メインコンテンツにスキップ

性器を侵食する性感染症「ドノヴァン症」がイギリスで初確認

記事の本文にスキップ

68件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 英国で、性器に肉芽腫性の腫瘍が生じる性感染症であるドノヴァン症(鼠径部肉芽腫)が初めて確認された。

 また、しばらく発症事例がなかった熱帯諸国でも再び見られるようになっているという。

 ドノヴァン症は一般に熱帯諸国に見られるもので、英国で確認されたのは史上初めてのことだ。

 この感染症にかかると、性器にあっという間に成長して広まる潰瘍が生じる。そのまま放置すれば、文字通り性器を喰い始める。

イギリスで3件の感染例

オンライン薬局「chemist-4-u.com」による情報公開法への申請によれば、これまでドノヴァン症と診断された事例が3件ある。過去12ヶ月でボルトンで2度、サウスポートでは15~25歳の女性が1度診断された。

この画像を大きなサイズで見る

ドノヴァン症の症状や感染経路

 一般に症状は性器周辺で生じるが、鼻・口・胸にも現れることがある。特徴的な症状には4種類がある。

・肉芽腫性潰瘍――肉質で、触れると出血する赤い潰瘍

・いぼ状・異常肥大性潰瘍――盛り上がり不規則な縁をした乾いた潰瘍

・壊死性感染――深く、悪臭を放ち、組織に深刻なダメージを与える

・硬化性・瘢痕性感染――傷のような組織のある乾いた病班

 感染者との性行為で感染し、男性は女性より2倍感染しやすい。ただし、これ以外にも感染経路はある。

 原因はklebsiella granulomatisという細菌である。

この画像を大きなサイズで見る
ドノヴァン症を引き起こす病原体 Klebsiella granulomatis / image credit:SOA-AIDS Amsterdam

 感染者の血液に接触するだけで感染し、病原菌と接触して1~12週ほどで発症する。性器・肛門周辺の皮膚に感染し、その部位の肉が破壊されることから潰瘍が生じる。

 治療をしないと、潰瘍は大きくなり、他の細菌が繁殖するために悪臭を放つ。

 男女の半数が肛門付近に小さく、赤いしこりが生じ、ヒリヒリとした痛みを感じる。やがてしこりは侵食され、病気が広まるにつれて感染部位の周囲を破壊し始める。

 性器の恒久的な損傷、傷、皮膚の色の喪失、傷による不可逆的な性器の膨張といった、合併症が生じる恐れもある。

早期発見、治療が大事

この画像を大きなサイズで見る

 ドノヴァン症それ自体は抗生物質で治療できるが、時間との勝負である。放置してしまうと、性器周辺の肉が文字通り腐り落ちる。

 英国のような国では珍しい病気であるため、診察を受けたとしても見過ごされる恐れもある。

 一般には、南東インド、ギアナ、ニューギーニアなどの熱帯・亜熱帯地域で見られる病気であり、英国の性病リストに載ることなどなかった。

 しかし最近ではしばらく患者がいなかったオーストラリアや南アフリカでも患者が発見されているという報告がある。

References: lep / boingboing / genome

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 68件

コメントを書く

  1. 感染経路が存在しない自分は安心してよさそうだな、よかったよかった

    • +77
    1. ※1
      いようオレw
      …言うてもその感染する「部位」を使うあても機会もないわけだが Orz

      • 評価
  2. 白人は自分達がどんだけ性病や風土病を世界に蔓延させたか自戒すべき
    イギリスが紳士の国とかちゃんちゃらおかしい

    • +30
    1. ※3
      日本も40年ぐらい前は、東南アジアへの買春ツアーとか普通にやってたスケベ大国なんであんまりよそのこと言えない。

      • +68
      1. ※23
        現在進行形で日本人は東南アジアで買春しまくってるね
        12500人を買った校長やバスケ日本代表

        • +9
        1. ※45
          そんな極々一部を取り上げて日本人全体みたいに言うのはどうかと

          • -7
        2. ※45
          流石に校長を例に出すのは無理でしょう
          自己申告でもなんでもなく、正式に確認された記録で人類史上最多の経験人数な上、記録に残っていない(合意がなければカメラを回さなかった)人数も合わせれば更に多いとすら言われている人を日本人の例にされたら、日本人男性は他人種の万倍の精力を誇る超人集団になってしまいます

          ちなみに校長はチップの他に性病の診断費用や治療費用も払っていた模様

          • +2
      2. ※23
        だからってよその国を非難してはいけないって話になると社会全体の自浄作用も働かなるだろ
        日本も悪かった理論を振りかざしたい気持ちも分かるけど共感は出来ない

        • -3
  3. ドノヴァンなんてイギリスに山ほどいる名前だろうに
    なんでそんな名前つけたんだ?
    発見者の名前か?

    • +1
    1. ※6
      腐り落ちるとあるからその段階の前に黄色くなるのかも?(Mellow Yellow)

      • +2
  4. 世の中人の数だけけったいな病気出てくるな
    人や生物に移らずひっそり生きてりゃいいのに

    • +13
  5. コレ治療のタイミングによっては
    不可逆的な膨張とやらがいい感じ作用したりするの?
    まあエグい形になるだけだろうけども

    • -9
    1. ※11
      なったところで使えないと思うよ・・・

      • +5
  6. 欧州も猛暑だったそうだから熱帯の病気が流行ったりするのかもね
    日本も他人事ではないのかも

    • +35
  7. タイトル見て、感染経路が食肉なのかと思った。
    今仕事で暑い国にいるからびびったじゃねーかw

    • +20
  8. もげろ、って言葉が具現化しちゃったんだね

    • +38
  9. 日 本 で も、
    夜のお店でお口でサービスをしてもらった男性が、劇症型溶血性レンサ球菌をうつされて
    息子スティックとその周辺を失くしてしまう症例がありまして…
    (奈良県立医科大学の論文がネットで読めるよ!!)

    男性諸氏よ、他人事ではありませんよ

    • +82
  10. これ記事きちんと読んでりゃ判ることだが、感染者の血液に触れるだけでも感染するから。
    感染経路とか清廉潔白とか何の関係も無いんだけど。

    • +51
  11. 病気を持っている外人は、日本に来るなよ!

    • -21
    1. ※26
      外人が来なくても、わざわざ外国行って買春して貰ってくるアホ邦人がいる限りどうしようもないわ
      自国の姉ちゃんで満足してりゃいいものを…
      (それでも危ないけど)

      • +19
      1. ※41
        自国のねーちゃんはだいたい自国のねーちゃんじゃないから・・・

        • +9
  12. スーパー銭湯とか控えた方が良いよね…
    いや逆に汚過ぎて免疫出来たりする?

    • -6
  13. フリーおせっせなんてするもんじゃねーな

    • +11
  14. 昨今外国からの観光客が増えてますが、夜の街も外国人客が激増してて、おねーちゃんたちに性病が増えてるらしいから、この病気の日本上陸もありえますよ。そっち方面が好きな殿方は注意してくださいね

    • +19
  15. 粘膜系のコミュニケーションは命がけですな。この暑さじゃ日本も危ないんじゃないか

    • +11
  16. ようわからんが血液からって事は、エイズみたいに感染者が怪我したら、その傷の手当してうっかり感染とかあるの?
    どこから感染しても性器に症状が現れるって事か。

    • +5
  17. 自分勃たたなくなって性別男’になった気がしてるが、兵器一式が撤去されたら男’とも主張できないからさすがに嫌だ。

    • +1
    1. ※38
      ある意味、天然の腐刑だな。宦官になるか!

      • +7
  18. 熱帯の病気ということは、地球温暖化が進んで、赤道より離れた地域にも、その問題の細菌が、生息域を広げているということ。他の熱帯域の病気も、今後、増えていく恐れがあるのかもしれない。怖い話ですね。

    • +14
  19. これは感染者が怪我してて、プールや温泉とかに血が溶けたときは他の人にうつるのかな?

    • +8
  20. 第二次大戦中、南方の兵隊さんを襲った「ローソク病」ってこれか?

    • +3
  21. 日本だと発症例今のところ少ないだけか無いのかわからないけど、症状を見てすぐに気付いてくれる医者が一定数いないと怖いことになるね
    はっきりわからないまま検査検査で日が経つうちに症状進んだらもう…
    リンク先(ドノヴァン症:tps://www.genome.jp/dbget-bin/www_bget?ds_ja:H01415)に『伝染力の弱い病気』だとはあるけど『自然治癒により回復することはまれである』とも書かれてて、ほんと色々と怖すぎる

    復唱します、『自然治癒により回復することはまれである』だそうで…

    • +14
  22. 一部誤解があるようなので補足。

    ・この病気の感染力は基本的に低いので、性的接触以外による感染は稀です。(傷のある手で患部や患者血液に触れた場合に感染することはあり得ますが、患者と同じプールを利用した程度で感染する可能性は低いです)
    ・基本的には接触した部位に発症するため、口腔に感染すれば口腔に発症しますし、血液感染すれば内臓に症状が出ます。
    ・性器を腐食するのは、多くの場合はドノヴァン病の原因菌ではなく、潰瘍部位に二次感染した他の細菌です。ドノヴァン病自体は進行が遅く、それほど致命的ではない病気です。(性生活においては致命的かもしれませんが)

    きちんと治療さえすれば怖い病気ではありませんが、なにかおかしいと思ったら恥ずかしがらずに受診してくださいね。
    ドノヴァン病はともかく、日本でも梅毒感染は増えてますし、梅毒は放置すれば命に関わる病気です。

    • +26
    1. >>48
      極々一部ってアンタ……昔からめちゃくちゃ多いでんがな

      • +8
  23. 夜職の人達が病院行ってても客の男が行かないから一向に減らないんだよな…

    • +19
  24. 性はどんどん博打っぽくなっていくね
    視覚から移るウィルスがなくてよかったと思うけど、こう言うのを見ると不安に感染するよ

    • +5
    1. ※51
      逆にここで生殖によって耐性個体が産まれないとマジヤバイんです。

      • 評価
      1. >>63
        他国のネットで自浄能力とか言ってる前に、自国人として認識できる自国の社会の問題への自浄能力を下げるような言論ばかり好まれる昨今のネットには危機感を感じるぞ

        • 評価
  25. バベルの搭にダメージを喰らう毒キノコといいこれといい何故そんなピンポイントなんだ?!
    もはや悪意さえ感じるレベルだな

    • +1
  26. これだよ、温暖化の恐ろしいところは。
    日本でもこんだけ酷暑が続くと熱帯性の感染症が進出してきてもおかしくはないぞ!

    • +4
  27. 日本も梅毒患者が増加しているってさ。
    梅毒もモゲルよね。
    風俗行く人は奥さんに移さないようにな。
    それにしても怖すぎる。

    • +8
  28. 性病はもちろん癌の原因ウイルスに感染したり、性交渉って凄いリスクあるよね。こういうの聞くたびに性欲が減退して今じゃ全くしたいと思わなくなった。分かってくれる人いるかな。

    • +8
  29. いやいや皆さん、今は「梅毒」の方が要注意です。日本での感染例も激増しているし、特効薬がないので一生付き合う羽目になる超厄介な病気です。妊娠中の胎児にも感染するし、本当に気をつけてほしいです。

    • +13
  30. ちんに異変を見つけたら即病院へ行こう。

    • +1
  31. お?俺のちん〇が…ない!
    お、お、俺のちん〇がああああああああ!

    • +1
  32. 凶悪な性犯罪者こそ、この病気にかかり
    苦しむべき。

    • +5
    1. ※68
      自暴自棄になった性犯罪が感染を拡大させる
      過去にそんな事件があったような

      • 評価
  33. 昔は第四性病って言われてた鼠径リンパ肉芽腫のことなのかな?

    • 評価
  34. これは危険だ!
    ヒートアイランドもあるから、そこへ行かなくても病原菌が居そうで怖い!

    • +2
  35. 風俗は性病の温床になりやすいし、それが拡散されて一般に感染者が増える事は、本来もっと懸念されるべき事
    風俗業は現状よりも厳しく規制されるべきだと思う

    あと、日本に来る外人も長期滞在予定者には入国前検査を義務付けて欲しい

    • +5
  36. 風俗行く人の「嬢は月一で検査受けてるから素人より安全」て言い訳は謎理論だよなぁ

    • +3

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。