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4本足で生まれたインドのヒヨコ。神に近い存在であるとして大人気に。高額で売ってほしいという人も。

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(著) (編集)

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 この世に変わらないものなど何もない。毎日同じことの繰り返しのように見えても、環境は刻々と変化しており、それに耐えうるよう生き物も少しずつ変化している。

 この変化は進化と言うこともあるが、進化が進みすぎると環境にすっかり身体を合わせてしまっているので、ひとたび環境が変わると適応できないという難点がある。

 自然界では少数ながら一定数の割合でスペシャルな作りの生き物が生まれてくることがある。これも環境に対応するための一つの生き残り戦略の一環なのかもしれない。

 太古の昔から稀に誕生するそれらは、時に吉兆や凶兆の象徴とも言われているが、インドでは神の生まれ変わりや使いであるとして崇められる場合が多い。

 インド北部の農村にて、4本足(脚)を持つニワトリのヒナが生まれた。これこそが神に近い存在であると、大人気となり、高額を支払ってでも売ってほしいというオファーが飼い主に殺到しているという。

Villagers flock to see baby chicken born with FOUR legs instead of two discovered in India

インドで生まれた4本足のヒヨコ

 この動画は今年2月、インド北部のマディヤ・プラデーシュ州ロジャダで撮影されたものだ。このヒナは健康な2本足のほかにもう2本の足をもって生まれてきた。通常ニワトリは2本足である。ところが生後2ヵ月のそのヒナは後ろにもう1組の足があり、全部で4本ある。

一般的なヒヨコと変わらないようにも見えるが

確かに後ろに2本足がついている

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しかしぶら下がっている感じで機能はしていないようだ

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卵の中でもう1組の脚が形成?

 海外メディアはこのヒヨコを多肢症と報じており、卵の中でもう一組の脚が形成されたのだろうと推測されている。

 この疾患は生まれつき収縮や変形を伴う余分な四肢をもつことで知られ、主に結合双生児の一方がもう一方を部分的に吸収したために起きると考えられている。

 ほかにも体軸が分岐することで下肢末端が重複し、余分な脚が形成するケースもあるという。

大人気のヒヨコ。でも飼い主は販売を拒否

 ヒヨコの飼い主で、同州キッドワイ地区に住むジェイブド・アリさんのもとには、珍しいヒヨコを一目みようとたくさんの人が集まっていて、小さな村が驚きと興奮に沸いている状態だ。

 インドは腕や足が多い神を信仰するヒンドゥー教徒が多い。このヒヨコも神に近いものであるとして多くの人が手元に置きたいと願った。

 地元の物価では考えられない5,000ルピー(およそ8400円)で売って欲しいという申し出があったという。

 だが、ジェイブドさんは愛着があるので売る気にはなれないそうで、このヒヨコはこれまで通り彼のところで幸せに暮らすことになりそうだ。

 異形である彼らの存在は奇跡ではなく自然界の必然ではあるのだが、生まれてきたということは必ず存在意義を持っている。

 彼らの存在こそが、我々を現在まで存続させてくれていたのだ。

一定の割合で発生する身体障害や奇形は人類の進化に重要な役割を果たしていた可能性(英研究) : カラパイア

 4本足のヒヨコも、その存在意義をわかってくれる場所に生まれ落ちたのもあるいは必然だったのかもしれない。

References:mirror / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 41件

コメントを書く

  1. カラパイアのキャラにもいましたよね。多脚の鳥さん。

    • +15
    1. ※1
      このコメントを見た直後、同じ画面上に現物があって吹いたw

      • +3
  2. インドの前兆占いっていうのはヴァルナ制度くらい根深いんだよ。
    『ブリハットサンヒター』って本を読めば分かるよ。

    • 評価
  3. ケツのところの真っ黒いのは何なんだろう?

    • 評価
  4. シャム双生児の鶏版だな。
    いや、軍鶏双生児か。

    • +4
  5. 金になるからってどっかの悪人に盗まれないように気をつけてな…
    モラルが低いとこれくらいの金額でも
    ころしてでもうばいとる って奴がいるから

    • 評価
  6. ニワトリをキチンと描けない
    今時の子供達というニュースが
    あったけど子供達は間違って
    いなかった。そのうちサクの姿で
    泳ぐ海の魚も見つかるかもな。

    • 評価
  7. 三本足の八咫烏もこんな感じだったのかな?

    • +3
  8. 日本だって八咫烏、神格化しとるし…べつにエエやん。
    この騒ぎようは、インドらしい感じがするが…
    そういや、フィンチで進化したらしいってのが、最近見っかったって云うやん。こう言う場合、何処までが進化したっていう定義に当てはまるんやろか?進化の瞬間?を認められた生物ってまだいないんやろ。こんだけ生物いるのに…不思議な話だよな…

    • -2
  9. インドは人間であろうが動物であろうが
    奇形に対し神聖な物として
    受け入れられてるから良いよね
    差別されないから酷い目に逢わない
    この子も幸せに育って欲しいな

    それにしてもインドって
    何故かこの手のニュースが多い
    先天的に生まれやすい環境なのか?
    んなわけないか

    • +6
  10. 三本脚なら珍しくないけどきっちり四本は希少だから初めて見た
    こういうの何で後ろ足だけが増えるんだろ昆虫も後ろ足四本だけど何か共通の因子あるんだろうね

    • +1
  11. 神の化身を金で買うのは良いんだろうか?
    まぁ有り難さには変わらないかな。

    • 評価
  12. 肢芽が分離する場合は神経も同じセットが作られるからメインの足と連動して動く。よって結合双生児説に100ルピー。

    • 評価
  13. インドの物価とかよくわからないから見当違いかもしれないけどそれほど神聖視されてるのに8400円は足元見過ぎでは

    • 評価
  14. ヒンドゥーの神々は、
    多手多足だったりするからなあ。

    • +1
  15. これって何かの予兆なのかしら・・・?

    • 評価
  16. 以前TVでシャム双生児の手足だけくっついた多肢多腕の女の子(幼児)を村人がヒンズーの女神の生まれ変わりとして崇めていて 余分な手足を分離しないとうまく成長できないという医学的判断で手術のため両親と村から出るときに 村人たちが我々の女神を奪うのかということで 医師とにらみ合いになった場面があった 手術は無事成功したが家族は村に戻らず別の地域に住んでいるらしい。
    手術で救済できなかった昔に こういう障がい者を崇めるのは寄進などもあって 障がいがあっても生き延びるのに役にたっていた迷信なんだろうけど 現代では個人の健康や幸せを妨げることになってしまう。

    • +15
  17. ニワトリのモモ肉を沢山取る為に、過去に足の本数を増やす実験が行われた。そんな話を聞いた事がある。

    • 評価
  18. インドあたりだと奇形児は神の使いとして崇められてると聞いた。
    あと怖いところでアフリカのとある地域で生まれたアルビノの黒人がどうなるかも…

    • +1
  19. 一種の縁起物だね。それが動いてるんだから、そりゃ縁起がいいわな
    向こうの価値観だから理解できなくていいし、無理に理解しなくていいよね

    • +1
  20. 姉が養鶏場を営んでおりますが、たまにいるそうですよ!
    モモ肉が4本取れるじゃん!って言ったら
    「おまいは奇形の肉を食いたいか…?廃棄なんだよ!」とのことでした

    • +2
  21. 4本足のニワトリは、2012年にもインド東北部のKitamって村で生まれてるよね(カラパイア2012年9月7日記事)。映像を見る限り、2012年のひよこの方が立派な4本足を持っているのだけど、この時は「ワタシにぜひ売ってください」みたいな騒ぎにはならなかったもよう。何が違ったんだろうね?
    多肢症はまれではあるけれど一定確率で必ず発生するのでとりたててセンセーショナルなことではない。だから4本足のひよこがうまれたことでなく、村人が「ありがたや ありがたや」と過剰にフィーバーしていることが今回のポイントなんだよね?

    • +1
  22. 記事の冒頭見てて思ったんだけど、鶏にも一卵性双生児っているのね。きちんと2匹とも発達したとして、卵だと超狭そう。

    • 評価
  23. 2本でも4本でもいいよ、病気にならず大きく元気に育ってね

    • 評価
  24. インドでは目、腕、足が余計にある動物は崇められるからなあ

    • 評価

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