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古代ローマや古代ギリシャが完全なるディストピアになった10の理由

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 古代ローマや古代ギリシャは、よく西洋文明誕生の地として引き合いに出され、わたしたちが憧れる偉大な思想家や芸術家発祥の地だと言われる。

 そのせいか、これら古代文明の国や政治のいい面ばかりに目がいってマイナスの資質は忘れられがちになっている。

 芸術や哲学においてローマよりも優れた国はもっとあるし、彫刻や議論においてギリシャよりも秀でた国ももっとある。

 ここでは今まで決して足を踏み入れたことのないソクラテスやカエサルの世界を見ていこう。

10. 家父長権 一族の独裁者(古代ローマ)

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 家父長はローマの一族のリーダーのことで、たいてい、最年長の男性か、一族の中でもっとも高貴な生まれの者がなる。

 一族を守るというごく普通の役目が家長の肩にはかかっているわけだが、その絶対的な権力が下にいる者にとって恐ろしい結果をもたらすことがある。

 一族の名を守るため、家長は子供を奴隷として売ったり、妻を家から追い出したりする権利をもち、一族が所有する土地や実質的な富のすべてをコントロールする。

 その影響は直接の家族だけに留まらない。使用人、内縁の妻、奴隷平民までをも含む一族関係者すべてに及ぶ。

 こうした家父長制はローマ社会の基本ユニットで、ユニットの家父長のルールは絶対的だ。一族が所有する土地や物すべての実質的な唯一の所有者なのだ。これがまさに独裁性をもつ一族の延長、つまり本質的な政府のミニチュア版を形成している。

 ローマ政府によって統治されているとはいえ、ほとんどはローマの支配力と各一族の君主によって

二重に支配されていたということなのだ。

9. ローマ政府は個人の情報について少し過敏になりすぎた

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 ローマ政府のもっとも重要な政治ポジションは監察官だった。その責務は公的モラルを保つ、人口調査を続ける、国家のために財政を管理することだ。

 この地位は、ローマの政治社会の中ですでに高い階級にいる者にとって、献身的市民としての最高の地位として、喉から手が出るほど欲しい最終キャリアだった。

 監察官権限のほとんどはモラルを法律化する仕事から発生する。個人や家庭のモラルに関する情報が観察官から人口調査に反映されると、恐ろしい結果をもたらすことがある。なにか悪い点を告発されたりすると、その一族の汚点となり、それが投票権の剥奪、上流階級からの追放、階級降格につながることもあった。

 監察官が罰する悪徳は、ローマ哲学に反すること、つまり、過度にだらけた生活スタイル、奴隷への虐待、詐欺、恥ずべき行為全般に及ぶ。

 一族の名は失墜し、常に国家への愛国心を推進する監察官のモラル定義を基準に、貧困に没落する可能性もある。モラルが法律に織り込まれるようになったため、監察官は人々を支配するもうひとつの道具になり、人々の秘密や評判にアクセスできる権利をもつ、触れてはならない個人と化した。

 このオーウェル的システム(全体主義社会)は、モラルの曖昧さや個人のプライバシーについて議論の余地をもたない。監視は厳しく、監察官の目を逃れられる者は誰もいない。すべての人間が四六時中監視下におかれ、持っているものすべてを失うはめになる。

8. 奴隷制という名の征服(古代ローマ)

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 歴史のさまざまな時点で、多くの国が奴隷に頼っていたのは確かだが、ローマの奴隷労働力への依存度は際立っている。一時期、ローマの人口の30%が奴隷で占められて、生まれるよりも死ぬほうが多いとまで言われた。

 奴隷の数を維持して、労働力を保つために、ローマはひたすら周辺地域を征服し続けて、奴隷を確保しなくてはならなかった。それでも数が足りることはめったになく、こうしたやり方は残酷を通り越して、非常に非効率で、人命のムダ使いでしかなかった。

・古代ローマの奴隷制度に関する10の事実:カラパイア

7. 古代ローマの無慈悲

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 ユダヤ人は、いろいろな意味でローマ人から敬意を払われていた。それはユダヤ人の信仰の古さのせいだった。

 端的に言うと、彼らは概して扱いやすかったのだ。だが、ローマ帝国にとってときに問題になることもあった。ユダヤ人は自分たちのまわりの多神教的な集団や政治の中で浮いていて、完全に同化することを拒んだ。

 ユダヤ人は概して従順だったが、政治的に意見が対立すると両者は衝突した。紀元70年、ローマ人は多くのユダヤ人を殺し、彼らのもっとも神聖な聖堂を破壊して、暴動への対処の仕方、キリスト教徒もまもなくこうなるという例を世間に知らしめた。

 ローマ人は頻繁にこうした鎮圧を行い、ありとあらゆる暴動が過酷なやり方で抑え込まれ、反乱

者は完全に抹殺された。

6. 愛国心か死か(ローマ)

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 ローマ人は宗教によって差別していたわけではなく、むしろ愛国心があるか否かで判断していたことを心に留めておかなくてはならない。

 つまり、指導者に敬意を示す良き市民でいる限り、誰を崇拝しようとローマ人は構わなかったということだ。だが、キリスト教徒のグループなどが非公式に会見を求めてきたときに問題は起こる。そうしたグループの数が次第に増え、自分たちが異端だとみなす儀式への参加を拒むようになった。

 ローマ人は宗教を国家の愛国心を維持するための手段と考えていて、ローマの支配者や法を有効にするために共通の宗教礼拝を活用した。だが、キリスト教信者のような部外者は、ローマ人が脅威とみなす不和や軋轢を生みだした。こうして、キリスト教徒は迫害された集団となった。

 ネロからディオクレティアヌスまで、ローマ人はおびただしい数のクリスチャンを拷問し殺害した。個人でも集団でも、群衆の面前や通りで公然とクリスチャンを辱しめ、抹殺したのだ。

 ローマ人は自分たちの秩序に反する脅威を必死で打ち砕こうとするあまり、考えうる限りの残酷なやり方で少数派の信仰を処罰し、自分たちがどれほど残酷になれるかを世間に知らしめ、ディストピアをつくりあげてしまったのだ。

5. 上流階級の代償は一致していた(古代ギリシャ)

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 ギリシャの貴族階級の12歳から15歳の少年たちには、たいてい年長の師がつき、教養をもち成功するにはどうすべきかを教えられた。だが残念なことに、このペアリングは子弟の関係を越えることが多かった。

 師と弟子の性的な関係は、ギリシャ文化では完全に認められていて事実上奨励されていた。若者の権利は、年長者に武勇を示し、その見返りに指導をあおぐという関係に委ねられていた少年が思春期に入る前にこうした関係になることもあり、双方の合意によるものではなく、その社会的序列から抵抗もできなかった。

 多くのギリシャ人は子弟関係においての相手への愛情を主張してきたが、若い弟子にとっては決して自由意思による結果ではなかった。

 こうした形で、ギリシャ文化は若い貴族を怯えさせ、倒錯した権限を濫用して彼らを食いものにし、恐怖としか表現できないような世界を作り出した。

4. 女性の生活は囚人のようだった(古代ギリシャ)

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 ギリシャの女性たちのほとんどは、社会から切り離され、まさに独房で監禁されているような生活をしていた。

 結婚するまでほとんど家の中で過ごし、似たような家柄の夫のところへ嫁いでいく。雑用に奔走し、(同席できる場合は)儀式に出席することもあったが、生活のほとんどは家の中でほぼひとりで過ごした。家の中の専用の部屋で、子どもや使用人と共に過ごし、夫の許可があれば、訪問客を迎えるために客用の部屋に入ることができた。

 女性たちはたいてい14歳で結婚し、奴隷の少女は男の主人の性的所有物、その妻のうっぷん晴らしの対象だった。

 奴隷、貧乏人だけでなく、貴族、中流階級の女性たちですら自由はなく、女性は男が作った単なる哀れな存在で、醜く知性もなく、彼女たちの安全のために部屋に閉じ込めておかなくてはならないという考えのもとに甘んじるしかなかった。

3. 少数派教団の林立(古代ギリシャ・ローマ)

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 歴史家によって”ミステリーカルト”と名づけられた組織が、古代ギリシャ・ローマにはたくさんあった。

 彼らは秘密の礼拝、入団式、儀式、それぞれ違う教義をもつ。各カルトは独自の食事、埋葬、日常生活、信仰する神や女神をもち、ひとつの存在に自らの生活を捧げることでそれを信仰していた。

 輝かしい死後の世界へとのぼっていくために、神や女神の愛顧を得ようとしていたようだ。

 ミトラというカルトは、男性オンリーのカルト集団として軍国主義や男らしさを寿ぐ。信仰の対象がなんであれ、カルトは歴史家を引きつけるが、現代人にとってはかなり不気味だ。

・古代ギリシャ・ローマ時代のカルト信者が使用していた謎めいた手の彫刻「サバジオスの手」 : カラパイア

2. 戦闘特化集団、スパルタ人の台頭

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 この世に生を受けて以来、スパルタ市民は徹底して蛮行を訓練される。戦争を行うことがあらゆるスパルタ人にとって究極の目標で、その目的を果たすために十分な装備を整える。

 少年時の食事でさえ、制限されている。たくましい体格を維持するためにそうするのではなく、盗みを奨励するためだ。食べ物を盗んで捕まると、その罰は過酷だったが、それは盗みの罪のせいではなく、現行犯で捕まったことが理由だ。

 スパルタ人は効率性と力だけを説き、モラルなど後回しにすることが多い。意図的に自分の子どもたちを頑強で有能な犯罪者に育てるのも、すべては戦いに備えるためだ。

 男は10年間軍隊に奉仕しなければならず、それから初めて正式な市民として認められる。そして、自分の兵舎をこっそり抜け出して妻のところへ行かされる(これもまた、捕まれば罰せられる)。スパルタに生まれたら、兵士になって一生国に縛りつけられるしかなく、個人の自由などほとんどもてない。

1. 腐敗と没落(古代ローマ・ギリシャ)

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 古代ローマ・ギリシャについてのもっとも恐ろしいことは、腐敗だろう。両者ともかつては栄華を誇ったが、さまざまな理由で、彼らは自分の帝国を制御する術を失い、その優位性を他者に譲ることになった。

 どれほど政府が強くても、最終的には崩壊し滅亡した。ソクラテスの死はギリシャの真の理想の死を寓意的に意味していて、避けられない衰退の前兆だった。ここではとりあげていないが、ギリシャやローマのたくさんの創設者たちの考えはすばらしいものだった。だが、帝国の終焉までそれは続かなかった。

 収賄や私利私欲が、ローマ帝国の崩壊の原因になり、新しい国家が台頭してきたときに、立ち向かう力はもうなかった。力を増すほど、政府自体はゆっくりと衰退し、最初にできたシステムの腐敗した残骸をさらすだけとなった。暗殺や闇取引がはびこり、末期のローマ政府を本当の意味でのディストピアにしてしまった。

References:10 Reasons Why Ancient Greece And Rome Were Complete Dystopias – Listverse/ written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 69件

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  1. 古代ギリシャと古代ローマを一緒に扱うのは如何なものか

    • +104
  2. ギリシャは民主主義のせいで滅びた事がある

    • +5
  3. 籠の中の鳥が不幸だからって、
    野に解き放たれれば幸せになれるかって言えばまた別の話だからなぁ

    自由と治安がある程度両立した現代に感謝

    • +38
  4. キリスト教優越史観にあふれた記事。
    国家や文化圏の興亡はいつの時代もあることで、現代の西欧文明風な倫理感を振りかざして過去の事象を解釈しても意味がない。というか、記事の内容から筆者の解釈を差し引くと、人間の行動規範が何も進歩してないことに驚く。

    • +122
    1. 3でカルトの生活様式の不気味さを語っているが、
      その1つである最たるものがキリスト教じゃないのか。
      なのに6や7では、それに対するローマの取締りを批判。
      他の宗派を否定する一神教というだけでも胡散臭いのに、
      信仰を理由に国家行事を拒否すれば
      そりゃペナルティーもんだろう。

      ※5の言うように、
      キリスト教徒の視点にかなり偏った書き方だ。

      • +55
    2. ※5 ※23 ※24
      『古代ローマや古代ギリシャが完全なるディストピアになった』のは、キリスト教とユダヤ教にそういう汚名を着せられているだけ。

      西洋において、あらゆる学問は1000年前より2000年前のほうが優れていた。
      数学、科学、医学、土木、建築、治金etc。例えばローマ人は地球が丸いことを知っていたが、ユダヤ教・キリスト教ではそれは悪魔の教えとされた。
      後に新興のイスラム教が勢力を増したのは、ローマ時代の学問を再発掘したからだった。
      彼らは『知恵の館』という図書館にローマ時代の書籍を集めた。これによってアラビア語は強力な学問言語になった。

      キリスト文化圏は、十字軍の遠征で「イスラムが再発掘した古典」を学ぶことで、再びローマ時代レベルにまで持ち直し始めた。その翻訳がラテン語だったので、西洋では今もラテンが有力な学問言語とされている。

      • +42
  5. 中国が今まさにITを駆使して全国民の「信用格付け」を
    行おうとしてるけどローマにおける監察官と全く同じだなぁ
    超大国になりつつある隣国がディストピアに向かうのは
    日本にとって対岸の火事では済まされない気がする…

    • +34
    1. ※8
      十四億の蛮族を制御統制しようとしたらその位は当然、寧ろしてもらわなければ困る
      民主化すれば素晴らしい事が起こるとでも思うのだろうが実際は誰にも制御されぬ十四億の黄巾の乱が起きるだけのように思える

      • -24
      1. ※17
        それさ、たまたま日本に生まれて民主主義社会の中で生きてる俺らの立場で言えることなのか?
        上から目線というか卑怯というか・・・。

        • +15
  6. 地味に地方独自の古代思想を今でも引き摺っている地方が日本の近くにもありますねぇ。
    国も民族さえ入れ替わっても、その思想だけは残り続けている。
    困った物です。

    • +6
  7. 陶片追放とか隙あらばやりたがる奴定期的に湧くしな

    • +2
  8. ローマの場合離婚率半端でなく7バツなんてごく普通
    しかも合い場所はコロシアムであり、くんずほぐれつする
    相手を探す夫婦なんてよくいたようだ

    • +3
  9. 古代ギリシャが滅びた理由→ローマ
    古代ローマが滅びた理由→氷河期

    • +6
  10. それじゃあ今が自由化といわれると、ねぇ・・・
    似たような権力の暴力や情報の統制は今でも聞く話だし、一方で国民市民も自由と権利ばかり求めて責任と義務は等閑な人も珍しくないし

    • +5
    1. ※20
      自由も権利も人間である以上誰もが持っているものであり
      責任だか義務だかいうものとは何の関係もないぞ
      これ民主主義の基本
      そしてネットだとコンプレックスかなんか知らんが
      やたらとキリスト教を叩きたがるものが多いが
      キリスト教の平等の精神がなければ民主主義もなかったことを忘れてはいけない
      自分達の手で自由を勝ち取ることもできずいまだに無批判に儒教的価値観に毒されセクハラだのパワハラだのが横行し、悲惨な労働環境の日本が他国の宗教を蔑むほどお偉い存在なのかねえ
      少なくとも人のことは言えないんじゃないのか

      • -16
      1. ※48
        >>キリスト教の平等の精神
        聖書にもそんなこと書いてありませんし、1919年、日本が世界で初めて人種間の平等を訴えたら、キリスト文化圏の国々からは全否定されました。キリスト文化圏で法の上での奴隷制がなくなったのはつい最近で、アメリカも1970年代まで、人種差別は合法でした。

        >>これ民主主義の基本
        違います。法典に自由と言う言葉がない時代にも民主主義はありました。

        >>キリスト教の平等の精神がなければ民主主義もなかった
        いいえ、キリスト教以前に民主主義はありました。あと「平等」は古い仏教用語で、キリスト教がなくても平等の精神はありました。そもそも「キリスト教の平等の精神」なんてものはありません。

        >>自由も権利も人間である以上誰もが持っているものであり
        違います。「持っているべき」と広く考えられているものであって「誰もが持っているもの」ではありません。

        • +42
  11. キリストとユダヤ教は古代ローマを目の敵にしすぎてうんざり

    • +60
  12. 移民問題とか外国人に参政権与えすぎた問題とか民主主義が衆愚政治化して有能な指導者が追い落とされたりとかっていう、現代と共通する問題には敢えて触れない方向なんだな。 
    その一方でユダヤ人叛乱の鎮圧とかキリスト教カルトの取り締まりとか、やられた方がそもそも犯罪者のようなケースまで取り上げてる。

    • +17
  13. 臆病な無能が権力持つと、ろくでもない世界になる

    • +6
  14. 奴隷の反乱が怖い?なら奴隷より強くなればいいんや(真理

    • -9
  15. ☆権力には後継者は、つねに出ない。世代を超える悠久のものはない。だが、受け継げるとすれば唯一、人間性の良し悪し判断力かもしれない、人間たちは、唯一、人間たちにより精査できるのだ。

    • 評価
  16. >女性たちのほとんどは、社会から切り離され、まさに独房で監禁されているような生活
    >儀式に出席することもあったが、生活のほとんどは家の中でほぼひとりで過ごした

    これ、かなり現代的な先入観と偏見に満ちた解釈じゃないだろうか?

    例えば、日本の平安貴族でも、女はほとんど自分の局から出ずに侍女に身の回りの世話をされながら箱入り状態で過ごすけど、だからといって別に本人たちは監禁状態だとか隷属的だとは思ってなくて、逆にうっかり御簾から庭へ顔がのぞいたりするのすら恥かしい事だと思っていたようだが。

    • -21
    1. ※31枕草子読んだ?著者は女性、清少納言。女は部屋から転がり出た鞠も拾えず、いちいち庭の男たちに拾ってと頼まなきゃいけないのはもどかしいと怒っている。あと、働きに出たことのない女ばかり嫁に取りたがる男たちも批判してる。
      そのぼやきや批判に抗議や圧力があったとは当時からの記録にもない。
      不満や疑問は平安当時からあったし、これらの愚痴もありふれたものだったんだよ。

      なお無理に現代風に分類するなら、枕草子は宮仕えあるあるネタを詰めこんだキラキラな毎日ブログ本で、平安当時からとても評価高かった。
      双璧として有名な源氏物語著者とのバトルもけっこう有名(清少納言漢字書き散らしたけど誤字あったわ恥ずかしい出てかなきゃいいのに、とか。雇い主の対立もあったけど、そもそもキラキラ女子とコツコツ同人壁作家じゃなかなかウマが合わないよな……)。
      平安貴族女性も男性も、現代と同様、いろんな人がいたと確信させてくれる1冊。面白いよ。

      • +24
      1. ※46
        古代ローマに中世の平安時代を引き合いに出すのもどうかと思うが
        古代飛鳥時代は日本が儒教精神にハマる前だから女は普通に働いてたし平安以降も男女別棟で働いてる。文句は男より儒教に言え
        男尊女卑ガーとか言ってるやつは部族闘争まみれで女が1人で町歩いてるだけで**される古代中世の物騒さを考えろ

        • -3
  17. 現代の価値観、つまりキリスト教の価値観で古代の価値観を語ること自体が間違い

    某ローマ小説作家も言ってるが、
    映画やその他の創作物語で大抵ローマが悪の帝国として登場するのは
    キリスト教が支配している欧米から生まれる作品がほとんどだからだ

    • +39
  18. うん、完全に現代欧米人的感覚だねこの記事
    根本的になんかおかしいと言うか…
    ローマは最終的にキリスト教を国教にしたとか、
    奴隷の扱いは欧米の近代のそれより天国と地獄くらいの差があるってのは無視かえ?

    • +54
  19. キリスト教徒とユダヤ教徒の話す歴史は信じないことにしてる。
    やつらが選民思想の塊で歴史操作しまくる連中で、戦争と虐殺が大好きな残虐な集団だってことは過去~現代にいたるまで、しでかしてきたことを見れば一目瞭然だからな。

    • +53
    1. ※36
      本当にそうだよな。秀吉が禁止するまで、日本人もキリスト教徒にだいぶ奴隷として売られたからな。
      キリシタンが多かった九州は、教徒らに破壊されて神社仏閣が少ない。まさに野蛮さを物語っている。

      • +34
  20. 監察官はSJWとして復活しつつあるな。
    恐ろしい恐ろしい

    • +1
  21. 移民政策の失敗と選民思想の蔓延が一因として挙げられると思う

    • 評価
  22. 後から生まれた自分たちが正しいと主張する為に過去(の人々の生き方)を批判・否定するのって、自分たちに後ろめたさでもあるのかと勘ぐりたくなってしまう

    • +14
  23. 古代ローマやギリシアをディストピアと断定してしまうのはどうかと思うかな
    暴君の類は珍しくなかったものの、仮にも議会制民主主義は堅持され続けていたわけでさ

    中世のヨーロッパが古代ローマより優れていたと断言できる人はそう多くはないわけですし
    あちらの方がディストピアっぽい気がするのよね

    • +24
  24. 腐敗して堕落した古代ローマの有様はまさに中世ヨーロッパを彷彿とさせますね(皮肉)

    • +6
  25. やたらとユダヤ人やキリスト教を持ち上げてたり、ギリシアからローマの終わりまでという長大な期間を一緒くたにしてたり、かなり強引な記事だな。
    「(自由・平等・平和という現代的価値観で見ると)ギリシア・ローマって結構ひどいよね」という感想レベルで、没落の理由を考察するレベルに至ってない。

    • +22
  26. 何故だか欧米人がローマを嫌っていると思っている人が多いが、あいつらめっちゃ古代ローマも古代ギリシャも好きだぞ。
    それに西欧文明にどれだけローマの後継を自称する国や地位が出てきたと思ってんだ。

    • +12
  27. ものの見事に今の日本と重複するところがありますねぇ
    師弟関係が性愛とか…弟子を何人も喰った、と講演会で嬉しそうに言った元・強化コーチさんがいましたよねぇ

    • -3
  28. ちょっとポリコレすぎませんかねえ…?

    • -9
  29. 古代ローマが腐敗で滅んだというのなら、ローマ法をほぼ維持してその後何百年も存続できた東ローマはどうなるの?

    西ローマ崩壊の原因は、異民族の流入も原因の一つだと思うけど、それに一切触れないのはフェアじゃない気がする

    • +17
    1. ※52
      実際のところ、西ローマ地域には異民族の流入は殆どなかったと考えられてる(遺伝子的影響が殆ど確認できない)
      西側より圧倒的に異民族の流入が多くて民族交替まで起きた東ローマは長く東ローマとして続いてる

      • +1
  30. 仮に、この記事に書かれていることがすべて本当だとしても、
    それでもカトリック教会に牛耳られていた中世ヨーロッパよりかは、なんぼかマシに思えるw

    • +18
    1. >>53 その後キリスト教徒が異教徒を散々食い物にして、非キリスト教徒の国を土足で踏み荒らしてもめ事の火種作って、今もまだそれが続いてるけどな

      キリスト教の教会が支配してた中世ヨーロッパは、自然科学ではイスラム教に劣り、土木建築ではローマに劣り、キリスト教的な価値観のせいで医療も遅れてた

      • +11
  31. もっと英語の勉強がんばれ!
    5の見出しのconsentは一致していたじゃないぞ!
    8のin the name of の意味もそれじゃないぞ!
    がんばれがんばれ!

    • -2
  32. 枕草子の事を堕してる人がいるけど
    宮中に出仕している貴族の娘の話としては適当じゃないんじゃないかな
    枕草子の中には、寺に説教を聴きに行くついでに貴族の男にナンパされる話とかもあるから、当時のモラルとして階級の下の者がやるべき仕事と階級が上の者がやるべき仕事が違うと言う事にイラッときたのでそれを書き留めたという程度では?

    • -8
    1. ※55なんで堕してると評されたのか不明だけれど、清少納言は鞠の件で自分が階から出られないことにもどかしくなって怒っているし、宮仕えしている娘より家にこもっている娘を嫁にしたがる男たちにはっきり反論しているのは確かだよ。
      いっぽうで彼女は坊さんはイケてる方が顔をじっと見ていられるから話に集中できていい、なんて書いちゃうユーモアある正直な女性でもある。

      それに、説法のくだりの件。説法というありがたい場で俗っぽい様子を見せることに怒っているのがメインでは?彼女自身がナンパされるんじゃなく、説法がナンパの場にもなってることをちくりと非難してる。だからといって説法に全く行かないのも良くない、身分の低い女でさえ熱心に聞くこともあるんだから、とも。
      その中で説法を聴いたあとナンパする貴公子のかっこよさを見逃さず、並ぶ俥の良し悪しやら他の説法の噂やら声高に論評する蔵人がイケてないのを書き留めるのは、実に彼女らしい鮮やかな記述だと思うだけ。
      また昔は女性が説教を聞きに来ることはなかったが、今こうして聞きに来ている女性がいるのを見たら、昔ときどき説法聞きに来た男は激しく非難するだろう、とも書いてる。これは段を通して読むとちょっとした皮肉にも聞こえる。

      男女のものとは別に、身分差別も確かにがっちりあった。説法のくだりの蔵人が下に見られているのは確かだし、他の段での下人への描写は読んでてキツかった。
      が、それもあの時代の貴族女性のリアルだろう。

      ってか、ローマ女性の書いた枕草子が読みたい。けどやっぱり屋内機織り推奨の日々だから無いんだろうか?
      それとも、和訳されてないだけでしょうか?

      • +11
  33. まーた欧米の価値観ガーが湧いてる。
    記事で触れてる事は当然事実の一面でしかないが、それの何が不足なのやら。

    • -5
  34. アテネのラウレオン銀山と環境破壊の話が無い。
    銀山を抱えていた事がアテネ繁栄の一大要因。
    コインというものを発明したのもここ。
    で、精製のため薪をとりすぎ山林が消滅したのが衰退の一大要因。

    • +3
  35. 国民が馬鹿だと民主主義は国民に牙をむく
    しかしまだ国民が育ってない非民主国をナチスのイメージだけで足を引っ張るのが馬鹿の民主主義で
    その足を引っ張られて出来た馬鹿の民主主義国がよその足を引っ張って
    地球はローション相撲だ

    • +3
  36. キリスト教徒を迫害したのかもしれないけど、ディオクレティアヌスって賢帝だよね?
    この人確か父親が奴隷上がりで、元々貴族の秘書的な仕事をしてたけど有能だったので主人の薦めもあって平民になれたとか

    • +7
  37. なんか筆者の思想が入りすぎた記事やの、という感想しか出てこない

    • +8
  38. ミトラ教がカルトなら、初期キリスト教は紛れもなく、どカルト

    • +13
  39. 当時のキリスト教以外の宗教のほとんどは人を生贄にしたりするマジモンの邪教だぞ
    そういったのを根絶させたのは少なくともキリスト教のいい点だったと思うけどな

    • -12
    1. ※66
      中東で民主化という名のテロ活動を焚きつけてる連中の宗教が?
      嗤わせるなよ。アメリカ合衆国がキリスト教原理主義に基づく国家であるのは紛れもない事実だぞ。中東あたりに混乱と虐殺の火種をまいたのは、欧州のキリスト教の先進国連中だぜ。
      民主化要求ってのは、キリスト教的価値観とやらに従えという宗教的侵略行為以外の何物でもない。
      連中は、何百何千もの生贄を出させているじゃないか。

      それに、アボリジニ等のハンティングで、楽しむために人狩りを推し進めてきたのもキリスト教だ。

      • +7
  40. 今の日本にも通じるところはあると思う
    キリスト教は大して浸透しなかったけど
    新興宗教が沢山生まれて中にはオウムみたいに
    無差別に他人を苦しめるカルトもあるしなー

    古代ギリシャローマも欠陥は多いわな
    民主政治って民衆の大半がバカだとすぐ
    壊れたり独裁政治にシフトする脆さがあるし
    帝政ローマはハズレ皇帝の治世になったときの絶望感がヤバいし
    それでも中近世ヨーロッパよりマシかなって思っちゃうけど

    • +3
  41. こういうのを読んでると今自分たちが生きている二十一世紀が百年後二百年後、どう評価されてるかと思わずにいられない

    • +1
  42. 家長システムは古代においては必要なシステムだったとは思うけどね。
    (そうしないと財産が減っていって最終的に一族が滅亡する)
    日本の場合はまだ村社会で残ってはいるが…

    • -5
  43. ミトラを少数はカルトというなら原始キリスト教もそうだろ。

    • +1
  44. 少なくともギリシアローマの多神教は人身御供なぞしてないし征服した土地で行われてた宗教的な生贄をやめさせていたのはキリスト教とではなくローマ帝国だぞ。

    あと今までの歴史上存在した諸宗教の人身御供の総数よりキリスト教がらみで死んでいった人間の方が遥かに多い

    • 評価
  45. 西ローマは帝国としては消滅したけど、実質はカトリック教会に姿を変えて現在まで残っているからそこはすごいと思わないとね。

    • 評価
  46. 日本人て宗教に劣等感があるのか、本文では宗教ではなく愛国心があるかないかと書かれているのにコメントには宗教に軸が置かれていた。おそらく未知の世界だから敏感になるのでしょう。

    • -4

  47. おそらくキリスト教が広まる以前のローマ人の宗教観に現代で最も近いのは日本人のそれだと思うんだが。共同体への忠誠度自体が一番有力な宗教なんだよ。その外で殺し合ってる馬鹿がおかしく見えるのは劣等感なんかではなく当然のこと。

    • +1
  48. 良かった・・・勇気を持てる方たちが居るだね
    まともなコメントだった、救われたよ・・・
    この記事に賛同してる方たちだけだと
    悲しいよね
    それこそ完全なるディストピアであり、社会の終焉だよね
    ホントに良かった

    • +2
  49. 多くはギリシャ・ローマだけじゃないんやな
    家父長制なんて戦前の日本社会もだった
    女に自由がなかったのは昔の中国やインドやイスラムも同様だし、イスラムでは今でもだ
    奴隷とかはマムルークなどイスラムでもあったし、日本でも戦国時代にはあったし、近世のヨーロッパもやってたし、中国でも奴婢への扱いは残酷であった
    少年愛がいけないとか14歳の少女が結婚するなんてーなんてのは現代の一方的な固定観念で、絶対的なものではないし論理的な根拠はない

    • 評価
  50. ローマでは概して女性の地位は低かったけど、アテナではそうでもなかった
    キリスト教の普及とともに女性の地位が落ちていったという研究もある

    スパルタ人の伝説はアテナ人が面白半分に誇張して書いた内容なので、全く当てにできない

    奴隷については戦争奴隷や借金奴隷、鉱山労働者に家内奴隷と待遇が違いすぎて一概に言えない

    家父長制はローマ市内では多分あんまり機能していない
    どこそこの一族であるかは重要だったけど、一族内で殺人多すぎ

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