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階段をのぼり続けていた彼女は、空から降ってきた魚によってある真実に気付く。ドキっとするアニメーション「ペンローズ」

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(著) (編集)

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 ものの見方は人それぞれだが、この状況をどう見るかで意見の分かれそうなアニメーションが制作されていたようだ。

 アメリカ・カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶクリース・スタントンさんによる「ペンローズ(Penrose)」だ。

 タイトルでピンときた人もいるかもだけど、舞台となっているのは不可能図形として知られている「ペンローズの階段」である。

 懸命に階段をのぼってたどり着くその先は・・・?

のぼってもどこにも行けない「ペンローズの階段」

 「ペンローズの階段」は、ライオネル・ペンローズと息子のロジャー・ペンローズが考案した不可能図形だ。

 90度ずつ折れ曲がり、永遠にのぼり続けても高いところに行けない、二次元でのみ表現できる階段である。

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空から魚が降ってきて衝撃の事実に気づく女性

 ってことで、「ペンローズ」に登場するのは、懸命に階段をのぼる一人の女性。どこへ向かっているのか、どんどん階段をのぼって行く。

 すると、なぜか空から魚が降ってきて、階段の上にポトリと落ちる。

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 女性は不思議に思うがそのままスルーして階段をのぼるんだけど、しばらくすると魚が落ちてきた場所に戻ってきてしまうのだ。

 何度やってもその繰り返し・・・

 それもそのはず、どこにも行けない「ペンローズの階段」なのだから。

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自分以外にもどこにも行けない人が存在した!

 途方に暮れた女性は手紙を書いて紙ヒコーキを作り、誰かに届くことを祈りながらそれを飛ばす。

 手紙は運よくボートに乗って魚釣りをしているおじいさんのもとへ飛んでいくのだが、そのおじいさんがいるのもまたどこにも行けない場所なのだ。

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 頑張ってもどこにも行けないだなんて・・・気付かない方が幸せなのだろうか、それとも気付いた方が幸せなのだろうか?

 まあ、落ち込んだときとか思考がぐるぐるしがちな場合には、そういう自分の状況に気付くっていうのは大切なことなんじゃないかなとか思うんだ。

References: Vimeo

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この記事へのコメント 50件

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    1. ※1
      自分の中だけでグルグルしているとダメって事でしょ。
      外へ飛び出さないと新しい道も出会いも無い

      • +1
  1. パラドックスっていう永遠に同じ場所同じ時間をループする世界に迷い込んだ人達の映画を思い出した
    こういう一つのところから出られない系は息がつまるぐらい怖い

    • +16
    1. ※2
      家族旅行に行く途中で一本道から出られなくなるアレですね…
      あの映画を知ったときにはとっくに公開が終わっていて、しかも不意にネタバレを見てしまったのでものすごく後悔した思い出。忘れた頃に借りようかな

      • +3
  2. 人生に時の流れがある以上、ペンローズの階段はありえない

    流れる水は同じ水にあらず
    雲もまたしかり

    振り向く道のあろう筈がない
    死生これ命なり

    • +3
    1. ※3
      同じ事を繰り返して、年だけを取っていく事の恐ろしさがあると思いますよ。

      • +5
  3. ブラックユーモアと言えばそうだけど、こう言う閉塞感ってスッゴク怖いよね。

    • +13
  4. 自由に生きたい所へ行ける方が、当たり前に幸せに決まってる。

    • +9
  5. 水車作って無限エネルギーで金儲けしようぜ

    • +6
  6. 戻れるもんなら戻りたいですが、戻れやしないわけで。

    • 評価
  7. この、ぐるぐる回っている女にゴミを投げつけると、エネルギーが取り出せます。これをペンローズ過程と言います。

    • -11
  8. そこから飛び降りる事も、選択肢の一つだな。

    • +3
  9. というか、どうやってその場所に行った!? ww

    • +16
    1. ※16
      彼らをその場所に置いた『誰か』はいるんだろうけど雲の上の存在みたいな?
      ゲーム的に言えばプレイヤーキャラとゲーム世界みたいな感じだと思う
      (移動できると設定された範囲内しかいけない)

      現実を当てはめるなら神様的な存在から見た人間なども同じようなものかねえ
      地球は広いが宇宙から見れば米粒程度だしさらに上位から見ればもっと小さいと・・・

      • +1
  10. 飛んでみようとしちゃいそうで怖かった…
    おじいさんは、滝から生還しつづけてるのかな…

    • +4
  11. とり・みきの「とおくへいきたい」みたい。

    • +1
  12. ご心配なく!これは絵に自分で行きたい場所を書き込めば良いんですよ。人生と同じですね。

    • +17
  13. オチがないのも終わりがない事を示しているのか…?

    • +1
  14. この「ペンローズの無限階段」って、昔の3DRPG「ウルティマアンダーワールド2」で出てたな。

    いつものようにブリタニアで目覚めた、アバタールはその後、宿敵ガーディアンの陰謀でブラックロックに閉じ込められた、アバタール城を救うために複数の異次元世界を旅しながら謎を解いていく。っていう展開だけど、その異次元世界の一つにこの「無限階段」があったと思う。

    • +1
  15. 自我の事かな、と思った。
    紙飛行機がコミュニケーション、

    • +2
  16. なんで魚?って思ったけどオチ見て納得
    面白かった

    紙飛行機強い

    • +4
  17. 魚って古いキリスト教のシンボルなのね
    つまり落ちてきた魚にこそ神の真意があるのを表現してるのでは
    とか勘ぐってみる

    • +5
  18. 細身の俳優さんが怖い人やってたクラインの壺がテーマのドラマが怖かった記憶がある

    • +1
  19. これは見る人が見たらちょっと落ち込みそうだな

    • +7
  20. 彼はまるでどこにどんな魚がいるか見えているように魚を釣りができるプロの漁師だ(たまに落とす)
    彼女はどんな道でも歩き続けることができるロングトレイルのアスリートだ
    自己の孤独な探究が終わりを迎えるとき、空から魚が降ってくるのかもしれない

    • +6
  21. 魚が落ちてくるというのでファフロッキーズとなにか絡めてくるのかと思ったら
    そんなことはなかった

    • 評価
    1. ※32
      この箱庭の外にはどうやっても出られない苦しみを知らない者もいる

      人ができるのは人に何かすることだけでしょ?
      意味や価値なんてもの人の中にしかないでしょ?

      • 評価
    1. ※33
      安野ファンエッシャーファンにはたまらないよねこれ

      • +1
  22. だまし絵は楽しむための物
    それを現実と一緒にする愚か者もいる

    • -4
    1. ※35 気をつけろ!これは弥勒の心理攻撃だ!

      • +2
  23. 諸星大二郎の「BOX」にこのネタあったよな~。

    • +1
  24. この階段が地球のサイズだったら気づくかな、プラトンなら気づいたな。

    • +4
  25. 試しに飛び降りてみたらいいんじゃね
    じいさんのところぐらいには行けるかも

    • -1
  26. この宇宙が超々大規模なペンローズの階段構造だったとして
    人間はそれに気が付くだろうか

    • +6
  27. 澁澤龍彦の著書「胡桃の中の世界」の一節『ピラネージの牢獄』を思い出す
    そこでの懲罰は「ただ永遠の歩行」
    十代後半の多感な頃にそれを読んで、こんなに恐ろしいことがあるのかと思った

    • +1
  28. 地球はまるい。ペンローズのようなものだよ。

    • 評価
  29. ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んで
    僕等はぐるぐる同じ場所を回ってるんだ

    • 評価
  30. エッシャーのは城の屋上を兵隊が2方向に歩いてて、奇妙なリアリティーがあったな。

    • +1
  31. 或る元日本兵の体験「密林の迷路」というジャングル内に起きた怪異談とよく似ているね。

    • +1
  32. この魚、思いっきり踏まれて体液まで飛び出してんのに
    なんだろう、この滲み出る人様を上から嘲笑ってる感は

    どうせならこの魚の方になりたかった。。。

    • +1
  33. 肉体が衰え、その内にある精神もまた疲弊しているというのに
    まるで先に進めない痛みのない地獄

    • -1
  34. 自分自身があんな状況にいるのかもしれないような気がする・・・

    • +1

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