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縦読みすると…最愛の犬を亡くし、失意のどん底にいた先生に贈られた生徒からの心温まる手紙(スコットランド)

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(著) (編集)

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 教師であるジェンマ・ダンさんは、スコットランドのグラスゴーにある小学校で、5年生(日本での4年生にあたる)のクラスを教えている。

 2月19日の月曜日、ダンさんは悲しみから立ち直れていなかった。ダンさんは最愛の犬、チャーリーがいた。生後18ヶ月だったが、治療不可能な腫瘍を患っていた。

 すでに酸素マスクなしでは生きられなくない状態となっていた。その痛みは壮絶なものである。病院側から安楽死の提案をしぶしぶ受けいれ、土曜日に、チャーリーを安楽死させていたのである。

 しかし、悲しみに打ちひしがれてはいても、教師としては務めを果たさねばならない。ダンさんは重い心を抱えて学校へ向かった。

悲しみを抱えながらの授業

 「生徒たちは少し動揺しているように見えました。私が動揺しているのが明らかだったからでしょう」とダンさんはその日のことを振り返る。「生徒たちに(チャーリーが亡くなったことを)言わなければならないと思いました」

 生徒はみなチャーリーを知っていた。ダンさんは、よくクラスでチャーリーのことを話し、写真やビデオを見せていたのだ。

生徒からの手紙

 そしてその日、生徒の一人、9歳になる男の子のカラムくんが、ダンさんにこんな手紙を渡したのである。

 2つに折りたたんであった手紙の表にはこう書いてある。

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ダン先生へ

気にさわったり、もっと悲しくさせちゃったらごめんなさい。

image credit: luciedunne/Twitter
 手紙を開くと、そこにはこんな詩が書いてあった。

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ダン先生へ

犬のこと、とても悲しいです。おくやみもうしあげます。

僕が思うに、先生の犬はきっと、こんな犬だっただろうと思います。

Cheeky :先生の犬はすごくやんちゃ。うん、ぜったいそう。
Happy:先生の犬はいつも幸せ。うん、ぜったいそう。
A dorable:先生の犬はとてもかわいい。うん、ぜったいそう。
Relative:先生と心が通じ合ってた。うん、ぜったいそう。
Lucky: すごくラッキーだった。うん、ぜったいそう。
Incredible:信じられないほどすてきな犬。うん、ぜったいそう。
Energetic:いつも元気いっぱい。うん、ぜったいそう。

だけど、何よりも言いたいのは、先生の犬は特別な犬で、今はとてもいい場所にいて、先生を見守っているということです。

image credit: luciedunne/Twitter
 文の大文字の部分を縦読みすると “CHARLIE” と書いてある。

 そう、犬の名前になっているのだ。。

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ここにあまいものがあるといいんですけど。でもここは教室だから。

 ↓ (あまいもの)

[甘いお菓子の絵]

チャーリーはすばらしい犬でした。

image credit: luciedunne/Twitter
 悲しいときには、甘いものを食べれば少しは癒されるかもしれない。でもここは学校だから。その代わりに絵を描いたのだ。

 その日を乗り切ることに精一杯だったダンさん。家に帰って、この手紙を家族に向かって読み上げているときに、初めて涙がこみ上げてきたという。

ツイッターでの返歌

 娘のルーシーさんがツイッターにこの手紙を載せたところ、ネット上で広まり、多くの人の目にふれることになった。

 その中の一人は、カラム(Callum)くんに敬意を表して、同じ形式の返歌をしている。

C Compassionate 思いやりに満ちた
A adorable かわいい
L lovely 愛すべき
L little 小さな
U unbelievable 信じられないほどすてきな
M man ひと

 他にも、カラムくんへの賞賛とダンさんへの同情の返信が多数寄せられた。

思いやりの行動を学んだクラス

 火曜日には自分を取り戻したダンさんは、カラムくんに「(手紙を)書いてくれたのは本当に美しいことでしたよ」と伝えたという。また、クラスでも手紙について話し、どれほど思いやりにあふれた、人々が周りの人に対してとるべき行動であったかを、生徒たちみなで話し合った。

 注目の的になったカラムくんは、少しばかり照れていたそうだ。

 こういった話になると「安楽死」に関しての議論がコメントに上がるが、キリスト教文化の根付いた欧米と日本では考え方が違うので、詳しくは以下の記事を参考にしてほしい。また、今回の記事は安楽死を議論するためのものではなく、愛犬を亡くした先生を思いやる生徒の気持ちを伝えたものだ。

関連記事:愛するペットを失った人を慰めるマンガが定期的に拡散され大反響 : カラパイア

References:TODAY / Unleashed / Mirror / Distractify など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

コメントを書く

  1. ペットロスは本当辛い
    しかしなかなかきっかけがないと断ち切れないこともある
    このカラムくんは縦読みすると名前になる手紙とは粋なことするよなあ
    悲しい時ってこういう何気ない心使いがものすごく励みになったりするんだよなあ
    ダンさんは良い生徒に恵まれたと思うしダンさんも普段からいい先生なんだろうね

    • +49
  2. 9歳でこんなにも思慮深く丁寧な気遣いができるなんてカラムくんは良い子って言葉では収まりきらない良い子だな
    失う悲しみは本当に心が引き裂かれるけど、同時にこんな愛情も教えてくれる
    チャーリーも短い犬生だったろうけど、きっと笑って見てくれてると思いたいね

    • +36
  3. 五年前、猫が死んだ
    他にも猫を飼っているけど
    未だに立ち直れない
    今うちにいる子で猫を飼うのは
    終わりにする

    • +6
  4. 愛犬の画像を見れば愛されてたのがわかる

    生徒からもこんないい手紙を貰える

    この先生はきっと素敵な人なんだろうね

    • +23
  5. ガン患う12歳の愛犬を抱きしめながら…涙が止まらない…

    • +21
  6. 子供の手紙を勝手に閲覧させる教師
    個人を特定できるような情報を出すなんて何を考えてるのだろう?
    写真の画像まで閲覧させなくてもいいじゃないか

    • -56
  7. すごい知性だ。先生も愛されてる人だったんだね。

    • +8
  8. チャーリーの冥福を祈ります・・・。
    生徒の優しい気持ちに涙が出た。
    安楽死の話はいつも考えさせられる。
    チャーリーのように、酸素マスク無しでは
    生きていられない状態で、苦痛を長引かせる
    というのは残酷かもしれない、でも
    まだ生きてるのに・・・という気持ちも
    捨てきれない。・・・辛い決断だよ。

    • +6
  9. 仕事であちこちのお客さんとこ回ってると そこのわんこと仲良くなることも多いんだ
    長いおつきあいになると当然わんこの死にも巡り合わせることになる 本当に悲しい
    新しく迎えられた子はかわいい 前の子に少し謝りながら徐々に腑に落としていくんだ

    • +13
  10. 犬は、家族だから失う事のつらさは、人生でもトップクラスのつらさだよ
    本当につらい、だけど受け入れる事も重要だ、つらさが時と共に思い出に変わる様に

    • +1
  11. しかしこの縦読みはむしろ機嫌を損ねるかなあ

    • -44
  12. 更新ありがとうございます。。。
    逝ったチャーリーくんの無邪気な表情と仕草、
    愛犬を亡くしたダンさんの気持ち、
    あったかい慰めの手紙を贈ったカラム君をはじめ、生徒さんたちの温かい思いやり、

    私は、2月22日に、可愛がっていた子(パグ)を亡くしました。
    痛みと寂しさが日増しに深まっていく中で、
    この記事を読んで、癒されています。
    これからはいつも一緒です。

    「虹の橋」で、愛する大切な子たちが待っていてくれます。

    • +14
  13. 笑点の『あいうえお作文』かよ!

    とツッコミ入れないと、ダメ、泣くわ。

    • +8
  14. 良い記事を読ませてくれてありがとう。
    嘘じゃなく涙で画面が歪んだ。
    今日1日を思いやりを持って過ごそうと思う。

    • +4
  15. この先生、生徒に慕われてるんだね。
    なんかそっちの方に感動した。

    • +6
  16. どうせ縦読みすると市ねとか書いてあるのかと思ったら・・
    俺も病んでるらしい

    • -13
  17. 仕事帰りの電車の中で読むんじゃなかった、、
    一人でやばいんですけど。

    • +3
  18. 自分だったら絶対泣く。
    泣いた後にしっかり前進できる。

    • +3
  19. 向こうにも縦読みの文化があるんかーと思ったらあいうえお作文だった

    • +4
  20. 日本でこういうことをするとクラスメイトに笑われて馬鹿にされるのがオチ

    • -7
    1. ※24
      既に嫌われている相手からイジメなどのネタにされることはあるが
      (実際、自分はクラスの大半の奴に白い目で見られた)
      そうしない人のほうが多いことは忘れないほうがいい

      • +1
      1. 本当に辛かった人が、あの時どうだったとか、貰った手紙はどうだっっとかネットで全世界に公開するかな・・・本当に悲しい事があったら暫くはそんな行動取れないはずだけど・・・

        ※35
        いじめられるかどうかはクラスの担任が自分を犠牲にしてでも生徒を守るか次第だよ。でも大抵の担任は自分かわいさで、いじめる生徒側につくし、大多数のいじめる側に居た方が多くの生徒の信頼を勝ち取れる。また下手に生徒を守るといじめる側の親が乗り込んできて問題にもなったりするし、いじめをかばうメリットが無いのがね・・・

        • 評価
  21. わかりやすい縦読みだけど気持ちこもってていいね

    • +5
  22. 手紙の画像を見た瞬間もうだめだった (´;ω;`) 

    • +1
  23. Dunne ←ダンじゃなくてデューンですよ

    • 評価
  24. 昼間見て涙ボロボロ。今読んでまた泣きそう
    今はいない愛犬に当てはめたら、自分がこの手紙受け取ったら
    横読みで泣いて、縦読みの愛犬の名前になっているところで号泣

    何年たっても忘れないし、同じ犬はいないからね。今の愛犬ももちろん好きだけど、過ごした時も性格も皆違うから

    カラムくんは、本当に思いやりがあるね
    本人が、それまでに愛犬を紹介していたのも良かった。愛犬への愛情が児童たちに伝わっていた。本当に教師で珍しいね。皆がこうならいいのに

    • +2
  25. 最初に「もっと悲しくさせたらごめんなさい」と書いてるあたりこの子は本当に思いやりがあるね。
    「慰めが余計なお世話になるかも」なんて子供が想像出来る事じゃない。大人でも出来ない人たくさん居るのに。

    • +21
  26. なぜ生後18カ月?1歳半じゃいかんのか…

    • 評価
  27. この手紙を公開したのは先生の娘って書いてあるぞ

    「娘のルーシーさんがツイッターにこの手紙を載せたところ、ネット上で広まり、多くの人の目にふれることになった」

    • 評価
  28. ごめんくさい
    あなたどなた? 僕チャーリー

    • -2

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