転の前兆なのか?

 なにしろ、とんでもない磁場の変動が起きる可能性は否定できない。

 磁極が文字通り逆転してしまう地磁気逆転という現象は確かにある。

・地球の磁極の反転が迫っている? 大規模な停電・電波障害が懸念される(米専門家) : カラパイア

 それが最後に起きたのは78万1000年前のことだが、過去2000万年のスパンでは概ね30万年ごとに起きていると考えれらている。

 この研究レポートは『Nature』に掲載された。

References:Earth’s Magnetic Field Is Up To Some Seriously Weird Stuff And No One Knows Why/ written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 45件

コメントを書く

  1. ポールシフトの時は迫れり
    南極大陸に眠りしかの文明の如く、我らの生きし痕跡も厚き氷に閉ざされん

    そんな感じっすか

    • +6
  2. むかし、旅客機の航空路を北極回りにしようとした時、「コンパスを頼りに飛行すると、北極点に到達したとき意外な問題が発生した、それは、どっちに向かって飛んでも南に進んでいる状態になり、最悪、迷子になると言うものだった。」なんて言うフィンランド航空だかスカンジナビア航空だかのパイロットの話を思い出したよ、本文中にナビシステムの事が書いてあったけど、新しい技術が意外と原始的な法則に頼ってたりするんだね。

    • +9
  3. まだまだ人類にはわからないような、とんでもないことが地球に起きてあっという間に人類滅亡なんてことも絶対ないとは言えないな

    • +10
  4. 磁力がかなり弱まるか消滅し、数万年かけて逆転して復活するという解釈で合ってる?移動してるのはなんでや?となるけど。つまりよくわかってない。

    • 評価
    1. ※6
      磁力が弱まるってことは早くオーロラを見に行かないと!

      • +4
  5. 30万年周期で起きてるのなら
    生物に与える影響は軽微な物と
    考えて良いかもね
    皮膚癌が増えるとかは
    あるかもしれないけど

    問題は情報社会インフラ
    これが壊滅すれば
    人類は原始的生活に
    逆戻りするでしょうね
    復旧しようにも
    1年なんかじゃ済まされない
    下手したら20年くらい
    掛かるかもね

    • +1
  6. ポールシフトが起こると何が起こるのか体験してみたいな

    • +1
  7. うちう人「自分の母星の事も良くわかっていないのに“宇宙はビッグバンから始まった!”とか、宇宙を語っちゃう辺境民族がいるらしいぜ?www」
    うちう人「マジかよww面白そうだからどんな結末を迎えるか眺めてようぜwww」

    だったら面白いな

    • -5
    1. ※9
      多層構造をもつ惑星の地磁気の変動より、ビッグバンからしばらく後の宇宙の状態の方が記述しやすいというのは、どこの「うちう人」であっても同じことのはずだよ。

      • 評価
    2. >>9

      案外、大規模な事は分かり易いけど、

      • 評価
    3. >>9
      案外、ロングスパンで大規模な事は分かり易いけど、ショートスパンで規模が小さな事は分かり難いものだと思う。

      宇宙規模だと、惑星一つ、数十万年なんて、小さな事だし。

      • 評価
  8. ポール・シフトは現段階では仮想(空想)科学でしか言われておらず勿論、物証もありません。
    最近、支離滅裂な都市伝説等をイロイロと織り混ぜて得意顔で嘘をペラペラ喋り捲る輩がテレビに出て来ていますが全く信頼性が無いのが実情です。
    その輩が研究者の元に訪れたりして相手が喋るのをテロップではなく一方的な日本語で被せていて本当に相手が喋っている内容は不明!
    更には全然、研究の世界的権威でもナンでも無い人物が殆んどです。
    アメリカやヨーロッパでは陰謀論者が劇的に多く存在しており、今迄の人類史も全てが陰謀によって推移していると断言する妄想家ばかりです。

    実証も物証も無いのに騒いで煽る風潮こそが危険極まりないと思います。

    • -17
    1. ポールシフトって言葉は、「磁極の反転」と「自転軸の反転」の両方の意味を持つから混乱する。
      この記事の場合、ポールシフトは磁極の反転のことを指してる。こちらは過去頻繁に起きてる現象。

      ※10は多分、自転軸の反転だと思ってる。

      • +14
    2. >>10
      磁気の反転って昔から実際に起こっていて、記録も残っているのですが…。割と多く。
      ポールシフトはあれですが、ただの磁気の反転は結構ありますよ。自転軸の反転もまた別ですが。
      ちなみに南半球と北半球が逆になります(気候等)。実際に起こっていますよ(これは自転軸かな?)w パンゲア辺りかな?

      • 評価
  9. 地磁気が過去に逆転したのを証明したのは日本人の松山基範博士

    • +3
  10. プレートやマグマに影響を与えて地殻変動を誘発…なんてことは無いだろうね…?

    • 評価
  11. 過去にも何度も起きてる辺り偶に遣る必要の有る事かも知れんよね
    著しく崩れたバランスを取り戻そうとか、体表の健康を保つ為にストレッチしてるだけとかだったりして

    • +4
  12. ここ数年天気もおかしいし大災害の頻度も高いのは何かしら関係あるんだろうか

    • 評価
  13. 溶岩に含まれる鉱物の磁性の向きを調べた結果、磁極の反転はごく短期間で終わり動植物への影響は少ないであろうということ(少なくとも地磁気の反転が原因で大量絶滅が起こるようなことはないらしい)。ただ、電子機器への影響は不明で何が起こるかはわからないというのが現在の結論らしい。

    そういや、エドガー・ケイシーの予言にも21世紀の最初までに
    ポールシフトが起こるなんてのがあったね

    • +4
  14. う~ん、そもそも磁極の位置が正確に観測できるようになってからそれほど経っていないわけだし、数十年程度の観測でそれを異変と呼ぶべきか誤差のうちと考えるべきかわかるものなのかね???地球の数千年、数万年単位の流れの中でこの磁極移動が騒ぎ立てるほど特異なものであるのか人類に判断できるんだろうか???

    • 評価
    1. ※16
      判断しきれないのが問題だと思うよ。
      電磁気力に頼りきりな人間社会への影響が、危機的な可能性!
      体験できてないわけだしね。
      しかもそれが、”目前に”控えているわけだから。
      人類が滅んでいるだろう後の事ならどうでも良いだろうけどね~。

      • -1
  15. 地球「ときどき寝返りしないと床ずれしちゃうので」

    • +10
  16. 未来について何も知らない方が幸せで楽しかったりするのかもね(知性が生まれる前に多少の未来が予知できる第6感があったとしても鈍い人方がストレスが少ないし楽)。
    わざわざ不安要素を持って来ても知性だけでは根本的な問題を解決できない(予想のみ可能)としたら、人間の知性は(知性から生まれた)資本主義に捧げられ金儲けに使われるしかないのかと。

    • -4
  17. 地磁気逆転とポールシフトは別です
    地磁気逆転は岩盤等の磁化で観測されていて原因は完全に解明はされてません
    ポールシフトはいわゆるオカルト業界の人が言っているだけで科学の世界からは相手にされてません

    • +5
  18. ポールシフトと地磁気逆転は全くの別物だぞ。
    太陽は数年ごとに地磁気が逆転している。

    • +5
  19. プーティンやロブスターよりボルシチやピロシキの方がお好みの様だハラショー🇷🇺

    • 評価
  20. 反転とかではなくて、複雑な動きをしているのなら、
    シフトならぬ「ポールダンス」でいいんじゃないか。

    • +4
  21. 地球全体の噴火の活発化と関係あるのかね。

    • 評価
  22. 磁場の観測精度が上がっただけでずっと以前からの同様の変動が有ってそれが普通って落ちは無しだぜ。

    • 評価
  23. 磁場的なポールシフトはわりとしょっちゅうあるみたいね

    • 評価
  24. 磁場の一時的喪失→バンアレン帯弱体→オーロラ多発、日照時間減少→寒冷化

    • 評価
  25. 世界が滅びるならなんだっていいわ。こんな世の中に価値なんてない

    • +1
    1. ※37
      ほんとそれ
      まあ滅びるよりは進化したいんだけどね。

      • 評価
  26. いつぞやのアフリカ沖での謎の地震といい、最近の地球は(人類的には)不吉な兆しが多いな。

    • 評価
  27. 宇宙線ガー
    太陽風ガー
    地下に逃げないとマズい。

    前回地下に逃げて文明築いた地底人と戦争になってまう。

    • 評価
  28. 磁極自体は有史来でもけっこう動いてるのがわかってる。
    人類はけっこう昔からコンパス使ってるからね。

    100年くらい前だと今より2000kmくらい南のカナダ北部に北磁極があった。
    北極点に再接近したのはけっこう最近の話で、今はヨーロッパ方向に動いてる。

    • 評価
  29. 海底プレートは少しずず動き、跳ね上がるプレートもあれば沈み込むプレートもあります
    沈み込んだプレートの先端がやがて耐え切れずに地核へ向かってポロっと剥がれ落ちます
    そうするとマントルの対流に影響が出る。金属を大量に含むマントルが磁場をつくっているので
    即ち
    プレートが対流をかき乱すたびにマントルによる磁場が荒れるわけです

    大昔はプレートの分割がまだ粗くて、巨大地震も多く巨大な破片が地核が落ちていく事が頻繁でそのため磁気の反転も多かった。今はプレートのせめぎあいが落ち着いてきて地震も少なく磁気の反転も少ない。

    ・・・と、予想・・・

    • 評価
  30. 地磁気が消滅すると宇宙線が入って来る。
    人間が宇宙線にさらされると進化出来ると聞いたので楽しみにしてる。
    遺伝子がアクチベーションされるとか何とか。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

自然・廃墟・宇宙

自然・廃墟・宇宙についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。