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捨て犬を発見したブラジルの貧しい少年。せめてご飯を食べさせてあげたい。そこでとった行動が拡散されやさしさが連鎖

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(著) (編集)

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 昔は日本でも、猫のみならず犬までも道端に捨てられていた時代があった。

 子供時代にそうした猫や犬を見つけ、家に連れ帰ったはいいものの、親に「飼えません!元に戻してきなさい」と言われた昭和の子もいただろう。

 せめてお腹いっぱい食べさせてやりたいと、なけなしのお小遣いで餌を飼ったり、ご飯をわざと残して届けに行ったりと、昭和の子供たちの思い出ストーリーはそうやって綴られていったものだ。

 ところ変わって現代のブラジルでの話となる。

 10歳のジョアン・ガブリエルくんは、学校から帰る途中でお腹を空かせた子犬を見つけた。だが、家は貧しくペットを飼う余裕はなかった。

 しかし、ジョアンくんはどうすればいいかを知っていた。子犬を抱き上げて自分の鞄に入れると、とある薬局に連れて行ったのだ。

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なぜ薬局へ?

 これは薬局の防犯カメラの映像だ。ジョアンくんが子犬を連れてくる様子が映っている。

 この薬局の前には、野良犬のためのエサと水が常に用意されていたのである。毎日ここを通りかかるジョアンくんはそのことを知っていて、子犬をここへ連れてきたのだ。

 「何とかしなきゃと思ったんだ、子犬はひとりぼっちで、とってもかわいくて、そして、お腹を空かせてるようだったから」とジョアンくん。

 「だから連れてきたんだ」

 ジョアンくんはバックパックから犬を取り出すと、すぐに餌場に置いた。犬はとてもお腹がすいていたのだろう。餌をバクバクと食べ始めた。

 ジョアンくんは、直ぐに立ち去らず、犬が食べる様子を見守る。水も飲んだ方がいいからと、犬を水の方に移動させたりもする。

 そして子犬がしっかりとエサを食べているのを見届けたジョアンくんは、子犬にバイバイと手を振り、去っていった。

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image credit: Facebook

やさしさの連鎖が始まった

 さて、ジョアンくんは防犯カメラに気がつかなかったようだが、薬局で働く人々は少年と子犬にすぐに気がついた。

 そこで、動物保護活動をしているジョシエル・ペドロ・バルボサさんに連絡をとったのだ。店の前のエサの世話をしているのもバルボサさんである。

 バルボサさんは、子犬を飼ってくれる家を見つけようと、防犯カメラの映像と子犬の写真をフェイスブックに投稿した。

 ジョアンくんの犬を思いやる仕草に感動する人が続出し、この投稿はあっという間にオンラインで広まったのである。

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 そして子犬は無事に新しい家族に引き取られていった。

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 こちらの動画は、引き取られる前に洗ってもらった直後の様子だ。

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僕のことを引き取ってくれようとした大勢の人、ありがとう。施設には僕以外にも、まだ家族を必要としている犬がいっぱいいるから、犬の家族が欲しい人はジョシエルおじちゃんに電話してね

ジョアンくんにもうれしいことが!

 こうして子犬はやさしい家族に引き取られ幸せになった。

 だが話はこれだけでは終わらない。

 ジョアンくんの行動に感謝して、薬局が新しいスニーカーをプレゼントしたのだ。

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 ジョアンくん自身は、子犬が無事に引き取られたことがわかって嬉しいそうだ。

 そしてバルボサさんは、地元メディアのインタビューに答え、ジョアンくんのように小さな少年がが動物を守る活動に参加してくれたことを知って心強い、と話している。

 「自分ひとりじゃないってことを知るのはいいものです。世界がよりよくなるという希望が持てますね」

References: Facebook など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 62件

コメントを書く

  1. 優しさとは報われないのが当たり前って言われることもあるけど、こうやってたまに皆が報われることもあるからほっこりする

    • +84
  2. 平和賞とかってのはこういう人たち全員に透明ですでに与えられているのですね

    • +67
  3. ちょ、
    月曜の昼間っから泣かせないでよねっ…!

    • +29
  4. 本物のやさしさに報酬を
    素晴らしい世界だ
    ブラジルは悪いニュースばかり聞くけどこういうところは大事に育んでほしいね

    • +75
  5. 防犯カメラの記録をFacebookに投稿しちゃうのは全然いい話じゃないと思うんですよ

    • -69
    1. ※7
      言わんとすることはわかるが言う必要ある?
      ブラジルの話で日本人の常識に当てはめてはいけないし
      動画があった方が話題になりやすいじゃろ

      • +27
  6. 登場人物全て好き
    月曜日の昼間からまとめ閲覧してる自分が嫌い

    • +10
  7. はい。昭和の子供です。
    近所の軒下で出産した母犬が保健所に捕獲されてしまい、残った子犬達を家に連れて行ったものの借家・転勤族で当然却下。
    5匹の子犬を友達数人で抱っこして、庭付きの家限定でチャイムを押しまくり事情を話してまわりました。
    断られ続けてもめげずに夕方には全員おうちが決まった思い出。
    大人の事情を知った今では、あちこち迷惑掛けちゃったんだろうなとちょっと反省。

    • +120
    1. ※9
      泣けるなあ
      ワンコのママンはどんなにか心残りだったろう。
      辛い思いをして死んでいったんだろう。
      ノラでいきるわんこもにゃんこもみんな幸せになりますように。
      (*-ω-)
         人

      • +55
  8. 野良犬用の餌場を用意している薬局すげぇ

    • +106
  9. 仕事中に見るもんじゃねえなあ・・・
    「何で涙目なんですか?」って訝しがられたわ

    • +18
  10. わんこおなかぱんぱんw

    新しい飼い主さんも良い人オーラすごい!

    • +41
  11. 引き取られる前の、洗ってもらったあとの映像のゴリゴリするやつ。
    あれ、うちの犬も必ずやるんだけど、濡れてるのが嫌なのかなって丁寧にタオルドライとドライヤーやってみたり、耳をガーゼで拭いてみたりしても絶対やる……そしてたまに目に傷ついて病院行きになる。
    どうしたら良いんだろうと悩みながら15年経ってしまった。
    この子も、捨てられてたならきっとお風呂まだ慣れてないんだろうけど、お目々大切にあまりゴリゴリし過ぎないでね。

    • +7
  12. 本邦は狭すぎる割に人が多すぎて色々問題があるが
    本来なら人口の割に広大な土地で
    余った食料を犬猫に分け与える代わり
    ネズミや野生動物追っ払ってもらって
    共存していくような形が取れればいいんだよね

    ブラジルはこの一点においてだけは
    日本より理想に近いのかもしれない

    • +11
  13. こっちまで幸せを分けてもらった。ありがとう

    • +18
  14. 一昔前の日本みたい。
    色々寛容で、雑ながらも助け合いながら生きてた。

    理想は、野良犬や野良猫もいない、保健所も空っぽ、本気で飼いたい人の元にだけペットがいる、そんな世界なのかもしれないけど。
    反面、さり気ない気遣いを学ぶには、こういう誰のものでもない生き物の存在が必要なのかもしれない。

    • +28
  15. これはいいニュースだ
    こういうニュースの拡散はいいね

    • +19
  16. 修羅の国に残ったひとかけらの思いやり
    あらゆる災厄が飛び出した後のパンドラの箱の底を覗いた気分になった

    • +6
  17. 街中の薬局で野良動物用に餌用意しておいても批判されないの凄いな

    • +31
  18. 洗ってもらったあとお布団の上ですりすりしてるのは、柔らかい感触が楽しいのかと思ったんだけど違うのかなあ?

    • +5
  19. 日本(農村)では、現在でも子犬・子猫が当たり前に捨てられています。犬猫とも普段から放置に近い状況で妊娠出産したら産まれた仔は捨てれば良いと言う考えの高齢者世代が多いのです。

    • +7
    1. ※42
      農村に限らないがな
      都市部は元々住宅環境のせいで猫はともかく
      犬を飼ってる家少ないし繁殖させることも少ないから
      目立たないけど猫とか捨てる人は普通にいる
      捨てるのも高齢者に限らないし
      高齢者は猫は半野生のものと思ってそうだけど

      • +5
  20. >施設には僕以外にも、まだ家族を必要としている犬がいっぱいいるから、犬の家族が欲しい人はジョシエルおじちゃんに電話してね

    これが良い

    • +14
  21. 昭和の時代素晴らしいってコメントは同意しかねる。外国からもちまれた犬によって、日本の犬やニホンオオカミの間で瞬く間に狂犬病を含む病気が蔓延して、ニホンオオカミは絶滅した。野良犬がそこら中にいる時代なんて大変危険。この薬局の人たちは野良犬を保護し、公衆衛生にも貢献しており大変素晴らしい。

    • +13
  22. わんこに小さく手を振るジョアンくんかわいいすぎる

    • +19
  23. 日本も捨て犬猫に優しい場所があって欲しいよ
    じーさんの墓は猫捨てスポットになっているんだが、たくさんの痩せた猫と動物の遺棄は犯罪ですの看板、無責任に餌を与えないでくださいのポスターがセットだ。

    飢えた動物にご飯を与えるくらいじゃ非難されない、正しく優しい世界だったらいいのになと思う
    棄てたヤツがちゃんと非難されるような

    あー、うちは犬も猫も拾った子だから涙腺もろもろ崩れる。歳だ

    • +12
  24. 本筋とは関係ない話だが、日本の小学生もジョアンくんみたいにランドセルじゃなくてカートひいて通学してもいい事にしたらいいよね。(最近は重くて大変らしい)

    • +13
  25. 4歳の息子を持つ身としては
    こんな優しい人間に育ってほしいと願っている
    …でも親が私だからダメかな…

    • +5
    1. >>48
      ダメな人はそんなこと言わない。自信もってね。

      • -1
  26. なんかこういう世の中のポジティブな面を見せられると
    この世を生きていくのも悪くはないと思えるようになる
    汚いものばかりじゃないんだと
    最初の動画見て心洗われた

    • +9
  27. 1日の終わりに愛をもらったよ!おやすみー

    • +9
  28. よいお話だとは思うが、野犬に餌を与える行為が是が非かって点が気になってしまった。

    • -9
    1. >>53
      なんでも日本の尺度ではかるのやめたら?

      • 評価
  29. おいおいブラジルのクセにずいぶん優しい事してんな。
    ブラジルのイメージ悪くさせてるのはカルテルって事か。

    • 評価
  30. お腹を空かせた犬や猫が居ても、平気で蹴飛ばす人間が存在することが悲しい

    • +8
  31. 良い事をすれば自分に還ってくる
    こういう社会が一番の理想だよね
    善意で繋がる人の和 広がるといいな

    • +6
  32. この話をハリウッドで映画化してほしいな…

    • 評価
  33. 子供(小1)の時子猫を拾い材木置き場に内緒でミルク
    餌を持って行き世話していたら母に連れておいでと
    言われ家族にしたことがあるその頃は家も貧しかった
    のに、今考えると母には迷惑をかけたと思う猫ばかり
    じゃなかったから、でも母のおかげで大切なものを
    学ばせて貰ったのも事実、65年前の話。

    • +8
  34. こんな薬局が沢山有れば、良いですね!
    涙がでました。

    • +2
  35. 30年くらい前は日本も普通に野犬が外をふらついてたな
    残した給食のパンをあげた思い出

    • +2
  36. 今なら餌付け、集り、甘えと叩かれる光景
    防犯カメラは同じでも日本だと処分されて終わり

    • +1

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